マレーシア旅行のベストシーズンはいつ?エリア別にご紹介

マレーシア旅行のベストシーズンはいつ?エリア別にご紹介

更新日:2020/04/09 14:50

かもた のぞみのプロフィール写真 かもた のぞみ 1人女子旅サポーター、路地裏探検隊、ワールドキャラバン

自然豊かな熱帯雨林、ビーチ、夜景の美しい大都市など、さまざまな魅力があるマレーシア。そんなマレーシアを満喫するなら、やはりベストシーズンにお出かけするのがおすすめです。

そこで今回はクアラルンプールをはじめ、ランカウイなどの人気ビーチリゾートのベストシーズンをご紹介。年末年始、GW、お盆の時期の気候や、シーズンごとの服装もご紹介します。

マレーシアの気候について

マレーシアの気候について

提供元:pixabay

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赤道に近く熱帯に位置するマレーシアは、年間平均気温が約29℃の常夏の国。一年中、日本の夏のような気候が続きます。マレーシアの季節は大きく乾季と雨季の2つに分かれ、以下のような特徴があります。

乾季(3月〜10月頃)・・・気温は高く日差しも強いですが、湿度が低めになるため比較的過ごしやすい時期。熱帯地方特有のスコールが降ることもありますが、短時間で降り止むので観光する分には問題ありません。

雨季(11月〜2月頃)・・・一年の中で雨の多い時期ですが、日本の梅雨のように一日中雨が降り続くことは少なく、日中〜夕方頃に1時間前後のスコールが降ります。蒸し暑く感じる日が続きますが、雨の後は空気が澄み涼しくなります。

マレーシアはマレー半島西海岸・東海岸・東マレーシアなどエリアによって天気が大きく異なってくるので、それぞれの特徴を把握してから旅行の計画を立てましょう。特徴とベストシーズンを次項から詳しくご説明します。

マレーシアのベストシーズンは?

マレーシアのベストシーズンは?

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せっかく旅行に行くならやはりベストシーズンに訪れたいもの。ここではそれぞれのエリアのベストシーズンをご紹介しますので、旅行の計画を立てる際に参考にしてください。

【クアラルンプール(西海岸)→7月後半〜10月】
クアラルンプールの乾季は3月〜10月頃ですが、3月〜7月は気温がぐっと上がる傾向にあります。街歩きがメインのクアラルンプールに訪れるなら、暑さが落ち着き雨も少ない7月後半〜10月頃がおすすめ。とはいっても雨季でも十分に楽しめるので、そこまでベストシーズンにこだわらなくても問題はないでしょう。

【ランカウイ(西海岸)→1月〜3月】
1年を通じて比較的安定した気候のランカウイ。乾季は12月〜4月ですが、その中でも更に晴天率が高くなる1月〜3月がベストシーズンです。青空と白い砂浜のコントラストをたっぷり味わってくださいね。

【ペナン島(西海岸)→12月〜3月】
年間を通して降水量が多めのペナン。雨が少なく気候も安定する乾季の12月〜3月頃がベストシーズンです。海の透明度も高く、ダイビングやシュノーケリングにもぴったりの時期です。

マレーシアのベストシーズンは?

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【レダン島(東海岸)→6月〜8月】
海洋保護区に指定され、自然豊かで美しいビーチを持つレダン島の乾季は4月〜10月です。特に6月〜8月は雨が少ないため、海の透明度も高く波も安定するまさにベストシーズン。ダイビングなどのマリンスポーツもこの時期がおすすめです。逆に11月〜3月の雨季はほとんどの施設(ホテルやフェリーなど)が休業するので、旅行計画を立てる前に営業確認をお忘れなく。

【コタキナバル(東マレーシア)→1月〜5月】
東マレーシア最大の都市コタキナバルは、乾季・雨季問わずスコールがよく降ります。観光にはより雨の少ない1月〜5月がおすすめですが、雨具を忘れずに用意していきましょう。
また同じボルネオ島にあっても、コタキナバルのあるサバ州とサラワク州は天候が全く異なるので注意が必要です。

日本のGWやお盆、年末年始の気候は?

