世界一の大都市、ニューヨーク。見所がたくさんあるニューヨークは人気の観光地でもあるため、飛行機やホテル代、レストランの物価がどのくらいなのか気になりますよね。
今回は、一人旅や個人旅行で手配する場合の旅費からパッケージツアー料金の目安、1週間滞在する場合の費用、現地での節約方法をご紹介します。
まずはじめに、個人で航空券とホテルを手配する場合の予算から見ていきましょう。
東京からニューヨークへは直行便で13時間、料金は往復10〜15万円ほどです。夏休みやクリスマス、年末年始は20〜25万円になることもあるので、予定が決まったら早めに予約しましょう。
経由便の場合は7〜9万円と格安にはなりますが、経由地でのトランジットが10時間以上あることも。5〜7日間の旅行の場合はニューヨークで時間を有効に使える直行便がオススメです。
<航空券の相場>
直行便:10〜15万円
経由便:7〜9万円
そして、ニューヨーク旅行で最も費用がかかるのがホテルの宿泊費。
観光に便利なマンハッタンのミッドタウン地区にある中級ホテルであれば1泊2〜3万円ほど。トレンドに敏感な人やアート好きに人気のブルックリンでも1泊2万円前後です。
<ホテルの相場>
格安ホテル:1泊 1〜1.5万円
スタンダード:1泊 2〜3万円
ラグジュアリー :1泊 4〜6万円
※1名でも2名でも料金は同額です。
個人で航空券やホテルを探す時間と手間を省きたい方は、パッケージツアーの利用が便利。
ニューヨークは1週間あれば主要観光スポットを巡ることができます。そのため4泊6日〜5泊7日といったツアーが人気。パッケージツアー料金の目安は以下の通りです。
<ツアー料金の相場>
・大阪発 6日間 米系航空会社利用(経由便)
タイムズスクエア付近の3つ星ホテル泊で8.2万円〜
・東京発 6日間 航空会社未定(直行)
マンハッタンのホテル泊 10万円〜
ツアー料金は、良いホテルになればなるほど上がります。
一方、航空会社やホテルにこだわりがなく、できるだけ費用を抑えたい場合は、安いパッケージツアーを利用するとお得にニューヨーク旅行ができますよ。詳しくはツアーを検索してみてくださいね。
ニューヨークの物価はアメリカの中でも高めです。スターバックスなどチェーン系のお店は日本と変わりませんが、レストランやオシャレなカフェは、日本より10〜30%ほど高く感じるでしょう。
というのも、アメリカではファストフード店以外はチップが必須。レストランやカフェで飲食した場合、20%程度のチップを払うのがマナーだからです。
参考までにチップ込みのだいたいの金額をご紹介します。
<レストラン・カフェの相場>
コーヒー:4ドル
ピザ(スライス / ホール):5ドル / 30ドル
カジュアルなレストラン:30〜40ドル
中級レストラン:50〜80ドル
ステーキハウス:100〜200ドル
高級レストラン:300ドル〜
ニューヨークで食費を抑えたい方は最後の「ニューヨーク旅の費用を抑えるポイント」をご覧ください。
はじめてのニューヨーク観光。王道の観光スポットを1日で回った場合、どのくらい費用がかかるのか例をあげてみます。
<旅のプラン例>
ホテル周辺のカフェで朝食→自由の女神→ブルックリンブリッジ→チェルシーマーケットでランチ→セントラルパーク→MoMA→カフェで休憩→タイムズスクエア→ディナー
<費用>
カフェ朝食:10ドル
自由の女神:18.50〜21.50ドル
ブルックリンブリッジ:無料
ランチ:20ドル
セントラルパーク:無料
MoMA:25ドル
カフェ:5ドル
タイムズスクエア:無料
ディナー:50ドル
交通費:30ドル(MRTとUberを利用した場合)
合計:約160ドル(約18,000円)
その他、ミュージカルを観たい場合は70〜300ドル、ジャズクラブで本場のジャズを楽しむには30〜50ドルなど、現地でのアクティビティによって費用が変わります。
ニューヨークに4泊6日で行く場合、総額でどのくらいかかるのか、おおよそで計算してみましょう。
