ラオス旅行のベストシーズンはいつ?【徹底解説】服装・時期別の気候も紹介 | ラオス | トラベルjp 旅行ガイド

ラオス旅行のベストシーズンはいつ?【徹底解説】服装・時期別の気候も紹介

ラオス旅行のベストシーズンはいつ?【徹底解説】服装・時期別の気候も紹介

更新日:2025/09/16 12:31

都築 空のプロフィール写真 都築 空 トラベルホリック、ときめき写真撮り

街ごと世界遺産に登録されているルアンパバーンや、自然の中でのアクティビティが人気なバンビエンなど魅力的な都市があるラオス。過去にはニューヨークタイムズで「世界で一番行きたい国」にも選ばれており、現在も注目を集め続けています。

そんなラオスに行くなら、やはりベストシーズンに行きたいもの。やっぱり暑いの?雨は多い?そのような疑問にお答えしながら、ラオスの気候、適した服装などご紹介します。

3つのシーズンに分かれるラオスの気候

3つのシーズンに分かれるラオスの気候

写真:都築 空

ラオスは熱帯モンスーン気候に属しており、日本のような四季があるのではなく、「雨季」、「乾季」、「暑季」の3つのシーズンに分かれています。

■乾季…11月〜2月ごろ
比較的気温が低く、雨も少ないため過ごしやすい時期です。乾季の前半は30度を下回るような日もあり、朝晩は冷え込むため寒暖差に注意。

■暑季…3月〜5月上旬ごろ
年間の中で気温が最も高くなる季節です。40度近くになる日もあり、何もしていなくても汗ばむような気候。後半、雨季が近づくにつれて天気が崩れやすく雨も増えます。

■雨季…5月中旬〜10月ごろ
年間で最も降水量が多いものの、1日中雨が続くというよりも、短時間に集中的に大雨が降ります。毎日のように雨が降り、雷雨となることも。日中の気温は30度を超え、雨と高温でじめじめとした空気になります。

また、地域によっても若干の違いがあり、北部の山岳地帯だと乾季は気温が低くなり、逆に南部の暑季は北部よりも暑くなるので、注意しましょう。

ラオス旅行のベストシーズンは「乾季(11月〜2月)」

ラオス旅行のベストシーズンは「乾季(11月〜2月)」

写真:都築 空

ラオスのベストシーズンは、やはり過ごしやすい乾季の11月〜2月と言えます。気温がそれほど高くならないため観光がしやすく、雨が少ないことで美しい夕日を見られる確率も高くなります。

外を歩き回るような観光が多い場合、気温が高いというだけで体力を奪われてしまうので、乾季は快適に観光を楽しめるでしょう。

また、ラオスでは有名な滝がいくつかありますが、乾季は水が澄んでおり、美しい景色を見ることも!バンビエンにある人気の観光スポット、ブルーラグーンは乾季に訪れると美しいエメラルドグリーンの水を見ることができ、おすすめです。

ラオス旅行のベストシーズンは「乾季(11月〜2月)」

写真:都築 空

一方、雨季でも観光ができないわけではありません。スコールの間は外に出るのは難しいですが、止んでしまえばきれいに晴れることもあります。

また、雨が降ることで緑がより一層美しく映えるのもこの季節。迫力のある滝やメコン川が見られます。

街ごと世界遺産に登録されている古都ルアンパバーンであれば、お洒落な雑貨屋さんがたくさんあるので、雨の日はショッピングをしたり、伝統工芸体験をしたりするのもおすすめです。

雨季に南部のメコン川流域を訪れる場合は、大雨が続くと川が氾濫することがあり、交通機関に支障が出ることもあるので注意が必要です。

暑季は気温がかなり高くなるので、観光に体力が必要になるでしょう。訪れる場合は、水分をしっかりとり、こまめに休憩をするなどして無理せず観光してください。

年末年始、GW、お盆の時期の気候は?

年末年始、GW、お盆の時期の気候は?

写真:都築 空

ラオスの気候とベストシーズンをご紹介してきましたが、日本の大型連休中のラオスの気候はどうなのでしょうか?年末年始、GW(ゴールデンウィーク)、お盆に分けてみていきましょう。

■年末年始
年末年始は乾季にあたるため、ラオスを訪れるにはベストシーズンです。雨がほとんど降らず、気温も落ち着いて観光しやすく、日本の冬の寒さから逃れることができるのもおすすめのポイント。

ラオスの正月は4月にあたりますが、一般的な年末年始もイベントが行われるなどして盛り上がるようになりました。カウントダウンではいつもと違うラオスの街が見られるかもしれません。

年末年始、GW、お盆の時期の気候は?

写真:都築 空

■GW(ゴールデンウィーク)
一番気温の高い、暑季にあたります。立っているだけでも汗ばむような気温のため、水分補給をしっかりし、帽子を被るなどして熱中症に注意しましょう。暑い時期なので、滝を訪れて水浴びをするのもおすすめです。

■お盆
ラオスの雨季にあたり降水量が多い季節ですが、スコールを避ければ観光を楽しむこともできます。ルアンパバーンでは雨の間はショッピングを楽しんだり、お洒落なカフェを見つけたり、のんびり過ごしましょう。

ラオス旅行での服装は?

ラオス旅行での服装は?

写真:都築 空

年間を通して気温が高いラオスなので、日本の夏の服装で問題ありません。

ただし、乾季は朝晩冷え込むこともあるため、羽織れるものがあると良いでしょう。特にルアンパバーン観光で有名な托鉢が行われるのは早朝で、気温が15度ほどとひんやりしています。

ラオス旅行では寺院に訪れることもあるかと思います。その場合、肌の露出が多いと入ることができませんので、注意してください。男性も短パンでは入れないこともあります。

ラオス旅行での服装は?

写真:都築 空

ラオスには民族衣装のシンという巻きスカートがあります。現地の人々も日常的に身に付けているもので、マーケットで購入したり、好きな生地を選んで仕立ててもらったりすることができます。お土産にもなるので、女性は現地でシンを身に付けるのもいいですね。

現地の人から素敵だね、などと声をかけてもらえるかもしれません。

気候を理解してラオス旅行を楽しんで!

ご紹介したようにラオスのベストシーズンは11月〜2月の乾季です。暑すぎず過ごしやすい気候で、快適に観光を満喫することができます。雨が少ないため、きれいな夕日や、水の色が美しい滝が見られますよ。

その他の雨季や暑季であっても、雨ならではの楽しみ方や暑い時期の過ごし方があるので、どのシーズンでも楽しむことができます。ラオスの気候に合わせてプランニングしてくださいね。

2025年9月現在の情報で、概要を説明したものです。最新情報は公式サイトなどをご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。

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