オールインクルーシブとは?意外とお得に泊まれる滞在スタイル!

オールインクルーシブとは?意外とお得に泊まれる滞在スタイル!

更新日:2024/02/20 17:26

トラベルjp 編集部のプロフィール写真 トラベルjp 編集部

オールインクルーシブ、という言葉を聞いたことがあるでしょうか?海外では古くから人気の旅行スタイルで、最近は日本国内でも徐々に増えてきています。

滞在中はお金のことは気にせず、ホテルや旅館で目いっぱい遊んでのんびりくつろぐ、注目度上昇中の旅のスタイル「オールインクルーシブ」!その気になる中身と魅力をご紹介しますね。

オールインクルーシブとは?

まず、「オールインクルーシブ」についてご説明しましょう。

オールインクルーシブを英語で表記すると“all-inclusive”。すべてが含まれる、というような意味です。

つまりオールインクルーシブとは、宿泊代金に飲食代やアクティビティ代、プールやジムの施設使用料など、滞在中にホテルにかかる費用がすべて含まれているプランのこと。カンクンやモルディブなどのリゾート地に、オールインクルーシブプランを採用するホテルが多く存在します。

ちなみに、オールインクルーシブ・リゾートのさきがけはクラブメッドと言われています。

オールインクルーシブとは?

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宿泊代にすべて含まれるとは言え、施設によってアルコールや一部アクティビティなどは有料とされていることがあるので、事前に確認が必要です。追加料金が掛かった場合は、基本的にチェックアウトの際に精算となります。

なお、海外の場合はチップが含まれるかどうかも施設によって異なるため、こちらもチェックしておきましょう。

オールインクルーシブのメリット・デメリット

オールインクルーシブのメリット・デメリット

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オールインクルーシブの最大のメリットは、お金を気にせず過ごせるという点です。お金がかかるからとドリンクを我慢したり、子供がアクティビティに参加したがるのを止めたり、なんてことも不要です!財布を持ち歩かなくて済むのも安心ですね。ほとんどの施設でクレジットカード決済OKなので、海外であれば最低限のお金だけ両替しておけばいいのもうれしいポイント。

海外リゾートに行ったら日本人ばかりだった!なんてこともありますが、オールインクルーシブはまだまだ日本人の利用が少ないのでその心配もナシ。

アクティビティ代金が含まれているので、体験したいプログラムを中心に滞在中のスケジュールを立ててもよいでしょう。のんびり過ごすときはのんびりと、遊ぶときは遊ぶ!とメリハリをつけられるのがいいですね。

オールインクルーシブのメリット・デメリット

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反対にデメリットといえば、宿泊料金が割高に感じる方もいらっしゃるかもしれません。宿泊代以外はほとんどお金がかからないのでトータルで考えるとお得になる場合が多いのですが、滞在中に何かを削って節約……ということは難しいです。

また、人気のアクティビティは追加代金がかかることも多いので、たくさん体験するとかなりの額になります。計画的に参加しましょう。

食事も食べ放題なので太ってしまう恐れも!もしジム使用料が含まれていれば、毎日通うことでデメリット回避することはできそうですね。

国内でもオールインクルーシブってあるの?

国内でもオールインクルーシブってあるの?

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ここまで読んで、「全部海外の話でしょ」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。実は国内にもオールインクルーシブリゾートが続々登場しているんです!

また、リゾート地だけでなく都心のホテルでも「オールインクルーシブプラン」が設定されています。週末を使って1泊2日で体験するのもおすすめ。プラン設定のある旅館もありますよ!下のリンクボタンから検索してみましょう。

オールインクルーシブではこう過ごそう/海外リゾート

オールインクルーシブではこう過ごそう/海外リゾート

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具体的にはどのように過ごすのがオススメでしょうか?

オールインクルーシブ・リゾートとして有名なのは、モルディブ。複数の島々で構成されるモルディブは一島一リゾートが原則になっています。リゾート内で過ごすことになるため、料金設定をオールインクルーシブにしているリゾートがほとんどです。

朝起きたらビュッフェレストランで朝食、朝のエクササイズプログラムがあれば挑戦してもいいですね。シュノーケリングツアーに参加して、戻ったらビーチのカフェで軽く昼食を。眠くなったらハンモックでお昼寝しましょう。ビーチ散策などを楽しんで夕方になったら、レストランでちょっと豪華なディナー。夜はバーへお酒を飲みに行ってもいいですね!ナイトプログラムに参加して、他の宿泊客と盛り上がるのもおすすめです。

オールインクルーシブではこう過ごそう/国内旅館

温泉旅行こそ、オールインクルーシブがおすすめ。お風呂上りにビール飲みたい、でも結構高いんだよね……なんて躊躇していてはもったいない!のんびり寛ぐ温泉旅行で、お金の心配は無用です。

お宿についたらラウンジでお茶を飲みながらちょっと一息。お好みの浴衣を選んだら客室へ向かいましょう。夕食までの時間は温泉と岩盤浴、サウナなどを満喫。貸切風呂も忘れずに。お風呂上りはビール、アイスキャンデーでクールダウンです。時間があればエステも受けちゃいましょうか。夕食もフリードリンクで気兼ねなく。夜はイベントに参加したり、ナイトラウンジでもう少し飲んだり、カラオケを楽しむのもいいかもしれません。

翌朝はホテル主催の朝活プログラムに参加するのもおすすめ。朝食もたっぷりいただいて温泉に入り納め。チェックアウトのギリギリまで楽しみましょう。

オールインクルーシブではこう過ごそう/国内旅館

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オールインクルーシブをコンセプトにしている旅館は高級ランクが多いのですが、実はリーズナブルなお宿も増えています。オールインクルーシブになる料金プランを特別に設定している施設もありますので、「スパと貸切風呂は必ず利用したい」「飲み放題は必要」という感じで、宿泊プランからご自身に合ったものをチョイスしましょう。

※過ごし方は一例です。宿泊施設、プランによって異なります。

オールインクルーシブはこんな人におすすめ

最後に、オールインクルーシブをおすすめしたい旅行タイプをご紹介しますね。

■家族旅行
子供のあれ食べたい、これしたいという要求すべてに応えているとお金がもちません。その点オールインクルーシブならすべて込みなので、やりたいことをやらせてあげられて、親子でストレスなく過ごせます。キッズプログラムや、預かりサービスがあるリゾートを選ぶのもおすすめ。

■新婚旅行
お金を気にせず楽しめるので、新婚旅行にピッタリ。新婚早々、お金のことでもめたくないですよね。もちろんロングステイにも◎

■一人旅
アクティビティやイベントなどに参加すれば他の宿泊者と交流ができ、にぎやかに過ごせるのがオールインクルーシブの良いところ。一人で静かに過ごしたい方もご心配なく!レストランやバーなどでテーブルチャージが要らないのって、結構助かりますよね。

のんびりするなら、オールインクルーシブがおすすめ!

旅行の目的はひとそれぞれ。いろんな観光地を回ったり、お買い物を楽しんだりという旅も素敵ですが、たまには「とにかくのんびりする旅」というのはいかがでしょうか。オールインクルーシブ・リゾートへ行くと、欧米の宿泊客は2週間、3週間とロングステイを楽しむことが多いんですよ!

ちょっと割高に感じるけれど、実はお得なオールインクルーシブ。どんなリゾート、プランが揃っているか、トラベルjpで検索してみてくださいね!

※概要の説明となるため、各施設やプランによって含まれる内容は異なります。各施設の詳細は公式サイトなどをご確認下さい。

掲載内容は執筆時点のものです。

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