イギリスでのチップ計算方法・渡し方・相場金額

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イギリスでのチップ計算方法・渡し方・相場金額

イギリスでのチップ計算方法・渡し方・相場金額

更新日:2017/04/13 18:41

トラベルjp<たびねす>編集部のプロフィール写真 トラベルjp<たびねす>編集部

イギリスでは、レストランやホテル、タクシーなどでチップが必要な場面が多く発生します。いくら渡せばいいのか、ここではチップの計算方法や支払い方、相場金額をご紹介!

1.チップの習慣はイギリス生まれ?

1.チップの習慣はイギリス生まれ?

写真:トラベルjp<たびねす>編集部

チップの起源は諸説ありますが、18世紀のイギリスのパブで箱にお金を入れると、飲みものが早く出てくるというサービスから始まったとされる説が有名です。その箱には「To Inquire Promptness(素早いサービスを保証するため)」と書かれており、その頭文字を取って「チップtip」という言葉が生まれたとか。

この歴史から分かるように、チップとはより良いサービスを受ける為に必要な料金のこと。日本のホテルやレストランでは、そのサービスも料金にすべて含まれていることから、少し違和感を抱くかもしれません。イギリスにおいては、一般的にホテルやレストランのスタッフは基本賃金が低く設定されていることが多く、チップで稼がないと、あまり儲からない……といった事情もあります。

それではシーン別の相場を詳しく見ていきましょう!

2.高級ホテル:荷物ひとつにつき1ポンド(約140円)

格安ホテルなら荷物は自分で運ぶのが基本ですが、高級ホテルではチェックインの際に、ポーターと呼ばれる、荷物運び専門のスタッフが登場します。部屋までの誘導係も兼ねているので、荷物を預けたらそのまま部屋まで直行! チップはポーターが部屋を出る際に、荷物の数×1ポンドを渡すのが相場です。

ちなみに、イギリスではベッドメイキングのお礼として、枕に置くピローマネー(枕銭)の習慣はありません。チップを枕に置いても、そのまま放置されることがあるので注意!

3.ゲストハウスとB&B:必要なし

B&BとはBed and Breakfast(ベッド&ブレックファスト)の略で、朝食付きの小規模な宿泊施設を指し、ゲストハウスは規模の大きいB&Bといったところ。お手軽な料金で宿泊できることから、物価が高めのイギリスではありがたい存在です。ただし、荷物は自分で部屋に運ぶのが基本。

基本的にお会計の際にチップを加える必要はないですが、宿のオーナーにいろいろと親切にしてもらった時に、折り紙で作った鶴などをプレゼントすると喜ばれたりしますよ!

4.レストラン:合計料金の10〜15%が目安

レストランでのチップの支払いは、お会計の後。請求書(イギリスだと「Bill」と呼ばれる)をもらって支払った後、店員さんが小皿などに入ったおつりを持ってくるので、合計料金の10〜15%を置いてから店を出ます。

最近のレストランでは、請求書にサービス料(Service Charge)として合計金額の10〜15%を上乗せして請求する店もあります。例えば、メニューの下に「A discretionary service charge of 12.5% will be added to your bill.(12.5%のサービス料がお会計に加えられます)」などと記載されていれば、チップを渡さなくても大丈夫!

クレジットカードで支払う場合は少し面倒で、まずはお会計の際にスタッフにカードで支払うということを伝えましょう。手順は店員さんが持ってきた請求書に「Service」や「Tip」など記載された空欄に合計料金の10〜15%程度をペンで記入し、最後の「Total(合計)」の欄にチップを含めた金額を入れるだけ。もちろん、サービス料が含まれている場合は、記入する必要はありませんので、請求書は要チェックです!

5.カフェ:通常は必要なし

例えばスターバックスコーヒーのようなコーヒーチェーンでは、チップを必要としません。これは街のコーヒースタンドでも同じです。

ただし、サンドイッチやハンバーガーなど、軽食を出すようなカフェ・レストランの場合、合計料金の10〜15%をチップとして置くのが常識。店員さんが各テーブルで注文を聞いて、サービスをしてくれる、といった店はチップが必要なので、お会計の後にチップを置いて出ましょう!

6.パブ:通常は必要なし

イギリスで人々の社交場といえば、パブ。ビールやウイスキーなど、多くのお酒が並びますが、基本的には先払い制。ドリンクやパブフードと呼ばれる軽食を注文して、店内で飲食をする場合、チップは不要です。

ただし、注意するべきなのは近年人気の「ガストロパブ」。バーとレストランを組み合わせた飲食店を指し、例えば、パブ内のテーブル席にメニューが置かれていて、店員さんが注文を聞いたり、食後にデザートなどを勧める店がこれにあたります。こちらを利用する場合は、合計料金の10〜15%のチップが必要。

このパブとガストロパブの境目というのが難しく、店の中でバーとレストランで分かれていたりと……千差万別。ちょっと恥ずかしいですが、事前に店員さんに確認したほうが無難かもしれませんね。

7.タクシー:運賃の10%、もしくはおつり

タクシーと言えば、ロンドンのブラックキャブが有名ですが、イギリスでは料金を支払う時にチップが必要。チップは10%程度で構いませんが、短距離の場合はおつりをチップにすることもできます。お金を渡す際に「Please keep the change.(おつりは不要です)」と言えば、イギリス紳士のようにカッコよく決まるはず。

8.トイレ:チップは不要

イギリスの公衆トイレは基本的に有料なので、20〜50ペンスのコインを入り口で支払わないと利用できません。デパートやレストランなどのトイレは、利用者なら無料です。どちらもチップは必要ないですが、小銭を常に用意しておくと、いざという時に便利ですよ!

チップは相場を知っておくと安心

イギリスでは、ホテルやレストランなど、チップを支払う場所は多いですが、一度覚えれば後は簡単! チップの相場さえ分かれば、現地の人たちとも楽しく交流ができますし、イギリス旅行もきっと素敵な思い出になるでしょう。

掲載内容は執筆時点のものです。

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