幅広い年齢層に愛されるハワイのオアフ島。宿泊施設の数はもちろん、1軒あたりの部屋の種類が多いため、ホテル選びに時間を費やすことも。同じワイキキ内でも少し場所が違うだけで利便性が変化したり、お部屋からの景色が異なるので、どのエリアに泊まるかで旅行全体の印象が変わってきます。
本記事では、オアフ島でのホテルの選び方をエリア別でご紹介。各エリアの特徴、どのような方におすすめなのかなどをご案内します。
オアフ島のホテルの大半はワイキキに集中しています。ワイキキ滞在をベースに、そこからトロリーやレンタカーで足をのばして観光やショッピングを楽しむというのがハワイステイの定番。
今回はワイキキを細かく分け、さらにワイキキ以外の人気リゾート地を加えた以下の6つのエリアをホテル選びの目線でご紹介します。
・ワイキキ 中央
・ワイキキ クヒオ通り沿い
・ワイキキ 東側
・ワイキキ 西側
・カハラ
・コオリナ
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https://www.photo-ac.comハワイの宿泊施設の特徴は、レストランやサービスが充実したリゾートホテルの他に、キッチンなどが備わり、暮らしに近い形で滞在できるコンドミニアムも多くあること。
また眺望によりお部屋の種類が細かく分かれており、同じホテルの同じ間取りでも海の見える割合によって室料が大幅に変わるというのもハワイならではのルール。一般的に目の前に海の広がるオーシャンフロントが高額で、シティビュー(マウンテンビュー)などの方がお手頃に。眺望の違いだけで1泊あたり数千円から1万円以上の差が出る場合もあります。
オアフ島の超人気エリア、ワイキキ中央。賑やかなワイキキビーチとメインストリートのカラカウア通りが織りなす、誰もが思い描くハワイの風景そのものです。トロリーの停留所も多く、滞在中に必ず誰もが訪れる商業施設や有名レストランが多数あり、利便性も完璧。
ワイキキ中心部の海側には、ワイキキビーチに直接アクセスできる老舗の名門ホテルが勢揃い。プールや見晴らしのいいレストランを有し、どのホテルに泊まっても満足度が得られるような高級ホテルばかりですが、やはりワイキキ内でも室料の高い一等地です。
オン・ザ・ビーチのホテルでは予算オーバー、しかしこの立地だけは逃したくないという場合におすすめなのが、カラカウア通り沿いのホテル。海から1本内陸側に移るだけで、料金がグッとお求めやすくなります。道路を渡れば海へもすぐ行けるので、利便性をあまり損なわずに理想に近い滞在ができるでしょう。
<主要スポット>
・ワイキキビーチ
・ロイヤル・ハワイアン・センター
・Tギャラリア ハワイ by DFS
<こんな方におすすめ>
・初めてのハワイ旅行
・ハネムーン
・ファミリー
カラカウア通りの1本北を走るクヒオ通りは、少しローカルな色が垣間見れるワイキキ第二のストリート。トロリーのみならず、ハワイの路線バス「The Bus」が通る道でもあり、交通面も充実。プレートランチのお店などが点在し、路地探検が楽しくなる様なエリアです。
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https://www.photo-ac.comクヒオ通り周辺にはリーズナブルなホテルが多いので、お手頃にワイキキに宿泊したい方はこのエリアでホテルを探してみましょう。価格重視のホテルは施設や部屋がシンプルになりますが、カラカウア通りへも気軽にアクセスできる立地なので、それほど不自由を感じることはないでしょう。
<主要スポット>
・インターナショナル・マーケット・プレイス
<こんな方におすすめ>
・学生旅行
・一人旅
緑あふれる自然豊かなワイキキ東エリア。カピオラニ公園、ホノルル動物園、防波壁のある穏やかなビーチで子供連れのファミリーにも人気の場所です。中心部よりも人が少なめのなので、比較的ゆっくり過ごせるでしょう。
少し足をのばせば、レインボー・ドライブ・インやレナーズ・ベーカリーなどがあるカパフル通り、そしてダイヤモンドヘッド・グリルなどがあるモンサラット通りの2つのグルメなストリートへも。食べ歩きを楽しみたい方にはたまらないエリアです。
東側エリアではダイヤモンドヘッド・ビューのお部屋を有するホテルがあります。間近で見るダイヤモンドヘッドは圧巻。このエリアならではの特権ですね。
