日本人好みのヘルシーでおいしい料理、安くてかわいい雑貨のショッピング、青い海と白い砂浜のビーチなど、旅行先として重要視したいポイントがたくさん詰まったベトナム。飛行機の便数が増えて便利になり、日本からの渡航者数も上昇しています。
ホーチミン、ハノイ、ダナンなど、都市ごとに異なる魅力を持つベトナムに行くなら、何泊必要でしょうか?都市ごとのおすすめプランをご紹介します。
写真:中山 杏
地図を見る地図を見ると日本とそっくりな形をしたベトナムは、東側を南シナ海、西側を中国、ラオス、カンボジアと接しています。東南アジアと言えば常夏のイメージですが、縦に長い国土のため、都市によって気候が異なります。
南部のホーチミンは1年を通じて常夏で、5月から10月は雨季にあたります。首都のある北部のハノイは日本と同様に四季があり、冬は気温が10度を下回ることも。そのちょうど中間くらいにある中部のダナンは1年中暑いですが、9月から12月が雨季にあたり、台風の影響も受けます。
写真:中山 杏
地図を見る日本からのフライトは、羽田、成田、中部(名古屋)、関西、福岡とハノイ、ホーチミン間、成田、関西とダナン間に直行便が運航していて、所要時間はおよそ4時間半から6時間半。最近特にビーチリゾートとして人気が高まっているフーコック島やニャチャンをはじめとしたベトナム主要都市へも、ハノイまたはホーチミン経由で日本から同日乗継が可能です。
写真:中山 杏
地図を見る気候だけではなく、都市によって人の性格や料理の味付け、観光の見どころなども異なります。
年中常夏のホーチミンに住む人々は人懐こくてフレンドリーな人が多く、料理は甘みが強め。また南国フルーツの宝庫でもあります。
ハノイの人々は南部に比べると静かでまじめな人が多く、屋台から高級ベトナムフレンチまで、幅広いグルメが楽しめる街です。
ダナンの人々はフレンドリーで、2大都市に比べるとリゾートらしくのんびりしています。またおしゃれなカフェや、ベトナム風バゲットサンドイッチのバインミーなどのB級グルメが楽しめるところです。
写真:中山 杏
地図を見る航空会社によりフライトスケジュールが異なりますが、1都市滞在型なら3泊5日のプランが一般的。2泊4日も可能ですが、せっかく行くなら3泊はしたいところです。
<1日目>朝、出発→昼過ぎ、ホーチミン到着。ホテルチェックイン後、周辺散策
<2日目>ホーチミン市内観光→スパ、マッサージ
<3日目>終日ミトー観光(手漕ぎボートでジャングルクルーズ、果樹園めぐり)
<4日目>1区でショッピング&カフェめぐり。深夜、ホーチミン出発(機中泊)
<5日目>朝、帰国
ミトー観光を外してホーチミン市内だけなら、2泊4日でも十分満喫できます。お昼頃ホテルをチェックアウトした後も荷物を預かってもらえることが多いので、荷物の増える買いものは最終日に。深夜のフライトの場合、シャワーが浴びられるスパでさっぱりしてから空港へ向かうのもおススメです。
写真:中山 杏
地図を見るハノイもフライトパターンはホーチミンの場合と同じなので、2泊4日または3泊5日が一般的です。ハロン湾へ行かなければ2泊4日でも十分ですが、世界遺産に登録された絶景は一見の価値ありです。
<1日目>朝、出発→昼過ぎ、ハノイ到着。ホテルチェックイン後、周辺散策
<2日目>終日ハロン湾ツアー(船中泊)
<3日目>午前中、ハロン湾出発→午後、ハノイ到着。旧市街散策→スパ、マッサージ
<4日目>市内中心部とタイ湖エリアでショッピング&カフェめぐり。深夜、ハノイ出発(機中泊)
<5日目>朝、帰国
ハロン湾へは日帰りツアーも多数ありますが、日中、サンセット、夜、日の出と時間ごとに異なる表情を見られるのがハロン湾の最大の魅力。ハロン湾に行くなら、ぜひクルーズ船に1泊するツアーに参加して、景色と豊富なアクティビティを堪能しましょう!
写真:中山 杏
地図を見るダナンもフライトパターンはホーチミン、ハノイの場合と同じなので、2泊4日または3泊5日が一般的。フエ観光を外してダナンとホイアンだけなら、2泊4日も可能です。ダナンと世界遺産の街ホイアンは車で30分程度の距離なので、より多く見たいエリアのホテルに泊まるのがベター。ビーチリゾートでのんびりならダナン、街めぐり重視ならホイアン泊が便利です。
<1日目>朝、出発→昼過ぎ、ダナン到着。ホテルチェックイン後、周辺散策
<2日目>終日ホイアン旧市街観光、ショッピング&カフェめぐり
<3日目>終日フエ観光→スパ、マッサージ
<4日目>終日ダナン市内観光、ショッピング&カフェめぐり。深夜、ダナン出発(機中泊)
<5日目>朝、帰国
ホイアンでは、安くて速い服のオーダーメイドも魅力のひとつ。オーダーしたい場合には、現地到着後できる限り早くお店に行って生地選びや採寸をし、できれば仮縫いの段階で一度試着して、直してほしいところがあればお店の人に伝えましょう。時間に余裕を持ってオーダーすることが、希望に近いものが出来上がるコツです。
またホイアンでは月に一度満月のころ、旧暦の14日に「ランタン祭り」が開催されます。そしてダナンでは土日の夜9時頃から、市内中心部のロン橋、通称ドラゴンブリッジから火と水を吐くパフォーマンスが行われます。これらを見たい方は、旅行日程を決める際の参考にしてください。
写真:中山 杏
地図を見るニャチャン、フーコックへは日本からの直行便がないため、ホーチミン経由が一般的。どちらも同日乗継が可能です。ただ、どちらも初日と最終日は移動だけで終わってしまうので、最低3泊5日は必要です。
ニャチャンでの1日はビーチでのんびり、またはマリンアクティビティを楽しみ、名物の泥温泉で日焼けした肌をメンテナンス。もう1日はチャンパ族の王様が建てた歴史的建造物「ポーナガル塔」や、ニャチャン大聖堂、ダム市場などを見学しつつ、ショッピングを楽しみましょう。
フーコックでも1日は海でシュノーケリングなどを楽しみ、もう1日はコショウ農園や魚醤のヌックマム工場、市場などを見学。または、テーマパーク好きなら遊園地のヴィンパールランドや、サファリパークのヴィンパールサファリといったプランもおススメです。
アクティビティも買い物もスパ・マッサージも外せないベトナムでは、どの都市へ行くにしても3泊以上がベスト。さらに、きっとどの都市でも食べたいものがたくさんあって、2泊の限られた食事回数では諦めなければならないものも出てくるはず。ぜひ食も含めて後悔のないように、旅のプランを考えてみてくださいね!
2019年10月現在の情報です。発着空港、航空会社により、フライトスケジュールが異なりますので、行程はあくまでも参考としてご覧ください。
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(2024/3/19更新)
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