伊豆でどこに泊まる?エリア別おすすめ旅館・ホテル13選

伊豆でどこに泊まる?エリア別おすすめ旅館・ホテル13選

更新日:2024/12/06 23:17

トラベルjp 編集部のプロフィール写真 トラベルjp 編集部

新鮮な海の幸、豊かな自然、多種多様な温泉が楽しめる伊豆半島。家族旅行の行先としても人気です。ところでつい「伊豆」とまとめて言ってしまいますが、伊豆半島は大きく4つのエリアに分けられるのはご存知でしょうか。アクセスのよい「東伊豆」、海水浴に人気の「南伊豆」、落ち着いた雰囲気の「中伊豆」、夕日が美しい「西伊豆」などエリアごとに特徴があるんですよ。各エリアにある温泉ごとにオススメの施設をご紹介します!

【東伊豆(1)】伊東温泉〜北川温泉

【東伊豆(1)】伊東温泉〜北川温泉
安藤 美紀

まるで異空間!レトロ可愛い「伊東温泉 ハトヤホテル」のすごさby 安藤 美紀

南北に長い伊豆半島は「東伊豆」「南伊豆」「中伊豆」「西伊豆」の4つのエリアに分類されます。まず紹介するのは東伊豆。伊豆半島の東側のエリアで半島の付け根の「伊東」から「下田」まで南北に伊豆急行線が走っていることから交通の便がよく、一年を通して多くの観光客が訪れます。

【伊東温泉】
東伊豆を代表する温泉といえばまずは「伊東温泉」。別府、由布院に次ぐ豊富な湯量が自慢で、温泉街では七福神巡りも楽しめます。伊東といえばやっぱり「ハトヤホテル」と「サンハトヤ」。ハトヤホテルでは一年中温泉プールが楽しめ、夏休みや週末には板前さんが腕を振るうワンランク上のバイキングをいただくことができます。 この写真の記事を見る ≫

【東伊豆(1)】伊東温泉〜北川温泉

懐かしがいっぱい!伊豆「杜の湯 きらの里」は昔の日本にタイムスリップできる宿

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【伊豆高原】
伊東温泉の少し先にある「伊豆高原」。高原の名の通り別荘やペンションが多いエリアでイルミネーションが有名な「伊豆ぐらんぱる公園」は家族で楽しむのにピッタリです。

伊豆高原でオススメなのは「杜の湯 きらの里」。「里」という名がつく通り、一歩足を踏み入れるとのどかな田園風景がひろがり、宿というより田舎に帰ってきたよう。都会にいると忘れてしまう昔の日本にタイムスリップしたような懐かしさを味わうことができます。 この写真の記事を見る ≫

【東伊豆(1)】伊東温泉〜北川温泉
麦吉 ぼに

ガゼボでくつろぐ極上の時間!伊豆北川温泉「望水」で海に染まるby 麦吉 ぼに

【北川(ほっかわ)温泉】
東伊豆・北川温泉は宿が9軒の小さな温泉地。相模湾を一望する景色が美しく「日本百名月」に選ばれた月の名所です。北川温泉でオススメなのが「望水」。特に体験して欲しいのが、海を独り占めするようなガゼボ(東屋、プライベート露天風呂をそなえた貸切のリビング)でのひと時。月光に照らされた海を見ながらグラスを傾けるもよし、朝日の射しこむ露天風呂にたっぷりひたるもよし。それはもう、とびきりの時間です。 この写真の記事を見る ≫

【東伊豆(2)】熱川温泉〜稲取温泉

【東伊豆(2)】熱川温泉〜稲取温泉

水着でジャングル探検!?熱川ホテルカターラのスパ「PAU」

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【熱川(あたがわ)温泉】
櫓から湯けむりが立ち登る有名な熱川温泉。珍しい動植物が楽しめる「熱川バナナワニ園」には多くの観光客が訪れます。

熱川温泉の「ホテルカターラ RESORT&SPA」内にあるジャングルスパ「PAU」にはあの温泉映画「テルマエ・ロマエ」のロケ地となった滝が流れ落ちるお風呂があります。全天候型のプールやバリエーションに富んだ客室を備えており、ファミリーからカップルまで楽しめるホテルです。 この写真の記事を見る ≫

【東伊豆(2)】熱川温泉〜稲取温泉
鮎川 キオラ

館内全部が海絶景!!伊豆稲取温泉「石花海」は美味しい魚をいっぱい食べられる宿by 鮎川 キオラ

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【稲取温泉】
伊東、熱川と並んで東伊豆を代表する温泉街のひとつ、稲取温泉。毎年1〜3月には小さな雛飾りが暖簾のように無数につるされる「雛のつるし飾りまつり」が有名です。また稲取名物の金目鯛は、ブランド魚「稲取キンメ」として商標登録されています。