クヒオ通り側へ行くとキッチンやランドリーを備えたコンドミニアムが集中しており、長期滞在する方や、外食がまだ大変な年齢の子供連れのファミリー層に重宝されます。
<主要スポット>
・カピオラニ公園
・ホノルル動物園
・カイマナ・ビーチ
・ワイキキ水族館
<こんな方におすすめ>
・ファミリー
・長期滞在
ハワイ随一の巨大モールのアラモアナセンター、最新のアパレルからお土産品まで揃うワードビレッジがあるワイキキ西エリア。ワイキキ中心部からもアラモアナセンター方面へはトロリーで行けるのですが、カラカウア通りは一方通行なので滞在ホテルによってはすごく時間がかかる場合も。何度も買い物へ行きたい派の人は、徒歩でダイレクトに行ける西側にステイしてしまいましょう!商業施設を一歩出ると、マジックアイランドやアラモアナ・ビーチなどちゃんと自然もあります。
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https://www.photo-ac.comアラモアナセンターに専用通路で繋がっているホテルや日系のホテルがあり、買い物目的の旅行者にはもちろん、海外に慣れていない方にも安心して滞在できる場所です。海側にはヨットハーバーがあり、地図上ではホテルが海に直結している様に見えても、実際にはオン・ザ・ビーチになっていない所もあるのでご注意を。
<主要スポット>
・アラモアナセンター
・ワードビレッジ
・アラモアナ・ビーチパーク
・マジックアイランド
<こんな方におすすめ>
・女子旅
・弾丸旅行
・シニア旅行
ワイキキから車で約10分のところにある高級住宅地カハラは、上質な大人のリゾート。ワイキキの喧騒から離れつつも、ワイキキにいつでも遊びに行ける距離であるというのがこのエリア最大の魅力。オーガニック食材やデリが豊富なホールフーズ・マーケットが入店しているカハラ・モールは、ワイキキほど人が溢れておらず、落ち着いて食事や買い物ができる穴場のスポットです。
至れり尽くせりのホテルステイができる超高級リゾートのほか、グループで過ごせるプール付きの豪華なレンタハウスもあるカハラ。いずれにしても宿泊料が高めなので、特別な旅行の際に過ごすような場所です。日中はワイキキでアクティブに、宿泊はプライベートにというメリハリのある滞在ができます。
<主要スポット>
・カハラ・モール
・ワイアラエ・ビーチパーク
<こんな方におすすめ>
・ハネムーン
・大人旅
・3世代旅行
ワイキキから離れて定番とは違うオアフ島を味わいたいという方にぴったりのコオリナ。ホノルル空港から車で約30分、ワイキキからは1時間弱の場所にある、美しい芝のゴルフ場と4つの整ったラグーンに囲まれた、どこかハワイ島と似た雰囲気を持つ高級リゾート地です。
ホテル自体を楽しむために訪れる方がほとんどですが、そのホテルライフにちょっと刺激をプラスしてくれるのがコオリナ・ステーションというショッピングセンター。コオリナの落ち着きを壊さぬ程度にある商業施設で、レストランやABCストアの姉妹ショップが入店。おかげでホテル以外での食事を可能にしてくれます。
コオリナにはラグジュアリーなホテルが数軒あるのみ。どちらもワイキキより敷地やプールが格段に広く、ゆったりとしたリゾートタイムを過ごせます。ワイキキに比べると1泊の料金が高額なので、ワイキキに数泊、コオリナに1〜2泊という分泊プランも人気です。
<主要スポット>
・コオリナ・ゴルフクラブ
・コオリナ・ステーション
・コオリナ・ビーチパーク
<こんな方におすすめ>
・ハネムーン
・大人旅
・ファミリー
最寄駅などで区切られていないオアフ島では、ビーチやショッピングモールへのアクセスの良さがホテル選びの基準になります。毎日ビーチへ行きたい、買い物にお金を使いたいから宿泊費は抑えたい、海も買い物も食事もバランスよく楽しみたい…など、まずは自分が優先したい条件を上手にまとめてみましょう。そうすると自分に合うエリア、さらにはホテルが見えてくるはずです。自分にとってベストなホテルを見つけて、満足のいくハワイ旅行を実現しましょう!
2020年7月現在の情報です。本記事は概要を説明したものとなります。
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(2024/12/14更新)
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