日本にいながらにして南国リゾート気分が味わえる沖縄。レンタカーを借りて島内をくまなく巡ったり、リゾートホテルでのんびりしたり、ダイビングやシュノーケリングを楽しんだり…さまざまな過ごし方ができる沖縄は、実際何日間あれば満喫できるのでしょうか。本島だけなら何日間? 離島に行くなら何泊必要? テーマ別におすすめの日数をご紹介します。
沖縄旅行の日程を決める上で知っておきたいのが沖縄へのアクセスと、沖縄に着いてからの交通手段。沖縄本島の玄関口、那覇空港へは東京・羽田空港から約2時間40分。国内の主要都市からフライトが運航しています。
沖縄に着いてからの主な交通手段はレンタカー。那覇市内の一部の区間はゆいレールが運行していますが、島内を周遊する場合は自由気ままに移動できるレンタカーが便利です。なお那覇市内から沖縄美ら海水族館のある本部エリアまでは高速道路を使って約1時間30分ほど。
提供元:Adobe Stock
https://stock.adobe.com/jp/また沖縄には本島以外にも離島がたくさん。本島から車で行ける浜比嘉島や瀬底島、フェリーや高速船を利用する渡嘉敷島のように本島観光の延長で気軽に行ける島から、宮古島や石垣島のように那覇から飛行機で移動する距離にある島までバラエティにあふれています。旅行日数を決めるにあたって、行きたいエリアや観光スポットの位置や距離感を調べておきましょう。
ひとくちに沖縄旅行と言っても過ごし方はさまざま。まずは本島を中心に滞在する場合の日数をご紹介します。
沖縄本島に滞在する場合、沖縄美ら海水族館などの主要スポットを中心に観光するなら、2泊3日あれば十分まわることができます。例えば初日の午前中に那覇に到着し、最終日の夕方に那覇を出発するフライトを利用した場合の過ごし方をご紹介します。
提供元:写真AC
https://www.photo-ac.com/<1日目>
午前中に那覇空港に到着したら、レンタカーで景勝地・万座毛へ。その後古宇利島や今帰仁城跡を訪れ、本部エリアのホテルに宿泊。
<2日目>
中部〜北部観光がメインの日。朝イチで沖縄美ら海水族館へ。備瀬のフクギ並木、辺戸岬などやんばるエリアをドライブ。夜はリゾート地として知られる恩納村のホテルに宿泊。
<3日目>
南部観光がメインの日。まずは沖縄最高の聖地、斎場御嶽へ。ガンガラーの滝を観光したあと、那覇市内へ向かいます。国際通りや牧志公設市場、ウミカジテラスなどを散策したあと那覇空港へ。
提供元:PIXTA
https://pixta.jp/観光スポットをまわることに専念する場合、このように2泊3日の滞在でも十分ですが、観光だけでなくホテルのプールやビーチでのんびりしたい方や、ダイビングやシュノーケリングなどアクティビティも一緒に楽しみたい方は、もう1泊増やして3泊4日で旅程を組むとよいでしょう。
宮古島や石垣島など、本島とはまた違った魅力にあふれる沖縄離島。旅行するなら何日あればよいでしょうか。
まず1島だけに滞在する場合、宮古島は2泊3日、石垣島は1泊2日あれば主要スポットをまわることができます。くまなく島内を観光する場合や、海で泳ぐなどのんびり過ごす日を作る場合は、更に1泊追加しましょう。
提供元:Adobe Stock
https://stock.adobe.com/jp/沖縄本島とセットで観光する場合は、本島・離島それぞれ1〜2泊と、全行程で3泊〜4泊程度のスケジュールを組むとよいでしょう。よりしっかり観光したい島に多く滞在するのがおすすめです。なお、羽田空港から宮古島、石垣島行きの直行便の数が少ないため、多くの場合が那覇空港で乗り継ぎとなります。移動も多くなり、利用するフライトによっては自由に観光に使える時間が減ってしまうため、2島を訪れる場合はしっかり旅行計画を立てておきましょう。
八重山諸島とは石垣島を中心とする、竹富島や西表島といった日本最南端の島々。今も沖縄の原風景を彷彿とさせる家々や、手つかずの大自然が残っています。八重山諸島を訪れるなら、何日あればよいでしょうか。
石垣島から八重山諸島への主なアクセスは石垣港離島ターミナルから運航している高速船。いずれの島も高速船を利用すれば片道約10分〜約1時間ほどで到着するので、日帰りでの観光も可能です(与那国島を除く)。なお高速船の便数は少なく、早い時間に終わってしまうため、旅行計画はしっかり立てておきましょう。
提供元:Adobe Stock
https://stock.adobe.com/jp/そのため「石垣島に滞在したい日数+離島をまわる日数」で計算するのがおすすめ。日帰りで行ける島だけを観光するなら、最短2泊3日でも離島巡りができます。小浜島と竹富島は近いので、若干駆け足にはなりますが1日で両島を訪れることもできますよ。
一方、西表島や小浜島は日帰りでも観光できますが、見どころが多くリゾートホテルもあるため、日帰りせずに現地に1泊するのもおすすめです。
沖縄旅行に必要な日数の目安をご紹介しましたが、その他に日程を決めるコツをご紹介します。
・小さな子連れの場合
家族旅行にも人気の沖縄ですが、子供の年齢が小さいうちは慣れない旅先で体調を崩してしまうこともあり、なかなかスケジュールどおりに行かないもの。1日に観光を詰め込みすぎない、1泊多めに宿泊してのんびり過ごす時間を設ける、といった工夫をするとよいでしょう。
なお子連れの沖縄旅行に必要な持ち物はこちらで詳しく紹介しています。
提供元:Adobe Stock
https://stock.adobe.com/jp/・梅雨、台風シーズンに気をつけて
沖縄では例年5月中旬〜6月中旬が梅雨にあたります。この時期はゴールデンウィーク後の旅行代金が比較的お得な時期ですが、タイミングによっては滞在中ずっと雨で思うように遊べない、ということもあります。万一雨にあたることも考えて旅行日数を計画しましょう。
また例年7月〜10月は台風シーズン。台風にあたってしまった場合、フライトが定刻通りに運航しない、最悪運休になってしまうこともあるので余裕を持ったスケジュールを組んでおくことをおすすめします。可能であれば旅行の翌日も1日休みにしておくのもよいでしょう。
提供元:写真AC
https://www.photo-ac.com/・行きたいスポットややりたいことを中心に予定を立てる
「沖縄美ら海水族館に行きたい!」「ダイビングを体験したい!」のように、行きたいところ・やりたいことを中心に日程を決めるのもおすすめ。事前にスケジュールを立てることで必要な旅行日数が見えてきます。
また短い日程でも効率よく観光するための心強い味方がオプショナルツアー。体験ダイビングや水納島など本島から近い離島へのシュノーケリングツアーだけでなく、ホエールウォッチングや沖縄伝統文化体験などバラエティが豊富です。所要時間が決まっているため旅程に組み込みやすく、個人手配するよりお得になる場合もありますよ。
沖縄旅行の基本は2泊3日。那覇市内をメインに観光するなら最短1泊2日でも見どころをまわることもできますが、どうしても慌ただしいスケジュールになってしまいます。せっかくの沖縄旅行を楽しむなら3日間は確保しておくことをおすすめします。また旅行のスケジュールや同行者の年齢、どんな過ごし方をしたいかにあわせて、自分好みの旅行日数にアレンジしましょう。
※フライトスケジュールが変わる場合もあるため、行程はあくまでも参考としてご覧ください。
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
- 広告 -