エメラルドグリーンの海岸線、砦に囲まれた街、無数の滝が美しい国立公園……小さな国にたくさんの魅力を持つ、クロアチア。何かの機会で美しいクロアチアの写真や話題を見たり聞いたりして、行ってみたいと思っている方も多いと思います。
でも直行便もないし言葉も違うし、なんとなく旅行計画が立てにくくて、どこから始めたらいいかわからない!そんな方へ、大満足&後悔なしのクロアチアツアーの選び方をお教えします。
提供元:pixabay
https://pixabay.com/クロアチアに出かけると決めたら、パックツアー(パッケージツアー)に参加するのか、それとも航空券と宿泊をそれぞれ分けて手配するのか。悩むところですが、ここは旅行会社が販売するパックツアーで行くのが賢い選択です。理由は旅行会社だけが航空会社やホテルから仕入れることのできる「パック旅行用運賃・ホテルレート」が存在するから。特別にお得な航空券とホテルなどがセットになってパックツアーとして販売されます。
<8月発最安値パックツアーとの値段比較>
ザグレブ&ドゥブロブニク3泊6日フリープラン:¥125,100/1名
往復航空券:¥135,664/1名
ホテル:¥11,766/1泊
※いずれも東京発ザグレブ着。2018年7月1日現在、LINEトラベルjpで検索
比較のように、航空券代金がツアー代金より高いということは珍しいことではありません。旅行会社はパック旅行用の航空券やホテルを単品で販売することは通常しないため、結局一番お得なのがパックツアーとなるのです。
パックツアーで出かけることが決まったら、次は希望にあったツアーを旅行比較サイトで探しましょう。
提供元:pixabay
https://pixabay.com/クロアチアは日本から距離もあり、そう何度も行くことのできないデスティネーション。どんなツアーを選ぶのがいいのでしょうか。
パックツアーは添乗員同行プラン、フリープランがあり、それぞれに特徴やメリットがあります。
<添乗員同行プラン>
日本の出発空港から、日本帰国まで「添乗員」が付きます。観光は現地のことにより詳しい「現地ガイド」がご案内。各地への移動はチャーターバスなどを利用します。チケット代や食事も含まれており、地図を片手に目的地を探したり、入場券購入に並んだりという、旅の一番の負担が軽減されるのが魅力。名物料理も観光も楽に、効率よく楽しめます。
<フリープラン>
航空券とホテルのみ、場合によっては空港送迎がセットになったシンプルなプラン。飛行機やホテルのチェックイン手続きも各自で。フリープランの場合、首都ザグレブか南部リゾートエリアのドゥブロブニクのみ、もしくは2都市を組み合わせたプランがほとんど。現地では自由行動、都市間も自力で移動します。日程を自由に組めるのがフリープランのメリット。添乗員付きプランに比べてお手頃な値段も魅力です。
提供元:pixabay
https://pixabay.com/クロアチアには美しい街、美しい国立公園、美しい海、美しい島、美しいものすべてがあるといっても過言ではありません。しかし残念ながらこれらは各地に点在しており、どんなに急ぎ足でも数日ではまわることはできません。
初めてのクロアチア旅行でぜひ訪ねたい街をご紹介します。比較サイトでツアーを探すときに希望の都市を訪問するか確認しましょう。
<首都ザグレブ>
中世の街並みが今も残る、クロアチアのゲートウェイ。広場で行われるマーケットでは色とりどりの野菜や果物、特産のラベンダーのポプリなどが並びます。市内には路面電車が走り、フリープランでも個人で動くことが可能です。ビルやモールが並ぶ新市街は都会的。新旧が入り混じる美しい街です。
<世界遺産ドゥブロブニク>
アドリア海の真珠とも呼ばれるドゥブロブニク(ドブロブニク)は、ザグレブから飛行機で1時間ほどの距離。城壁に囲まれる旧市街の中には修道院や宮殿など16〜18世紀の建物が残されています。高台から眺める旧市街は絶景。真っ青なアドリア海に面したリゾート地でもあり、美しい街と海の両方を楽しむことができます。クロアチア旅行ではずすことのできない代表的なスポットです。
<プリトヴィツェ湖群国立公園>
ザグレブから車で2時間半のところにある世界遺産の国立公園。複数のトレイルルートがあり、16ほどあるエメラルドグリーンのプールのような湖と、92の滝を眺めながらのハイキングが定番。ザグレブから車などでアクセスするのが一般的で、ほとんどの添乗員付きツアーで訪問します。一生に一度は訪れたいといわれる絶景を望む公園です。
