「今年行くべき国内の旅行先」「国内で今まさに旬の観光地」を探す方法はいろいろあるかと思います。LINEトラベルjp 編集スタッフも各種情報源を持っているのですがそのうちの一つ、毎年使っている、とあるキーワードをご紹介。そうして選んだ2018-2019年におすすめの旅行先・観光地をご提案いたします。このキーワード、毎年使えるのでなかなかおすすめですよ!
そのキーワードとは「周年」。
2018年、成田空港が開港40周年を迎えました。ニュースで見て知った方も多いかと思います。あらかじめ知っておけば、偉い人が来ているイベントをチラ見できたり、記念品をもらえたり?したかもしれませんね。
「周年」は観光地・観光スポットにとって特別な年。
・普段は行われないような特別イベントが開催される
・前年あたりから県や町をあげてそのムードに沸いている
周年情報を事前にキャッチして、その時期に合わせて行ってみてはどうでしょう?というご提案です。
この手の話は正月にすることが多いかもしれませんが、あまり先のイベントは日付などが決まっていない場合が多く、それを待っているツアーも各社から出揃っていないということがままあります。わたしたちは「正月に1回」「その数か月後に1回」「その数か月後……」など間を空けてチェックしています。
2018年引くことの150年は1868年。そう、学校で習った明治維新の年です。明治維新ゆかりの地、鹿児島県(薩摩藩)、山口県(長州藩)、高知県(土佐藩)などに行くツアーが多数組まれています。
坂本龍馬、ジョン万次郎など多くの偉人が世に出た高知県のイベントは『志国高知幕末維新博』。2018年大河ドラマの舞台でもある鹿児島の『鹿児島市明治維新150年カウントダウン事業「維新のふるさと 鹿児島市」』はなんと2012年から開催!
「周年」はその年だけとは限らず、前年から、翌年まで続けられることも多いようです。鹿児島は本当にロングラン開催ですね!
小笠原諸島が日本に返還されて50年。旅行シーズンとなる夏休みを中心に小笠原返還50周年イベントが開催されるようです。
ユネスコ世界自然遺産に登録された「東洋のガラパゴス」小笠原。素晴らしい夕陽やダイナミックなホエールウォッチングと、自然の宝庫として知られていますね。
東京から1,000キロ、船で24時間という遠い距離で育まれた歴史や文化もまた、旅する人に新しい発見を与えてくれるはず。なお「おがさわら丸」は2016年、新造船でグレードアップしています。
岡山県倉敷市と香川県坂出市を結ぶ瀬戸大橋は、開通して30年となりました。瀬戸大橋そのものも絶景、瀬戸大橋からの眺めも絶景と、不動の人気観光地となっています。ドライブや周遊ツアーもオススメです。
開通30周年の2018年は秋頃まで各種イベントが開催されるとのこと。公式サイトには「宝探しゲーム」や「ライトアップ」の文字もありましたよ!。
そして本州四国連絡橋は周年ラッシュ!
2018年
神戸淡路鳴門自動車道が全線開通20周年(後述)
瀬戸大橋開通30周年
2019年
瀬戸内しまなみ海道が開通20周年(こちらも楽しみ!)
提供元:『今なら西国三十三ヶ所草創1300年記念行事の特別公開や限定御朱印の授与も』Si…
https://www.travel.co.jp/guide/article/31820/2府5県にまたがる西国三十三所。「巡礼」「草創1300年」と聞くと難しそうに思いますが、近年御朱印ブームもあって女性にも人気。ご紹介してきたなかではダントツで長い歴史を誇りますが、記念「イベント」はなかなか現代風!
公式サイトからピックアップしてみますと;
・スイーツ巡礼
・こども巡礼
・CLAMPタイアップ
・インスタ映えスポットも公開
巡礼を次世代へという願いが込められているようですね!
神戸淡路鳴門自動車道、つまり<神戸−明石海峡大橋−淡路島−大鳴門橋−鳴門>が開通して20周年。関連する兵庫県・淡路島・徳島県でイベントが開催されます。
想像するだけでも目がくらみそうな「明石海峡大橋ブリッジワールド体験ツアー」や、管理用通路を舞子から淡路島まで歩く海上ウォークなど、「普段できない・入れない」特別感が周年イベントの魅力です。
提供元:『東京タワー「トップデッキツアー」で近未来体験!新アトラクションを徹底解剖』
https://www.travel.co.jp/guide/article/31609/1958年に竣工した東京タワーは60周年。公開開始となった12月23日はクリスマス直前、周年イベントに期待が持てそうです。
既に「特別展望台」が「トップデッキ(写真)」として生まれ変わっている東京タワー。夜のライトアップが特別な日には色が変わることでも有名です。記念日がもう少し先(執筆時現在)ということで、これから発表になるであろう、秋冬のイベントや特別ライトアップ?が楽しみですね!
めったに見られないものが公開されたり、特別に企画されたイベントが催される「周年」。これを逃すと次は10年後?50年後?と考えるとレア感が増しますね!
当事者のみなさんや地域のみなさんにとっては一年一年過ごしてきての大切な「周年」。一緒に盛り上げ、お祝いする気持ちで足を運んでみてはいかがでしょう?
※イベントの詳細については主催者に、料金・空席などツアーについての詳細は各旅行会社にご確認ください。
※画像はイメージです。
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(2024/3/19更新)
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