新潟県の人気観光地・湯沢町。上越新幹線が乗り入れる越後湯沢駅前には湯沢温泉街が広がり、苗場や湯沢高原などスキー場へ向かう観光客でにぎわいを見せます。川端康成の名作『雪国』が生まれた土地としても広く知られ、冬のイメージが強い湯沢ですが、実は夏にもレジャーやバーベキューが楽しめるスポットがいっぱい!
トラベルjp ナビゲーターが現地取材した情報を基に、新潟県・湯沢を訪れるなら外せないおすすめのグルメ&アクティビティスポットをご紹介します。
JR越後湯沢駅の徒歩圏内にある「湯沢高原スキー場/パノラマパーク」。“ガーラ湯沢スキー場”と“石打丸山スキー場”につながっており、初心者から上級者まで楽しめる全48コースを備えた、駅チカながら広大な規模を誇るスキー場です。
オフシーズンは、ロケーションを活かした美しいフォトスポットの数々と、思いきり遊べる高原アクティビティが人気!世界最大級のロープウェイで7分間。山頂では、サマーボブスレーや高原トレッキング、高山植物を見ながらのお散歩など、思い思いの過ごし方が叶いますよ。
“あやめヶ池のチェア”は、四季折々の風景をバックに絵画のような写真が撮れると人気のフォトスポットです。2024年9月には越後湯沢の街を眼下に臨むkumo cafe(くもカフェ)がオープン!
<湯沢高原スキー場/パノラマパークの基本情報>
住所:新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢490
電話番号:025-784-3326
アクセス:
湯沢ICから車で約5分
JR越後湯沢駅から徒歩8分
公式サイト(外部リンク)
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施設とイベントが充実したホテル「エンゼルグランディア越後中里」。小さな子ども連れでも安心して泊まれる“ウェルカムベビーのお宿”に認定されています。お部屋にはキッズアメニティ、レストラン会場にはキッズメニューや離乳食。スキーシーズンには託児室もオープンし、思わず何泊もしたくなるような快適な滞在が楽しめますよ。
さらに、ホテルの屋内外では1年を通して季節ごとのイベントが催されています。かぶと虫採集、スノーチュービング、ウォーターパークなど、ここだけの体験プログラムもいっぱい。思いきり遊んだあとは、温泉大浴場でまったり。首都圏からのアクセスも抜群のホテルで、大自然の中、思い出をいっぱい作りましょう!
写真提供:エンゼルグランディア越後中里
<基本情報>
住所:新潟県南魚沼郡湯沢町土樽4707-1
電話番号:0570-012-334
アクセス:JR越後湯沢駅から無料シャトルバスで約15分
公式サイト(外部リンク)
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新幹線に乗る際に利用するJR越後湯沢駅は、実は移動のためだけに訪れるにはもったいないほど充実しています。駅構内にはたくさんの日本酒がずらーっと並ぶ「ぽんしゅ館 越後湯沢驛店」があり、なんと利き酒と食事、スイーツ、お風呂が一か所で楽しめるんです。500円で5種の利き酒ができるブースに揃うのは、新潟の全酒造から集まった代表銘柄。お気に入りの銘柄がきっと見つかるはずです。
あわせて店内では、南魚沼産コシヒカリを使った爆弾おにぎりや、日本酒に合うおつまみなども購入可能。お酒が飲めない方には糀スイーツと酒風呂がおすすめ。美味しい米と水が生んだ新潟の日本酒文化をしっかりと堪能できるスポットです。
<基本情報>
住所:新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢2427-3
電話番号:025-784-3758
アクセス:
湯沢ICから車で約5分
JR越後湯沢駅の改札を出てすぐ
公式サイト(外部リンク)
