長野県茅野市の蓼科は、風光明媚な八ヶ岳や蓼科湖の自然が楽しめる高原リゾート。ビーナスラインをドライブしたり、御射鹿池などの観光スポットを巡ったり、せっかくなら宿泊してゆっくり楽しむのがおすすめです。蓼科周辺には、瀟洒なリゾートホテルから一軒宿の秘湯まで様々なタイプが勢揃い!
今回は蓼科のおすすめホテルを元旅行会社スタッフのトラベルjp 編集部 赤木がご紹介します。
蓼科には美しい森林に囲まれた綺麗な水辺があります。鳥の鳴き声が聞こえる静かな環境も。
「蓼科東急ホテル」は、レストランやテニスコートも揃う東急リゾートタウン蓼科の一角に建つ洋館風のホテル。山岳リゾートの雰囲気をまとうクラシカルな建物では、蓼科を満喫するとっておきの時間が過ごせるでしょう。ガーデンビューの客室やメゾネットタイプ、独立型のコテージと多彩な客室が用意されています。JR茅野駅より無料送迎バスも運行しています。
同じく東急リゾートタウン蓼科内に位置する「ホテルハーヴェスト蓼科アネックス」です。北欧の民家をイメージしたウッディなインテリアの客室には、すべてキッチン、冷蔵庫、オーブンレンジを完備し、プライベートな滞在を楽しむことができます。
館内では内湯やサウナを備えた大浴場や一年中利用できる温泉プールでリラックスすることも。弱アルカリ性の単純泉は肌触りが柔らかく、蓼科の清涼な空気のなか入浴する露天風呂は最高です。
蓼科湖畔の「リゾートホテル蓼科」はまさにリゾートライフを満喫するのにぴったりなホテル。
掛け流しの天然温泉が魅力で、長野県内でも希少な高温の酸性泉を堪能できます。夏季限定の広々屋外プールをはじめ、館内にも豊富なアクティビティを完備。敷地内には可愛らしいチャペルも。ここに泊まったらぜひ、隣接する“蓼科高原芸術の森彫刻公園”も散策してみてくださいね。
蓼科温泉の渓流沿いに建つ「蓼科グランドホテル滝の湯」は、川のせせらぎが心地良い極楽宿。70種類以上のディナーバイキングでは、長野県産の食材を生かした和食、洋食、スイーツを、それぞれの料理人とパティシエ達が腕をふるいます。
大浴場や露天風呂が充実していて庭園大浴場や渓流露天で温泉巡りが楽しめるのも魅力。赤ちゃん向けのサービスも充実し、初めての家族旅行にもおすすめのお宿。
JR茅野駅から無料送迎で約30分の「テラス蓼科リゾート&スパ」。八ヶ岳を一望できるかけ流し100%の温泉が自慢のリゾートホテルです。すべてのお部屋は56平米以上のゆったりとした広さで、蓼科の自然を満喫できるテラスと大きな窓を備えています。
ダイニングレストランでは地元食材にこだわった料理を提供していますが、お部屋でいただけるテイクアウトプランを選択することも。フルコースやガーデンバーベキュー(夏季のみ)は1日1組限定の予約制です。
「ホテル ドゥ ラルパージュ」は2024年春、ヴィーナスラインに隣接した喧騒から離れた場所にグランドオープンした高級ホテル。まるでフランスの邸宅のような館内では上質な時間を過ごすことができます。
フランス各地の星付きレストランで腕を磨いたシェフ監修のフランス料理は、フランスより直接輸入したワインと共に。ライブラリーとシガールームを併設したバーも素敵な時間を演出します。
「創業大正十五年 蓼科 親湯温泉」は、3万冊の蔵書を揃えるライブラリー&バーなどユニークな設備があり、風格ある落ち着いた休日が過ごせるお宿です。
全国に先駆けて誕生させたお座敷風呂にはじまり、滝の湯川を望む露天風呂が2017年に完成。浴室内にプラネタリウムを完備した女性専用岩盤浴もオープンし、おこもりステイにも最適です。創作コース料理“蓼科キュイジーヌ”でいただく蓼科牛も絶品です。
「たてしな藍」は蓼科高原に佇む大人のための隠れ宿。信州の旬と料理人の粋を尽くした山味懐石料理は個室の食事処で静かにいただくことができます。数奇屋づくりの落ち着いた和室に加え、2022年には1階の露天風呂付き和洋室をリニューアル。こちらのお部屋ならお部屋食も可能なので、おこもりステイにもピッタリですよ。
刺激の少ないアルカリ性単純温泉は、野趣あふれる貸切露天風呂でゆっくりと。誰にも邪魔されず良質な温泉を堪能できます。
