ヨーロッパとアジアの文化が混じった異国情緒溢れる国・トルコ。歴史的な遺跡や世界遺産に絶景スポット、美しい工芸品や絶品トルコグルメなど、その魅力は実に多彩！広いトルコには観光スポットが点在しているうえ、各都市ごとにも見どころがたくさんあるのでどのエリアに泊まれば観光に便利なのか迷ってしまいますよね。
本記事では、トルコ旅行の主要観光都市ごとのホテルの特徴や選び方のポイントなどをご紹介します！
写真：Yamaneco M
地図を見る日本の約2倍の広さを持つトルコにはたくさんの観光スポットが溢れ、街ごとに異なる魅力に触れることができます。本記事ではトルコで必見の次の4つの主要観光都市をご紹介！各都市ごとのホテル選びのポイントを解説していきます。
＜イスタンブール＞
トルコで最も人気の観光地・イスタンブール。旧市街がまるごと世界遺産になっていて、青い装飾が美しいブルーモスクをはじめ、トプカプ宮殿やアヤソフィアなどのハイライトが集結！中東最大級の活気あるグランド・バザールでは可愛いトルコ雑貨や絨毯、ランプなどが並びエキゾチックな雰囲気を眺めているだけでも楽しめます。
＜カッパドキア＞
イスタンブールに次ぐトルコ屈指の観光スポット・カッパドキア。キノコのような不思議な岩がニョキニョキとそびえ立ち、独特の壮大な景観美を望むことができます。カッパドキア観光で人気のアクティビティは、気球に乗って上空から広大な大地のパノラマを望む空中散歩！朝日に照らされた美しいカッパドキアの絶景を眺めることができます。
＜イズミール＞
エーゲ海のほとりの美しい街・イズミール。ヨットが停泊する海沿いの風光明媚なイズミールは、オシャレなショップやシーフードレストランなどが並びエーゲ海のリゾート地としても人気です。古代遺跡を巡る中継地点となることも多く、イズミールを起点に古代都市エフェス遺跡やベルガマ遺跡を訪れる人も。
＜パムッカレ＞
古代ローマの温泉郷・パムッカレ。真っ白な棚田に水色のコントラストが美しい石灰棚はまさに自然の造形美！その丘の上に立つヒエラポリス遺跡と合わせて世界遺産に登録されています。温泉プールや円形劇場、遺跡群など温泉と遺跡が楽しめるトルコの人気スポットの1つです。
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地図を見るボスポラス海峡を挟んでヨーロッパ側とアジア側に二分するイスタンブール。さらにヨーロッパ側の中でも、北が新市街、南が旧市街と呼ばれるエリアに分かれています。イスタンブールで泊まるなら、旧市街のスルタンアフメット地区がおすすめ！歴史地区の中心地で主な観光名所が集中し、ほとんどの主要スポットが徒歩圏内という立地が魅力です。飲食店も豊富で食事にも便利。旧市街は伝統的なトルコらしさが体感できるエリアでもあります。
観光客でごった返す旧市街よりも、もう少し落ち着いたエリアでのんびり過ごしたい方には新市街のタクシム広場周辺のエリアがおすすめ。オシャレなショップやカフェが並ぶ新市街には比較的新しいシティホテルやアパートメントホテルも増加傾向にあり、宿泊費も旧市街に比べるとリーズナブルに抑えることができますよ。
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地図を見るイスタンブールのホテル選びでお部屋にこだわるなら、アンティークやトルコらしいオスマン様式の個性的なインテリアが内装に凝った「プチホテル」が人気！また、ボスポラス海峡の景色を一望できる屋上付きのホテルや窓からブルーモスクが見える部屋などビューにこだわったホテルなども旅行者の人気を集めています。
世界的に人気の観光地だけあって、宿泊料金の相場はやや高い傾向。大都市なので無数にホテルがあり選択肢も多くホテル選びに迷ってしまいがちですが、まずはどの辺りに泊まるのか拠点のエリアを決めるのがポイントです。
カッパドキアは南北50kmのエリアに独特の景観が美しい奇岩群や博物館、地下都市、渓谷など数々の見どころがあります。そしてカッパドキアならではの洞窟ホテルが大人気で世界中からたくさんの観光客が訪れています。カッパドキア観光の拠点となる代表的なエリアは以下の3つ！それぞれのエリアにホテルがまとまっています。
