日本の真南、太平洋に浮かぶパラオは、世界遺産にも登録されている美しい海が魅力の南国リゾート。マリンアクティビティを楽しみたい旅行先として、多くの人に人気があります。
また、親日国としても知られており、治安も比較的良いため、海外旅行が初めての方にもおすすめです。
そんなパラオですが、気になるのはやっぱり「どれくらいの予算が必要なのか」という点。また、できるだけ費用を抑えて旅行する方法も知っておきたいところ。
この記事では、パラオ旅行にかかる費用の目安や、節約するためのコツをわかりやすく解説します。
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https://www.photo-ac.com/パラオ旅行の予算の中で大きな割合を占めるのが、航空券とホテル代です。
日本からパラオへは、成田発のユナイテッド航空による直行便が週2便運航しています。それ以外の空港を利用する場合や、直行便の運航がない曜日に出発する場合は、グアムやフィリピンなどを経由する乗り継ぎ便を利用することになります。
ここでは、成田〜パラオ間の航空券料金の一例を見てみましょう(※取り扱い手数料などは含みません)。
<2026年6月24日(水)発、6月28日(日)着>
■ユナイテッド航空(直行便)
往復運賃:79,900円
燃油サーチャージ:48,180円
合計:128,080円
<2026年6月24日(水)発、6月29日(月)早朝着>
■フィリピン航空(乗り継ぎ便)
往路運賃:19,500円
燃油サーチャージ:35,580円
復路運賃:39,900円
燃油サーチャージ:18,810円
合計:113,790円
このように比較すると、乗り継ぎ便を利用するフィリピン航空のほうが、14,000円ほど安くなります。
ただし、マニラでの乗り継ぎが必要になるため、移動時間は直行便の約2倍かかる点には注意が必要です。実際、直行便であれば5時間程度で到着するのに対し、乗り継ぎ便では8時間以上かかることもあります。
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https://www.photo-ac.com/パラオの中心地・コロールにある高級リゾートホテルの相場は、1泊5万円〜ほどです。一方で、1万円前後で宿泊できる比較的リーズナブルなホテルもあります。
ただ、せっかくリゾート地に滞在するなら、「思っていたより微妙だった…」と後悔するのは避けたいところです。
そのため、価格の安さだけで選ぶのではなく、少し余裕をもった予算設定にしておくのがおすすめ。目安としては1泊2万円前後のホテルを選ぶと、バランスよく快適に過ごせるでしょう。
航空券とホテルがセットになったパッケージツアーや、ダイナミックパッケージを利用すると旅費を節約することができます。それぞれの料金を比較してみましょう。
<条件>
・2026年6月24日(水)発、6月28日(日)着
・成田発着ユナイテッド航空(直行便)
・パラオ プランテーション リゾート(2名1室)宿泊
■ダイナミックパッケージ
航空券代金:131,900円
ホテル代金:89,580円
セット割:−7,532円
合計金額:213,948円(燃油サーチャージ込み)
■パッケージツアー
ツアー代金:190,800円
燃油サーチャージ:28,500円
合計金額:219,300円
このように比較すると、両者に大きな価格差はありません。
ただし、上記の比較では、ダイナミックパッケージが「プレミアムキャビン」の部屋タイプ指定となっているのに対し、パッケージツアーは部屋タイプの指定がないため、客室のグレードに差が出る可能性があります。
ダイナミックパッケージについては、下のリンク先をチェックしてくださいね。
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https://www.photo-ac.com/旅行時期を調整できるのであれば、観光客が少ないオフシーズンを狙うのもおすすめです。
先ほどご紹介したダイナミックパッケージを、同じ条件で2026年10月21日(水)発に変更して確認すると、旅行代金は以下の通りです。
合計金額:171,166円(燃油サーチャージ込み*)
この場合、約42,000円も安く旅行することができます。
ただし、夏休みやシルバーウィーク後の平日出発となるため、日程の調整が難しい時期でもあります。また、パラオはこの時期は雨季にあたる点にも注意が必要です。
それでも、旅費をできるだけ抑えたい方にとっては、十分検討する価値があるでしょう。
*…燃油サーチャージは発券日によって価格が変わるため、高騰する可能性があります。
このほかの節約ポイントとして、航空券やホテルは早めに予約することで割引価格が適用される場合があります。そのため、できるだけ早めに動くことが節約のコツです。
また、最近は中東情勢の影響で燃油サーチャージが高騰していますが、この料金は「航空券を発券したタイミング」で決まります。値上がりが予想される場合は早めに予約し、逆に値下がりが期待できる場合は少し様子を見るなど、状況に応じた判断も大切です。
ホテルについては、旅に慣れている方であれば、ゲストハウスや民泊を利用することで宿泊費を抑えることも可能です。
ここからは、パラオ滞在中にかかる費用を見ていきましょう。
まずは気になる食費から。パラオではレストランやカフェ、キッチンカーでのテイクアウトが一般的で、気軽に食事を楽しめます。月に数回開催されるマーケットの屋台も人気です。
なお、一部ファストフード店もありますが、日本と比べると選択肢はやや限られています。
以下は、おおよその価格の目安です。
・カジュアルなレストラン:$30(約4,775円)〜
・ファストフード:$13(約2,069円)〜
・屋台:$10(約1,591円)〜
・サンドウィッチ:$4.50(約716円)〜
・水:$1.20(約191円)〜
・コーラ:$1.25(約198円)〜
・ビール(スーパーなど):$1.40(約222円)〜
