スキー・スノーボードに慣れていない方は、まず初心者用のコースが多く設定されているスキー場を選びましょう。ファミリーゲレンデのあるスキー場は子供向け、初心者の向けのコースが充実していることから、安心して雪遊びを楽しむことができます。また初めてのスキー・スノボ旅行は移動や準備など何かと大変なものです。首都圏からツアーバスで気軽に行ける距離にあるスキー場や駅と直結しているスキー場を選ぶのもよいでしょう。

またコース以外にも見ておきたいのがスキー場の設備。レンタルが充実しているか、更衣室や休憩スペースがしっかり完備されているか、レストランが充実しているか、といった点は快適にスキー・スノーボードを楽しむための大事なポイント。温泉や大浴場のあるスキー場を選べば、遊び疲れた体もゆったりリラックスすることができそうです。コースの難易度に加え、設備も重視して選びましょう。

北海道ならではの極上のパウダースノーを楽しめるのがキロロスノーワールド。通常パウダースノーは上級コースまで行かないと体験できないことも多いのですが、降雪量が多く雪質のよいキロロでは初級者コースでもパウダースノーを満喫できます。ファミリーコースを始め、初級者コースが充実。もちろん中級・上級コースもあるので、レベルにあった滑りを楽しめます。スキーレッスンも有料で開催しており、初めての方は参加してみるのもおすすめ。マウンテンセンターではスキーグッズの販売、レンタルをはじめ、コインロッカーや貸しロッカー、授乳室を完備。休憩や荷物置きとして使えるレンタルスペースや大浴場もあって便利です。

上質なパウダースノーを楽しめることから、国内だけでなく海外からも人気の高いニセコ。特にニセコマウンテンリゾート グランヒラフは通称「グラン・フラフ」と呼ばれ、ニセコエリアで最大規模のゲレンデとして多くのスキーヤー・スノーボーダーが訪れます。初級・中級・上級とレベルに合わせたコースが豊富にあり、どんな方でも楽しめるのがポイント。レストランも充実しており、隣接するホテルや麓のコンドミニアムに滞在して、ゆったりウィンタースポーツを楽しむ方が多いのも特徴です。リフト共通券を利用すれば、ニセコアンヌプリ国際スキー場やニセコビレッジスキー場など他のニセコのスキー場も利用できますよ。

札幌や小樽からアクセスのよい札幌国際スキー場。初級者・中級者向けのコースが中心となりますが、上級者向けのダウンヒルコースやふわふわのパウダースノーが満喫できる非圧雪エリアなどバラエティに富んだコースも用意されています。スキーセンターでは無料Wi-Fiをはじめ、大型の更衣室やロッカーを完備。広々としたパウダールームやおむつ交換所、授乳スペースを備えた無料のキッズルーム、貸し切りできるレンタルルームなどもあり、女性同士やファミリーでスキーを楽しみたい方にもおすすめです。

国内トップクラスの雪質の良さを誇り、初心者向けのコースが全体の40％を占めるグランデコ。通常初級者コースは低い位置に設定されていますが、山頂エリアにも初級者コースが設定されているため、初心者でも眺望を楽しみながら滑ることができますよ。リフトにはフードが設置されており、寒さを気にせず移動できます。大人も子供も楽しめるキッズパークに加え、託児室やファミリー専用の休憩スペースもあるため、子連れでゆったり雪遊びを楽しみたい方にもおすすめです。麓のスキーセンターだけでなく山頂にもカフェやレストランを完備。隣接する裏磐梯グランデコ東急ホテルでは日帰りで温泉入浴も可能です。

東北最大級の規模を誇る蔵王温泉スキー場。初級から上級まで網羅したバラエティ豊かな12コース、14ゲレンデからなり、特に蔵王名物の樹氷が広がる樹氷原コースが人気。初級・中級向けなのでスキー・スノーボードの腕に自信がない方でも美しいパノラマを楽しめます。スノーボードパークやキッズスペースを用意しているゲレンデもありますよ。お泊りは麓の蔵王温泉街の宿がおすすめ。ファミリーで楽しめる大型ホテルからアットホームなお宿までさまざまな宿泊施設が揃っています。

雪質の良さが自慢の安比高原スキー場。圧雪バーン、非圧雪エリアに加えてツリーランゾーンやモーグルレーンなどもあり、21本あるコースのうち中級が40％、上級が30％を占めています。スキー・スノーボードスクールも併設されており、子供向けレッスンやプライベートレッスンなどさまざまなメニューを用意。バックカントリーツアーなどのアクティビティに参加することもできます。レンタル用品は3年を目処に入れ替えているので、いつでも新しい状態で利用できるのがポイント。セントラルゲレンデにはフードコートやカフェ、レストランも充実しています。

首都圏最大級の規模を誇るスキー場。首都圏からのアクセスもよく、初めてのスキー・スノーボード体験に最適です。全12コースで3,000メートルのダウンヒルは初級者から上級者まで楽しめます。キッズパークやファミリーゲレンデが充実しているので、子連れでウィンタースポーツを楽しみたい方にもおすすめです。レンタルを始め、無料更衣室、有料ロッカー、無料の休憩室も完備。センターハウス内のレストランを始め、グルメも充実。ブロードウェイ中腹のレストラン「BACK COUNTRY」では期間限定で雪上BBQが楽しめます。オリジナルキャラクターグッズを販売しているショップも見逃せません。

