初めてのインド旅行以来、休暇の度にインドへ行く「インドフリーク」がいる一方、「一度で十分」な人がいるのも事実。インドは好みが両極端に分かれるディスティネーションですが、そんな国を一度見てみたいという人たちで常に一定の人気があります。
旅行会社間の料金競争も激しく、様々なプランのツアーが販売されています。インドフリークへの第一歩を!初めてのインド旅行にぴったりのパックツアーの探し方をご紹介します。
提供元:pixabay
https://pixabay.com初めてのインドはパックツアーで行くのが賢い選択。なぜならパックツアーが断然お得だからです。どれだけお得か、パックツアーと航空券+ホテルの値段を旅行比較サイトで検証すると……。
<9月発最安値パックツアーとの値段比較>
デリー・アグラ・ジャイプール3泊5日観光付:¥77,000/1名
デリー往復航空券(直行便):¥87,640/1名
デリースタンダードクラスホテル:¥6,618/1泊
※いずれも東京発着。2018年8月1日現在、LINEトラベルjpで検索
旅行会社だけが航空会社やホテルから仕入れることのできる「パック旅行用運賃・ホテルレート」があり、そのようなお得な航空券とホテルなどがセットになったものがパックツアーとして販売されます。通常旅行会社はパックツアー用航空券やホテルを単品では販売しないため、結局パックツアーに参加するのがお得なのです。
提供元:pixabay
https://pixabay.comインドの空港に到着後、自力でホテルなど滞在場所へ行くことは、想像を超える難しさがあります。デリーの空港と市内の間は地下鉄やバスが往復していますが、ドアツードアではないため電車などを降りてからはリキシャやタクシーに乗り換えることになります。
初めてインドを訪れた旅行者がリキシャを利用するのは至難の業。料金交渉に始まり、確実にホテルへ向かってくれるかを注意深く見守る必要があります。空港からタクシーを利用したとしても同様に、事前の料金交渉が必要です。残念ながらちょっと考えられないようなトラブルが多々起こるのがインドの実情です。
どんな旅も安全第一。航空券とホテルがパッケージになったフリープランでも多くの場合、空港送迎がつきます。スムーズに旅行をするならパックツアーを利用するのが安心です。
提供元:pixabay
https://pixabay.comパックツアーは大きく添乗員同行プラン、フリープランに分けられ、それぞれに特徴やメリットがあります。
<添乗員同行プラン>
日本の出発から帰国まで「添乗員」が付きます。現地での観光は「現地ガイド」がご案内。各スポットではガイドによる詳しい説明を聞くことができます。都市間の移動はチャーターバスなどを利用。入場料や移動費用も含まれており、地図を片手に目的地を探したり、入場券購入に並んだりという、旅の一番の負担が軽減されるのが魅力。ほとんどの食事もついていて、インドの名物料理も観光も楽に効率よく楽しめます。インド周遊ツアーは添乗員同行プランが多いのが特徴です。
<フリープラン>
航空券、ホテル、そして空港送迎がセットになったシンプルなプラン。飛行機やホテルのチェックイン手続きは各自でおこないます。現地では自由行動。日程を自由に組めるのがフリープランのメリット。添乗員付きプランに比べてお手頃な値段も魅力です。フリープランでは首都のデリー1都市のみの日程がほとんど。最短のツアーで4日間からあり、短いお休みでもインドへ旅行できるのがポイントです。
フリープランでデリーのみのコースが多いのは、インドの複雑な交通事情を反映しています。観光で人気の各都市へは通常、車や列車などを利用します。旅行者が個人で移動することはかなり難しく、知識と十分な時間的余裕が必要になります。インドを周遊するなら添乗員同行ツアーがおすすめです。
提供元:pixabay
https://pixabay.com<デリー・アグラ・ジャイプール>
北インドのデリー、アグラ、ジャイプールは3つの点で結ばれる位置関係にあり、ゴールデントライアングルとも呼ばれます。添乗員同行パックツアーでは定番のルートで、この3都市のみなら5日〜6日間で訪問が可能です
デリー:その後のインド国内の建造物に大きな影響を残したフマユーン廟や混沌とした旧市街のマーケット、それに対して近代的なショッピングモールも並び、世界遺産の遺跡と人々の暮らしが重なるダイナミックな街です。
アグラ:一生に一度は訪れたいといわれる世界遺産のタージマハルがある街。インド旅行のハイライトです。
ジャイプール:「ピンクシティ」とも呼ばれ、マハラジャが統治した面影を残す街並みとかつて都が置かれたアンベール城が人気です。象に乗って観光をする「象のタクシー」はアンベール城の名物です。
<バラナシ(ベナレス)>
