JRきっぷの払い戻し・変更ルールについて分かりやすく解説!

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JRきっぷの払い戻し・変更ルールについて分かりやすく解説!

JRきっぷの払い戻し・変更ルールについて分かりやすく解説!

更新日:2019/03/27 14:55

LINEトラベルjp 編集部のプロフィール写真 LINEトラベルjp 編集部

旅行や出張などできっぷを買っておいたのに、急に行けなくなってしまった!払い戻しの仕方は?手数料はいくら?変更できるの?……きっぷのルールは複雑なので、分からないことだらけで不安になりますね。

そこで今回は新幹線などJRに絞って、きっぷの払い戻し・変更について分かりやすくご説明します!

※ICカード、定期券、特別企画乗車券、ネット予約、契約乗車票(ツアー商品などに含まれるきっぷ)などは除きます。

    きっぷの種類を知っておこう

    払い戻し・変更ルールの説明をする前に、まずはきっぷの種類を知っておきましょう。「きっぷ」と一口に言っても、いくつか種類があります。

    <乗車券>
    列車に乗るときに必ず必要なきっぷで、片道・往復・連続の3タイプ。「移動に対する対価」に該当します。有効期間は距離によって変わります。

    <自由席特急券>
    新幹線、特急列車の自由席に乗車する際に必要で、「速さに対する対価」に該当します。当日のみ有効です。

    <指定席特急券>
    新幹線、特急列車の指定席に乗車する際に必要で、「設備に対する対価」に該当します。指定列車のみ有効です。

    きっぷの種類を知っておこう

    提供元:写真AC

    https://www.photo-ac.com/

    <グリーン券>
    新幹線、特急列車などのグリーン席に乗車する際に必要で、「設備に対する対価」に該当します。指定列車のみ有効です。普通列車用の自由席グリーン券というものもありますが、“指定した日付・区間のグリーン車両に乗車できる”きっぷとなるため、有効期限は当日中となります。

    <寝台券>
    寝台車を利用する際に必要で、「設備に対する対価」に該当します。指定列車のみ有効です。

    この他にも立席特急券、回数券、普通列車の指定席券などがありますが、基本的には上記を覚えておけば問題ないでしょう。

    きっぷの払い戻し手数料と払い戻し期日

    きっぷの払い戻し手数料と、払い戻しをいつまでに行うかは、きっぷの種類によって異なります。

    <乗車券>
    使用開始前で有効期間内であれば、手数料220円を引いた差額が払い戻されます。片道乗車券は1枚で手数料220円がかかりますが、往復・連続の場合は2枚まとめて220円となります。

    乗車券を途中まで使用して取りやめる場合は、乗らない区間の営業キロ*が1券片100kmを超える場合のみ、有効期間内に申し出れば払い戻し可能。「発売額−乗車した区間の普通運賃−手数料220円=払い戻し額」という計算になります。

    *…鉄道やバスなどで、運賃計算の際に使用する距離の単位。

    きっぷの払い戻し手数料と払い戻し期日

    提供元:Pixabay

    https://pixabay.com/ja/

    <自由席特急券・自由席グリーン券>
    使用開始前で有効期間内であれば、1枚につき手数料220円を引いた差額が払い戻されます。

    <指定席特急券・指定席グリーン券・寝台券>
    列車出発日の2日前までなら、1枚につき払い戻し手数料は330円。出発日の前日から出発時刻までの払い戻し手数料は30%かかりますが、最低330円からとなります。

    ここで注意したいのは、指定席グリーン券と寝台券です。どちらも基本的には新幹線・特急車両の設備を利用するため、きっぷの金額は特急料金とグリーンもしくは寝台料金の合計となります。きっぷの券面に金額の内訳が表示されますが、払い戻し手数料はグリーン・寝台料金にのみかかります。

