自然豊かな国として、近年は日本でも注目を集めるニュージーランド。満天の星空、青く透き通る湖、高く聳える山岳地帯など、雄大な自然が魅力の観光大国です。
そんなニュージーランドを旅行するには何日間がベストだろうと疑問に思う方も少なくないでしょう。この記事では、都市を巡るプラン、コンパクトに自然を味わうプラン、ニュージーランドを縦断するプランなど、目的別での滞在日数やモデルコースをご案内します!
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https://pixabay.com/ja/ニュージーランドは太平洋にある島国。オーストラリアの東側に位置し、主に北島と南島の2つから成ります。有名な都市としては、北島には首都のウェリントンや大都市オークランドが、南島にはクライストチャーチがあります。
一般的に、ニュージーランドの都市を観光したいなら北島、大自然を満喫したいなら南島と言われており、特に南島には世界遺産にも登録されている大自然が盛りだくさんです。ニュージーランドをまるっと体感したい方は、旅行日数を多めにとって縦断してみるのも良いでしょう。
写真:かもた のぞみ
地図を見るニュージーランドは南半球に位置しているため、日本とは季節が真逆です。そのため、ニュージーランドのベストシーズンとされる夏は12月から2月となり、逆に6月から8月はニュージーランドでは冬にあたります。
12月から2月には色とりどりの高山植物も咲き乱れるため、トレッキングや登山といったアクティビティにもぴったりの季節。世界中から多くの観光客がやってくるため、閑散期の冬と比べると観光にかかる費用が倍になるとも言われています。晴れの日が多いのもニュージーランドの夏の特徴ですので、観光にはまさに最高の時期と言えるでしょう。
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https://pixabay.com/ja/ニュージーランド旅行には、やはり日本からの直行便利用が便利です。日本からだと東京、大阪の2都市からオークランドへの直行便が飛んでおり、いずれも飛行時間は11時間ほど。ニュージーランド航空と全日空のコードシェア便です。
直行便の手配が難しい場合は、お隣のオーストラリアへのフライトと、オーストラリアからニュージーランドへのフライトを併せて予約することも可能です。特に南島へお出かけの際は、オークランドで国内線への乗り継ぎが必要になりますので、必要な手間や時間はあまり変わらないと言えるでしょう。
また、日本とニュージーランドの時差は3時間。サマータイムが導入されている期間は4時間となります。比較的時差が少ないのも、観光しやすいメリットと言えるかもしれません。
写真:かもた のぞみ
地図を見るニュージーランド最大の都市オークランドを観光するなら、3泊5日でのコンパクトな行程も可能です。航空会社によりフライトスケジュールは異なりますが、東京を夜出発した場合、翌日の午前中にはオークランドに到着します。
<1日目>夜出発
<2日目>午前中オークランド着。ホテル到着後はさっそく市内観光へ。
<3日目>終日市内観光。スカイタワーやオークランド動物園へ。
<4日目>日帰りツアーに参加。温泉で有名なロトルアや、土ボタルで有名なワイトモ洞窟へ。
<5日目>朝オークランドを出発し、夕方から夜に帰国。
1泊目は機中泊。日本から直行便でも11時間かかるニュージーランドですが、5日間の行程のうち2日半は観光を楽しめるので、忙しい方にもおすすめです。
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https://pixabay.com/ja/ニュージーランドの2都市以上に滞在したい場合は、4泊6日の行程がおすすめ。北島の大都市オークランドと、南島の人気都市クライストチャーチを巡る行程が一般的です。
<1日目>夜出発
<2日目>午前中オークランド着。国内線へ乗り継ぎクライストチャーチへ。
<3日目>終日クライストチャーチ市内観光。大聖堂やカンタベリー博物館を見学。
<4日目>クライストチャーチから国内線にてオークランドへ。
<5日目>オークランド市内を見学。スカイタワーやオークランド動物園を見学。
<6日目>朝オークランドを出発し、夕方から夜に帰国。
クライストチャーチはイギリス統治時代の遺産が数多く残る街。コンパクトでメルヘンチックな街並みは女性にも大人気です。
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https://pixabay.com/ja/特に自然が美しい南島を中心に巡りたいという方は、南島をメインにした5泊7日の行程がおすすめです。
<1日目>夜出発
<2日目>午前中オークランド着。国内線へ乗り継ぎクイーンズタウンへ。
<3日目>ニュージーランド最高峰のマウントクックへ。
<4日目>テカポ湖へ移動し、夜は満天の星空観賞。
<5日目>クライストチャーチへ移動し、市内散策。
<6日目>オークランドへ移動し、市内観光。
<7日目>朝オークランドを出発し、夕方から夜に帰国。
6日目のオークランドに移動するフライトは時間帯を選べるツアーもあるので、好みに合わせてアレンジすることも可能です。
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https://pixabay.com/ja/ニュージーランドをグルっと一周したいという方は、最低でも5泊7日の日程を確保するのがおすすめです。
<1日目>夜出発
<2日目>午前中オークランド着。国内線へ乗り継ぎクイーンズタウンへ。
<3日目>日帰りツアーで、世界遺産にも登録されているフィヨルドランド国立公園の「ミルフォード・サウンド」を見学。
<4日目>ニュージーランド最高峰のマウントクックへ。午後は自由行動。
<5日目>午後にクライストチャーチへバス移動し、着後オークランドへ空路移動。
<6日目>オークランド市内観光か、ロトルアやワイトモ洞窟などの日帰り観光へ。
<7日目>朝オークランドを出発し、夕方から夜に帰国。
南島と北島の両方を効率よく観光できるので、限られた時間でニュージーランドの両島を巡りたいという方には嬉しい内容ですね。
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https://pixabay.com/ja/旅行日数があまり確保できないので、とにかく日数を短くしてニュージーランドに行きたいという方は、2泊4日の弾丸旅行も可能です。
<1日目>夜出発
<2日目>午前中オークランド着。ホテル到着後はさっそく市内観光へ。
<3日目>終日市内観光。スカイタワーやオークランド動物園へ。
<4日目>朝オークランドを出発し、夕方から夜に帰国。
2泊4日の行程だと、観光に使うことのできる時間は約1日半。4日目はオークランド市内観光ではなく、ワイトモ洞窟やホビット村などを巡る現地ツアーに参加することもできます。とにかく時間に制限があるので、事前に現地ツアーを予約しておくなど入念な準備を心がけましょう!
ニュージーランド旅行はパッケージツアーが充実しているのはもちろん、個人手配でアレンジできるのも魅力。フライトの時間が長い分、現地で過ごせる時間も短くなるので、事前にしっかりとスケジュールを組んでおくことがニュージーランド旅行のポイントです。
ニュージーランドで何をしたいのか、どこへ行きたいのかなど、ご自身の希望に合わせて旅のプランを考えてみてくださいね。
2020年3月現在の情報です。発着空港、航空会社により、フライトスケジュールが異なりますので、行程はあくまでも参考としてご覧ください。
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(2024/3/19更新)
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