アジアとヨーロッパにまたがる特異な地形から、東西文化が混ざり合った独特の雰囲気が漂うトルコ。壮大な自然や歴史的遺跡、美味しい料理に美しい街並みと、多岐にわたる魅力を持つトルコは何度でも訪れたくなる国のひとつです。
そんなトルコを旅行するなら何日間がベスト?イスタンブールだけを旅行する場合、さらに複数都市訪問やトルコ周遊には何日必要?都市別の滞在日数やモデルコースをご案内します。
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https://unsplash.com/photos/nixQj6sW5ZUアジアとヨーロッパにまたがり、日本のおよそ2倍の国土を有するトルコ。北は黒海、南はエーゲ海と地中海に囲まれたトルコは、古くから東西文化の交差点として栄えてきました。人口は約8,200万人。イスラム教徒が国民の大部分を占めており、毎年約1ヶ月間ラマダン(断食)の期間があります。
公用語はトルコ語。主要な観光地では英語が通じることも多いので、それほど心配しなくても大丈夫でしょう。
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地図を見るトルコ観光の人気都市は、歴史的建造物など見所満載の「イスタンブール」をはじめ、奇岩群や地下都市、洞窟教会が有名な「カッパドキア」、真っ白な石灰棚がある「パムッカレ」などがあります。これらの都市はトルコ国土の西側〜中央に位置しています。
トルコ東部は観光地としては穴場スポットですが、美しい大自然や、激動の歴史によるさまざまな遺跡が楽しめます。
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https://unsplash.com/photos/YegmlMBMEHM日本からトルコへのフライトは、東京(羽田)からイスタンブールへの直行便が就航しており、所要時間は12時間半ほど。イスタンブール以外の都市へのフライトは直行便がないため、1回以上乗り継ぎが必要です。
※2020年7月現在の情報です。フライト情報は変更される可能性があります。
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https://unsplash.com/photos/3-QB-YKxTKY世界で唯一アジアとヨーロッパにまたがる都市、イスタンブール。ブルーモスクやアヤソフィアなど多くの見どころを擁し、グルメやショッピングも楽しめるイスタンブールを観光するには、最短でどれくらいの日数が必要でしょうか?
イスタンブールの見どころを一通り観光するのに必要な現地滞在時間は、最低2日間〜。今回ご紹介するのは、最短旅程の1泊4日弾丸プランです。無理なく充実したイスタンブール旅行をするならば、もう1日プラスした2泊5日からの旅程がおすすめです。
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地図を見る<1日目>夜:日本出発《機内泊》
<2日目>早朝:イスタンブール空港到着→終日イスタンブール観光《イスタンブール泊》
<3日目>終日:イスタンブール観光→イスタンブール空港へ
<4日目>深夜:イスタンブール出発《機内泊》→夜:日本帰国
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https://unsplash.com/photos/fGxXDFvwsAw1日目は夜の便で日本を出発、2日目のイスタンブール到着直後から観光がスタートします。少々ハードな日程になるので、飛行機の中でしっかり睡眠がとれるように耳栓やアイマスク、枕などの快眠グッズを忘れずに!
