タイ国際航空は1959年に設立したタイ王国のフラッグキャリアです。ビジネスクラスをロイヤル・シルククラスと呼び、ハイレベルなサービスを提供します。マイレージサービスはロイヤルオーキッドプラス。紫のカラーリングとデザインが多くの人を惹きつけます。成田、羽田や関空など日本の6つの空港からバンコクへ路線があります。簡単な時刻表、座席指定の方法、機内食や手荷物の詳細についてご紹介します。
搭乗時に客室乗務員が手を合わせてワイの合掌という挨拶をしてくれるタイ王国を代表するエアラインは「タイ国際航空」。王族の国のエアラインらしく、その呼称も王国を表すロイヤルの名称がつきます。ファーストクラスは、ロイヤル・ファーストクラス。ビジネスクラスは、ロイヤル・シルククラス。バンコクのスワンナプーム空港が拠点です。ここでタイ国際航空は上級クラスの旅客に珍しいスパサービスを提供しているのが特徴です。ロイヤルオーキッドスパ・ラウンジと呼び、4つのトリートメントのコースが用意されています。
ビジネスクラスとなるロイヤル・シルククラスは現行の機材では基本的に2-2-2の配列で、新型機では1-2-1のスタッガードと呼ばれる前後で互い違いになる配列となっています。窓側の1人席は、座席の隣の収納になる部分が、窓側であったり通路側であったり。通路側に収納のある席が、個室感が高まって人気が高いようです。エコノミークラスは標準的な2-4-2や3-3-3の配列。ボーイング777で横10列の配列が増えてきましたが、タイ航空では9列で抑えられており、余裕があります。
日本の6つの空港からバンコクへ直行便を就航させています。
成田空港から毎日3便。羽田と関西空港から毎日2便。中部空港からは週に12便。福岡と新千歳空港は毎日1便。南アジアへの路線が多くありますので、日本から直行便の無い、コルカタ、バンガロール、チェンナイ、ハイデラバード、カトマンズ、ダッカ、カラチ、イスラマバード、ラホールなどがバンコクを経由しての目的地になるでしょう。欧州への距離は、日本から欧州への距離よりも短いものの、日本からタイ経由で欧州までの総旅行時間では長い部類に入るので注意が必要です。
どのクラスでも、スパイシーなタイ料理を含む国際色豊かな料理でお客様を迎えます。タイ人シェフが考案した機内食はタイ国際航空のロイヤル・プロジェクトから生まれ、世界の食通も認めています。ロイヤル・シルククラスの料理は、前菜から始まり、新鮮なサラダと自家製のテリーヌがサービスされます。メイン料理がサーブされた後は、果物かチーズのデザートとコーヒーやお茶で締めくくられます。
広く仏教が普及する国で、人との触れ合いを大事にする教えから、笑顔の国民が多い国。客室乗務員も搭乗時から満面の笑みでお客様を迎えます。一般的なスーツ姿のものと、民族衣装の制服の二種類があるのも珍しい。機内の各所にさりげなく花一輪が置かれており、気持ちが和みます。機内サービスがゆったり優雅に見えるのも、制服と笑顔の効果ですね。
マイレージは「ロイヤルオーキッドプラス」。スターアライアンスに加盟していますので、ANAとの相互利用ができます。日本各地でコードシェア便を実施しており、マイルを貯めるのも便利!
成田、羽田や関空など日本の6つの空港から直行便があり、経由での利用も便利なタイ国際空港。機内食や客室乗務員の制服など、空の旅のスタートから既にタイに行ったかのような気分になれるのがウリです。
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(2024/3/19更新)
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