金沢らしさ満喫!金沢浅野川の願掛け「七つ橋めぐり」

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金沢らしさ満喫!金沢浅野川の願掛け「七つ橋めぐり」

金沢らしさ満喫!金沢浅野川の願掛け「七つ橋めぐり」

更新日:2015/04/24 14:47

きんぎょ 美歩のプロフィール写真 きんぎょ 美歩 ときどき旅Walker

金沢市内には金沢城をはさむように、「男川」といわれる犀川と、「女川」といわれる浅野川という二つの川が流れています。浅野川には「七つ橋めぐり」の言い伝え(風習)があります。願を掛けて一筆書きに七つの橋めぐりをする、というものです。
浅野川に架かるこの「七つ橋」は周辺は、茶屋街や老舗など、実は金沢らしい風情や歴史が溢れる界隈です。
金沢散策にオススメの「七つ橋めぐり」をご紹介しましょう。

真夜中に無言で歩く!浅野川「七つ橋めぐり」とは

真夜中に無言で歩く!浅野川「七つ橋めぐり」とは

写真:きんぎょ 美歩

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浅野川にはいくつもの橋が架かっています。
今回ご紹介する七つの橋は、上流から常盤橋、天神橋、梅ノ橋、浅野川大橋、中の橋、小橋、昌栄橋です。
本来の「七つ橋めぐり」は、この七つの橋を彼岸の中日の深夜に、上流から一筆書きに巡るというものです。歩いている最中は、振り返ってもダメ、そして無言で歩かないといけません。
この風習は、「下の病気にならない」「長患いで寝たきりにならない」ためで、「無常息災」「大願成就」の願掛けのご利益があるといわれています。

金沢では今もその時期には「七つ橋めぐり」が行われていて、最近ではウォーキングを兼ねた「七つ橋めぐり」体験イベントも行われています。
機会があったらぜひチャレンジしてみてくださいね。

金沢伝統「ごり料理」の老舗と帰厚坂

金沢伝統「ごり料理」の老舗と帰厚坂

写真:きんぎょ 美歩

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浅野川の川沿いには、散策のできる遊歩道が下流までずっとつけられています。七つ橋めぐりはこの遊歩道を歩きます。

七つ橋のスタート、最上流の「常盤橋」のたもとには、金沢の伝統、ごり料理で有名な「ごり屋」があります。「ごり屋」は藩政期に創業した老舗料理店で、白みそ仕立てのごり汁は京都のハモ料理にも勝るといわれ、かっては多くの文人や要人らが足を運ぶほどでした。残念ながらご主人が亡くなり2010年に閉店し、建物だけが残っています。

「常盤橋」から次の「天神橋」へ向いましょう。
天神橋には、金沢城を上から見下ろすことが許された謂れのある「帰厚坂」があります。
坂は菖蒲園を経由し、金沢城公園や兼六園の絶好の展望台『卯辰山』へと続きます。特に卯辰山望湖台からの夜景はきれいですよ!

梅ノ橋、中の橋付近は、観光名所が目白押し!

梅ノ橋、中の橋付近は、観光名所が目白押し!

提供元:写真提供 金沢市

http://www.kanazawa-kankoukyoukai.or.jp/movphoto/p…地図を見る

天神橋の次は、金沢観光の定番スポットがある「梅ノ橋」、「中の橋」へ。この二つの橋は、金沢を代表する観光名所、ひがし茶屋街と主計町茶屋街に隣接しています。
「梅ノ橋」は歩行者、自転車専用の風情ある木の橋です。橋は金沢町屋の街並みが続くひがし茶屋街に繋がっています。ちなみに、反対側の犀川には「桜橋」があります。
「中の橋」は主計町茶屋街にかかる歩行者専用の橋です。昔は一文払って渡ったため「一文橋」とよばれたそうです。

春の桜の頃「浅野川園遊会」が催され、芸子衆の踊り等のイベントが行われます。桜を愛でながら川沿いを歩くのもいいですね。
夜はライトアップされ、幻想的な雰囲気なので、茶屋街の夜のそぞろ歩きもオススメです!

悲恋「滝の白糸」鏡花の道

悲恋「滝の白糸」鏡花の道

写真:きんぎょ 美歩

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梅ノ橋、中の橋の川沿いは金沢の三大文豪のひとり「泉鏡花」にちなんだ「鏡花の道」があります。
「鏡花の道」には、鏡花の観光スポットが点在しています。「泉鏡花文学館」、代表作のひとつ悲恋小説「滝の白糸」の像や「鏡花の碑」は、梅ノ橋沿いの松並木付近にあります。像の台についたボタンを押すと扇子から水が吹き出す仕掛けが有るので、ぜひチャレンジしてくださいね。
滝の白糸像付近の川沿いは松並木が続き、それを対岸のひがし茶屋街付近から眺めるのがオススメです!城下町金沢の、趣きあるしっとりした風情を感じることができるおすすめのシャッタースポットです。

大正ロマンの浅野川大橋、小橋には老舗「飴の俵屋」

大正ロマンの浅野川大橋、小橋には老舗「飴の俵屋」

写真:きんぎょ 美歩

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梅ノ橋と中の橋の間には、浅野川を代表する大きな橋、車やバス、人々が大勢行き来する「浅野川大橋」が架かっています。七つ橋の中心です。浅野川大橋は大正ロマンを感じさせる、風情あるアーチ型がきれいな橋です。
この橋のたもとのバス停は、茶屋街の入口です。茶屋街を歩いたらちょっと離れて、橋の全景を眺めてみましょう。

「中の橋」の川下を「小橋」に向かうと、小橋には天保元年創業の老舗「あめの俵屋」があります。あめやの始まりは、母乳が出ずに困っている母親たちを見て、栄養価の高いものはないかとつくり出した飴がはじめといわれています。
ちょっと立ち寄ってお土産を買い求めるのもいいですね。
そして七つ橋最下流の橋は「昌栄橋」です。小さな橋で、趣きある丸い外灯が目印です。

川沿いに溢れる歴史の小道

浅野川の七つ橋めぐりは、ゆっくり歩いても1時間足らずで途中には公園やベンチがある場所もあります。
願掛けはもちろん、橋や周辺の風情を楽しみながら散策ができます。

金沢を流れる犀川と浅野川。二つの川沿いには、「金沢らしい」歴史や文化、謂れ等が数多く残っています。それらを紐解きながら、ゆっくり歩いてみてはいかがでしょう。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/03/21 訪問

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