クルーズ旅行といえばカリブ海やエーゲ海などを豪華客船で優雅に、というイメージがありますが「国内旅行もします、アジアも行きますよ」というクルーズ旅行は数万円台からととてもお手軽。
航空機よりも旅程の自由度が高く「えっこんな面白い回り方を!?」というクルーズ旅行も存在します。重い荷物を持ち歩く必要もなし!そんな近場クルーズツアーの探し方とポイントをご紹介しましょう。
みなさんの海外旅行はほとんどが航空機利用かと思いますが、「空港に行くまでが遠い」「ツアーって成田発や関西発ばっかりだ」という"不満"はありませんか?
クルーズツアーの「出発地」は横浜港・神戸港・博多港などで、アクセスは空港に比べてやっぱり楽。
飛行機のように「びゅん」と飛ぶわけではないのでゆったり7日間・8日間といったコースが多いのですが、日数の割にお手頃な理由はずばりホテル代がかからないこと。大きな荷物は船に置いておけるので、観光も楽!
日本での旅行先(寄港先)は広島・高知・鹿児島・境港・酒田・鳥羽・大阪・岩国・博多などバラエティに富んでいます。まさに「港から港へ」。プラス、アジア旅行がついているといった旅程です。
旅行会社さんから「近年は毎年、外国船日本発着は料金も激安で内容も充実」との嬉しいお知らせも入っています。確かに!「コスタネオロマンチカ」や「ダイヤモンド・プリンセス」を利用していながら、「お高い豪華客船でお高いツアー」の常識を覆す感じになっています!
まずは神戸港を利用するクルーズをちょっとのぞいてみましょう。
韓国の寄港先はプサンや済州島です。日本海を南西に進めば韓国はすぐそこ。寄らない手はないですね。
例えば
・横浜⇒四日市⇒関門海峡⇒プサン⇒航空機で帰国
・金沢⇒境港⇒プサン⇒博多⇒舞鶴(天橋立)⇒金沢
クルーズツアーは「オール船」なものだけではなく、片道のみ航空機を利用するツアーや、往復航空機利用でクルーズは外国発着のツアーもありますので、日程をご確認くださいね。
こちらの写真はプサンの「甘川洞文化村」。カラフルな家並みにアートが点在する、フォトジェニックな景観で近年大人気です!
沖縄に行くなら、美しい海からのアプローチも素敵です!特に夏はリゾート気分満喫まちがいなし!沖縄本島や石垣島や宮古島、さらには奄美大島に行くコースもあります。そして人気の台北・九フン。大満足コースですね。
さて今回ご紹介しているツアーの船内ですが、近場を行く船と言えどなかなか豪華!船内では食事はもちろんエンターテイメントも充実、基本的に言葉の心配もなく「走るホテル」をのんびりと楽しめます。
同じ行程で同じ客船なら、料金はお部屋のタイプで決まります。南国らしい青く美しい海を船室からも堪能したいなら、海側のお部屋やバルコニー付きのお部屋を奮発してみましょう!日常を離れ、ベランダで海を見て過ごす一日って素敵です。
北は北海道(小樽港など)から、南は沖縄(石垣島など)まで、たくさんの港がある日本ですが、船旅ですので風が冷たい冬の季節はツライですね。欠航を考えると秋の台風シーズンを避ける方も多いようです。そう考えると春やゴールデンウィークから夏休みあたりがベストシーズンかと思われます。
さて、「青森のねぶた祭り」など観覧席が取りづらい夏のお祭りに行くなら、クルーズツアーを選ぶ手も。この場合は距離的に近いロシア(ウラジオストック)に立ち寄るものがよくみられます。日本のお祭りを観覧しに、海外ツアーに申し込むというのが意外ですね。
海を渡る旅行であっても「オール海外」ではなく日本が入った行程って気が楽なんじゃないかと思います。港町を回る旅行は海の幸が好きな方にもとてもおすすめ。「好物の魚がおいしい時期を狙って」なんて良さそうです!たくさん買い物してもサクっと宅配できますしね。
2017年は神戸港開港150年記念の年でしたが、2018年は明治維新150年とNHK大河ドラマ関連で、鹿児島に寄るツアーが目立っているようです。海外に行くツアーなのに日本のイベントや周年が反映されるのが面白いところです。
お手頃料金でアジアの近い国にも行けるのは、海に囲まれた日本ならではの旅と言えましょう。くれぐれもパスポートはお忘れなく!
※本記事はアジアクルーズツアーの概要を説明したものです。旅行会社によって価格帯や内容が異なる場合がありますのでご了承ください。料金・空席など詳細は各旅行会社にご確認ください。
※画像はイメージです。
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(2024/4/19更新)
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