写真:下川 尚子
地図を見る西武庫公園は武庫川沿いに広がる公園。中規模の都市型公園ですが、春には、公園内に配された散歩道や小川に沿ってソメイヨシノが満開となり、華やかな景色を見ることができます。
そして、西武庫公園に隣接する武庫川河川敷の桜並木や桜のトンネルも有名。西武庫公園をゆったりと散策して、その後河川敷の桜を見物することもできます。
西武庫公園から武庫川河川敷の一帯ではシーズンには多くの方々がお花見を楽しんでいますが、桜の本数も多いので、混み過ぎていて場所とりが大変!なんてことも少ないです。(もちろん、いい場所から埋まっていきますので、ベストスポットを目指すなら場所取りしておいた方が良いですが)
もちろん公園ですので、遊具も充実。お子様連れの方や、三世代でお花見・・・なんてグループにはぴったりです。公園内には駐車場もあります。
見ごたえのあるお花見スポットが隣接している桜の名所へ、ぜひ足を延ばしてみてください。例年、見ごろは4月上旬です。
写真:下川 尚子
地図を見るこの西武庫公園では、例年春に「桜祭り」が行われます。例年、この期間中の夜間には桜のライトアップが行われ、公園内に屋台が出ます。ピンク色のぼんぼりが照らす桜は、お昼とは違った表情があり、春の夜のやわらかな風情を満喫できます。
2017年は4月1日(土)、2日(日)、4月8日(土)、9日(日)の開催。パフォーマンスステージやフリーマーケットが行われます。フリマの売上げ金の一部は東日本大震災の義援金として使われますので、何か掘り出し物がないか、のぞいてみてはいかがでしょう。
写真:下川 尚子
地図を見るそして、西武庫公園にお花見にいくなら、散策しながらあちこちを見物してみるのがオススメ。公園内には、さまざまな交通標識が見られ、さらに信号や踏切もあります。公園内に道路や踏切、信号があるなんて、なんだか不思議ですよね・・・?
実は、西武庫公園は日本で初めてつくられた「交通公園」。子供たちが遊びながら、交通ルールを覚えるという趣旨で作られた公園です。全国的にも、これだけの規模の交通公園は少ないそうで、園内には大きな道路がつくられ、いたるところに標識や信号が見られます。
遊具のすぐ脇に踏み切りがあったりするので、ちょっと面白いです。あちこちを歩き回って、毛色の変わったこの公園を見物してみてくださいね。
写真:下川 尚子
地図を見る桜だけでなく、別の季節の楽しみ方についても紹介しましょう。
写真は、西武庫公園の噴水広場。ここの噴水とそこから流れる小川は武庫川の伏流水を使ってつくられており、夏には、涼やかな風情になります。
もしも初夏に西武庫公園を訪れるなら、小川でその風情を楽しむと同時に、ホタル観賞をしてみてはいかがでしょう。西武庫公園と武庫川の間、堤防に沿った小川では、5月から6月にかけてホタルが見られます。街中でありながら、自然と触れ合えるというのも、この公園の良さです。
写真:下川 尚子
地図を見る最後に、秋の光景。
ここは西武庫公園から歩いて行ける距離、武庫川河川敷に広がるコスモス畑「髭の渡し」コスモス園です。例年、10月下旬〜11月下旬が見ごろとなっており、約550万本のコスモスが咲き誇ります。その規模は関西でも最大級で、秋の景色を美しく彩ります。
西武庫公園と武庫川河川敷でのお花見、そして四季の見どころについてご紹介してみましたが、いかがでしたか?どちらも地元の方でにぎわうスポットですが、最近では尼崎の名所となり、それぞれのシーズンに多くの方が見物に訪れるようになりました。
自然をいっぱいに感じられるこのエリアは、街の中にありながら「いこいの場」として人気を集めています。それぞれの季節の晴れた日には、ぜひ訪れてみてはいかがでしょう。
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(2023/11/30更新)
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