パッケージツアーって何?なぜお値打ち?利用するメリットは?

パッケージツアーって何?なぜお値打ち?利用するメリットは?

更新日:2024/03/04 16:51

トラベルjp 編集部のプロフィール写真 トラベルjp 編集部

旅行会社のパンフレットや予約サイトなどで見かける「パッケージツアー」とは、一体どういう商品なのでしょうか?どうしてお得な価格になっているのでしょうか?

本記事では旅行初心者の方に向けて、パッケージツアーの概要と仕組み、予約方法やメリット・デメリット、さらにお得な探し方をご紹介します!

パッケージツアーとは?

パッケージツアーは正式名称を「募集型企画旅行」と言い、旅行会社が航空券やきっぷ、宿泊などを組み合わせて販売するものです。交通機関、宿泊施設、とそれぞれ個別で予約する必要はなく、旅行会社でパッケージツアーの申し込みをすれば手配が一気に完了します。

似た商品として「ダイナミックパッケージ」がありますが、こちらはフライト、ホテルを旅行者が好きなように組み合わせて予約するもの。パッケージツアーはあらかじめ組み合わせが決まっていて、フライトやホテルは指定されたものの中から選ぶ、という違いがあります。

パッケージツアーとは?

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個別に航空券・ホテルを手配するよりも、パッケージツアーの方が安くなることがあります。

それは旅行会社が団体用のレートで仕入れた航空券やきっぷなどを組み合わせて販売しているから。ただしお値打ちな分、日付のアレンジができないなど制限が多いのが特徴です。

パッケージツアーの疑問:フリープランとは?

パッケージツアーの疑問:フリープランとは?

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パッケージツアーの商品ページを読んでいると、よく見かけるのが「フリープラン」。交通と宿泊だけがセットになった自由行動がメインのプランですが、空港とホテル間の送迎、現地での無料半日観光などが付いている商品もあります。韓国や台湾、グアムをはじめ主な海外の国、都市行きのフリープランが用意されています。

パッケージツアーの疑問:添乗員同行とは?

パッケージツアーの疑問:添乗員同行とは?

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「添乗員同行」というプランは日本を出発するときから現地での滞在中、帰国まですべて添乗員がついてお世話してくれるというもの。移動や食事も含まれ、現地で言葉の不安がある方や旅行に慣れていない方も安心して参加できます。

「現地ガイド付き」というプランもありますが、これは現地で係員と合流して旅行するもの。空港での手続きは自分で行う必要があります。なお、現地ガイド=日本語を話せるガイドなので、日本人とは限りません。

基本的には現地での行程も決められているので、自由行動はあまりできません。

パッケージツアーの気になる用語

パッケージツアーを探していると、聞き慣れない用語がたくさん。主な用語をご紹介します。

・申込金、予約金
パッケージツアー申し込み後、所定の期日内に旅行代金の一部を支払います。金額は一律●万円、価格の○%、というように、旅行会社や予約日によって異なり、支払わないと予約が取り消されてしまうことも。

・キャンセル料
予約を取り消すと、海外は出発日の30日前、国内は20日前からキャンセル料がかかります(通常期)。詳細は以下のリンクを確認してください。

・最少催行人員
ツアーを実施するために最低限必要な申込人数のことで、添乗員同行ツアーでよく見られます。期日までに所定の人数に達しなければ、ツアーは実施されません。

・航空会社/ホテル指定なし
申し込んだ時点ではおおよその時間帯、ホテルグレードしか選ぶことができない商品で、お値打ちなツアーでよく見られます。利用便・ホテルが決まるのは最終日程表を受け取る頃、出発のおよそ1週間前〜直前になることが多いです。

パッケージツアーの気になる用語

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・滞在中トロリー乗り放題、シャトルバス2日券付
グアム、ホノルル中心部を走るシャトルバス、トロリーバスのチケットがツアーに含まれるもの。JTB、HISなど大手旅行会社が運行するトロリーがあるため、申し込む旅行会社によって利用できる路線は異なります。

