アンコールワットをはじめ、数多くの遺跡を擁するカンボジア。観光において遺跡巡りは外せませんが、日々発展するプノンペンやシェムリアップの町歩き、隣接国へのショートトリップも楽しい国です。グルメやショッピング、スパも充実しており女子旅の旅行先としても人気!
そんなカンボジアですが、旅行するなら何日間がベスト?アンコールワットや周辺遺跡を巡るには何日必要?目的別の滞在日数やモデルコースをご案内します。
写真:SAORI GRAPH
地図を見るカンボジアはインドシナ半島のほぼ中央に位置し、タイ、ラオス、ベトナムと国境を接しています。日本のほぼ半分ほどの面積の国で、首都はプノンペン。首都プノンペンから北西に300km程のところに、カンボジアで最も有名な世界文化遺産「アンコールワット」を擁する都市、シェムリアップがあります。
シェムリアップやプノンペンに加え、近年カンボジア観光で注目されているのが、シアヌークビルというビーチリゾートの町。シアヌークビルから約1時間でアクセスできるロン島とロン・サムレム島は、美しいビーチでのんびりとした時間を過ごせる離島として人気です。
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地図を見るカンボジアの気候は「乾季」と「雨季」の2つの季節に分かれているものの、年間を通して25℃〜30℃前後と気温は高く、常に夏服で訪れることが出来ます。ただし施設内は冷房でキンキンに冷えていることが多いので、カーディガンや長袖シャツなど羽織ものは忘れずに。
観光しやすいシーズンは、雨の少ない乾季。特に11月〜2月頃は雨が少なく、気温も少し下がるので、遺跡巡りや街歩きに適した季節です。
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地図を見る日本からカンボジアへのフライトは、東京(成田)からカンボジアの首都プノンペンへ直行便が就航しており、所要時間は約7時間。
アンコール遺跡の観光拠点となるシェムリアップへは、現在直行便がないので乗継便を利用する必要があります。主な乗継地はバンコク(タイ)やホーチミン(ベトナム)、ハノイ(ベトナム)など、アジアの都市です。
ただし、2019年12月28日からカンボジアのスカイアンコール航空が、東京(成田)からシェムリアップへの直行便を、週2便就航させる予定。これにより、アンコールワットへのアクセスがよりスムーズになりますね。
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地図を見る航空会社によりフライトスケジュールは異なりますが、東京を朝出発した場合、乗継便であっても、夕方から夜にはシェムリアップに到着することが出来ます。アンコールワット観光がメインなら、2泊4日の日程で十分楽しめるでしょう。
<1日目>朝、出発→夕方、シェムリアップ到着。ホテルチェックイン後、周辺散策。
<2日目>終日アンコール遺跡ツアー。
<3日目>アンコールワットで朝日観賞→遺跡散策またはマーケット散策、マッサージ。夕方〜深夜、シェムリアップ出発(機中泊)
<4日目>朝、帰国。
1日だけでも楽しめるアンコールワットの観光。ツアーに参加すると、効率よくスポットを巡ることが出来ます。アンコールワットでの朝日観賞は早朝5時半〜6時となるため、朝日観賞の前日は早めの就寝を心掛けましょう。朝日観賞が含まれているアンコール遺跡1日ツアーもあるので、そちらに参加した場合3日目はフリーに。
3日目はチェックアウト後もホテルで荷物を預かってもらえるので、近隣の遺跡散策をしたり、マーケットでお土産購入をして過ごせます。旅の疲れをマッサージで癒してから帰国するのもオススメ!
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地図を見るアンコールワットだけでなく周辺遺跡も巡るなら、3泊5日の日程がオススメ。郊外にある人気遺跡のベン・メリアや、バンテアイ・スレイを訪れることが出来ます。
<1日目>朝、出発→夕方、シェムリアップ到着。
<2日目>終日アンコール遺跡ツアー。
<3日目>朝、アンコールワットで朝日観賞→昼、シェムリアップの町歩き→夕方、スパでマッサージや気球ツアーに参加
<4日目>日中、ベン・メリア、バンテアイ・スレイ巡り→午後、マーケットでお土産購入→夕方〜深夜、シェムリアップを出発。(機内泊)
<5日目>朝、帰国
2泊4日のアンコールワットだけ巡る駆け足プランに、もう1日終日観光できる日が増えるので、郊外の遺跡巡りやアクティビティ参加が可能になります。
提供元:unsplash
https://unsplash.com/photos/evxOM30A3Tkせっかくカンボジアに行くのなら、シェムリアップだけでなくプノンペンも訪れたい!という方にオススメなのが、4泊6日のプラン。カンボジアの2大都市を満喫することができます。
<1日目>朝、出発→午後、プノンペン到着。ホテルチェックイン後、周辺散策(プノンペン泊)
<2日目>終日プノンペン市内観光。夕方、陸路または空路でプノンペン出発→夜、シェムリアップ到着。(シェムリアップ泊)
<3日目>終日アンコール遺跡ツアー。(シェムリアップ泊)
<4日目>終日シェムリアップ観光。(シェムリアップ泊)
<5日目>町歩き、ショッピング、マッサージ。夕方シェムリアップ出発→プノンペンにて乗継→夜、プノンペン出発(機内泊)
<6日目>朝、帰国。
活気ある首都プノンペンは、ショッピングや食べ歩きも楽しい町。帰国前には旅行の疲れを癒すために、マッサージに行くと良いでしょう。
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地図を見るシェムリアップへのフライトは隣国のベトナムを経由することも多いので、乗り継ぎついでにベトナムも観光してみては?その場合必要な日数は5泊7日前後。ベトナムではホーチミンやハノイ、ダナンなどの都市が人気!ここではシェムリアップ、ハノイ、ダナンを巡るモデルコースをご紹介します。
<1日目>朝、出発→午後、ベトナム・ハノイにて乗継→夜、シェムリアップ到着。(シェムリアップ泊)
<2日目>終日アンコール遺跡ツアー。(シェムリアップ泊)
<3日目>午前中、郊外の遺跡巡り→午後、シェムリアップ出発→夕方、ベトナム・ダナン到着。(ダナン泊)
<4日目>ホイアン旧市街観光→スパ、マッサージ(ダナン泊)
<5日目>ダナン市内観光、ショッピング&カフェめぐり。夕方、ダナン出発→夜ハノイ到着。(ハノイ泊)
<6日目>ハノイ旧市街散策、ショッピング、マッサージ。夜ハノイ出発(機内泊)
<7日目>朝、帰国。
ハノイではハロン湾にも行きたい!という場合は、4日目の夜にハノイへ移動し、5日目に終日ハロン湾ツアーに参加しましょう。訪れたい都市、参加したいアクティビティに合わせて、プランをアレンジしてみて!
カンボジア旅行はパッケージツアーが充実しているのはもちろん、個人手配でアレンジできるのも魅力。さらにカンボジアのみに限らず、周辺国も一緒に観光すれば楽しみが倍増!どこへ行きたいか、何をしたいか、カンボジアに行く前にしっかり下調べをして、旅のプランを考えてみてくださいね。
2019年11月現在の情報です。発着空港、航空会社により、フライトスケジュールが異なりますので、行程はあくまでも参考としてご覧ください。
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(2024/3/19更新)
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