海外旅行には運転免許を!国際運転免許証の取得方法などを紹介 | トラベルjp 旅行ガイド

海外旅行には運転免許を!国際運転免許証の取得方法などを紹介

海外旅行には運転免許を!国際運転免許証の取得方法などを紹介

更新日:2024/06/27 00:33

トラベルjp 編集部のプロフィール写真 トラベルjp 編集部

海外旅行中、レンタカーで自由気ままなドライブを楽しむ予定の方も多いでしょう。オーストラリアのアウトバックやアメリカのルート66は、一度は走行してみたいドライブウェイとして人気です。

海外で車を運転する場合、国際運転免許証の携帯が必要となります。当記事では、国際運転免許証の概要と取得方法、また海外旅行中の免許携帯に関する、よくある質問などをご紹介します。

国際運転免許証とは?

国際運転免許証とは?

提供元:写真AC

https://www.photo-ac.com/

海外旅行中に車を運転する場合、国際運転免許証(国外運転免許証)が必要です。国際免許証は、自分の国で自動車や二輪車等を運転できる免許を持つ人が自国以外で運転することを認めるもので、自国の運転免許証の翻訳物としての役割もあります。

国際免許証の有効期限は発行から一年。有効期限内であれば、海外を訪れる度に何度でも利用できます。一方通常の運転免許と違い、更新制ではなく期限が切れたあとは再申請となります。

国際運転免許証とは?

提供元:pixabay

https://pixabay.com/ja/

なお国際免許証が有効となるのは、ジュネーブ条約に加盟している国が対象となります。北米、アジア、ヨーロッパなど多くの日本人観光客が訪れるほとんどの国が加盟していますが、例外はドイツとスイス。この二カ国はジュネーブ条約に加盟していません。二国間条約があるため、国際免許証を所持することで運転は可能となりますが、有効期限などは協定国とは異なります。ドライブをする予定がある場合は、両国の大使館に確認しておきましょう。

また国際運転免許証を所持していても、旅行先によっては利用できる車種が限定される場合があります。渡航先が決まった段階で確認しておきましょう。

国際運転免許証はどこで取得できる?

国際免許証は各都道府県の免許センター、および警察署で申請・取得することができます。免許センターは即日発行、警察署では約二週間ほど発行に時間がかかります。なお申請時点で免許が有効であることが条件のため、免停中や有効期限切れの場合は申請できません。

国際運転免許証はどこで取得できる?

提供元:写真AC

https://www.photo-ac.com/

取得にあたっては以下の書類が必要となります。

・運転免許証(有効期限が一年以上残っているもの)
・写真1枚(縦4.5センチメートル横3.5センチメートル、パスポートサイズ)
※人物配置が顔中心、無帽、正面、無背景、枠なし、申請前6か月以内に撮影したもの
・パスポートなど渡航を証明するもの(要印刷)
・手数料 2,350円(2024年6月現在)

なお一度国際免許証を取得し、再申請する場合は古い国際免許証を返納する必要があります。必ず持参しましょう。

日本の免許証は持っていく?よくある質問

ここでは海外旅行中の免許に関するよくある質問をご紹介します。

・日本の運転免許証は持っていく?
海外でレンタカーを借りる際、日本で発行された有効な運転免許証も必要書類に含まれている場合がほとんど。忘れずに持っていきましょう。

また万一パスポートを紛失した場合、免許証は日本へ緊急帰国するための渡航書を発行するための身分証明書としても使えます。運転する予定がなくても、免許証を持っていくとよいでしょう。

日本の免許証は持っていく?よくある質問

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・ハワイやグアムでは国際運転免許証がなくても運転できるってホント?
ハワイやグアム、サイパンはジュネーブ条約に加盟しているものの、パスポートの携帯などの条件を満たせば日本の運転免許証でもレンタカーが利用できます。

しかし万一事故にあったりトラブルに巻き込まれたりした場合、現地の警察が免許証に書かれた日本語を読むことができず、手続きに必要以上の手間や時間がかかったり、最悪の場合、無免許運転とみなされたりしてしまう可能性も。そのため国際運転免許証を取得することをおすすめします。旅行中、運転する予定の方は、まずは旅行前にレンタカー会社に確認・相談してみましょう。

ルールをしっかり守って安全ドライブを!

海外旅行先でドライブを楽しむ場合、国際運転免許証の携帯が必須となります。免許センターは土日・祝日はお休みであることが多いので、運転することが決まったら、早めに取得の手続きをしましょう。

また最も大切なのが運転する国の交通ルールをしっかり理解することです。日本と異なる右側通行の国は多く、見慣れない交通標識も多数。イギリスのラウンドアバウトなど日本では見かけないタイプの交差点もあります。旅行前に必ず現地の交通ルールを把握しておきましょう。

※2024年6月時点の情報です。旅行時にはご自身で最新の情報をご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。

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