イスタンブール滞在では、旧市街の観光で1日、ショッピングや新市街観光で1日というスケジュールがおすすめ。
旧市街にはブルーモスクやアヤソフィア、トプカプ宮殿、地下宮殿など見どころが集中しており、ほとんどは徒歩で回れます。効率よく回るために、事前にルートを組んでおきましょう。
トルコの人気観光地「カッパドキア」まで足を延ばすなら、1日4日のプランにもう2日プラスして。カッパドキアは交通の便が悪い上に見どころが点在しているので、効率よく回るには現地ツアーに参加するのが良いでしょう。
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https://unsplash.com/photos/t9RXTRuae6s<1日目>夜:日本出発《機内泊》
<2日目>早朝:イスタンブール空港到着→国内線でネヴシェヒル空港(またはカイセリ空港)へ→午前:カッパドキア到着。着後カッパドキア観光《カッパドキア泊》
<3日目>終日:カッパドキア観光→夜:カッパドキア出発(国内線)→イスタンブール到着《イスタンブール泊》
<4日目>終日:イスタンブール観光《イスタンブール泊》
<5日目>終日:イスタンブール観光→イスタンブール空港へ
<6日目>深夜:イスタンブール出発《機内泊》→夜:日本帰国
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地図を見るカッパドキアの見どころは、なんといってもその独特の地形。「キノコ岩」と呼ばれる不思議な形をした奇岩や、ほんのりとピンク色をした渓谷「ローズバレー」は外せないスポットです。その独特の地形を空から楽しむ気球ツアーも、旅行者に人気のアクティビティ。
さらに古い歴史をもつカッパドキアには、宗教上の理由からひっそりと作られた洞窟教会や地下都市も多く、これもまた見逃せない観光スポットです。
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地図を見るイスタンブールと人気観光地「パムッカレ」を回る場合も、同じく3泊6日で行くことができます。
<1日目>夜:日本出発《機内泊》
<2日目>早朝:イスタンブール空港到着→国内線でデニズリ空港へ→午前:パムッカレ到着。着後パムッカレ観光《パムッカレ泊》
<3日目>終日:パムッカレ観光→夜:デニズリ出発→イスタンブール到着《イスタンブール泊》
<4日目>終日:イスタンブール観光《イスタンブール泊》
<5日目>終日:イスタンブール観光→イスタンブール空港へ
<6日目>深夜:イスタンブール出発《機内泊》→夜:日本帰国
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地図を見るまたパムッカレからバスで3時間ほどのところには、世界遺産にも登録されている「エフェソス遺跡」があります。群を抜いて保存状態の良いエフェソス遺跡には、セルシウス図書館や大劇場など、見ごたえのある遺跡がたくさん!
上記の3泊6日プランにもう1日追加して、エフェソス遺跡まで足を延ばしてみるのもおすすめです。
せっかく行くのならトルコの見どころをぐるっと回りたい!という方もいらっしゃるでしょう。ここではトルコ旅行で人気の5都市、イスタンブール・カッパドキア・パムッカレ・セルチュク(エフェソス遺跡)・トロイをぐるっと回る8泊10日のプランをご紹介します。
<1日目>夜:日本出発《機内泊》
<2日目>早朝:イスタンブール空港到着→国内線でネヴシェヒル空港(またはカイセリ空港)へ→午前:カッパドキア着。着後カッパドキア観光《カッパドキア泊》
<3日目>日中:カッパドキア観光→夜:カッパドキア出発《夜行バス泊》
<4日目>朝:パムッカレ到着。着後パムッカレ観光《パムッカレ泊》
<5日目>午前:パムッカレ観光→午後:パムッカレ出発(バス)→夕方:セルチュク到着《セルチュク泊》
<6日目>日中:エフェソス遺跡観光→夕方:セルチュク出発(バス)→夜:チャナッカレ着《チャナッカレ泊》
<7日目>午前:トロイ遺跡観光→午後:チャナッカレ出発(バス)→夜:イスタンブール着《イスタンブール泊》
<8日目>終日:イスタンブール観光《イスタンブール泊》
<9日目>終日:イスタンブール観光→イスタンブール空港へ
<10日目>深夜:イスタンブール出発《機内泊》→夜:日本帰国
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地図を見るこのプランでは、カッパドキア・パムッカレ・エフェソス遺跡・トロイ遺跡・イスタンブール歴史地区と5つの世界遺産を巡ることができます。トルコをぐるっと効率よく回るには、飛行機とバスをうまく使うこと。ご紹介したプランはイスタンブールから時計回りに周遊しましたが、もちろん逆回りでもOKです。
トルコはイスタンブール1都市なら最短で1泊4日の弾丸旅行でも訪れることができますが、思う存分満喫するならば1週間前後の日程で複数都市を巡るのがベスト!
見どころの多いトルコでどこへ行って何を見たいのか、どのように過ごしたいのか。旅の目的とスケジュールに合ったプランを、じっくりと考えてみてくださいね。
※2020年7月現在の情報です。発着空港、航空会社により、フライトスケジュールが異なりますので、行程はあくまでも参考としてご覧ください。
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(2024/11/9更新)
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