日本のGWやお盆、年末年始の気候は?

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エリアごとのベストシーズンをご紹介しましたが、日本の海外旅行シーズンにおけるマレーシアの気候も気になるところ。そこで年末年始、GW、お盆の時期の気候をご紹介します。

【年末年始のマレーシアの気候】
総合的に見て、マレーシア旅行に最適なのは年末年始。特に、ペナン島をはじめとした西海岸のビーチリゾートへの旅行はこの時期がおすすめです。晴天に恵まれやすく、快適に旅行を楽しめます。寒い冬の日本を抜け出して南国気分を満喫してくださいね。
クアラルンプールは雨の多い時期ですが、1日中降り続くことはないので観光には問題ありません。東海岸はモンスーンの影響で施設が閉まっている可能性があるのでご注意を。

【GWのマレーシアの気候】
GWのマレーシアは、エリアによって天候が違います。この時期のおすすめは、雨の少ないコタキナバル。街歩きの他、キナバル山への登山なども楽しめます。また、クアラルンプールも雨の少ない時期にあたるので観光しやすいでしょう。マンゴーやスターフルーツなど南国ならではのトロピカルフルーツもこの時期に旬を迎えます。

【お盆時期のマレーシアの気候】
8月のお盆の時期には、レダン島など東海岸のビーチリゾートへの旅行がおすすめ。天候が安定し、透明度の高い美しいビーチが楽しめます。またウミガメの産卵期(6〜9月)にあたるので、運が良ければウミガメに会えるかもしれません!
マレーシア全土でメガセール(7・8月)が開催されているので、クアラルンプールでショッピング三昧もいいですね。

シーズンごとの服装について

シーズンごとの服装について

写真:かもた のぞみ

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1年を通して温暖なマレーシア。基本的に夏服だけで問題ありませんが、日中と朝晩で寒暖差があるため薄手の上着を用意していくと安心です。

【乾季(3月〜10月:クアラルンプール)】
気温が高く日差しも強い乾季。日焼け止めや帽子・サングラスなど、日焼け対策をしっかり準備していきましょう。また、乾季といっても突然のスコールはマレーシア旅行には付き物です。折り畳み傘など雨具もお忘れなく。

【雨季(11月〜2月:クアラルンプール)】
湿度が高く蒸し暑い雨季。風通しの良い夏服を選ぶと快適に過ごせます。雨季も日焼け対策、雨具の準備をしていきましょう。

乾季・雨季問わず便利なのがストール。防寒具代わりにしたり、モスクに入場する際に羽織ったりとさまざまな場面で活躍します。どこの都市も室内やバスなどは冷房がかなり効いているので、薄手の上着とストールは1枚ずつ用意していくのがおすすめです。

ジャングルトレッキングなどに参加する場合は、歩きやすい靴やジャケットのご用意を忘れずに。また、モスクや寺院などを見学する際には肌の露出はNGです。失礼のない服装を心がけていきましょう。(場所によってはガウンなどの貸出があります)

マレーシアのベストシーズンをまとめると…

マレーシアはざっくり乾期と雨期の2つに分かれており、エリアによって時期が異なるのが特徴です。ベストシーズンはどのエリアもやはり乾季ですが、クアラルンプールや西海岸は雨季でも観光自体にはあまり影響はありません。

ただ、11月〜3月のモンスーンの影響を強く受ける東海岸やボルネオ島の一部は、施設が休業したり、雨が多く観光するのに危険な場合もあるのであらかじめ情報収集をしてから旅行計画を立てましょう。

シーズン・エリアごとの特徴を掴んで、マレーシア旅行を楽しいものにしてくださいね。

2020年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。

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