「露天風呂のオーベルジュ つつじとかえで」は蓼科の中心を走るビーナスライン沿いの小高い丘の上に位置するオーベルジュ。三室源泉天然温泉掛け流しの露天風呂とすべて手作りの絶品フレンチ料理が極上の時間を提供してくれます。
南欧風の本館は“山の小さなホテル”がコンセプト。蓼科の自然を借景したレストランやお風呂もこちらにあります。もう一つの別館はすべてのお部屋が展望風呂付き離れの隠れ家のよう。離れの食事はお部屋食が基本です。
「ゆとりろ蓼科ホテル with DOGS」は蓼科の自然の中で愛犬と一緒にリラックスして過ごせるホテル。森の遊歩道や中庭ドッグランなど思う存分遊べる設備が揃っています。レストランでは床またはカートでの同伴となりますが、よりゆっくりするならお部屋食を選択してもいいですね。
お部屋はすべてワンちゃんとの宿泊OK。家具や床、アメニティなどすべてワンちゃんファーストの仕様となっているので安心して過ごせます。
「別邸たてしな薫風」はたてしな薫風の別邸として2024年2月にオープンしたホテル。蓼科高原の自然に囲まれ、夜になれば満点の星空を望むことができます。全10室の和モダンな客室のお風呂はすべて温泉のため、プライベートな時間を満喫可能です。
暖炉付ロビーやゆったりとした空間のレストランでもワンランク上の滞在を楽しめます。夕食は選び抜かれた食材を使った薫風会席。
八ヶ岳連峰に囲まれた高原別荘地“チェルトの森”に位置する「蓼科高原 オーベルジュ シャレーグリンデル」。ゴルフやテニス、近くにある槻の池ではつり、冬はスキーと様々なアクティビティを楽しむことができます。
森の中でいただく本格フレンチは、ここでしか味わえないおもてなし。テーブルコーディネートや食艶やかな金細工を施した食器が、料理を彩ります。客室は全5室のみと静かな滞在を楽しみたい方にピッタリ。
道の駅ビーナスライン蓼科湖の隣に誕生した「蓼科BASE」は、レストランや日帰り温泉、観光案内所を併設した便利なスポット。ここにある宿泊施設が「蓼科BASE kitchen,spa&hotel」です。タブレットによるチェックインシステムで利便性も抜群。
客室には湖畔側に設けられたタイプもあり、一人旅から家族旅行までどんなシーンにも対応。温泉施設ではメタケイ酸を豊富に含んだ滝の湯温泉元湯を堪能できます。
「サンダンスリゾート蓼科」は遊歩道を完備した開放的な高原リゾートホテル。 野鳥の声や木々の美しさに癒されながら、温泉や岩盤浴を堪能することができます。ワンちゃんとの宿泊が可能で、周辺にはドッグランや一緒にテラスで食事のできるレストランなどがたくさんあります。
キッズルームやサウナ、べーべキューエリア、テニスコートなど充実の設備を備えているのも特徴です。
「オーベルジュテラ」はご夫婦二人が迎えてくれる1日3組限定のスモールオーベルジュ。小さなお宿だからこそできるほどよいプライベート感を大切にしています。女性シェフならではの美しく華やかなフレンチをじっくり堪能しましょう。
客室は個性豊かな3タイプ。エグゼクティブツイン、スーペリアメゾネットツイン、ラグジュアリーメゾネットツインどれも魅力的なお部屋です。森林浴気分を楽しめる貸切風呂も完備します。
「湖畔の温泉宿蓼科」は蓼科湖畔で気軽に宿泊できる小さなお宿。全14室の客室のうち、10室は蓼科湖に面していて景色を楽しむことができます。天気のいい日の早朝には湖畔沿いをお散歩するのもいいですね。
癒しの音楽が流れる岩盤浴や天然温泉大浴場を完備し、リラックスしながら過ごせます。ワーケーションでの長期滞在も大歓迎です。
「蓼科湖畔 蓼の花」は滝の湯温泉元湯を源泉とする大浴場を備えた温泉ロッジ。蓼科エリアの中心に位置し、ここを拠点に北八ヶ岳ロープウェイを利用した山歩きや白樺湖までのドライブなどを楽しめます。
客室は全室和室で、共用のダイニングスペースやキッチンスペースを自由に利用できるのも特徴です。湖畔にあるテラス席でも静かな時間を過ごすことが。22時までのチェックインに対応しているため夜遅い到着でも安心です。
蓼科高原の横谷峡(横谷渓谷)には、黄金の湯に入れる「横谷温泉旅館」があります。ここはまさにパワースポットの一軒宿。日本ではちょっと珍しい泉質で、豊富な鉄分を含む湯は空気にふれることで濃い茶褐色に変化します。金運や出世運がアップするというご利益もあるので、健康とともに運気アップ!
