1年を通じて暖かく、自然や観光、ショッピング、グルメなどを幅広く楽しめるマレーシア。日本からの便も多く、短い日程でも訪れやすいのが魅力です。
そんなマレーシアをたっぷり楽しむために気になるのは、やっぱり旅行にかかる費用。今回はクアラルンプールに滞在する事を想定して、滞在費用の目安やツアー料金の相場を調査してみました。費用を抑えて楽しむコツや物価についても併せてご紹介します。
旅行にかかる費用は多岐に渡りますが、中でも大きいのが「航空券代」と「宿泊費」です。まずはこの2つの目安となる金額をご紹介します。
<航空券代>
日本からマレーシアへは東京・成田国際空港や大阪・関西国際空港などからクアラルンプールへの直行便が就航しています。フルサービスキャリア(FSC)の直行便を利用すると、大人1名当たり往復で70,000円台〜が相場です(諸税含む)。
LCCを利用する場合、往復30,000円台〜と直行便でも手頃な値段になっています。時期によっては20,000円台〜とかなり格安の航空券が見つかることも。東京・大阪以外からアクセスする場合は乗り継ぎの場合が多く、値段も1〜2万円程度前後する事が多いようです。
FSC、LCC共に直行便が利用出来るので、旅行日程や予算に応じて航空会社を選ぶと良いでしょう。また、時間に余裕があればFSCの経由便という選択肢もあります。こちらはLCCより少し割高くらいのお値段ですので、機内での快適さやサービスを求める方におすすめです。
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https://pixabay.com/ja/続いて、宿泊費について。マレーシアは日本に比べ宿泊費がお手頃なのが嬉しいところ。航空券代を抑える分、ホテルのグレードアップなどをしてもいいですね。
<1泊あたりの宿泊代>
■スタンダードクラス:3,000〜5,000円
■スーペリアクラス:5,000〜10,000円
■デラックスクラス:10,000円〜
ホテルや部屋タイプにもよりますが、高級ホテルでも驚く程の値段で泊まれるマレーシア。思い切って憧れのホテルに泊まってみるのも良いでしょう。スタンダードクラスのホテルでもお値段以上の快適さですので、お手頃価格とは言っても心配はいりません。
クアラルンプールは広く、エリアによって宿泊費にもだいぶばらつきがありますので、旅行の目的に合わせてぴったりのホテルを探してくださいね。人気観光スポットや駅から近いホテルは、ランクを問わず値段が高くなる傾向があります。
「初めてのマレーシア旅行、少し心配…」という方にはパッケージツアーの利用がおすすめです。内容によっては、航空券とホテルを別々に手配するよりお得になる場合も。パッケージツアーでクアラルンプールに5日間旅行した場合のツアー代金の相場を調べてみました。
航空券とホテルのみのフリープランなら、最安で大人1名あたり40,000円台で手配することが可能。滞在中の予定を自分で好きに組めるので自由度が高く、ツアーと個人旅行の良いとこ取りが出来ます。オプションで現地ツアーなどを申し込むことも可能ですので楽しみ方は何通りにも!
写真:かもた のぞみ
地図を見る添乗員同行のパッケージツアーなら、慣れない土地での言葉の心配がなく、出発から帰国まで安心して旅行を楽しむ事ができます。航空券、宿泊代はもちろんのこと、食事や観光スポットの入場料もすべて含まれているので、スムーズに観光できるのも嬉しいポイント。短い日程でもあちこち見て回りたい方にぴったりです。フリープランに比べて費用は高くなりますが、80,000円台〜で手配できます。
時期やプラン内容によって値段は変わってきますが、お得な値段で売り出されることも。旅行比較サイト「LINEトラベルjp」をこまめにチェックしておきましょう。
写真:かもた のぞみ
地図を見るマレーシアの物価は日本よりも安く、おおよそ日本の半分弱程度だと考えると良いでしょう。宿泊費や食費、交通費などは安いですが、観光スポットへの入場料は高めの設定になっています。また、イスラム教国なのでお酒も割高です。
マレーシアの通貨はリンギット(MYR)で、1リンギットあたり約25円(2020年3月現在)です。おおよその物価の目安をご紹介します。
・ミネラルウォーター:2MYR(約50円)
・お酒(ビール):10MYR(約250円)
・屋台での食事:5MYR〜(約125円〜)
・レストランでの食事:30MYR〜(約750円〜)
・高級レストランでの食事:100MYR〜(約2500円〜)
・KLモノレール(初乗り):1.2MYR〜(約30円〜)
エリアやお店、滞在時のレートによっても大きく値段が変わってきますのでご注意ください。
物価の相場を踏まえて、滞在費はどれくらいかかるのかを見てみましょう。
