息を呑むような中世の美しい街並みが魅力的なチェコ。赤レンガ色の屋根の可愛い家々の風景や、お城や教会などとにかく街歩きが楽しい国です。伝統工芸品や雑貨、チェコ料理やビールなど魅力溢れるチェコは、ヨーロッパの中でも人気の観光大国!
そんなチェコですが、旅行するなら何日間がベスト?プラハだけの場合、さらに郊外や隣国のウィーンにも足を延ばすなら何日必要?目的別の滞在日数やモデルプランをご紹介します。
写真:Yamaneco M
地図を見るチェコの正式名称は「チェコ共和国」。ヨーロッパのちょうど真ん中に位置し、ドイツ・オーストリア・ポーランド・スロバキアに囲まれた内陸の国です。その面積は日本の5分の1ほどで、人口は約1,000万人。主にスラブ系民族のチェコ人が暮らしています。
チェコの人気観光スポットとしては、見どころ満載で名所も多い首都・プラハはもちろん、絵本に出てくるような可愛い町・チェスキークルムロフや、美しい丘陵地帯と田園風景が広がるチェコ東部のモラヴィア地方などがあります。
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地図を見るヨーロッパ旅行となると物価が高く、どうしてもお金がかかるイメージですよね……。ですが、チェコは他のヨーロッパ諸国と比べて物価が安く、また比較的治安が良い国として知られています。
もちろん注意は必要ですが、女子旅や一人旅、海外旅行初心者の方でも訪れやすい旅先として人気があります。
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地図を見る日本からチェコへは直行便が運航しておらず、最低でも一度は乗り継ぎが必要。ヨーロッパや中東の主要都市を経由するのが一般的なルートです。航空会社によって所要時間は異なりますが、最短でも13時間ほど。
フランクフルト、ミュンヘン、ウィーン、ヘルシンキ、アムステルダムなどチェコ周辺のヨーロッパ諸国からの乗り継ぎなら同日中にプラハに到着することができます。
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https://pixabay.com/チェコ観光のハイライト・古都プラハ。街自体は小さいですが、街ごと世界遺産に登録されているプラハには見どころがぎっしり!
旅行会社のツアーでも5日間からが一般的で、プラハを観光するには最低でも現地滞在時間が丸2日間は必要。短期間でコンパクトにプラハを楽しみたい方には、3泊5日のプランがおすすめです。
<1日目>午前、日本出発→乗り継ぎ→夕〜夜、プラハ到着。
<2日目>終日プラハ市内観光(カレル橋、プラハ城周辺エリア)
<3日目>終日プラハ街歩き(旧市街広場周辺、ショッピングなど)
<4日目>午前、プラハ出発→乗り継ぎ→(機内泊)
<5日目>午前、日本帰国
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地図を見る1日目は移動日となり、終日観光に充てられる2〜3日目の2日間で主要観光スポットを効率よく回りましょう。
プラハの大人気スポット・プラハ城と街のシンボル・カレル橋周辺で1日、プラハ観光の拠点で見所も満載の旧市街広場周辺で1日といったスケジュールがおすすめ。
プラハは徒歩でも観光できますが、効率的に回るには地下鉄やトラムの利用が便利!ほとんどの観光名所に簡単にアクセスすることができるので、ぜひ活用してみてくださいね。
主要なスポットは2日間あれば回れますが、プラハを満喫するならできれば丸3日間は欲しいところ。各スポットをじっくり観光し、買い物も食事もプラハを十分楽しむなら4泊6日のプランがおすすめです。
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地図を見る<1日目>午前、日本出発→乗り継ぎ→夕〜夜、プラハ到着。
<2日目>終日プラハ市内観光(カレル橋、プラハ城周辺エリア)
<3日目>終日プラハ街歩き(旧市街広場周辺、ショッピングなど)
<4日目>終日プラハ散策(ビール博物館、ペトシーンの丘展望台など)
<5日目>午前、プラハ出発→乗り継ぎ→(機内泊)
<6日目>午前、日本帰国
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https://pixabay.com/3泊5日の主要ポイントをコンパクトに回るプランにもう1日終日観光できる日が増えるので、観光箇所を増やしたり、チェコの伝統料理や本場のチェコビールを味わったりとグルメを楽しむのもいいですね。
