奈良観光と言えば寺社仏閣。全国的に有名なため混雑のイメージがありますが、お寺・神社の数が多いということは、隠された穴場もあるということ!また、同じく桜に紅葉、川遊びなど、自然の中で遊べるスポットも奈良県には多くあります。そんな奈良の本当は教えたくない穴場スポットを紹介します。
貴重な大正建築も!奈良市「吉城園」で初夏の美しい光景をby 古都の U助
地図を見る"奈良公園"に隣接し、万葉集にも詠まれた吉城川のほとりにある「吉城園」。2020年までには周辺が宿泊施設になる計画も進んでいるとか。現在主棟は一般公開はされていませんが、"池の庭"や茶会に用いられる花を中心に桜・山吹・花水木・紫陽花・半夏生・姫沙羅・彼岸花など、多彩な花々が咲き誇る"茶花の庭"を眺めることができます。奈良公園の喧騒をしばし離れて四季を愛でる庭でのひと時を過ごすことができる穴場です。
<基本情報>
住所:奈良市登大路町60−1
電話番号:0742-22-5911
アクセス:近鉄奈良駅より徒歩約15分
料金:大人250円、小人120円
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東大寺南大門から南に約1km、1986年から12年間にわたる発掘調査を経てその姿が明らかになった史跡「頭塔(ずとう)」。一辺32m、高さ10m。7段の階段状石積からなり、ピラミッド状の構造は日本でも類を見ず、国の史跡に登録されています。藤原広嗣の怨霊の祟りで死んだ玄ムの首が埋められたとの伝説が残る神秘的な史跡です。予約なしで見学可能ですが、"ホテルウェルネス飛鳥路"で見学受付が必要です。
<基本情報>
住所: 奈良市高畑町921
電話番号:0742-22-2857
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「長弓寺」は知る人ぞ知る隠れたアジサイの寺です。生駒市の新興住宅地に位置しますが、その歴史は千三百年前の奈良時代まで遡り、本堂は国宝に指定されています。人ごみに巻き込まれることなくゆっくりとアジサイを愛でることができる奈良でも穴場のお寺です。
<基本情報>
住所:生駒市上町4446番地
電話番号:0743-78-2468
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ラピュタの神殿!日本最大の山城!奈良県「高取城跡」へハイキングby 沢木 慎太郎
地図を見る日本三大山城のひとつで、日本最大の山城「高取城跡(址)」。美しく積み上げられた壮大な石垣が今も山中に数多く残り、スタジオジブリの人気アニメ『天空の城ラピュタ』に出てくる神殿のよう。
高取城跡へのアクセスでおすすめのルートは、"壷阪寺〜五百羅漢〜八幡神社(簡易トイレあり)〜高取城跡"というハイキングコース(約3km)。高取城跡の見どころを巡れるコースになっています。
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「達磨寺」には圧倒的な存在感の千手観音様がいらっしゃいます。
JR関西本線・王寺駅から南へ800m、国道168号線沿いにある達磨寺は6世紀後半の古墳の上に建つお寺です。千手観音の千の手は仏像の場合、42本で表現されることが多いですが、達磨寺の千手観音像はなんと392本!数の多さにも驚きますが、仏像の細部に室町時代の技法が凝らされている奈良でも必見の仏像です。
写真提供:王寺町観光協会
<基本情報>
住所:北葛城郡王寺町本町2丁目1番40号
電話番号:0745-31-2341
奈良県宇陀市は、春になるといたるところに美桜が咲き誇る桜好きには知られた名所です。樹齢300年〜900年の古桜が咲き誇る佛隆寺や、磨崖仏と枝垂桜が美しい大野寺、西の滝桜の横綱・又兵衛桜まで、名もなきたくさんの桜が咲き誇っています。
宇陀市内にある道の駅に「宇陀の桜」を効率よく回ることができるドライブマップが置かれているので、訪れる前にはチェックを忘れずに。
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日本三文殊の一つ!見所満載の奈良県桜井市「安倍文殊院」by 乾口 達司
地図を見る智恵をつかさどる仏さまといえば、文殊菩薩。奈良県桜井市の「安倍文殊院」は日本三文殊の一つとして県内で広く知られています。国宝に指定されている本尊の木造騎獅文殊菩薩坐像、通称"渡海文殊"が鎮座されており、総高7メートルにもおよぶお姿は圧巻。境内には国指定特別遺跡である文殊院西古墳や干支を用いた花絵など合格祈願に限らず、見どころの多い寺院です。
<基本情報>
住所:桜井市安倍山
電話番号:0744-43-0002
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彼岸花咲く奈良県・初秋の「葛城古道」を歩こう!by モノホシ ダン
地図を見る「葛城古道」は奈良県御所市の金剛、葛城山の麓を南北に延びる全長約13kmの古道です。秋は「彼岸花」の名所としても知られています。彼岸花の群生地で有名な「九品寺」から「葛城一言主神社」に至る楢原地区のハイキングは徒歩で約30分ほど。奈良の秋の風情を楽しめる道となっています。
<基本情報>
アクセス:彼岸花ロードの起点「九品寺(くほんじ)」は、近鉄御所線の終点「御所駅」から徒歩で約40分。駅前「御菓子司あけぼ乃」にレンタサイクルもあり。
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「みたらい渓谷」は川遊び、バーベキュー、ハイキングと夏休みシーズンには賑わう川遊びのスポットです。みたらい渓谷の中でも穴場なのが"観音峯登山口休憩所"付近の渓流。休憩所には清潔なトイレや無料駐車場があります。
しかし、天川村自体が夏の土日にはたいへんな渋滞となります。辿り着くまでには細い山道も多いので、夕方に天川村に到着し、あらかじめ予約したオートキャンプ場やコテージで宿泊してから翌日に「みたらい渓谷」で川遊びをするなど、注意して計画を立てる必要があります。
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「瀞峡(どろきょう)」は紀伊半島南部の和歌山、奈良、三重の3つの県をまたぐ、吉野熊野国立公園の中に位置している峡谷です。長い時間をかけて形作られた峡谷は四季折々にそれぞれ異なった美しさを見せ、観光客を楽しませてくれます。
切り立った断崖絶壁や清らかな清流など、自然が作り出した雄大な風景が見られる下瀞は「瀞八丁」という名称で親しまれる観光名所。周辺にはキャンプ場や星の観測スポットなどがあり、瀞峡と一緒に楽しむことができるので特に夏休みの旅行先におすすめです。
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最後に、奈良でのランチなど食事スポットについて。比較的、人の少ない穴場スポットへ向かうとどうしても食事できるお店も少ない傾向にありますが、ドライブで向かうのであれば、ぜひ道の駅をチェックしてほしい。特に自然豊かな奈良県南部方面では、美味しい農作物が味わえるので、目で楽しむだけはなく、舌でも自然の豊かさを味わってみて。
2018年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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