海外旅行で耳にする言葉「リコンファーム」。ほとんど必要ないとお思いの方も多いかと思いますが、今でも一部の航空会社ではリコンファームが必要とされており、手続きを怠ると予約がキャンセルされてしまうなんてケースも考えられます。
そこで今回はリコンファームが必要な航空会社をはじめ、英語での手続方法などをご紹介。念には念を重ねて、安心して海外旅行へ出かけましょう!
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https://pixabay.com/ja/まずは「リコンファーム」という言葉の意味から解説しましょう。リコンファームの「リ」は英語でRe「再び」、「コンファーム」はConfirm「確認する」という意味で、直訳すると「再確認」という意味となります。
航空券に関しては予約再確認のことを指し、「このフライトに間違いなく搭乗しますよ」という意思表示の意味合いを持ちます。これは予約を持っているにもかかわらず搭乗しない乗客を少しでも少なくするために航空会社側が設けているシステムで、基本的に出発の72時間前までに済ませなければならないという規則になっています。
写真:長坂 ヒロ
地図を見るここまで聞くと「なんだか面倒くさそう」と思われる方も多いかと思いますが、リコンファームが一般的だったのは一昔前の話。現在日本に就航ししているような航空会社ではほとんど不要となっています。
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https://pixabay.com/ja/では現在でも「リコンファーム」が必要とされる航空会社はどんなものがあるか。具体的にいくつか例を挙げてみましょう。
ターキッシュエアラインズ 、カタール航空、エジプト航空、エチオピア航空 、イラン航空、ウズベキスタン航空、ウラジオストク航空、厦門航空 、MIATモンゴル航空、チャイナエアライン 、中国南方航空、ガルーダ・インドネシア航空、マンダリン航空、ニューギニア航空
ただしこれらの航空会社を利用する場合は絶対にリコンファームが必要というわけではなく、一部の特定の路線ではリコンファームが必要というケースが多いようです。また、事前に宿泊先を登録することでリコンファームが免除されるケースや、帰国便が現地到着から72時間以内であればリコンファームが不必要なケースもあるので、予約時に利用航空会社のリコンファームの規定をよく確認しておくことが重要です。
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地図を見るこうした航空会社ではリコンファームをしないと最悪の場合予約を取り消されるケースもあり、特に多くの乗客が利用する繁忙シーズンにおいてはその可能性がさらに高くなります。
航空会社側の立場に立ってみれば、予約を持っているにもかかわらず搭乗しない乗客は早く取り消して、キャンセル待ちの乗客をどんどん取り入れたいですよね。気づかぬうちに予約が取り消されていたなんてことのないよう、こうした航空会社を利用する際にはリコンファームを徹底しましょう!
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地図を見るでは具体的にどのように「リコンファーム」を行うのか、最後にその方法をご紹介します。基本的に方法は2パターン、空港のカウンターか電話が考えられます。一番簡単なのは、到着した空港でそのまま航空会社のカウンターに出向いてリコンファームを済ませてしまうという方法です。「Reconfirm, please」と航空券を出して確認するだけなので、あっという間にできてしまいます。
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https://pixabay.com/ja/電話でリコンファームを行う際には、当然英語でのコミュニケーションが必須となります。必要となる情報は、フルネーム、フライト日、便名、出発地&目的地です。併せて滞在先のホテルの詳細を聞かれることが多いので、あらかじめ手元に用意しておくと良いでしょう。また、航空会社の電話番号は出発のカウンターで事前に聞いておくのが賢明です。
いかがでしたでしょうか?旅慣れた方でも意外とやり方を知らない「リコンファーム」。ご紹介のとおり方法は非常に簡単ですので、該当の航空会社を利用の際はリコンファームの必要の有無を確認のうえ、忘れずリコンファームを行ってくださいね。
気が付いたら帰国の航空券がキャンセルされていたなんてなってしまったら大惨事。確実に海外旅行を楽しむためにも、ぜひこの記事を参考にリコンファームを徹底してくださいね!
2019年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2023/11/30更新)
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