関越道水上I.C.から5分と近く、駐車場が全日無料なのが嬉しいノルン水上スキー場。全5コースのうち30％が初級者、50％が中級者向けとなっています。シーズン中は最大24時まで営業しているロングナイターが特徴で、利用時間に応じたお得なリフト券が販売されています。ナイターでも楽しめるスノーパークや、そりゲレンデやスノーシューなどを楽しめるスノーランド（雪のある限り開園）など施設も充実しています。センターハウス内にはレストランやカフェ、レンタルショップ、更衣室などを完備。完全予約制の託児所もあるので、まだ子供が雪遊びができない年齢でも、大人だけでスキー・スノーボードを安心して楽しめます。

ロープウェイ山頂の標高は200メートル、最長滑走距離4,000メートルが自慢のスキー場。雪質の良さを誇り、降雪時にはパウダースノーが楽しめます。初級・中級向けのコースが中心ですが、降雪時に非圧雪となるエリアやコブ斜面のあるコースは上級者向け。キッズパークやスノーパーク、スクールも設置しています。スキー・スノーボードもレンタル可能。センターステーションではレストランや売店や更衣室、キッズエリア、無料休憩所に加えて、丸沼高原だけに湧く座禅温泉を楽しめる大浴場を完備。遊び疲れた体を温泉で癒やしましょう。

軽井沢プリンスホテルに面し、人工雪や降雪機を利用することで例年11月上旬とシーズンの早いうちからオープンするスキー場。半数以上のコースが初級者向けであり、新幹線・軽井沢駅から徒歩10分というアクセスの良さも含めてビギナーにおすすめのスキー場です。子供が安心して遊べるように仕切られたスノーパークがあり、そりやチュービングで遊ぶことができます。スキーセンターを中心にバラエティ豊かなレストランも充実。レンタルも完備しているので気軽にウィンタースポーツを楽しめますよ。軽井沢・プリンスショッピングプラザも近く、ウィンタースポーツの前後にショッピングを楽しみたい方にもおすすめです。

総滑走距離2,300メートル、最長滑走距離8,000メートルと、国内最大級の規模を誇るスキー場。広大な敷地からは北アルプスの雄大な景色が楽しめます。雪質のよさに加えて1998年の長野冬季オリンピック会場になったことから海外でも高い人気を誇ります。コース全体の50％を中級コースが占めていますが、初心者・上級者が楽しめるコースも豊富。子供がスキー・スノーボードの練習をしたり、そりやチュービングで遊んだりすることができるキッズパークも完備しており子連れでウィンタースポーツを楽しみたい方にもおすすめです。スキー場近くには白馬八方温泉が湧出しており、日帰り温泉施設も充実。遊んだ後は温泉で汗を流しましょう。

日本有数の豪雪地帯にあり、ツリーランコースの設置数日本一を誇る中級・上級者向けコースが中心のスキー場。パウダーウェーブ、SAWAなど天然の地形を活かしたコースが人気です。スノーボード初心者向けには無料レッスンを開催。初心者用コースも用意されているので安心です。スキー場入口付近のキッズパークでは大人も一緒にそり遊びを楽しめるのがポイント。キッズパーク内には無料の屋内キッズルーム、隣接する斑尾高原ホテルには有料の託児所も用意されています。スキー場直営のレンタルショップ、パウダーステーションでは、レンタルだけではくロッカールームやレストランも完備しています。

初級・中級コースが全体の7割となる湯沢中里スキー場。最長100メートルで傾斜も緩やかなビギナーズエリアが設置されており、大人も子供も安心してスキー・スノーボードを練習することができます。キッズパークやアクティビティパークも設置され、スキー・スノボ以外の雪遊びも楽しめますよ。スクールも充実しており、キッズ専用のコースや障がい者向けのコースも用意されています。活動の拠点となる中里スキーセンターはJR「越後中里駅」直結。更衣室やレンタル、レストランを始め、無料で利用できる大浴場やキッズルームも完備しています。

100％の天然雪が自慢の神立スノーリゾート（旧 神立高原スキー場）。中級者コースが全体の4割を占め、スバルコースでは標高1,000メートルから越後の山並みが一望できます。初級者・上級者向けのコースもバランスよく配置されています。3つのスノーパークに加え、バンクスも設置されており、さまざまな楽しみ方ができますよ。ベースに位置するリゾートホールにはレンタル窓口、ロッカー、レストランなどがあり、4階以上は有料で利用できる大浴場（神の湯）となっています。利用者は無料で仮眠室やリラックススペースを使えるので、雪遊びで疲れた体をゆったり癒やしましょう。ゲレンデ中腹にあるギャラリアにもコインロッカーやフードコートがあります。

3,000メートルと国内屈指の距離を誇るダウンヒルが自慢のスキー場。八海山ロープウェーを利用した山頂から滑り降りるエキスパートコース、チャンピオンコースをはじめ、中級・上級者向けのコースが充実しています。レンタルも用意されているので手ぶらでスキー・スノボを楽しむことも可能。ベースキャンプには台数限定でシーズン中貸し切りにできるシーズンロッカーが用意されており、リピーターの方におすすめ。ベースキャンプにはラーメンやパスタなどを揃えたレストランが充実しており、ゲレンデ中腹にあるレストランダウンヒルでは美しい眺望と一緒に食事が楽しめます。

自分にあったスキー場選びのコツは、まず自分に合った難易度のコースがどの程度あるかを確認すること。いくつか絞り込めたら、アクセス方法や必要なサービスや設備があるかどうかを調べていけば、おすすめのスキー場が見つかるはずです。多くのスキー場が初級・中級・上級と割合こそ異なるものの、それぞれのレベルに合ったコースを設定しています。気になるスキー場があれば、とにかくまずは調べてみましょう。トラベルjpではスキー・スノーボードを楽しむのにぴったりのツアーや宿泊施設の比較・検索が可能。あなたにぴったりのゲレンデを見つけて、思い出に残るスキー・スノーボード旅行を楽しんでくださいね。