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“フジロックフェスティバル”の会場としても有名な「苗場スキー場」は、“苗場プリンスホテル”に直結するスキーリゾート。宿泊者ならJR越後湯沢駅から事前予約で無料シャトルバスが利用できるほか、スキーやスノーボードのレンタルも利用可能。“苗場プリンスホテル”に泊まって「苗場スキー場」を利用するのが便利です。
新潟県と長野県の県境にある苗場山に位置し、広大なゲレンデには難易度もさまざまな21本のコースが用意されています。小学生までリフト料金が無料の嬉しいサービスがあり、ファミリーでのスキーデビューにもおすすめですよ。標高が低いエリアでは、スノーチューブやスノーモービルなどをはじめとする雪遊びも楽しめます。
<基本情報>
住所:新潟県南魚沼郡湯沢町三国
電話番号:025-789-2211
アクセス:
湯沢ICから車で約30分
JR越後湯沢駅から無料シャトルバスで約40分
公式サイト(外部リンク)
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紅葉のドラゴンドラで新潟 苗場の絶景空中散歩!人気の理由は?by 泉 よしか
「ドラゴンドラ」とは、苗場スキー場とかぐらスキー場間を結ぶ日本最長のゴンドラ。その道のりは約5.5kmにもおよび、25分間アップダウンを繰り返しながら進む、スリル満点の空の旅が楽しめます。毎年10月〜11月の紅葉シーズンは、特に観光客で賑わう季節。ゴンドラ乗車中は、3か所の絶景ポイントからの見事な紅葉をお見逃しなく!
「ドラゴンドラ」降車後は“田代ロープウェー”で下りながら別の角度からの景色を楽しむのもいいですが、“パノラマリフト”に乗って山頂を目指すのもおすすめ。ゴンドラ・ロープウェイ・リフトはそれぞれ別料金で、苗場プリンスホテルでの宿泊や曜日によって受けられる、お得な割引チケットも用意されています。
<基本情報>
住所:新潟県南魚沼郡湯沢町三国202
電話番号:025-789-4117
営業時間:9:00〜15:00(下り最終16:00)
アクセス:
湯沢ICから車で約30分
越後湯沢駅からバスで約50分
公式サイト(外部リンク)
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現代人に必要な効能はコレ!開湯700年の目の温泉「貝掛温泉」へby 鮎川 キオラ
奥湯沢の秘湯「貝掛温泉」は、全国でもめずらしい“眼の温泉”。露天風呂の湯口から流れる源泉のぬる湯をすくって目を洗えば、眼精疲労やドライアイなどのつらい症状を和らげてくれる効能が期待できます。戦国時代には上杉謙信も疲れを癒しに訪れたと言い伝えられ、昭和初期までは源泉を使用した政府公認の“貝掛の目薬”も一般販売されていた歴史ある温泉。
当時に訪れていたかつての人々のように、宿泊をして何度も温泉へと足を運ぶのがおすすめです。清流や木々に囲まれた露天風呂は夜になると提灯が灯り、温泉情緒もたっぷり。ぬるめの湯にじっくりと浸かれば気持ちもほぐれ、体がぽかぽかと温まってくるのを実感できるでしょう。
<基本情報>
住所:新潟県南魚沼郡湯沢町三俣686
電話番号:025-788-9911
アクセス:越後湯沢ICより車で約15分
公式サイト(外部リンク)
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新潟 湯沢・南魚沼おすすめスポットで大自然満喫!夏の子連れ旅ならココby トラベルjp 編集部
越後湯沢駅から電車で2駅10分の場所にある“湯沢中里スノーリゾート”。初心者やキッズ向けのファミリーゲレンデがある、こぢんまりとしたスキー場です。そんな“湯沢中里スノーリゾート”で、グリーンシーズンになると楽しめるのが「フォレストアドベンチャー・湯沢中里」。大自然の中、子どもと大人が一緒に体験できるフランス発祥のアウトドアパークです。
森の中で木と木の間を歩いたり、ネットにつかまって移動したり、飛び移ったりとシンプルながら心躍る冒険が待っています。“湯沢中里スノーリゾート”では初心者向けのキャノピーコースと、高低差がありスリリングなアドベンチャーコースの2種類を用意。大人も童心にかえって思いきり遊んでみましょう!