ガンジス川のほとりの街。ヒンドゥー教の聖地でもあり、インド国内からもたくさんの人が巡礼に訪れます。川で朝日にむかって人々が沐浴(身を清め祈る儀式)する風景は美しく神秘的です。お祈りや瞑想の場であり、洗濯など生活の場でもあり、そして亡くなった人を荼毘に付す場でもあるガンジス川で生と死が繰り返されていく様は、インド旅行で深く心に刻まれる光景の一つです。ゴールデントライアングルとベナレスを訪問する7日〜8日間のパックツアーも多くの旅行会社で販売されています。
<南インド>
インド南部は最大の都市ムンバイ、世界遺産、ビーチなど、変化に富むエリアです。上記北インドに加えて南インドを訪問するツアーは、10日間程度から。
オーランガバード:世界遺産の石窟寺院アジャンタ・エローラ遺跡へのゲートウェイとなる街。1500年以上前に建てられ、長らくジャングルに埋もれていた2つの寺院は今も美しい彫刻を残しています。巨大な岩をくりぬいて建てられた壮大な遺跡です。
コーチ(コチン):ポルトガルに統治された歴史があり、コロニアルな建物が点在する港町です。コーチでしか見ることのできない伝統的な方法で魚を釣る漁師たちや、風情のある街並みなど、のんびりとした独特の雰囲気があります。
提供元:pixabay
https://pixabay.comインドのベストシーズンは11月〜3月。大まかな季節感は同じですが、インドは内陸、沿岸、高地など様々な地形を持つ大きな国のため、地域により少しずつ気候が異なります。
<11月〜3月:冬>
北インド、南インドともにベストシーズン。ゴールデントライアングルやバラナシを含む北インドでは朝晩は羽織ものが欲しくなるほど肌寒くなります。日中はシャツ一枚で過ごせる気温です。南インドでは心地よい温暖な気候が続きます。
<4月〜5月:夏>
北インド:年間を通して最も気温の高い時期で、特にデリー、アグラ、ジャイプールなどの内陸部では40℃を超えることも珍しくありません。遺跡巡りなど屋外での観光が多い北インドをこの時期に訪れる場合、暑さ対策が必要です。
南インド:インド南部では北インドほどの高温にはなりません。年間を通して温かいエリア。冬より気温は高くなりますが、観光には差し支えるほどではありません。
<6月〜10月:モンスーン(雨季)>
北インド:強い雨が短時間に降るのが北インドの雨季。雨が降り続く日本の梅雨とは少し違います。蒸し暑いですが雨季でも観光は可能です。
南インド:ムンバイなど沿岸部では土砂降りの大雨になることもあり、雨季の南インド訪問はあまりおすすめできません。
パックツアー代金もシーズンに合わせて変動し、年末年始をピークに11月〜3月は高く、夏から雨季にかけて下がります。4月から9月頃はツアー商品も少なくなります。格安でインド旅行ができるのが、添乗員同行プランもフリープランも傾向として航空券代金の相場が下がる5月〜9月頃。各地の気候などを考慮に入れて、目的地を決めましょう。
提供元:pixabay
https://pixabay.com現地の料理を味わうのも旅の楽しみの一つです。北インドではチャパティと一緒にいただくカレーがおいしく、南インドではインスタ映えしそうなココナツリーフに盛られたピリ辛カレーが定番。地域によって異なる様々なインド料理を味わえるのも、パックツアーを利用してインドを周遊する醍醐味です。ローカルのお宅でやさしい味わいのインドの家庭料理をいただくツアーもあります。
お客様から「香辛料が強い食事ばかりだとお腹をこわしそう」という声をよく聞きますが、たいていのパックツアー中の食事には、和食や中華なども組まれていますので安心です。
そしてもう一つ、インドでお買い物を楽しみたいという方も多いと思います。添乗員同行パックツアーではマーケットを散策したり、紅茶やスパイスの専門店を訪れたり、ショッピングの時間も設定されています。サリー用の布地やアーユルヴェーダ関連のコスメなど、帰ってからもインドに思いを馳せられるアイテムがたくさんあります。
テレビで見たタージマハル、人生観を変える光景をインドで目にしたという話、インドを繰り返し訪れる友人……身近なところでインドに関するエピソードに触れ、いつかは行ってみたいと思っている方も多いと思います。人が人を呼び、インドは流行などに左右されることなく、いつも人気があるデスティネーションです。
数あるパックツアーの中から希望の一つを探すのは、旅行比較サイトを利用すれば簡単!添乗員同行のインド周遊ツアーから格安フリープランまで、100を越える様々なパックツアーが掲載されています。ご希望の旅のスタイルや行きたい都市などを絞り込みながら探しましょう。理想にぴったりとマッチするインドツアーが見つかるはずです。
2018年8月現在の情報です。ツアー情報、価格、訪問都市などは変更される場合がありますので、最新情報は公式サイトやリンク先をご確認下さい。
この記事の関連MEMO
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索