また、ボヘミアガラスに木製の民芸品、アンティークショップなどおしゃれで可愛いチェコ雑貨は思わず手に取りたくなるアイテムばかり!ショッピングが好きな方は買い物時間を増やすなど、ご自身の好みに合った楽しみ方でプラハを満喫しましょう。
プラハだけではなく他の街にも足を延ばしてみたい!という方におすすめなのが、世界で最も美しいと称される世界遺産の町「チェスキークルムロフ」も訪れる5泊7日のプラン。
中世の美しい町並みと南ボヘミアの自然が融合した、プラハとはまたひと味違ったチェコの魅力を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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地図を見る<1日目>午前、日本出発→乗り継ぎ→夕〜夜、プラハ到着。《プラハ泊》
<2日目>終日プラハ市内観光(カレル橋、プラハ城周辺エリア)《プラハ泊》
<3日目>終日プラハ街歩き(旧市街広場周辺、ショッピングなど)《プラハ泊》
<4日目>午前、プラハ出発→昼頃、チェスキークルムロフ到着。午後、旧市街観光《チェスキークルムロフ泊》
<5日目>午前、町歩き。チェスキークルムロフ出発→午後、プラハ着。市内散策。《プラハ泊》
<6日目>午前、プラハ出発→乗り継ぎ→《機内泊》
<7日目>午前、日本帰国
写真:Yamaneco M
地図を見るプラハからバスで3時間ほどの距離のチェスキークルムロフ。シンボルともいえるチェスキークルムロフ城をはじめ、ヴルタヴァ川に囲まれた美しい町の景観や中世の面影残る石畳の可愛らしい町並みは、どこを切り取っても絵になります。
町はコンパクトで観光スポットも旧市街の中心に集まっているので、半日あれば主要な見どころを周ることができます。プラハからの日帰りも可能ですが、できれば1泊してゆったりと過ごすのがおすすめ。
夕暮れ時の美しい町の雰囲気やライトアップされたお城、幻想的な灯りが美しい夜景も必見ですよ。
せっかくヨーロッパへ行くのなら周辺の国も周遊したい!という方には、お隣の国オーストリアの首都・ウィーンとの組み合わせがおすすめ。中欧屈指の人気都市・プラハとウィーンを満喫する6泊8日の2都市周遊プランをご紹介します。
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https://pixabay.com/<1日目>午前、日本出発→乗り継ぎ→夕〜夜、プラハ到着。《プラハ泊》
<2日目>終日プラハ市内観光(カレル橋、プラハ城周辺エリア)《プラハ泊》
<3日目>終日プラハ街歩き(旧市街広場周辺、ショッピングなど)《プラハ泊》
<4日目>午前、プラハ出発→列車移動。午後、ウィーン到着。着後、街歩き《ウィーン泊》
<5日目>終日、世界遺産のウィーン歴史地区観光《ウィーン泊》
<6日目>終日ウィーン市内観光。博物館や宮殿巡り《ウィーン泊》
<7日目>ショッピング、カフェ巡りなどウィーン散策。午後、ウィーン出発。《機内泊》
<8日目>→午前、日本到着。
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地図を見る音楽の都・ウィーンは音楽や芸術のあふれる美しい街で、豪華な建築物など華やかな雰囲気が魅力です。見どころがたくさんあるので、3連泊してゆったりと滞在するのがおすすめです。プラハからオーストリアのウィーンへは、約4時間で移動できる高速列車「レイルジェット」の利用が便利。
また、ウィーンではカフェ巡りも楽しみのひとつ!ウィーンはカフェ文化発祥の地で、伝統的なカフェから最新のモダンなカフェまで街中に素敵なカフェが溢れています。ウィーンの名物スイーツ、本場のザッハトルテ(チョコレートケーキ)もぜひ堪能してみてくださいね。
チェコはプラハ1都市なら主要観光スポットにポイントを絞って5日間で訪れることもできますが、やはり満喫するなら4泊6日以上がベスト!1週間以上の日程が可能なら、プラハだけではなく地方都市や周辺国を組み合わせた2都市以上を巡る周遊プランがおすすめです。
チェコでどこへ行って、何がしたいのか、ご自身の旅の目的とスケジュールに合ったプランをじっくりと考えてみてくださいね。
2020年5月現在の情報です。発着空港、航空会社により、フライトスケジュールが異なりますので、行程はあくまでも参考としてご覧ください。
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(2024/3/19更新)
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