・ビール(レストラン):$6(約955円)〜
食費を節約するポイント
・外食とスーパーでの購入を組み合わせる
滞在中、すべてレストランで外食すると食費がかさみやすいため、朝食はスーパーで買ったサンドイッチで済ませるなど、メリハリをつけるのがポイントです。うまく組み合わせることで、無理なく食費を抑えることができます。
・自炊をする
キッチン付きのホテルに宿泊し、スーパーで購入した食材で自炊をすれば、食費を大きく節約できます。パンに野菜やハムを挟むだけでも、手軽にサンドイッチが作れます。
また、日本からインスタント食品を持参するのも一つの方法です。ただし、パラオに持ち込めない食品もあるため、事前に検疫の条件を確認しておきましょう。
パラオには日本のような公共交通機関がほとんどなく、移動はタクシーが中心になります。空港から街の中心地までは、タクシーを事前に予約しておく必要があります。
料金の目安は、空港から市内まで片道$30(約4,775円)程度です。
また、街中でのちょっとした移動でも、車で5分ほどの距離で片道$15(約2,387円)ほどかかることがあります。料金は距離や交渉によって変わることもあるため、あくまで目安として考えておきましょう。
一方で、日中は1時間に1本ほどのペースで運行しているコミュニティバスもあります。主要スポット間の移動に利用でき、運賃は乗車エリアによって異なりますが、大人$2(約318円)からと比較的リーズナブルです。
移動費を節約するポイント
・コミュニティバスを活用する
運行本数は多くないものの、先ほどご紹介したコミュニティバスは料金が安く、移動費を抑えるのに便利です。時間に余裕がある場合は、積極的に活用してみましょう。路線図やタイムスケジュールなどはパラオ観光局の公式サイトをご確認ください。
・空港からの移動は日本から予約
ホテルや旅行会社によっては、空港〜ホテル間の送迎サービスを行っている場合があります。送迎付きのパッケージツアーを予約するのも安心。また、現地ツアー・アクティビティ専門サイトのベルトラなどでも、送迎プランを販売しています。
なお、乗り継ぎ便などでパラオ到着が深夜になる場合は、空港で過ごせるラウンジサービスがあります。仮眠スペースやシャワーが利用でき、さらに送迎もオプションで追加できるため、スケジュールに合わせて活用してみてはいかがでしょうか。
つづいて、現地でのアクティビティ料金の相場を見てみましょう。以下は大人料金の一例で、ツアー会社によって異なります。
・ロングビーチ&ミルキーウェイ:$132(約21,012円)
・カヤック&シュノーケル:$121(約19,261円)
・半日シュノーケリング:$77(約12,257円)
・半日カヤック:$77(約12,257円)
・ガラスマオの滝&ストーンモノリス:$110(約17,510円)
・ファンダイビング(2ダイブ):$165(約26,266円)〜
・ビーチ体験ダイビング(2ダイブ):$150(約23,878円)〜
・ペリリュー島戦跡ツアー:$154(約24,514円)
※ペリリュー島観光税 $25(約3,979円)が必要です。
なお、コロール州内でダイビングやシュノーケリングを行う際は、別途「ロックアイランド許可証」の購入が必要。1人$50(約7,959円)で、5日間有効です。
アクティビティ費を節約するポイント
・事前に予約しておく
現地でも空きがあれば申し込めますが、出発前に複数のオプショナルツアー会社を比較し、事前に予約しておくのがおすすめです。WEB予約で割引料金が適用されるツアーもあります。なお、料金だけでなく、追加費用の有無なども含めて総合的に判断しましょう。
・ツアーとあわせてアクティビティを予約する
ツアーにセットで申し込めるほか、割引価格でアクティビティを予約できる場合もあります。あらかじめ組み込まれているツアーを選ぶのもよいでしょう。
・アクティビティを主催しているホテルに泊まる
ホテル主催のアクティビティを用意しているリゾートもあり、宿泊者料金で利用できることがあります。また、プールなどの施設が充実しているホテルを選べば、ホテル内でも十分楽しめるため、結果的に出費を抑えられる場合もあります。
パラオで買いたいのは、現地ならではのお土産です。おおよその相場を見てみましょう。
・クッキー:$5.50(約875円)〜
・胡椒:$5(約795円)〜
・ココナッツオイル:$12(約1,910円)〜
・タロイモ焼酎:$22(約3,502円)〜
・レッドルースター地ビール:$3.25(約517円)〜
・ココナッツソープ:$7(約1,114円)〜
・Tシャツ:$22(約3,502円)〜
・アクセサリー類:$15(約2,387円)〜
・ストーリーボード(板彫りの工芸品):$150(約23,878円)〜
お土産代を節約するポイント
ほかの国や地域では、土産店よりスーパーで購入したほうが安くなる場合もありますが、パラオのお土産は価格に大きな差はありません。
ただし、品ぞろえに違いがあったり、スーパー限定の商品が販売されていたりすることもあります。そのため、いくつかのお店を見て回り、気に入ったものを選ぶのがおすすめです。
なお、空港ではクッキーのセットなど、まとめて購入できるお土産がそろっています。少しずつ選びながら購入したい場合は、街中のお店で探すとよいでしょう。
パラオ旅行の節約ポイントは、ツアーや早割航空券などをチェックし、最安値を狙うことです。
現地では、スーパーでの食材購入や自炊を組み合わせることで、滞在費を抑えることができます。また、パラオで特に楽しみたいマリンスポーツなどのアクティビティは、事前予約がおすすめです。
パラオは物価が高めではありますが、工夫して節約旅行を楽しみましょう。
記事内の価格は2026年4月調査、1ドル=159.19円で計算しています。燃油サーチャージは発券日によって変動します。航空券代金はエアトリ、ツアー代金はトラベルjpの最安値を基に調査しています。
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