    きっぷの払い戻し手数料と払い戻し期日

    写真:LINEトラベルjp 編集部

    では、以下の例に沿って計算してみましょう。

    <乗車券>※片道
    東京駅⇒尾張一宮駅:6,480円
    <新幹線特急券・グリーン券>※グリーン車利用
    東京駅⇒名古屋駅:8,420円
    (内訳:特急料金4,310円、グリーン料金4,110円)
    購入金額合計:14,900円

    当日の出発前に払い戻した場合は、

    <乗車券>
    6,480円−払い戻し手数料220円=6,260円
    <新幹線特急券・グリーン券>
    8,420円−(グリーン料金4110円×払い戻し手数料30%)=7,190円
    払い戻し額:13,450円

    ……となります。なお、10円未満は切り捨てです。

    運休・遅延の場合はどうなる?

    もし事故や災害などで列車が運休・遅延した場合、払い戻しは可能でしょうか。

    状況によって対応が異なるため一概には言い切れませんが、運休の場合は手数料なしで払い戻されるのが基本です。

    乗車している新幹線や特急列車が遅延した場合、到着時刻から2時間以上の遅延であれば特急料金が全額払い戻されます。乗車券、グリーン券は払い戻されません。遅れたとはいえ目的地まで移動できた、グリーン車のサービスを利用できた、ということになるためです。これが先述した「移動に対する対価」「設備に対する対価」という部分に関係します。

    乗車している列車が途中で運転をとりやめてしまうなど他にも考えられるケースはありますが、状況によって対応が異なるのでご注意下さい。

    運休・遅延時に窓口が混雑していて、その場で払い戻し手続きができない場合は、遅延証明書を受け取るか、駅係員に申し出てきっぷに証明の印をもらっておきましょう。旅行後であっても、1年以内は窓口できっぷの払い戻しが可能です。

      きっぷの払い戻し方法

      きっぷの払い戻し方法

      提供元:写真AC

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      払い戻しは、基本的には駅の窓口で行います。返金は購入方法に基づいて行うため、現金で購入したら現金で、クレジットカードならクレジットカード会社を通して返金するのが原則です。クレジット払いをした場合は、旅行時に購入に使用したカードを持っていくとスムーズです。控えもあると、より安心です。

      旅行会社でクレジット払いをした場合は、購入した店舗でしか払い戻しができません。駅の窓口で取消証明の印をもらいましょう。1年以内に購入した店舗にきっぷを持参すれば、払い戻すことができます。なお、払い戻し手数料は証明の日付を基に計算します。

      自動券売機で払い戻しはできませんが、買い間違えた時は購入直後であれば払い戻しできます。払い戻しできないきっぷもありますが、覚えておくと便利ですね。

      きっぷの変更について

      きっぷの変更について

      写真:LINEトラベルjp 編集部

      最後に、きっぷの日付や区間などの変更について、ご説明します。

      使用開始前(指定券は乗車駅の発車時刻前)で有効期間内であれば、1回に限り同じ種類のきっぷ*に変更できます。手数料はかかりませんが、差額が発生する場合は追加支払い、または返金されることも。変更したきっぷには「乗変」というマークが印字されます。

      もし2回目の変更をする場合は、一度手数料を払って払い戻し、新たにきっぷを買い直す必要があります。注意したいのが、出発日の前日から出発時刻までに最初の変更をした指定券。変更後の出発日が2日以上前でも、払い戻し手数料は30%かかります。

      ちなみに、もし指定席特急券で当該列車に乗り遅れてしまった場合は、後続の自由席車両であれば当日中に限り乗車可能です。指定席を取りたい場合は、指定席特急券を買い直す必要があります。

      *…自由席特急券は指定席特急券への変更ができます。

      払い戻し・変更ルールを正しく理解しよう

      きっぷの払い戻し・変更ルールを、おおまかにご説明いたしました。JR旅客鉄道各社は、こういったルールを「旅客営業規則」という運送約款にまとめています。各社の公式サイトで確認することができますので、さらに細かく知りたい方はチェックしてみて下さい。

      ※2019年3月現在の情報を基に、払い戻し・変更ルールの概要を説明したものです。

        掲載内容は執筆時点のものです。

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