飛行機内でのベストな過ごし方は?元添乗員がシーン別徹底解説

飛行機内でのベストな過ごし方は?元添乗員がシーン別徹底解説

更新日:2018/11/09 11:52

藤井 麻未のプロフィール写真 藤井 麻未 元秘境系海外旅行添乗員

海外旅行で悩ましいものといえば飛行機内でどう過ごすかということ。片道10時間以上の長時間ともなればなかなか体力的にも厳しいものです。

今回は、ロングフライトを数多く経験した元添乗員ならではの機内での過ごし方のコツをシーン別に徹底解説。便利なグッズなども併せてご紹介しましょう。

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早めの搭乗がポイント そのワケは?

早めの搭乗がポイント そのワケは?

写真:藤井 麻未

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いよいよ海外へ出発です!ここでのポイントは、やはり早めの搭乗。後方座席から順番に案内されますが、あっという間に長蛇の列となることが多いので後方席以外も早めにスタンバイしておくのがベター。

ここでは頭上のキャビネットのスペースを確保することが第一目標です。国際線では手荷物のボリュームも増えるので、後になればなるほど頭上のスペースが無くなり座席から離れた場所に収納しなければならなくなる可能性があるからです。また、早いほど離陸までに時間があるので機内で過ごすための荷物整理などを落ち着いて済ませることができます。

早めの搭乗がポイント そのワケは?

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座席に着いたら、手元に置いておく荷物とキャビネットに収納してしまうものとを分けましょう。あらかじめ嵩張らないエコバッグなどに手元用荷物を入れ、バッグインバッグとして機内持ち込み荷物の中で分けておくと便利です。

早めの搭乗がポイント そのワケは?

写真:藤井 麻未

機内では携帯スリッパがあると快適です。席に着いていち早く履き替えてしまいましょう。足が開放されるだけで驚くほど疲れは軽減されます。MILESTOのウォッシャブルスリッパは折りたたみ可能で嵩張らず、丸洗いもできるため衛生的に使えてオススメ。旅先でもルームシューズとして使えます。

どこがオススメ?事前チェックインで希望座席を押さえるべし

どこがオススメ?事前チェックインで希望座席を押さえるべし

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座席の位置はどこが最も過ごしやすいのでしょう。好みは分かれますが、エコノミーの場合やはり通路側、できるなら最後部を筆者はオススメします。長時間フライトの場合お手洗いは欠かせず、軽い運動や荷物の出し入れにも全く席を立たないことはあり得ません。そうなると通路側の方が圧倒的に自由が利きます。

どこがオススメ?事前チェックインで希望座席を押さえるべし

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最後部の席のメリットは、最初に搭乗できるということ、また後ろに席が無いのでリクライニングし放題だということ。リクライニングについては翼や非常口付近で後ろに座席が無い場所でも良いでしょう。

そして、後方ほど空席になる可能性が比較的高く、運が良ければ2席3席を確保して横になれるチャンスもあるのです。トイレやギャレー(飲食物が常備してある場所)がすぐ後に設置されていることもメリットの一つ。降機は最後になりますが、その程度の時間のロスは大したことではありません。むしろ自分の番が来るまで落ち着いて身支度をすることができます。

希望の席は事前チェックインで確保してしまいましょう。24時間や48時間前から公式HPでチェックインと座席指定が可能です。

機内での服装は?

機内での服装は?

写真:藤井 麻未

機内ではどのような服装がベストでしょうか。機内はたいてい寒くなりがちですが、満席の機内では人の熱気で暑くなったり……。温度の差に対応できるよう重ね着が基本です。ポンチョタイプのストールは身体をうまく包み込むことができ、一枚持っていれば旅先でも重宝します。

足元が冷えると身体全体が冷えてくるので、使い古しの靴下を持ち込み、用が済んだら処分するというのもオススメです。常に座った状態の機内では身体を締め付けるものは避けた方が良いでしょう。しわが気になりにくい素材の服装もオススメです。

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機内食1回目 食後の裏技とは!?

機内食1回目 食後の裏技とは!?

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離陸してから1時間半ほど経つと機内食のサーブが始まります。食事が終わるといよいよ長い機内での時間となるので食事後の準備が肝心です。ここでの裏技は、食事を済ませたらトレイの回収を待たずに自分で下げてしまうということ。

ほとんどの方はトレイをテーブルに置いたまま回収を待っているので身動きが取れません。しかし、さっさと下げてしまえば食後の混み合う時間を前にお手洗いを済ませてしまうことができるのです。

この時、コーヒーカップとお菓子だけを手元に残しておくのもオススメ。食後に廻ってくるコーヒーもゆっくり楽しめます。その後は照明も暗くなりリラックスタイムとなるので、歯を磨きメイクオフして体制を整えましょう。

機内食1回目 食後の裏技とは!?

写真:藤井 麻未

歯磨きの際は紙コップなどがお手洗いに無い場合もあるので、口をゆすぐコンパクトなカップがあると重宝します。IZOLAのトラベルカップはステンレス製で清潔感もあり、畳んでしまえばポーチに入れておくのに邪魔にならないほどコンパクト。旅先でも使えます。

機内食1回目 食後の裏技とは!?

写真:藤井 麻未

また、美容に気を使う女子にとってはお風呂に入れないのはストレスのひとつ。機内泊にオススメなのがI’m La Floriaのデリケートゾーンを清潔に保つ個包装の洗浄シート。下着を変えられない機内で重宝します。もちろん機内でリフレッシュしたいとき洗顔代わりに使っても。

機内での過ごし方 トイレに立つタイミングは?

