日本から約3時間半のフライトで気軽に行けるグアム。キャッシュレス化がかなり浸透してはいるものの、カードが使えない市場や手渡しするチップのことを考えるとやはり現地通貨の用意は必須です。
今回はグアム旅行の際、どこで両替するとお得か、2泊3日の滞在で必要な現金の目安、また多めに用意しておきたい金種などをご紹介。最善の方法で現金を準備して、お金の気がかりゼロの滞在とお得なショッピングを目指しましょう!
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https://www.photo-ac.comまずはグアムの通貨であるアメリカ・ドル(USD)の基本について確認しましょう。
・レート
2019年7月現在のレートで1ドル=約108円。
・紙幣
$1、$5、$10、$20、$50、$100
・硬貨
1¢(ペニー)、5¢(ニッケル)、10¢(ダイム)、 25¢(クォーター)
硬貨には金種ごとに呼び名があります。また50¢や$1ドルの硬貨もありますが、あまり出回ってはいません。
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https://www.photo-ac.com続いてグアム旅行時に、日本円からアメリカ・ドルへ外貨両替できる場所をざっとご紹介。
・日本/グアムの銀行
・日本/グアムの空港
・日本の郵便局
・日本の金券ショップ
・外貨宅配サービス
・グアムの民間両替所
・ホテル
・Tギャラリア グアム by DFS
日本の郵便局と金券ショップは両替を行なっていない店舗もあるので、利用する際は確認を。
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https://www.photo-ac.comでは実際に両替をするとき、1番お得な場所はというと……
「日本の銀行と空港」です!
グアム旅行の際はなんと日本で先に両替しておくとお得なのです。中でもおすすめは銀行もしくは空港の両替所。どちらもだいたい同じようなレートです。平日仕事をしている方には、営業時間が長くて出発前に立ち寄れる空港の両替所が利用しやすいでしょう。成田空港など大きな国際空港は両替所が数か所あるので、時間に余裕があれば比較してさらにレートがいいところ($1を極力少ない日本円で買えるところ)で換金率の良い両替を追求できます。
金券ショップもレートがよいと言われていますが、両替を実施している店舗が少なく、その店舗まで行くための交通費などを考えると結果的にお金と時間のかかる両替になってしまうことも。また外貨宅配サービスは両替する最低金額が設定されていたり、送料を無料にするためには多額の両替が条件だったりするため、短期間の滞在が主流のグアムでは使いきれない額になることが予想されます。
グアム旅行の場合は迷わず日本の銀行か空港で両替を!大事なお金のやりとりを英語ではなく日本語で済ませられるところも嬉しいですね。
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https://www.visitguam.jp万が一、現地で現金が足りなくなった場合はグアムのどこで両替するとよいか?これも知っておきたいことですね。もしもグアムで両替するなら「Tギャラリア グアム by DFS内の両替所」がおすすめ。銀行やホテルよりもレートがよく、安心感もあります。身分証の提示が必要なのでパスポートをお忘れなく。
免税店はグアム滞在中に1度は訪れるような代表的なお買い物スポット。タモンエリアのホテルに宿泊した場合は徒歩圏内、少し離れた滞在先からはDFSの無料シャトルバスで来ることができます。買い物ついでに両替できるので観光客にはとっても利用しやすいです。
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https://www.visitguam.jp両替の場所が決まったら、次に考えるのは両替する金額。まずは両替の目安としてだいたいのグアムの物価を確認してみましょう。計算方法は$1=約108円です。
・ハンバーガー $5 (約540円)
・ステーキのディナー $40 (約4,320円)
・アンダーウォーターワールド入場券 $23 (約2,484円)
・空港からタモンエリアまでのタクシー代 $22(約2,376円)
・赤いシャトルバス(路線バス) 1日乗り放題券:12ドル(約1,296円)
・市内観光 $30 (約3,240円)
・シュノーケルツアー $50 (約5,400円)
お店や会社によって価格差はあるものの、グアムの物価は日本より少々高め。1日の費用はだいたい$100〜$150(約10,800〜16,200円)くらいが標準的。2泊3日でトータル$300〜$450(約32,400〜48,600円)くらいの滞在費があれば、グアムならではのリゾートライフを過ごせるでしょう。