毎夜開催のロビーコンサートでは、クラシックからジャズ、ポップスなど心に残る演奏を楽しむことができます。
「いろりの宿 蓼科パークホテル」は蓼科山や八ヶ岳を望む広大な敷地に建っています。高台に建っているため眺望もよく、八ヶ岳の裾野を眺めながらの湯あみは極上のひととき。夕焼け時にロビーから眺める景色も壮観です。
川魚やお肉など、囲炉裏焼きがメインの会席料理もこの宿ならではの夕食メニュー。太い柱や梁が情緒を感じさせる食事処でゆっくりといただけます。
「豪族の館 大東園」は蓼科高原横谷峡に位置する築150年古民家造りのお宿です。館内は囲炉裏や檜風呂を備えたアットホームな雰囲気。泉質はナトリウム塩化物、炭酸水素塩硫酸塩温泉のお風呂は時間帯によっては貸切での利用も可能です。
味噌仕立てのボタン鍋はお宿の名物で、イノシシ独特のコクと深みのある味わいを楽しめます。岩魚の塩焼きや骨酒などと一緒に思う存分堪能しましょう。
茅野からバスでおよそ50分。県道191号線、湯みち街道を進めば一軒宿が点在する奥蓼科温泉郷へ。その行き止まりとなる一番奥が「渋御殿湯」です。標高1800mを超える高所に位置し、ちょうど八ヶ岳西側の登山口でもあるこの宿は、登山客で賑わっています。
男女それぞれの浴場には温度が異なる浴槽が3つあり、冷温交代浴が楽しめるのも特徴。周辺には、尖石縄文考古館や、東山魁夷にも描かれた御射鹿池など見どころも沢山。
奥蓼科の白樺の森に佇む創業100年、秘湯の一軒宿、それが「渋・辰野館」です。歴史のある館内は風情があり、ロビーやレストランからは絵画のような白樺林の森を感じられるように造られています。
温泉は森林に囲まれた解放感いっぱいの露天風呂など3つの湯がありますが、冷泉湯船と加温湯船のある“信玄の薬湯”が特におすすめ。ヘルシーな山菜料理は女性にも人気です。
“信玄の隠し湯”とも呼ばれる秘湯「八ヶ岳名湯 唐沢鉱泉」は、北八が岳・天狗岳の登山口に建っています。お湯は二酸化炭素冷鉱泉。もちろんお風呂は発泡湯!宿の近くにある源泉では、豊富なお湯が苔むした中に湧き出ています。
自然に囲まれたお宿で、心も身体もデトックス感を満喫してはいかがでしょう。四季折々の地元の山菜料理や信州の清流で育った川魚など、旬の料理も味わえます。
「山の宿 明治温泉 御射鹿の湯」は奥蓼科温泉郷の滝を間近に望む秘湯の一軒宿。横谷渓谷の4つの滝のひとつ、おしどり隠しの滝はお風呂からも望むことができます。創業130年以上の歴史を誇るレトロな館内は、ゆったりとした時間が流れています。
チェックイン当日は11時から館内の利用可能。チェックアウト日は温泉入浴無料のため、登山に出かけた後に汗を流すのもいいですね。夏と秋の紅葉にはたくさんの人が訪れます。御射鹿池までは徒歩10分の近さ。
「寛ぎの宿 澤右衛門」はJR茅野駅よりバスで40分。巨大岩に囲まれた露天風呂では絶好のロケーションで、圧倒的な開放感を味わうことができます。貸し切りなので周りに気兼ねなく入浴できるのも嬉しいです。
お部屋に洞窟風呂が付いた客室は2部屋だけの特別室。坪庭側もしくは美ヶ原を望む絶景側の2タイプがあります。和洋室タイプや掘りごたつ、囲炉裏の付いた客室も用意されています。
蓼科に泊まるなら、優雅な休日が過ごせるリゾートホテルを選ぶか、通好みの秘湯を選ぶか、迷ってしまいそうですね。
蓼科では北八ヶ岳登山、渓流釣り、ハイキング、ゴルフ、スキーなどさまざまなアウトドアが楽しめます。ぜひ四季を通じて美しい景観が待つ蓼科旅行を計画してみてください。
(文:トラベルjp 編集部 赤木)
2024年4月現在の情報です。冬期休業となるお宿もあるため、最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/1/16更新)
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