<スプリット旧市街とトロギル>
世界遺産の両都市。スプリットは3世紀頃に建てられたローマ帝国時代の宮殿が残された美しい旧市街が見どころです。トロギルはスプリットから車で30分ほどのところにあります。城壁で囲まれた旧市街には、ゴシック、ルネッサンス、バロック時代の建物が混在する美しい街並みが残されています。添乗員付きツアーで訪問する代表的な街のひとつです。
提供元:pixabay
https://pixabay.com/一般的に6〜9月頃がクロアチアのベストシーズンといわれます。特にドゥブロブニクやプリトヴィツェといった海や自然の景観を楽しむエリアでは、初夏から夏にかけて晴れの日がつづき快適です。ガイドブックや絵葉書で見るような絶景もこの時期ならでは。ザグレブなどの街中では、暖かくなってくると広場にオープンテラスのカフェがオープンするなど、明るいヨーロッパらしい光景が広がります。
秋から春先まではクロアチアが様々な顔を見せる時期。秋は紅葉。プリトヴィツェではキリリとした空気の中で秋色に変わりゆく大自然の中をハイキング。冬はザグレブやスプリットでは11月下旬頃からクリスマスマーケットがオープンし、心躍るシーズンです。ドゥブロブニクなどアドリア海沿岸の街は、冬場休業するレストランやお土産屋さんがあり、ショッピングなどが目的の場合少し寂しいかもしれません。
しかし夏場は観光客でいっぱいのクロアチアが、その街本来の美しさや人々の生活風景を見せてくれるシーズン。混雑を避けてゆっくり楽しみたい方にはおすすめです。
ツアー代金も季節によって変動します。当然ベストシーズンに値段は上がり、初冬から春先までは下がります。できるだけ安く旅行をしたいと考えている方には、フリープランも添乗員付きも傾向として1〜3月頃がおすすめです。
提供元:pixabay
https://pixabay.com/クロアチアへは日本からの直行便はなく、ヨーロッパか中東の航空会社で行くのが一般的です。パックツアーで利用する航空会社も賢く選んで、充実したクロアチア旅行をしましょう。
<ヨーロッパの航空会社を利用>
日本を午前中に出発し、ヨーロッパの都市で乗継、同じ日の夕方から夜にかけてザグレブに到着します。多くが添乗員同行プランで、絵のような湖のあるスロベニアや白い都ともよばれるセルビアのベオグラードなど、近隣の美しい街も訪問します。ヨーロッパ内での就航都市が多いので、他の国を周遊しても一筆書きのように効率よく旅ができるのが魅力です。
<中東の航空会社を利用>
最近では日本から多数のフライトがある中東の航空会社。日本を午後9時〜深夜0時に出発し中東のカタールやドバイで乗り継ぎ、ザグレブへは現地時間で翌日の午後に到着します。夜に出発するならお仕事後でも出かけられる、という方も多いのではないでしょうか。運賃が安いことも多く、格安フリープランではほとんどが中東の航空会社を利用します。
注意しなくてはならないのは中東の航空会社を利用する場合、ヨーロッパ乗継便よりも遠回りで時間がかかります。さらに日本を夜に出発するため、行きは機内で1日目が終わります。ヨーロッパ乗継便なら、日本を発つのが午前か午後の早い時間。結果的に現地到着も早く、現地で1泊分多く滞在ができることになります。
予算や出発時間を重視するのか、現地での滞在時間が重要なのか。ご自身の計画や希望にあわせて、比較サイトで出発時刻や航空会社で絞りこむことも可能です。
筆者の旅行販売経験の中でも「クロアチアに行ってがっかりした!」なんていうお客様を見たことがありません。添乗員同行でものフリープランでも、どんな旅のスタイルでも、どこに行っても大満足間違いなしのデスティネーション、クロアチア。
数あるパックツアーの中からとびきりの1つを選ぶのは旅行比較サイトを利用すれば簡単!添乗員同行のクロアチア大周遊ツアーから格安のフリープランのツアーまで、100を越える様々なパックツアーが掲載されています。ご希望の旅のスタイルや訪問場所などを検索条件で絞りながらツアーを探してみましょう。理想にぴったりとマッチするクロアチア旅行がきっとみつかるはずです。
2018年7月現在の情報です。ツアー情報、価格やフライト時間などは変更される場合がありますので、最新情報は公式サイトやリンク先をご確認下さい。
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索