大航海時代に繁栄し日本とも歴史的につながりのあるポルトガル。多数の世界遺産や美しい街並みから近年人気上昇中の旅行先のひとつです。
そのため旅行会社各社が多数のツアーを発売していることおり、どのツアーに参加したらよいか迷ってしまうことも。
今回はポルトガルツアーを選ぶ際のポイント、ベストシーズンなどを詳しく解説。あなたにぴったりのポルトガルツアーの選び方をご紹介します!
ポルトガルへ行くなら航空券とホテルがセットになったパッケージツアーが断然オススメ。旅行会社がツアー用に仕入れた航空券とホテルを利用するため、個別に手配するよりもお得な料金が設定されています。
参考までに、2024年7月発のポルトガル行きのパッケージツアーと個人手配の場合の値段を比較してみましょう。
<ツアー代金>
東京発ポルトガル行き6日間:172,000円〜
※首都リスボン滞在フリープラン
<個人手配の場合>
東京〜ポルトガル間、往復航空券:172,047円〜 (乗継便のみ)
ホテル:1泊18,000円前後〜
上記のようにパッケージツアーを申し込んだ方が断然オトク。さらにパッケージツアーの場合は、ホテル〜空港間の送迎や朝食といった特典がついていることもあります。
さらにパッケージツアーには市内観光や食事がスケジュールに含まれている添乗員同行プランもあります。混雑している観光施設でも優先的に入場できたり、名物グルメのお食事が用意されていたりとメリット多数。団体行動が基本となりますが自由時間が設けられているツアーもありますよ。海外旅行が初めての方、外国語に自信がない方にもオススメです。出発時期によってはフリープランよりもオトクなツアーが登場することも!
<パッケージツアー 添乗員同行プラン>
東京発ポルトガル周遊プラン8日間:250,000円〜
※燃油サーチャージは含めません
※2024年6月現在、トラベルjp調べ
南北に長いポルトガル。首都リスボン中心のフリープランや、終日観光が詰まった添乗員同行プランなら6日間(機内泊があるため現地滞在は3〜4日間)が一般的です。
もっとじっくり観光する場合は、滞在する1都市あたり1〜2泊+移動日(フライトによって2〜3日)を見込んでおくとよいでしょう。
またポルトガル全土を周遊する場合は、首都リスボンのある南部から第二の都市ポルトのある北部を縦断するルートが一般的です(その逆もあり)。リスボン〜ポルト間は電車で3時間ほど、道中には大学都市コインブラなど見どころも多数あります。訪問するスポットを決めたら、現地での移動時間も事前に調べておきましょう。
地中海性気候に属するポルトガルは夏は暑く冬は寒いのが特徴。大西洋に面しているため冬は雨が多く、湿度も高くなります。そのため気候が穏やかな春にあたる4〜6月、秋にあたる9〜10月がベストシーズン。ここでは各季節の特徴・オススメの服装をご紹介します。
・春(3〜6月)
平均気温は14〜17度前後。比較的穏やかな気候ですが、変わりやすい天気に備えて羽織ものや雨具があるとよいでしょう。
・夏(7〜8月)
平均気温は20〜23度前後。かなり暑くなりますが、湿気が低く急に冷え込むこともあるため、羽織ものがあると安心です。
・秋(9〜11月)
平均気温は15〜20度前後。春と並んで過ごしやすい気候ですが、寒暖差が激しいのが特徴。体温を調整しやすい服装を心がけましょう。
・冬(12〜2月)
平均気温は10〜12度前後。日本の冬に比べて暖かいものの、雨が多いポルトガルの冬。フードのついたウィンドブレーカーなどが重宝しそうです。
ツアーを選ぶコツを一通り学んだところで、続いてポルトガル旅行で外せない観光スポットをご紹介します。
<リスボン>
・ベレン地区
大航海時代には7つの海を制したと言われるポルトガル。ベレン地区にはこの時代を象徴するスポットが集まっています。世界遺産にも登録された「ジェロニモス修道院」、エンリケ航海王子を始め偉人たちが並んだ「発見のモニュメント」、かつては監視と要塞の目的として建てられた「ベレンの塔」は見逃せないスポットです。
・バイシャ地区
リスボン随一の繁華街でテージョ川に面する「コルメシオ広場」は観光客が訪れるスポットです。丘の街として知られるとおり、リスボンは市内の起伏が激しいのが特徴。バイシャ地区と高地のバイロアルトを結ぶリフト「サンタ・ジュスタのエレベーター」に乗れば、丘の上からリスボンの街を一望できます。
<シントラ>
カラフルな外観が目を引く「ペーナ宮殿」や、SNSや口コミでまるでゲームに出てくるお城のようだと話題の「レガレイラ宮殿」など注目が集まるシントラ。リスボンからは普通列車で40分ほどの距離にあり、日帰りでの観光が可能です。
<オビドス>
「谷間の真珠」や「中世の箱庭」と称される城壁に囲まれた小さな街で、中世の古い街並みやアズレージョと呼ばれる青いタイルで装飾された教会や門は必見。世界中から多くの観光客が訪れます。
<コインブラ>
ポルトガル最古の大学「コインブラ大学」のある文化都市。世界遺産に登録されたコインブラ大学を始め、壁一面の書棚が圧巻の「ジョアニナ図書館」や美しいアズレージョで知られる「サンタ・クルス修道院」など見どころが多数あります。
<ポルト>
ポルトガル第二の都市、ポルトはドウロ川沿いの港町。世界遺産に登録された「ポルト旧市街」や街のシンボル「ドン・ルイス1世橋」は必見です。またハリー・ポッターの世界観に影響を与えたと言われる「レロ書店(レロ・イ・イルマオン)」やアズレージョで装飾された駅舎が世界一美しいと言われる「サン・ベント駅」なども見逃せません。
続いてポルトガルを訪れたらぜひ体験したいことをご紹介します。個人で訪れることもできますが、旅行会社のオプショナルツアーに申し込めば割引や送迎がついてお得なことも。旅行計画を立てる際にじっくり調べておきましょう。
<ロカ岬(ユーラシア大陸最西端)>
リスボンの西方にある「ロカ岬」はユーラシア大陸の最西端。訪れた際には名前入りの到達証明書(有料)を発行してもらえます。なおリスボンとロカ岬の間に位置するシントラの観光とセットになったツアーに参加するのもオススメです。
<ワイナリー巡り>
ポルト近くのドウロ渓谷はポートワインの産地として有名。雄大な景色が広がる渓谷クルーズとワイナリー見学がセットになったツアーが人気です。ワイナリーではもちろん試飲が可能。ワイン好きの方は参加してみてはいかがでしょうか。
<アゲダの傘祭り>
ポルトガル中部に位置するアゲダでは毎年7〜9月に芸術祭が開催されます。街中がカラフルな傘で覆われた景色をSNSなどで目にした方も多いのではないでしょうか。ポルトガル旅行ならではの絶景をぜひカメラに収めましょう。
パッケージツアーを探すなら旅行比較サイトを利用するのがオススメ。トラベルjpなら各旅行会社のポルトガル行きツアーを検索・比較できるので希望にあったツアーがきっと見つかるはずです。
旅行に行きたい時期、行ってみたい観光地が決まったらぜひ探してみましょう。じっくり探して、素敵な旅行を楽しんでくださいね。
2024年6月現在の情報です。掲載しているツアー情報、価格などは変更される場合があります。
- 広告 -
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/10/3更新)
- 広告 -