<個人手配の場合>
飛行機代:7〜15万円
ホテル代:2万円×4泊=8万円(一人旅)
2万円×4泊÷2=4万円(2人で旅行)
観光4日間:1.8万円×4日=7.2万円
合計:約22〜30万円(一人旅)、約18〜26万円(2人で旅行)
<パッケージツアーの場合>
ツアー代:8〜12万円
観光4日間:1.8万円×4日=7.2万円
合計:約15〜19万円
その他、お土産やアクティビティによって金額が変わりますが、ニューヨーク旅行は20万円〜が相場と言えるでしょう。
時期やプランによっては、パッケージツアーの方が個人手配より高額になる場合もあります。必ずご自身でご確認ください。
ニューヨークの物価は日本より高いので「少しでも節約できたらいいな」と思う方も多いですよね。そこで、年に1度はニューヨークに行く筆者が実践している節約ポイントをお伝えします。
<節約ポイント>
【1】 オフシーズンを狙う
年末年始やクリスマス、夏は飛行機代もホテル代も高くなります。ニューヨークに行く時期を選べるなら、オフシーズンの1月〜4月、9月〜11月が比較的安く行けますよ。特に秋のニューヨークは美しいのでオススメです!
【2】 シティパスを利用する
はじめてのニューヨーク旅行で定番の観光スポット巡りをしたい方にオススメなのが「CityPASS」。以下の人気観光スポットのうち6つに入ることが出来ます。
(1)エンパイア・ステート・ビルディング
(2)アメリカ自然史博物館
(3)メトロポリタン博物館
(4)トップ・オブ・ザ・ロック展望台またはグッゲンハイム美術館
(5)自由の女神行きのフェリーとエリス島またはサークルライン観光クルーズ
(6)9/11メモリアル博物館またはイントレピッド博物館
料金は総額232ドル⇒132ドルと、100ドルもお得な上、毎回チケットを購入する必要がないので時間短縮にも。「CityPASS」はオンラインまたは各観光地のチケットオフィスで購入できます。
【3】入館料無料の日時をチェック
アメリカの美術館・博物館は、入館料無料または寄付のみで入館できる時間を設けているところがあります。ニューヨークだとMoMAは毎週金曜日の午後4時〜、グッゲンハイム美術館は毎週土曜日の午後5時〜など、人気の美術館もありますので、各公式サイトをチェックしてみてくださいね。
【4】 メトロカードを利用する
節約派にオススメなのがニューヨークのメトロカード。ニューヨークの地下鉄は1回3ドルですが、メトロカードなら2.75ドル。更に「7-Day Unlimited Ride MetroCard」なら7日間MTAとバスが乗り放題で33ドルなので、メトロやバスで移動したい方にはお得なパスです。
【5】スーパーやデリ、フードトラックを利用する
そして最も簡単にニューヨークの滞在費を抑えられるのが食費。高級なレストランは1日1度にして、スーパーのサラダバーを利用したり、デリでテイクアウトしてみては?
また、ニューヨークにはフードトラックやベンダーがたくさん出ています。ピザ、ホットドッグ、ハンバーガー、チキンオーバーライスなど5〜10ドルで手頃に食べられますよ。チップも不要なので節約派にはオススメです。
ニューヨークには映画に出てくるような豪華で格式高いホテルや、最高級の料理が味わえるレストランがたくさんあります。一方で、節約ポイントさえ知っていれば、予算が少ない旅行者でも十分楽しむことができる街です。
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※2019年6月現在の情報です。(1ドル110円で計算)
※費用は航空会社、ホテル、ツアー、アトラクションにより異なります。あくまで目安として参考になさってください。
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(2024/11/9更新)
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