カンボジア旅行のベストシーズンはいつ?【徹底解説】服装・時期別の気候も紹介 | カンボジア | トラベルjp 旅行ガイド

カンボジア旅行のベストシーズンはいつ?【徹底解説】服装・時期別の気候も紹介

カンボジア旅行のベストシーズンはいつ?【徹底解説】服装・時期別の気候も紹介

更新日:2025/09/12 12:39

都築 空のプロフィール写真 都築 空 トラベルホリック、ときめき写真撮り

アンコールワットの遺跡巡りが有名なカンボジア。特にバックパッカーや学生旅行に人気の旅行先の1つです。 「年中暑いイメージだけど、涼しい時期ってあるの?」「アンコールワットで朝日を見るのにいい時期は?」など、カンボジア旅行を計画する上で気になる疑問は多いでしょう。

この記事では、カンボジアの気候の特徴から、ベストシーズンである乾季の魅力、年末年始・GW・お盆といった人気時期の気候、そして旅の服装まで、あなたのカンボジア旅行を最高にするための情報を徹底解説します。

年間を通して高温!カンボジアの気候と雨季・乾季の特徴

年間を通して高温!カンボジアの気候と雨季・乾季の特徴

写真:都築 空

カンボジアの気候は熱帯モンスーン気候に属しており、年間を通して気温が高いのが特徴です。

日本のような四季はなく、季節は「雨季」と「乾季」の2つに分かれています。

■雨季…5月下旬〜10月下旬ごろ
雨季は日本の梅雨とは違い、1日中雨が降るようなことは基本的にありません。スコールと言われ、短時間に大雨が降ります。常に30度前後と気温が高く、雨も降るので湿度も高く、じめじめとした暑さを感じます。

■乾季…11月上旬〜5月中旬ごろ
乾季は前半と後半で過ごしやすさが異なります。前半は雨も少なく、25度前後と比較的涼しいため、最も過ごしやすい時期。後半になり雨季に近づくにつれて暑さが厳しくなり、外に立っているだけで汗だくになるような気候になります。この時期は日中35〜40度ほどになる日もあります。

カンボジア旅行のベストシーズンは「乾季の前半(11月〜2月頃)」

カンボジア旅行のベストシーズンは「乾季の前半(11月〜2月頃)」

写真:都築 空

カンボジアのベストシーズンは乾季の前半、11月〜2月頃です。

この時期は雨が少なく、比較的涼しいため、アンコールワットなどの遺跡巡りには最適です。長時間の観光でも体力を消耗しにくく、快適に過ごせるでしょう。特に、アンコールワットの美しい朝日や夕日を見るには、雨の心配が少ない乾季がおすすめです。

カンボジア旅行のベストシーズンは「乾季の前半(11月〜2月頃)」

写真:都築 空

また、エメラルドグリーンの海が美しいロン島やロンサレム島といったビーチリゾートを楽しむにも、乾季が適しています。乾季の方が曇りが少なく、海も穏やかなため、より美しいビーチを満喫できる確率が高まります。

もちろん、雨季に訪れても雨季ならではの魅力があります。緑が多いことや、5月〜8月は日も長いため、一日を長く楽しめるでしょう。シェムリアップの近くにあるトンレサップ湖は季節湖のため、雨季になるとその大きさが最大になり、水も濁った水からきれいな水になります。

年末年始、GW、お盆のカンボジアの気候は?

年末年始、GW、お盆のカンボジアの気候は?

写真:都築 空

ベストシーズンに旅行するのが難しい場合でも、日本のお休みの時期にカンボジアの気候がどうなのかを把握しておけば、旅の準備に役立ちます。年末年始、ゴールデンウィーク、お盆の時期の気候を見ていきましょう。

■年末年始(12月下旬〜1月上旬)
年末年始は、カンボジアの乾季の前半にあたり、まさにベストシーズンです。雨が少なく、比較的涼しいため、最も過ごしやすい時期と言えるでしょう。シェムリアップは観光地のため、年末年始であっても比較的お店なども開いており、パブストリートではカウントダウンイベントで大変な盛り上がりを見せます。

年末年始、GW、お盆のカンボジアの気候は?

写真:都築 空

■ゴールデンウィーク(4月下旬〜5月上旬)
GWはカンボジアでは乾季の終わりで、年間で最も気温が高くなる時期です。35〜40度ほどの気温になる日が多く、外に立っているだけで汗をかくような気候になります。アンコールワットの遺跡巡りは常に屋外のため、暑さでかなり体力を消耗します。この時期に訪れる場合は、水分をこまめに取り、休憩を多くとるなど、無理をしないようにしましょう。暑い時期なので、ロン島などビーチリゾートを楽しむのが良いかもしれません。

■お盆(8月中旬)
お盆はカンボジアでは雨季にあたります。ベストシーズンではありませんが、雨季ならではの良さを楽しむことができます。例えば、雨季は雨が多いため、砂埃が少なく、緑も多い時期です。緑豊かなカンボジアの景色を見たいのであれば雨季の方が良いと言えます。また、雨と言っても日本のような一日中降り続く雨ではなく、一時的なスコールですので、少し待っていれば止みます。スコールの後に晴れた夕日も綺麗で、幻想的な景色を楽しめます。

カンボジア旅行での服装・持ち物ポイント

カンボジア旅行での服装・持ち物ポイント

写真:都築 空

年間を通して温暖なカンボジアなので、基本的には日本の夏の服装で問題ありません。ただし、遺跡巡りがメインの場合は動きやすい服装を選びましょう。

また、汗をたくさんかくことが予想されるため、着替えを多めに用意しておくと安心です。日差しが非常に強いため、日焼け止めは必須。UVカットの上着や帽子、サングラスなども活用しましょう。朝晩や室内で冷房が効きすぎている場合に備え、薄手の羽織るものがあると便利です。

カンボジア旅行での服装・持ち物ポイント

写真:都築 空

現地のマーケットなどで「クロマー」を購入するのもおすすめです。クロマーとはカンボジアの伝統的な手織布のことで、様々な用途に使用できる手ぬぐいやストールのようなものです。安いものだと3ドルほどから購入でき、寒い時に羽織ったり、頭に巻き付けて帽子代わりにしたり、腰に巻いてスカートのように使うこともできます。

最後に、アンコール遺跡群巡りの際に気を付けたいのが、肌の露出です。一部の遺跡では、キャミソールやショートパンツなど露出が多い服装では入場が制限される場合がありますので、肩や膝が隠れる服装を用意するように注意してください。

気候を考慮して楽しいカンボジア旅行を!

年中暑いカンボジアは雨季と乾季に分かれ、ベストシーズンは乾季の前半、11月〜2月。ですが、雨季でも十分に楽しむことができます。

アンコール遺跡巡りをするには乾季の終わりだけは暑さがかなり厳しいので、できるだけ避けたほうが良いでしょう。

気候を把握して、それぞれの時期の魅力あるカンボジアを楽しんでみてください。

2025年9月現在の情報で、概要を説明したものです。最新情報は公式サイトなどをご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。

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