稲取を代表する温泉旅館「石花海(せのうみ)」は全室オーシャンビュー!さらに館内のどこにいても海を眺められる抜群ロケーションのお宿です。もちろん名物の金目鯛をはじめ、新鮮な海の幸もいただくことができます。 この写真の記事を見る ≫

【南伊豆】峰温泉〜下田

【南伊豆】峰温泉〜下田
権丈 俊宏

伊豆・峰温泉「花舞 竹の庄」〜古き良き日本への郷愁を感じる温泉宿by 権丈 俊宏

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河津温泉郷・峰温泉は、かつて「東洋一の大噴泉」と呼ばれた自噴泉で知られる温泉地です。河津町は冬から春にかけて咲く河津桜が有名で、河津七滝をはじめ渓谷の景勝地にも恵まれた地です。

「花舞 竹の庄」は昭和の趣をそのまま残す貴重な温泉宿で、とりわけ浴室はこれぞ“古き良き日本”というべき風情。細部にまでこだわった意匠に感銘を受けます。 この写真の記事を見る ≫

【南伊豆】峰温泉〜下田

波音に癒される!絶景リゾートホテル「下田プリンスホテル」

【白浜】
国内有数の海の美しさを誇る白浜。伊豆半島最大の海水浴場「白浜大浜海水浴場」は毎年多くの観光客で賑わいます。

「下田プリンスホテル」は、白浜海岸の目の前に建つホテル。館内のレストランや大浴場などから、雄大な太平洋が見渡せ、客室は全室オーシャンビュー。ホテルから直接海岸へ出られ、海を一望できる屋外テラスが設けられるなど、海辺で波音に包まれながら、癒しのバカンスが過ごせます。 この写真の記事を見る ≫

【南伊豆】峰温泉〜下田
大川原 明

全室オーシャンビュー!伊豆下田温泉「下田大和館」で豪華海鮮料理を満喫!by 大川原 明

【下田】
ペリー来航の地、下田。ペリーが歩いたとされるペリーロードや下田開国博物館では開国の歴史を感じることができます。また下田遊覧船や下田海中水族館、下田ロープウェイなど家族で楽しめる観光スポットも充実しています。

「下田大和館」は全長450mの美しいピーチを一望する位置にあり、全客室オーシャンビュー。客室からは刻々とに変わりゆく海の絶景や空を覆い尽くす満天の星空を眺められます。山頂露天風呂や大和館の顔ともいえる貸切露天風呂は他にない絶景を味わえます。 この写真の記事を見る ≫

【中伊豆】伊豆長岡温泉・修善寺温泉

【中伊豆】伊豆長岡温泉・修善寺温泉
結月 ここあ

ラドン浴もある伊豆長岡温泉「伊古奈荘」ファミリーも歓迎!by 結月 ここあ

伊豆半島の内陸部が「中伊豆」エリア。伊豆は海のイメージが強いですが富士山が見える名所「伊豆の国パノラマパーク」や世界遺産に登録された「韮山反射炉」などここでしか楽しめない観光スポットが充実しています。

【伊豆長岡温泉】
中伊豆の玄関口である伊豆長岡温泉。伊豆箱根鉄道・駿豆線が通っていることに加え、東京から直通バスも運行しています。

「伊古奈荘」は全13部屋のこじんまりとした静かな和風のお宿。ラドン浴と温泉の両方が楽しめる大浴場はもとより、無料の貸切露天風呂もあります。13部屋のうち露天風呂付き客室が7室あり、ゆったりと過ごせます。海鮮茶懐石料理も食べられて料金もリーズナブル。家族旅行にも女子旅にもオススメです。 この写真の記事を見る ≫

【中伊豆】伊豆長岡温泉・修善寺温泉

絶景を見下ろせる光の宿!?伊豆・修善寺温泉「宙SORA 渡月荘金龍」

【修善寺温泉】
修善寺温泉は、弘法大師が開湯したと伝わる歴史ある温泉地。温泉街に、修善寺温泉を象徴する「独鈷の湯」や「竹林の小径」「修禅寺」など、風情ある見所が点在し、ミシュラングリーンガイドで2つ星として掲載された美しい景色が広がっています。