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https://www.visitguam.jpしかしツアーを利用した場合は空港からホテルまでの送迎がついていたり、島内を移動できるシャトルバスが乗り放題だったりするので、個人手配より少ない滞在費で済むことに。
グアム旅行者のほとんどが現金以外にクレジットカードを併用する傾向があります。観光名所の「デデドの朝市」や「チャモロビレッジ・ナイトマーケット」は現金しか利用できないので、そういった場所では現金を。ディナーやショッピングなど1度の支払額が大きい時はポイントも貯まるクレジットカードで支払うといったように、お店や金額に応じて支払い方を変えるのが一般的です。
ツアーやクレジットカードを利用する予定であれば、上記の目安よりも現金はもっと少なめでもよいでしょう。
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https://www.photo-ac.com現金から現金へ両替する以外にも、ドルを用意できる方法があります。滞在中、緊急で両替したいなどというときに役立つ方法がこちら。
・クレジットカードの海外キャッシング
現地のATMでクレジットカードを使って現金を引き出すキャッシング。カード会社への手数料・ATM手数料・利息がかかりますが、カード会社が設定しているレートが意外とよかったり、繰り上げ返済ができたりで、トータル的に両替よりもお得になることも。両替するだけの日本円があまりない時などは覚えておくと便利な方法。
・ABCストア
食品や雑貨などを販売しているチェーン店「ABCストア」。ここでは日本円で買い物をしておつりをドルでもらうことができます。レートも悪くはなく、グアムの街中に点在しているのでアクセスも良好。観光客には使いやすいスポットです。
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https://www.photo-ac.com/アメリカの準州であるグアムではチップの習慣があります。旅の序盤からチップを渡すという場面に遭遇するので、最初の両替で細かいお金を用意しておきましょう。基本的なチップの相場はこちら。
・ベッドメイキング(1人) $1
・ポーター(荷物1個) $1
・カジュアルなレストラン 食事代の10〜15%
・高級レストラン 食事代の15〜20%
・タクシー 運賃の15%
・タクシー 荷物の積み下ろし $1
サービス料が含まれている場合、チップは不要。直接チップを手渡しするような場合によく使われるのが$1〜2です。この場合、硬貨で渡すのは大変失礼。両替時は$1〜2札の割合を多めにしてもらいましょう。
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https://www.visitguam.jpドルでもよく使う金種と使わない金種があります。$100札は日本の1万円札の感覚とはだいぶ違い、敬遠されがち。お店で出すと店員の顔がちょっと曇ります。またグアムではコインランドリーを設けているホテルが多いのですが、使えるのは基本的に25¢硬貨。洗濯と乾燥で$4だとすれば25¢が16枚も必要に。またビーチへ行く時は飲み物を買う程度の小額の現金が好ましかったりもします。
ドルを崩したい場合は、ホテルフロントで両替を。身近で安心感もあり、24時間両替できる……これ以上の場所はありませんね。
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https://www.photo-ac.com/逆にコインがなかなか使えずどんどん貯まり、もう帰国日、なんてことも。25¢は今後アメリカ方面の旅行時に活躍できるので取っておく価値がありますが、1¢コインなどは次の旅行でもなかなか出番がなさそうですね。そんな時は日本の空港にある「ポケットチェンジ」を利用してみては?
ポケットチェンジは余った外国通貨を電子マネーなどに交換できる機械です。重くて使いにくい硬貨がカードやスマホの中に収まるので、これはかなりすっきり。日本の国際空港のほとんどにあるのでぜひ利用してみてはいかがでしょう?
最後に残ったドルをまた日本円に戻すべきか悩ましいところですが、手数料のことを考えると再両替はあまりおすすめではありません。アメリカ・ドルはハワイやアメリカ本土でも使えるので、いつかの旅行にとっておいてもいいでしょう。あるいは円高の時期にドルへ変えたなら、円安になって換金率がいい時期に戻すというのも1つの手段です。
ぜひお得な両替で、グアムで実りのあるショッピングや満足感たっぷりのグルメを楽しみましょう!
2019年7月現在の情報です。為替レート、手数料等は最新の情報をご参照ください。また物価などはあくまでも一例となりますのでご了承ください。
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(2025/2/9更新)
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