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地図を見るカッパドキアの中心的な町「ギョレメ」。小さな田舎町でありながら、お土産屋さんやレストラン、スーパーも揃い町歩きが楽しめます。リーズナブルな格安ホテルから高級ホテル、カッパドキアらしさが味わえる洞窟ホテルまでホテル選びの選択肢がとても多く、何をするにもとにかく便利なエリアです。初めてカッパドキアを旅行する方にもおすすめ。
カッパドキアの中でもモダンな街並みの「ユルギュップ」。ハイセンスでお洒落なレストランやショップが数多く集まっているエリアです。ワインの名産地でもあり、ワイナリーやレストランでは美味しいワインを飲むこともできますよ。
カッパドキアの中でも一番の高い位置にある「ウチヒサル」。このエリアは4〜5つ星クラスのリゾートホテルが並びます。どのホテルも丘の傾斜にあるので眺めが良く、カッパドキアが一望できる絶景のロケーションで人気。
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地図を見るカッパドキア滞在で絶対に泊まりたいのが洞窟ホテル！洞窟部屋やキノコ岩をくり抜いたような部屋に、それぞれのホテルごとにこだわりが詰まった空間は非日常的な気分が味わえます。どれもステキなホテルばかりで迷ってしまいますね。
洞窟ホテルを選ぶポイントで重視されることが多いのが、眺め！テラスやパティオのあるホテルや高台にあるホテルからは、朝日や夕日が照らすカッパドキアの壮大な景色を見ることができます。プールやスパ、レストランが併設されているなど設備もホテル選びのポイント。特に冬は気温がマイナスを下回る厳寒のカッパドキアでは、暖房施設が完備されているかよく確認しておきましょう。
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https://pixabay.com/ja/トルコ第3の都市で、エーゲ海に面する街・イズミール。エフェスやベルガマなど数々の古代ローマ遺跡の中継地としても有名なだけではなく、イズミールには街のシンボルの時計塔が建つコナック広場やイズミールで最大かつ最古のヒサールモスク、巨大なバザール・ケメルアルトゥ地区などの観光スポットが人気です。
街の様々なエリアにホテルが点在していますが、街の中心部のコナック、アルサンカク、バスマネなどにホテルが密集しています。トルコ第3の都市だけあって、格安ホテルから5つ星ホテルまで宿泊施設のジャンルも数も豊富です。やはりエーゲ海の雰囲気を満喫するなら、海沿いの景色の良いリゾートホテルがおすすめ。観光や移動での便利さを重視するなら、地下鉄の駅近くのホテルが良いでしょう。
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https://pixabay.com/ja/パムッカレは3つの宿泊エリアに分かれます。パムッカレ観光のハイライトの石灰棚とヒエラポリス遺跡に近いのが「パムッカレ村」。村全体が宿泊エリアになっていて、石灰棚の入口まで徒歩で行くことができます。パムッカレ村にはホテルもありますが、家族経営でアットホームなペンションタイプの宿泊施設が多いのが特徴。
パムッカレ村から約5kmほどの隣町・「カハラユット」には、温泉付きのリゾートホテルが多くサウナやスパも楽しめます。カハラユットを拠点にして、温泉施設でのんびりくつろぐのもいいですね。
パムッカレ観光の交通の拠点になるのは「デニズリ」。鉄道駅やオトガル（バスステーション）の周辺に、中級クラスのホテルが点在しています。パムッカレ村やカハラユット行きなど近郊へ行くバスも集結していて移動に便利なエリアです。
観光大国・トルコの大地にはたくさんの見どころがあふれ、それぞれの街ごとにも魅力がギュッと詰まっています。観光スポットが豊富なので、限られた時間で行きたい場所を制覇するには拠点となるホテル選びがとても重要！交通の利便性、街歩きに便利なロケーション、ホテルからの眺め、お部屋の雰囲気など何を重視するかを決め、あなたにとってのベストなホテルを選んでくださいね。
特にカッパドキアの洞窟ホテルは旅行者に人気が高く、夏のシーズン中は予約が取りにくいことも。希望のホテルが決まったら、早めに予約を入れておくようにしましょう！
2019年11月現在の情報です。本記事は概要を説明したものとなります。
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