奈良県の人気観光地、吉野。日本一の花の名所として広く知られていますが、吉野山には世界文化遺産である金峯山寺や吉水神社を抱くだけでなく桜を望む絶景の温泉や秋には紅葉、と魅力あるスポットが多くあります。四季を楽しむ吉野のおすすめ観光スポットをご紹介します。
山全体が世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録されている桜の名所・吉野山。初めて吉野を訪れるなら桜の季節は絶対にはずせないベストシーズンです。
桜見物の中心となる「中千本」からの景色は"一目千本"と言われる絶景を眺めることができます。日本を代表する桜の名所であるだけに観光客数も相当。車でアクセスするのであれば、平日の早朝が狙い目です。週末には交通規制があるので近鉄吉野駅から中千本公園行きの臨時バスを利用するか駅から徒歩で向かうのがベター。
＜基本情報＞
住所：吉野郡吉野町吉野山
電話番号：0746-39-9237（吉野町観光案内所）
アクセス：近畿日本鉄道吉野駅から中千本公園行き臨時バス約20分、終点下車すぐ
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秋の絶景は紅葉。中でも紅葉が密集しているのが奥千本のエリアです。「高城山（たかぎやま）展望台」は、吉野山でも一番の紅葉名所として知られています。展望台の入口にはバス停がありますが、下りのバスしか停車しないので要注意です。紅葉や敷き紅葉が素晴らしく、一度見れば毎年行きたくなってしまうような素晴らしい景色に出会うことができます。例年、桜の紅葉が10下旬、モミジは11月中旬に見ごろとなります。
＜基本情報＞
住所：奈良県吉野郡吉野町吉野山奥千本エリア
電話番号：0746-32-1007(吉野山観光協会)
アクセス：近鉄吉野駅からロープウェイでケーブル吉野山駅
吉野山駅から奥千本口まで路線バス約20分 高城山展望台は下りのみ停車なので一区間のみ折り返し乗車
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奥千本にひっそりたたずむ「西行庵」。高貴な身分を捨て、生涯を旅と歌にささげた西行が世捨て人となって暮らした庵です。「義経隠れ堂」から20分ほど山道を歩き、沢からせりあがった急な斜面のわずかな平地にぽつんと建っています。手すりが整備されていますが、途中には急な坂道もあるのでハイキングの準備で紅葉狩りに向かうのがおすすめ。紅葉シーズンの奥千本エリアへは駅から徒歩で向かうとかなりの距離があるので、バスを上手く利用しましょう。
＜基本情報＞
アクセス：最寄バス停「奥千本口」より 徒歩約30分
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"吉野の湯"は300年前に開湯し修験者を虜にしました。「吉野温泉元湯」は明治3年に開業し、修験者や文人墨客を虜にしてきた奈良の隠れた名門宿です。第30回プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選において"特別賞・和風の宿"にも選ばれた温泉宿。中千本に位置するので、宿泊はもちろん吉野散策の途中で立ち寄って日帰り入浴をするのもおすすめです。 この写真の記事を見る ≫
吉野へ行くなら話題の観光列車もチェックしておきたいところ。吉野山の麓に位置する吉野駅と"あべのハルカス"がある大阪阿部野橋駅の間を走る豪華観光特急「青の交響曲（青のシンフォニー）」。
移動自体が観光となる車内では、ゆとりある空間で沿線の景色に目を向けたり、軽食やスイーツ、アルコール等30種類以上の特産品を活かしたグルメを楽しむこともできます。外装も内装も上質な大人旅にふさわしく、吉野までゴージャスな時間を堪能できます。
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吉野山から少し離れた東吉野村にある「天空の庭 高見の郷」は1000本ものしだれ桜が咲き誇る注目の絶景スポットです。吉野山の桜よりも開花期が遅いため関西でありながら4月下旬ごろまで桜が楽しめます。車でのアクセスが便利な場所ですが、近鉄榛原駅から臨時バスも運行されます。
＜基本情報＞
住所：奈良県吉野郡東吉野村杉谷298-1
アクセス：名阪国道針IC～大宇陀経由R166東進
または臨時バス利用
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山の自然が美しい吉野だからこそ夏に涼しく遊べるスリリングかつ爽快なレジャーもあります。"キャニオニング"は川を上流から自分の足で下っていきながら、滝壺へダイブしたり、天然のウォータースライダーを楽しんだりできる川遊びです。ツアーは奈良県・川上村 入之波（しおのは）温泉からの出発なので安心して滝のレジャーを楽しめます。
※写真はイメージです
＜ツアー申し込み基本情報＞
～山・川・雪のガイド専門店～
AOZORA FUN 青空ファン
住所（青空ファン奈良ベース）：奈良県吉野郡川上村入之波292-33
最後に吉野観光のアクセスや所要時間について。
大阪市内から吉野山を目指す場合、桜や紅葉の観光ハイシーズンの土日は交通規制もあるため、公共交通機関を利用するのがベストです。体力に自信のある人は下千本～奥千本まで散策したいところですが、エリアを決めて散策するのもおすすめです。多くの人が訪れる中千本エリアへ桜の季節には臨時バスが運行していますが、なかなか乗車できないことも…吉野駅から中千本までは坂道も含め徒歩30分ほどですので、自然を楽しむからには歩く準備をして訪れたいところです。車で観桜期にアクセスする場合は早朝もしくは平日を狙うようにしましょう。
他にはない大自然の絶景と出会える吉野。四季を楽しむスポットで吉野を満喫しよう！
2018年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/12/5更新)
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