シドニーやメルボルンといった大都市から、ウルルやグレートバリアリーフのような自然まで、幅広い魅力をもつオーストラリア。子連れ旅行でも楽しめるオーストラリアは人気の旅行先です。
今回はオーストラリア旅行の際、どこで両替するのがお得か、滞在に必要な現金はどれくらいか等をご紹介します。また、オーストラリアはクレジットカード利用が浸透している国。旅行中のクレジットカード活用法についても解説します。
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https://www.photo-ac.com/まずはオーストラリアの通貨、オーストラリアドルについてご紹介します。
・単位
通貨単位はオーストラリアドル(A$)とオーストラリアセント(A¢)があります。街中では「$」や「¢」と表記されているものがほとんどです。
(※本記事では以下、$と¢と表記)
・レート
2020年5月現在のレートで、1オーストラリアドル=約70円。
・紙幣
$5、$10、$20、$50、$100の5種類。
・硬貨
5¢、10¢、20¢、50¢、$1、$2の6種類。
写真:SAORI GRAPH
地図を見る続いてオーストラリア旅行の際に、日本円からオーストラリアドルへ両替できる場所をざっとご紹介します。
・日本/オーストラリアの銀行
・日本/オーストラリアの空港
・日本の郵便局
・日本の金券ショップ
・外貨宅配サービス
・オーストラリアの民間両替所
・ホテルや一部免税店
郵便局や金券ショップは店舗により取扱いがないこともあるので、利用する際は確認を。
では実際、どこで両替するのがお得なのでしょうか?
まず日本国内とオーストラリア現地を比較すると、オーストラリア現地で両替した方がレートが良い傾向にあります。それを踏まえつつ、日本とオーストラリアそれぞれでお得に両替できる場所をご紹介します。
<日本で両替する場合>
現地に着いたらすぐに観光したい。両替所を探したり、レート比較したりする時間がもったいない。そんな方は出国前にオーストラリアドルを用意していきましょう。
日本でお得にオーストラリアドルへ両替できるのは、空港や銀行に比べてレートが良く、取扱い外貨も比較的多い「外貨宅配」です。
「外貨宅配」はインターネットで外貨を注文・支払いをし、外貨を自宅へ配達してもらうもの。銀行や金券ショップまで足を運ぶ時間がない、という方にとっては利便性も○。外貨宅配サービスを利用する時は、レートと合わせて外貨の郵送料や最低注文額をチェックしましょう。
<現地で両替する場合>
オーストラリア現地で両替する場合、お得に両替できるのは「民間両替所」です。例えばシドニーでお得に両替できることで有名なのが「THE Currency Exchange」や「KVB Kunlun」といった両替所。各都市によりレートの良い両替所が異なるので、訪問する都市が決まったら現地の両替所を検索してみましょう。
空港での両替はあまりレートが良くありません。空港での両替は、町へ出るまでに必要な最小限の金額に抑えておくのがベター。また両替の際、金種を指定できるのであれば、使い勝手の良い小額紙幣を多めに入れてもらうようにしましょう。
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https://unsplash.com/photos/c2a0TydMlAsオーストラリアは日本よりもクレジットカード利用が浸透している国。それは旅行者にとっても同じで、クレジットカードを上手に利用することで、スマートな旅行が可能となります。具体的にクレジットカードがどのように利用できるのか、ご説明します。
<クレジット払いを活用>
レストランやホテル、ショッピングセンターはもちろん、自動販売機もクレジットカードで支払いができます。旅行でクレジットカード払いをするメリットとしては、
・多額の現金を持ち歩く必要がない
・使いきれなかったオーストラリアドルを再両替する手間や手数料が省ける
・遣った金額を利用明細で後からチェックできる
などが挙げられます。都市部を観光する場合はもちろん、ウルル(エアーズロック)などの内陸部にある観光スポットでもクレジットカード払いは可能です。
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https://unsplash.com/photos/em37kS8WJJQ<ATMで海外キャッシングを利用>
クレジットカード払いが浸透しているとはいえ、現金が不要という訳ではありません。小さなお店やマーケット、一部キャンプ場でのシャワー利用時など、現金でしか支払いができない場所もあるので、必ず現地通貨もいくらか所持しておきましょう。
現地通貨の入手方法として、両替以外に「海外キャッシング」があります。これは現地のATMにクレジットカードを挿入し、オーストラリアドルをキャッシングする方法。ATMは24時間いつでも利用でき、場合によっては両替よりもお得に現地通貨を入手することが出来ます。
この他にも、レンタカーを借りる際にクレジットカードの提示が必要であったり、ホテルのデポジットとしてクレジットカードの提示を求められたりすることもあります。こうした事からも、クレジットカードはオーストラリア旅行では必須アイテムとも言えるでしょう。オーストラリアで利用するクレジットカードのブランドは、加盟店数の多いVISAやMASTERがおすすめです。
では実際に、オーストラリア旅行ではどれくらい両替したら良いのでしょうか。まずは目安となるオーストラリア(シドニー)のだいたいの物価を確認してみましょう。計算方法は1オーストラリアドル=約70円です。
・コーヒー $4(約280円)
・コーラ $4(約280円)
・パンケーキプレート $15 (約1,050円)
・カフェでハンバーガー $15(約1,050円)
・ステーキのディナー $40 (約2,800円)
・オペラハウス日本語ツアー入場券 $25 (約1,750円)
・シドニータワー・アイ展望台入場料 $29(約2,030円)
・空港から市内移動 $18(約1,260円)
お店によって価格差はあるものの、オーストラリアの物価は日本と同じくらいか少々高め。上記に加え、お土産や交通費を考慮すると、1日に必要な費用の目安はだいたい$150〜$200(約10,500〜14,000円)くらいが標準的。現地で5日間過ごす場合、トータル$750〜$1,000(約52,500〜70,000円)が現地で必要なお金と考えましょう。
クレジットカードを併用する場合、上記のほとんどをクレジットカードで支払えるので、両替は最小限の金額で良いでしょう。自分の旅行スタイルに合わせて、両替する金額を検討してくださいね。
お得さを考慮した場合、オーストラリアドルへの両替は日本ではなくオーストラリア現地の民間両替所で行うのがベスト。ただし現地で両替する手間を省きたいなど、旅行中の時間の使い方を重視するのであれば日本で予め両替しておく方が良いでしょう。
またクレジットカードを併用することでスマートな支払いが出来る他、現地通貨が使いきれず大量に余ってしまう等のリスクも減らせます。
ご自身の旅行スタイルに合わせたお得な両替や、便利なクレジットカード利用で、快適なオーストラリア旅行をお楽しみください!
2020年5月現在の情報です。為替レート、手数料等は必ず最新の情報をご参照ください。また物価などはあくまでも一例となりますのでご了承ください。
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(2024/10/16更新)
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