現地での観光には、交通費と食事代、観光スポットへの入場料やお土産代が必要です。ショッピングやアクティビティ体験などをした場合にはもう少しかかりますね。
ここで、クアラルンプールでの1日観光プランとその費用の目安をご紹介します。
【プラン】
クアラルンプール西部(ムルデカスクエア、チャイナタウン、クアラルンプール駅周辺)とKLタワーを巡り、歴史的建造物やモスクなどクアラルンプールらしさを1度に味わう盛り沢山プラン。KLタワーのスカイデッキで入場観光。時間に余裕があればブキッビンタンへ足を延ばしてショッピングモールを覗いても。
【食事代金】
朝食:0円 ホテルの朝食バイキング
昼食:7MYR(約175円) 屋台でマレーシアグルメ
休憩:4MYR(約100円) ローカルチェーンカフェでコーヒー
夕食:80MYR(約2000円) 有名中華レストランで飲茶を堪能
【観光費用】
KLタワースカイデッキ:99MYR(約2500円)
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https://pixabay.com/ja/このプランでクアラルンプールを観光した場合、滞在費用は1日で190MYR(約4700円)、5日間で950リンギット(約23,000円)ほどかかります。
クアラルンプール市内にはGOKLという無料の市内循環バスが走っているので、上手に活用すれば交通費はほとんどかかりません。必要に応じてKLモノレールやタクシーなどを利用しても、1日5000円前後で観光できるかと思います。観光費用が割高なので、あらかじめ行きたいスポットをピックアップして入場料を確認しておくと予算を把握しやすくなります。
写真:かもた のぞみ
地図を見る先ほどの滞在費モデルを参考にすると、旅行費用のトータル代金は以下のようになります。
<個人手配>
価格重視で航空券とホテルを選び、滞在費をプラスすると約7万円台から。
<ツアー>
フリープランの場合、5日間のマレーシア旅行にかかる総費用は50,000円台〜と考えておくと安心です(宿泊以外の現地滞在費含まず)。総額10万円あれば十分楽しめるのではないでしょうか。時期によっては40,000円台〜のツアーもあるので、更に値段を抑えることも可能です。
こちらは目安ということで、予算を立てる際の参考にしてくださいね。
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https://pixabay.com/ja/〈安い時期〉
お正月以降から春休み前までの1〜3月にかけてが比較的お安く旅行でき、平日なら更に航空券がお得になります。
〈高い時期〉
日本のGW、お盆、年末年始は特に高く、続いて夏休み、春休み、シルバーウィークが高めの料金設定になります。また中華圏からの観光客が増える春節の時期や、ラマダン明けのお休みはホテルなどの値段が上がる傾向にあるようです。
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https://pixabay.com/ja/マレーシア旅行は、工夫次第でもっとお得に楽しむことができます。
例えば東南アジアで人気の「Grab」という配車アプリを利用すれば、タクシーよりも割安に車移動をすることが出来ます。グループでの旅行や小さいお子様連れの方などに特におすすめです。
Grabについて使い方などの詳細はこちらをご確認ください。
また宿泊費を抑えるなら、民泊やゲストハウスを利用する方法もあります。ゲストハウスなら数百円と格安で泊まれる施設がありますし、Airbnbなどには設備が整った民泊物件が3000円〜多数揃っています。1室あたりの料金なので、複数人で泊まればホテルよりぐっとお得に滞在できます。
初めてのマレーシア旅行なら、パッケージツアーを選ぶと安心です。観光を充実させたい方には添乗員同行ツアー、自由度が高い旅行を楽しみたい方にはフリープランのツアーがおすすめ。いずれにしても航空券・ホテルをまとめて手配できるので、気軽にマレーシア旅行を楽しめます。
マレーシアは日本からのアクセスも良く、短い日程でも楽しめる旅先です。とってもお得なツアーが出ることもありますので、こまめに調べて比較、検討しましょう。
LINEトラベルjpでは、マレーシア旅行に必要な海外航空券やパッケージツアー、ホテルやレンタカーまで幅広く検索・比較することができます。ぜひ検索してみて下さいね。
※2020年3月現在の情報です。
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(2024/10/11更新)
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