咲き揃うランに温泉!キナバル山周辺でマレーシアの世界遺産を味わおう!

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咲き揃うランに温泉!キナバル山周辺でマレーシアの世界遺産を味わおう!

咲き揃うランに温泉!キナバル山周辺でマレーシアの世界遺産を味わおう!

更新日:2015/06/13 18:33

遠藤 まさみのプロフィール写真 遠藤 まさみ 世界遺産探検家、ホテルマニア、クラフトビア愛好家

マレーシアのボルネオ島北部に位置する、標高4,095メートルのキナバル山。富士山よりも高い東南アジア最高峰の山は、その高度差により生じる複雑な自然環境と、さまざまな動植物の生息地として世界自然遺産に登録されています。

キナバル山には興味があるけれど「登山は体力的にちょっと心配!」という方に、気軽にキナバルの世界遺産を楽しめるスポットをご紹介します。

コタキナバルから「キナバル公園」へ!

コタキナバルから「キナバル公園」へ!

提供元:遠藤隆尚

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ボルネオ島の玄関口、コタキナバル(Kota Kinabalu)から約60キロメートル。曲がりくねった山道と、遠くにそびえるキナバル山を眺めながら標高 1,563メートルに位置するキナバル公園(Kinabalu Park)を目指します。

キナバル公園入り口で入園料を支払い、早速園内に入りましょう。キナバル公園本部(Kinabalu Park Head Quarter)周辺にはハイキングコースが整備され、キナバル山に登らなくても自然の中を散策できます。散策中は頭上や足元を注意して観察してみましょう。木のウロや幹に寄生するかわいらしいランや、食虫植物のウツボカズラなどの熱帯植物が見られます。運がよければ「世界最大の花」として知られている、ラフレシアの開花が見られるかもしれません。

*ラフレシアの開花状況や位置情報は公園本部で確認できます。
*入園料支払い時にもらえるパンフレットに、ハイキングコースなども含めた略式地図が掲載されています。
*ハイキングコース内は看板がたくさん出ているので、それを頼りにしてください。

「ボタニカル・ガーデン」に咲く大小さまざまなランを見にいこう!

「ボタニカル・ガーデン」に咲く大小さまざまなランを見にいこう!

提供元:遠藤隆尚

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たくさんのランを見たいのであれば、園内にある「ボタニカル・ガーデン(Botanical Garden)」を訪れてみましょう。キナバル山周辺の世界遺産登録範囲には、5,000種を超える植物が生息しているといわれています。なかでもランは種類が多く、キナバル固有種も合めおよそ1,000種が確認さていています。ガーデン内には周辺から採取したさまざまなランや珍しい熱帯の植物が、自然の形に沿うように配置されています。

また「ボタニカル・ガーデン」では毎日 9:00・12:00・15:00に、 無料の英語ガイドウォークが開催されています。英語に自信がなくても無料なんですから、積極的に参加してみてください。自分では見落としがちな場所にある植物もガイドが見つけて教えてくれるので、それだけでも楽しめるはずです!

*ボタニック・ガーデンは別途入園料が必要です。

もう1つのキナバル公園「ポーリン温泉」に行ってみよう

もう1つのキナバル公園「ポーリン温泉」に行ってみよう

写真:遠藤 まさみ

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公園本部から43キロメートル、ラナウの街から約15キロメートル離れた位置にポーリン温泉 (Poring Hot Spring) があります。位置的には離れていますが、こちらもキナバル公園の敷地内、つまり世界遺産に登録されています。

温泉、と聞くとさして大きい施設のように感じませんが、実は温泉だけではありません。木と木の間に張られた高さ40メートルの吊り橋の上を歩くキャノピーウォーク、バタフライファームにトロピカルガーデン、オーチャードガーデン、自然散策路に滝など様々な施設があります。特にラフレシアはポーリン温泉近くに自生地があるので、遭遇できるチャンスも大!です。咲くまでに3〜5年程度かかるのに、花の咲く期間はわずか3日程度のラフレシア。咲いている花に出会えるのは滅多にないので、もし開花していたらぜひ見に行ってみてください。

■キナバル公園本部からのアクセス
公園前のバス停からラナウ行きバスに乗車し、約1時間30分。終点で乗り合いタクシーに乗車、約15分。

*入園時にキナバル公園の入園チケットを提示してください。こちらを先に訪れた場合は、こちらで入園料を支払えばキナバル公園側は無料となります。
*チケットの有効期間は3日間です。
*一部の施設(キャノピーウォーク・バタフライファーム・トロピカルガーデン・オーチャードガーデン)は別途入場料が必要です。
*ラフレシアは敷地外でも咲いている場合があります。地元民がラフレシア!と呼びかけてくるので、見に行く際にはしっかりと値段交渉をしてからにしましょう。

旧日本軍が開発した「ポーリン温泉」

旧日本軍が開発した「ポーリン温泉」

写真:遠藤 まさみ

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ポーリン温泉は、太平洋戦争中にボルネオ島を占領していた旧日本軍によって開発されました。それ以前から温泉は噴出していたのですが、現地の人々は温泉に入る習慣がなく「熱湯が噴出する恐ろしい場所」だといわれていたそうです。

温泉といっても日本と違って、自分で湯船に温泉を溜めてから水着で入浴します。日本人好みの湯量になるまで1時間程度かかるので、足湯から半身浴・・・と、気長に待ちましょう。地元の人達は食事や飲み物を持参して、ピクニック気分で温泉を楽しんでいます。併設しているプールでクールダウンをしたり、レストランなどで食事をすれば、1日中楽しめます。

マシラウ・ネイチャー・リゾートでゆっくり滞在してみては

マシラウ・ネイチャー・リゾートでゆっくり滞在してみては

写真:遠藤 まさみ

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キナバル公園内にもコテージなどの宿泊施設はありますが、ゆっくり静かに滞在したいのであれば、ポーリン温泉と併設しているマシラウ・ネイチャー・リゾート(Mesilau Nature Resort)がお薦めです。

一番安いバス・トイレ共用のお部屋でも、そのクオリティはなかなかのもの。大きな平屋に複数ベットルームが整えられ、驚くほど広々としたリビングと大型キッチンが用意されています。大人数で一棟まるごと貸しきって、夜通しパーティ!なんていうのも楽しいですね。

数日滞在しても楽しめる「キナバル公園」

キナバル山登山、というとちょっと敷居が高い気がしてしまいますが、その周辺施設でも十分に世界自然遺産を感じられます。熱帯雨林の珍しい花々や昆虫、そして美しい自然に癒される温泉などいくつもの楽しみ方を発見してください。

■アクセス
ムルデカ広場前バス停からラナウ行きのミニバスに乗り、キナバル公園前で下車。1時間30分〜2時間程度。

*入園料などはKinabalu Park(公式サイト・英語)のConservation & Entrance feesにて確認できます。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/07/10−2014/07/14 訪問

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