海外旅行で悩ましいのが、インターネット環境をどうするか、という点。契約している通信会社の海外ローミングを利用したり、空港でWi-Fiをレンタルしたり、現地の通信会社でSIMカードを購入したり、といった方法が主流でしたが、近年登場して便利と話題になっているのが「eSIM」なんです！
今回はその気になるeSIMの基本情報、使い方などを詳しく解説します。SIMカードとの違いもチェックしてくださいね！
提供元：写真AC
https://www.photo-ac.com/スマートフォンに差し込まれているICチップ、「SIMカード」には契約者の情報などのデータが入っていて、インターネット利用や通話などに必要不可欠なもの。SIMカードを入れ替えることで他のスマホに機種変更したり、海外の通信会社のSIMカードに差し替えることで現地でも普段のスマホを使ったりすることができます。
「eSIM」は端末本体に埋め込まれたチップに、契約者の情報をデータとして内蔵する仕組みのこと。SIMカードを介さずにオンライン上のデータを書き換えることができます。
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https://www.photo-ac.com/今まで海外でインターネットを利用する場合は、以下の方法が主流でした。
・空港などでWi-Fiをレンタル
・国内で契約している通信会社の海外ローミングを利用
・現地の通信会社でSIMカードを購入
ただし、Wi-Fiをレンタルするとルーターを持ち歩く手間や、現地の通信会社を利用する場合はSIMカードを入れ替える必要がありました。海外ローミングは切り替えるだけなので手間は少ないのですが、高額になりがちなので通信料を抑えたい人にはネックです。
eSIMなら通信会社や料金プランが選べて、SIMカードを抜き差しするなどの手間も不要。窓口へ行く必要もなく、オンラインで申し込み＆利用開始できます。インターネット環境があれば現地から申し込めるので、旅の途中でやっぱり申し込みたい、といったケースにも対応可能です。
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https://www.photo-ac.com/eSIMの利用方法は簡単！一例をご紹介します。
1．端末・渡航先がeSIMを利用できるか確認
2．eSIMの通信会社のサイトで容量・日数などを選んで申し込み
3．送られてきたURLやQRコードから設定、利用開始
設定完了＝利用開始となる通信会社もあるので、注意事項をよく確認して設定しましょう。
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https://www.photo-ac.com/■対応端末以外は使えない
当然ですが、eSIMに対応している端末しか使えません。利用しているスマホを確認してください。iPhoneなら「設定」アプリの「一般」→「情報」をタップして、「EID」という項目があれば対応しています。androidについては各端末の説明書などをご確認ください。
■利用できる国を必ず確認
端末以外に、渡航先がeSIM対応している国・エリアかどうかも確認が必要です。契約するeSIMの通信会社によってもカバーしている地域が異なります。
■設定は自分で！
Wi-Fiルーターをレンタルする場合、窓口で借りると設定方法や疑問点などをスタッフに質問することができます。eSIMは基本的に窓口に行く必要がないのがメリットですが、自分だけで手続きを行うため、端末操作に慣れている方に向いています。
eSIMが利用できることで、SIMカードの入れ替えが不要になったり、格安プランを気軽に選べたりと、海外でネットを利用するハードルがさらに低くなりました。eSIM対応の端末は増えているので、海外に行く機会の多い方は、次に端末を買い替えるときはeSIM対応しているかどうかで選ぶといいですね！eSIMで海外でも快適なネット環境を手に入れましょう。
※本記事は概要を説明したものです。詳細は各社公式サイトをご確認ください。
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