機内での過ごし方 トイレに立つタイミングは?

写真:藤井 麻未

食後の慌ただしさが過ぎると、着陸1時間半ほど前まではリラックスタイムとなります。ゲームをしたり本を読んだり映画鑑賞をしたりと、それぞれ暇つぶし方法があるでしょう。

筆者オススメの過ごし方としては、旅程見直しと画像の整理です。到着すればもうそこは海外。いきなり未知の世界が始まるので、余裕を持って行動できるようホテルまでの交通手段や初日の旅程などを、今のうちにシュミレーションしておきましょう。

また、意外とあるのが現地でカメラの容量が足りなくなって焦るということ。カメラやスマホの溜まった画像を消去するなど画像整理も時間潰しにぴったりです。

機内での過ごし方 トイレに立つタイミングは?

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入国カードの記入もオススメ。通常着陸直前にカードが配られますが、頼めばいつでももらえます。着陸前は何かと慌ただしいので落ち着いて書けるこの時間に記入してしまいましょう。

機内での過ごし方 トイレに立つタイミングは?

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悩ましいのはお手洗いにいつ行くかということ。通路側なら問題ないと思いきや、隣の人に起こされてなかなか落ち着けなかったというケースもあります。そこで1つのコツは、隣の人が立つタイミングで自分も行ってしまうということ。

タイミングをできるだけ合わせることで、自分のお手洗いに立ち、更に隣の人に起こされ帰りを待って再度立つという手間が少し軽減されます。自分が窓側であった場合も然り、タイミングをできるだけ合わせることで、隣の人を起こす回数が多少省けます。

機内で快適に眠る!技あり安眠グッズ

機内で快適に眠る!技あり安眠グッズ

写真:藤井 麻未

機内ではできるだけ仮眠をとっておきたいところ。夜便ならばなおさらです。ここでは、機内で安眠するためのお役立ちグッズをご紹介しましょう。

まずは、アイマスクの代わりとして筆者はサングラスとストールの併せ技を使います。アイマスクは視界がゼロになるので、隣の人の動きやドリンク類が配られる気配が気になり何度か外して様子を確認してしまいます。その点、サングラスであれば問題ありません。照明が落ちた状態の機内でなら光の遮断も十分です。更にストールやフードを被れば顔周りが程よく隠れて驚くほど落ち着きます。

機内で快適に眠る!技あり安眠グッズ

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音楽を聴きながら眠る方も多いかと思います。スマホで聴くのも良いですが、途中で眠ってしまった場合には充電が気になるところ。そこでオススメは自前のイヤホンで機内のコンテンツを聴くこと。機内のコンテンツは普段自分が聞かないようなチョイスや様々なジャンルがあってなかなか面白いのです。機内のイヤホンでは音が悪いので、使い慣れた自前のイヤホンで聴くのがポイント。安眠にはヒーリングミュージックや落語がオススメ。イヤホンをしていれば周囲の雑音も気にならずぐっすり眠れます。

機内で快適に眠る!技あり安眠グッズ

写真:藤井 麻未

今や安眠グッズの定番ともいえるネックピロー。筆者のイチオシはTrtl(タートル)のトラベルピロー。これはマフラーのように首に巻きつけるタイプで内部に内蔵されたしなやかな骨が首を支え、負担をかけずに眠ることができます。空気を入れたり出したりという手間も不要。柔らかなフリース素材で口元まで隠せ、乾燥防止やよだれ隠しにも有効です。

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機内食2回目 着陸1時間半前のベストな行動

機内食2回目 着陸1時間半前のベストな行動

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着陸1時間半ほど前になると、機内は明るくなり2回目の機内食がサーブされます。この時も1回目と同じく食後のお手洗いは非常に混み合うので、食事が済んだらトレイを早めに下げ一足先にお手洗いや歯磨きを済ませてしまいましょう。

機内食2回目 着陸1時間半前のベストな行動

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降機の準備をするのもこのタイミングがベスト。食後のトレイ回収が終わり、30分ほど前からはベルト着用サインが点灯し着陸まで動けなくなります。たいていはトレイ回収が終わってからお手洗いに並び、その後荷物の整理をしようと思っている間にサインが点灯してしまって身動きがとれなくなってしまいがちです。その前に靴に履き替え、荷物の整理や身支度を終えてしまいましょう。降機が始まってしまってからは急かされて忘れ物をしがちです。

着陸後も慌てずに待つべし

着陸後も慌てずに待つべし

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飛行機がターミナルへ到着したらいよいよ降機。ベルト着用サインが消えるや否や立ち上がってスタンバイする人もいますが、ハッチが開いて外に出られるのはもう少し先です。また、あまり早く席を立っていてもさほど時間は変わりません。ここは人が流れて自分の列にやってくるまで落ち着いて座って待っていた方が身体も楽です。そのためにも、順番が来た時速やかに出るための荷物整理と身支度は上述のように事前にしておきましょう。

おわりに

さて、搭乗から降機までシーン別に機内での過ごし方のコツをお伝えしてきました。

いかに機内での負担を少なくするかで旅の滑り出しも変わってきます。今回の記事をぜひご参考に、自分なりの過ごし方を模索して快適な空の旅をお楽しみくださいね。

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掲載内容は執筆時点のものです。

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