<基本情報>
住所:新潟県南魚沼郡湯沢町土樽5044-1
電話番号:025-787-3301
アクセス:
湯沢ICから車で約10分
JR越後中里駅直結
公式サイト(外部リンク)
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そこに雪はある!5月末まで滑れる新潟「かぐらスキー場」by 浅井 みら野
「かぐらスキー場」の魅力は、他のスキー場よりもロングシーズンでウィンタースポーツを楽しめること。最上部では湯沢のスキー場の中でも最高峰の1,800mの標高があり、11月下旬〜5月中旬までパウダースノーのフィールドが広がっています。積雪量も多く、雪質のよさには定評があります。
ロープウェイやバスでお隣の“苗場スキー場”とも行き来ができるので、利用できるエリアは広大!3,000m超えのロングコースもあり、しっかりと練習をすることができます。美しい眺めを眼下に望む田代エリアと、コブや急斜面が多いかぐらエリアは中級者と上級者に人気。緩やかな斜面のみつまたエリアなら、スキーデビューしたばかりの初心者でも楽しく滑ることができますよ。
<かぐらスキー場 田代ステーション基本情報>
住所:新潟県南魚沼郡湯沢町三国1066
電話番号:025-789-3111
アクセス:湯沢ICから車で約10分
公式サイト(外部リンク)
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900年以上の歴史を持つ老舗旅館「『雪国』の宿 高半」。宿の自慢は、越後湯沢温泉の始まりともなった源泉を今もそのまま利用していること。3時間で放流する新鮮な湯はとき卵のような湯の花が咲くので、卵の湯とも呼ばれています。サウナで火照った体を冷やす水風呂も、山の清水。大自然の恩みを全身で感じる、贅沢な温泉体験が叶います。
そしてこの宿は、抜群の展望を気に入った文豪・川端康成が、名作『雪国』を執筆した宿としても有名。宿泊者は当時のまま残された部屋を見学し、映画『雪国』を鑑賞しながら文学の世界に浸ることができます。魚沼産コシヒカリや新潟の新鮮食材を使った料理に舌鼓を打ち、しっとり落ち着いた温泉宿の雰囲気を味わってみてください。
<基本情報>
住所:新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢923
電話番号:025-784-3333
アクセス:
湯沢ICから車で約6分
駅から送迎バスで約5分(要連絡)
公式サイト(外部リンク)
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越後湯沢駅前にある「HATAGO井仙」は、“日本オーベルジュ協会”にも加盟する、食にこだわりのある温泉旅館です。館内には創作和食のレストラン“むらんごっつぉ”と宿泊客以外でも気軽に利用できるカフェ「温泉珈琲水屋」、HATAGO井仙こだわりの食材をおすそわけしてくれるお土産処“越後湯澤んまや”が併設されています。
「温泉珈琲水屋」の夏のお楽しみは温泉かき氷!湯沢町の温泉水を2日間かけてゆっくりと凍らせ、その氷をきめ細かく削ったものです。水出し温泉珈琲のシロップをかければ、ふんわりとほろ苦い味わいがなんとも絶品です。便利な駅前立地なので、新幹線の待ち時間などちょっとした時間で立ち寄るのもおすすめです。
写真提供:越後湯澤 んまや
<基本情報>
住所:新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢2455
電話番号:0120-850-039
アクセス:JR越後湯沢駅西口から徒歩1分
公式サイト(外部リンク)
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“苗場スキー場”に直結するスキーリゾート“苗場プリンスホテル”と“苗場高原オートキャンプ場”では近年、グランピング気分を味わえるプランや施設が続々とオープン中。2022年に始まった“Cafe&BBQ 苗場たき火フィールド”では、焚き火と北米スタイルの本格BBQがセットになったデイキャンプを体験できると人気を集めています。
そして2023年夏に新たにオープンしたのが、“苗場サウナフィールド”!最高品質の木材を使用したバレルサウナとテントサウナは、最大4名での貸切利用が可能。サウナ前に広がるのは、どこまでも続く大自然。苗場高原の涼やかな風を感じながらととのえば、日々の疲れがほぐれていくのを感じられること間違いなし!