・免税店、土産店、説明会場立ち寄りなし
空港とホテル間の送迎があるツアーでは、説明会が行われるツアーデスクや、買い物のため免税店などに途中で立ち寄ることがあります。できるだけ滞在時間を長く確保したい方は、このキーワードをチェックしましょう。

・オールインクルーシブ
ホテル滞在中のアクティビティや食事代がほぼすべて含まれていること。カンクンやモルディブなどリゾートに多いプランです。

・周遊
複数都市を観光するプラン。ヨーロッパでは「ロンドン・パリ周遊7日間」のような、国をまたいだツアーが人気です。

パッケージツアーの気になる用語

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・チャーター便利用
通常は運航していない時間帯や路線で、臨時便として就航するフライトを利用するツアー。年末年始、GWなど繁忙期に登場することが多いです。

・燃油サーチャージ
燃油サーチャージとは燃料費の一部が運賃に上乗せされたもので、航空券を発券する際に加算されます。パッケージツアーは基本的にはツアー代金に含まれていますが、一部のLCC(格安航空会社)では燃油サーチャージ自体の設定がない場合も。

・受託手荷物料金○kg込み
LCCを利用する場合、預けられる荷物の重量制限があり、超えると追加代金が必要になります。あらかじめオーバーする分が旅行代金に含まれていると安心。

・機中泊
深夜の出発や、時差のある国を旅行する場合に、飛行機の中で一晩過ごすこと。例えば「ハワイ3泊5日」であれば、初日は飛行機に乗り2日目に到着、3日はまるまる現地で過ごし、4日目に出発。5日目に日本に到着、という行程です。

パッケージツアーのメリット・デメリット

パッケージツアーを利用するメリット・デメリットをご紹介します。

■メリット
・価格が安い。
・交通、宿泊など旅行会社で一括で予約できる。
・キャンセル料が発生する日付が明確。
・出発前に日程表、予約確認書などまとめて用意してもらえる。
・緊急連絡先が用意されていて、現地で困った時にはツアーデスクなどを利用できる。
・ツアー専用のお得なオプショナルツアーが用意されていることも。

パッケージツアーのメリット・デメリット

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■デメリット
・ホテル、フライトの組み合わせに限りがある。
・旅程のアレンジがしづらい。
・商品によっては一人参加だと割高、または予約できない。
・航空券の予約クラスが選べないので、マイルが貯められないことがある。
・早割やLCCのセールなど格安航空券と比較すると高くなる場合も。

パッケージツアーのお得な探し方

最後に、パッケージツアーのお得な探し方をご紹介します。

・セール、早割、アウトレット
パッケージツアーの商品名に、上記のようなキーワードが入っているものはお値打ちです。

・1枚刷りのチラシ、Web限定
旅行会社店頭で探す場合は、冊子になったパンフレットより1枚刷りのチラシがお得です。カラーではないものの方がお得度はさらにアップ。ネット予約する場合はWeb限定商品にお得なものが隠れています。

・セール時期を狙う
旅行会社によっては毎年決まった時期に売り出しをします。旅行会社のメルマガに登録、SNSのアカウントをフォローするなどし、情報をキャッチしましょう。

・旅行比較サイトを使う
各旅行会社のパッケージツアーをまとめて比較できる、旅行比較サイトというものがあります。条件を入力して検索すると一覧で表示されるので、見比べて検討しましょう。

大手旅行会社ではなくても、沖縄専門、ハワイ専門といったように、各方面に特化した旅行会社がお得なパッケージツアーを取り扱っていることがあります。気になるツアーが見つかったら、まずは企画している旅行会社に問い合わせてみましょう。

※本記事はパッケージツアーの概要を説明したものです。旅行会社、商品によって条件は異なります。

掲載内容は執筆時点のものです。

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