「宙SORA 渡月荘金龍」は浴槽自体が光り輝き、「光の露天風呂」が特徴。空間デザイナーが手掛けた斬新なアイディアは松下電工からサービス部門優秀賞を獲得しています。お食事は月替りの懐石料理を楽しむことができます。

写真提供:宙SORA 渡月荘金龍 この写真の記事を見る ≫

【西伊豆】土肥温泉〜堂ヶ島温泉

【西伊豆】土肥温泉〜堂ヶ島温泉
吉川 なお

茜色の海が目の前に!西伊豆小土肥温泉「あるじ栖」で過ごす至福の休日by 吉川 なお

伊豆半島の西側の「西伊豆」エリア。東伊豆に比べて少しアクセスは不便ですが、日本の夕日百選に認定されている「太田子海岸」を始め、美しい夕陽が楽しめるスポットが多数あることから西伊豆町は「夕陽日本一宣言」をしています。ゆったり伊豆の温泉や海を楽しみたい方にオススメのエリアです。

【土肥(とい)温泉】
西伊豆最古の土肥温泉は、西に駿河湾、三方を天城山系に囲まれた風光明媚な温泉地です。その北2キロの小さな町、小土肥の海辺に位置する「茜色の海あるじ栖」は、全17室すべてがオーシャンフロントで、駿河湾に沈む夕陽を目の前に見ることができます。源泉かけ流しの露天風呂に加え、伊勢エビに金目鯛、アワビの踊り焼きなど海の幸もオンパレード!心も身体もお腹も満たされる至福の時間が過ごせます。

写真提供:茜色の海あるじ栖 この写真の記事を見る ≫

【西伊豆】土肥温泉〜堂ヶ島温泉
大川原 明

夕陽日本一宣言の町!西伊豆宇久須「西伊豆クリスタルビューホテル」by 大川原 明

【宇久須温泉】
美しいガラスの魅力が楽しめる「黄金崎クリスタルパーク」や展望デッキから富士山と駿河湾が一望できる「恋人岬」の近くにある宇久須温泉。

「西伊豆クリスタルビューホテル」は、クリスタルビーチに面した西伊豆随一のリゾートホテルとして名高く、和風、洋風2つの温泉とレストランが楽しめる施設。特に和風の大浴場の湯殿は、西伊豆地区で最大規模となる壮麗な総檜づくりです。コインランドリーやプール等の館内施設も充実しており、家族旅行にもオススメです。 この写真の記事を見る ≫

【西伊豆】土肥温泉〜堂ヶ島温泉
藤田 聡

三四郎島を望む絶景露天風呂!西伊豆・堂ヶ島温泉ホテルは自家源泉かけ流しby 藤田 聡

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【堂ヶ島温泉】
大田子海岸とともに西伊豆を代表する絶景の夕陽が楽しめる堂ヶ島海岸。特に「三四郎島」では干潮になると海から道が現れる「トンボロ現象」が起こります。

「堂ヶ島温泉ホテル」は、堂ヶ島温泉発祥の老舗宿で、三四郎島の正面という最高の立地です。三四郎島を望む露天風呂は、CMの舞台になるほどの絶景で夕食は金目鯛の煮付けなど、海の幸が盛りだくさん。大浴場は自家源泉かけ流しで、飲泉場も完備。温泉好きにおすすめしたい施設です。 この写真の記事を見る ≫

伊豆の宿選びは計画的に!

一言で伊豆といっても各エリアの特徴はさまざま。アクセス重視で海水浴をメインに楽しみたい方は「東伊豆」や「南伊豆」、ゆったり過ごしたい方は「中伊豆」や「西伊豆」など旅の目的に合ったエリアの宿を選べば旅行が何倍も楽しくなりますよ。

また伊豆の主な公共交通機関には鉄道は東伊豆と南伊豆をつなぐ「伊豆急行線」と三島と修善寺を結ぶ「伊豆箱根鉄道・駿豆線」、中伊豆の運行が中心の「伊豆箱根バス」があります。マイカーやレンタカーは便利なのですが、伊豆半島の真ん中には天城山を始めとする山々が連なっており、東西南北の移動はかなり時間がかかるため、夏休みなど繁忙期はかなりの渋滞が予想されます。そのためエリアを大きくまたいで移動する際は時間に余裕を持たないと、移動だけで一日終わってしまった、ということにもなりかねません。

各エリアにはそれぞれ魅力的な観光スポットがたくさんあります。今回は東伊豆、次回は西伊豆、と何度も楽しむ気持ちでぜひ伊豆旅行を満喫してくださいね。

2018年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。

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