<基本情報>
住所:新潟県南魚沼郡湯沢町三国202
電話番号:080-1234-6793
営業時間:8:00〜16:30 ※最終入場14:30
営業期間:4月下旬〜11月上旬
アクセス:湯沢ICから車で約35分
公式サイト(外部リンク)
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大地の芸術祭の目玉!自然美とアートのコラボ「清津峡渓谷トンネル」by U KOARA
新潟県十日町の「清津峡」は、黒部峡谷・大杉谷と並ぶ日本三大峡谷のひとつ。上信越国立公園にも指定されていて、景観は抜群。特に紅葉の時期は人気のスポットです。清津峡トンネル内の一番奥まで歩みを進めると、そこには2018年にリニューアルオープンした“パノラマステーション(水鏡)"があります。水面に反射する渓谷の幻想的な美しさは必見。
JR越後湯沢駅からは車で約30分の場所にあるので、観光の際にはちょっと足を延ばして訪れてみるのがおすすめです。公共交通機関を利用する場合は越後湯沢駅から急行バスに揺られること約25分。清津峡入口バス停で下車後、徒歩約30分でアクセスできます。入坑には事前予約が必要な場合もあるので、公式サイトを確認してみてください。
<基本情報>
住所:新潟県十日町市小出癸2119-2
電話番号:025-763-4800
公式サイト(外部リンク)
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湯沢町はスキー場と温泉、高原でのレジャーが楽しめるエリア。上質な温泉を備えた老舗宿は何泊もすると予算オーバーになってしまうので、やはり1泊にぎゅっと詰め込んだ濃厚なプランがおすすめです。今回はグリーンシーズンの1泊2日を想定した新潟県・湯沢町のモデルコースをご紹介します。
【湯沢町・モデルコース一例】
<1日目>
越後湯沢駅に下り立ったら、徒歩で湯沢高原スキー場へ。ロープウェイに乗って山頂へ行き、アルプの里でサマーボブスレーやマウンテンゴーカートなどのアクティビティを楽しみましょう。その後は、美しい景色を見渡しながらのランチ休憩。芝生広場でのんびりしたら、下山。風情ある共同浴場の駒子の湯に浸かり、汗をすっきりと流しましょう。湯上りの心地よい体で味わうべくは、HATAGO井仙のかき氷。夕方には、宿泊先の『雪国』の宿 高半へ行き、宿の温泉を堪能。
<2日目>
2日目はゆっくりと起きて、宿の名湯と美味しい朝食を心ゆくまで満喫しましょう。越後湯沢駅から新幹線で帰路へ。ショップが充実した越後湯沢駅をしっかりと見て回るなら、発車時間の1時間半前には到着したいところ。ぽんしゅ館で日本酒を試飲したり、ここだけしか味わえない糀スイーツやおにぎりを味わったり。小腹が満たされたら、お土産選びです。駅の2階には湯沢と新潟の名産品が大集結し、お土産を揃えるのに最適ながんぎどおり・中央いちばがあります。
湯沢は名湯の町ということもあり、日帰り温泉施設も充実。さまざまな温泉施設に何度も入りたいところですね。越後湯沢駅前に観光やグルメ、ショッピングスポットが集まっているので、歴史に思いを馳せながら散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。車があれば貝掛温泉や清津峡渓谷トンネルなどの秘境にも足を運ぶことができますよ。
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レジャースポットが目白押しの湯沢ですが、雨が降った時にはどんな場所を訪れればいいのでしょうか。湯沢には外湯と呼ばれる5つの共同浴場があります。アメニティや休憩室などはありませんが、地元の人に愛される温泉施設です。
湯沢には日帰り温泉の施設をはじめ、温泉を楽しめる宿も多くあるので、雨が降ってものんびり温泉巡りをしたり、信州そばや山の幸を楽しんだり、といった遊び方ができますよ!
2024年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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