香川・徳島・愛媛・高知の4県からなる四国。県を絞って楽しむのも、各県にまたがるような雄大な自然に身を置くのも、素晴らしい旅行となる場所です。
同じ四国でも、瀬戸内海と太平洋では海の色が全然違います。四万十川と祖谷渓では全く別の風景が広がります。美味しいものもまたそれぞれ。四国に詳しいLINEトラベルjp ナビゲーターがしっかりお答えします。
今やLCCで気軽に飛べる四国へ行ってみませんか?
「うどん県」を掲げる四国・香川県には、個性豊かな讃岐うどん屋さんがたくさんあります。せっかく食べるならばハズレなくお店を選びたいところ。
今回オススメする4店は人気讃岐うどん店が集中している香川県中部にあります。4店とも香川を代表する名店であり、それぞれ味、ロケーション共に特徴があります。
香川は個人のうどん消費量がダントツで多い県です。人気の讃岐うどん店には観光客だけではなく、地元の人も並びます。地元の人と一緒に並んで食べる讃岐うどんは、格別の美味しさを味わえるはずです。
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小豆島の紅葉名所「寒霞渓」はロープウェイアクセスで混雑知らず!by 浮き草 ゆきんこ
四国・小豆島屈指の景勝地が国立公園 寒霞渓(かんかけい)。日本三大渓谷美、日本三大奇勝、日本百景などに選ばれている観光名所です。
約200万年かけて創り出された自然の造形美が一番美しく彩られる季節はなんといっても秋!渓谷全体が赤と黄色に色づいたカエデで渓谷全体が燃えているような風景が見られます。
渓谷と紅葉のコラボレーションはこの世のものとは思えない世界!そして、切り立った深い渓谷の谷間をぬけるロープウェイはスリル満点!スリルと絶景の5分間を空中から存分に味わってください。
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瀬戸内海の魅力的な島々。中でも、映画・ドラマ・コマーシャルに度々登場する小豆島には、一度は行ってみたいと思っている方も多いことでしょう。
初めて小豆島を観光される方のために「エンジェルロード」や「二十四の瞳映画村」など、人気のスポットでこれをすればもっと楽しいというコツをご紹介。
島内の移動では、バスに乗り遅れたら次は2時間先ということもあるかもしれません。そんな時はゆっくりお茶したり自然を満喫したり…スローな時間を楽しむことも四国の島旅の魅力です!
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「こんぴらさん」で有名な金刀比羅宮は古来より、海の神様・五穀豊穰・大漁祈願・商売繁盛など広範な神様として信仰をあつめています。そのご利益にあずかるには785段の石段を上らなければなりません。
大物主神(おおものぬしのかみ)と崇徳天皇を祀る本宮には、海上守護・農業・殖産・医薬など、様々なご利益があると伝えられています。息を整え、心を落ち着かせてお参りしましょう。ここまで頑張ったからにはきっとご利益があるに違いありません。
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アツアツ骨付鳥に喰らいつけ!!ぶっかけうどん以外にもこんなにある♪香川グルメ5選by スズキ イチロウ
一時は「うどん県」最近は「うどんだけじゃない県」として観光アピールしている四国・香川県。「えっ!?本当はどっちなの?うどん以外に何があるの?」
食べていただきたいのが骨付鳥。その名の通り、骨のついた鳥のももを秘伝のスパイスで味付けし、カリッと焦げ目がつくまでに焼き上げた料理です。
骨付鳥はもともと丸亀市のご当地グルメで、公式サイトでは骨付鳥が食べられる名店を特集したり、関連グッズの販売を行ったりもしています。とにかくビールのあてに最高の骨付鳥、ぜひぜひ食べてみて下さい!
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徳島県には2つの「うだつの町並み」があります。それが美馬市「脇町」と、つるぎ町「貞光」です。どちらも交通の要衝となり、周辺地域の商業の中心となりました。
富を得た商家は、防火目的に2階の壁面に袖壁の遮蔽壁を設け、さらに威勢を競って袖壁に装飾を施しました。この袖壁がうだつの正体で「うだつの町並み」とは、商業の繁栄の象徴なのです。
脇町は観光地化されており、お土産店や喫茶店もあるので観光客が歩きやすい環境が整っています。一方、貞光はあまり観光地化されていません。換言すれば「俗化されていない」とも言えるでしょう。
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日本で一番低い自然の山が四国・徳島県の弁天山。約20歩で登頂でき、未だ遭難者はゼロという山です。面白いのは登頂証明書が目の前のラーメン屋「中華そば チーアン」で発行される仕組み。
通称「徳島ラーメン」と呼ばれる徳島の中華そばには、甘辛く煮込んだ豚肉が入っているのが特徴で、この店は少し濃い目の豚骨醤油の風味が美味しいと地元で人気のお店。
ガイドブックで紹介されている店は観光客で溢れていますね。もし地元客が利用する徳島の味を求めるのであれば、この店は最適。本当におすすめですよ。
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平家の隠れ里伝説も残る四国・祖谷(いや)渓は日本三大秘境の一つとして知られます。足がすくむほどの深い渓谷には、透き通るような水の祖谷川が流れています。
断崖絶壁に建つ秘境の一軒宿「ホテル祖谷温泉」の名物として観光客に人気なのが、谷底にある源泉露天風呂!
玄関脇からは名物の露天風呂へ向かうためのケーブルカーがあります。標高差170mもあるという谷底へ向かうため、傾斜度42度にも達する急こう配を降りるケーブルカー!温泉を楽しむためにケーブルカーがあるなんて、まさに秘境の宿ならではですね!
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岩国の錦帯橋、甲斐の猿橋と並んで、日本三奇橋の一つにも数えられている祖谷(いや)の観光名所、かずら橋。祖谷川は四国最長の吉野川の支流で、徳島県の西部を流れています。
奇橋と呼ばれる事からも判る通り、植物の蔓(かずら)を編んで作られたこの橋は、構造的にも非常に珍しい橋です。
平家の残党が隠れ住んだと言われるこの地。追手から逃れるため、いざという時には切り落とせるように作ったとする説もあります。
それほど、近代まで外部との交通が隔絶されていた秘境の地に架かるのが、このかずら橋です。
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長い年月をかけた地層の隆起と川の浸食によって、深い渓谷となった大歩危(おおぼけ)峡は四国のまんなか。学術的にも貴重な、徳島県観光の中心的存在です。
ここは夏には山の緑が眩しく、秋には鮮やかな紅葉となる観光スポット。特にお勧めしたいのが、船下り。遊覧船で巨岩を間近に見ながら清らかな流れの吉野川を下ります。
三好市山城町が発祥の地とされる「児啼爺(こなきじじい)」。大歩危峡からすぐ近くの、藤川谷川沿いの道路近くでは、石像の児啼爺をはじめ、いろんな妖怪が見られます。
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愛媛県新居浜市にある別子銅山(べっしどうざん)は江戸初期から昭和の時代まで約400年続いた世界屈指の銅山。その大きさは山全体に掘り進められた坑道だけでも全長700kmに及ぶ。かつては鉱山に1万人が暮らす村が築かれたという。
その村も閉山以降は急速に風化が進み、今や自然の中に埋もれる遺跡となった。自然の中に残された近代産業遺産はまるでラピュタのように…。
別子銅山は別名「東洋のマチュピチュ」とも。雲間に現れる朽ち果てた石積みの廃坑は四国を訪れる観光客に人気です。
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春が近づくしまなみ海道には、瀬戸内の島々や海の景色を眺めながらお花を楽しむことができる絶景ポイントがあります。行き交う船をボーッと見ながら時を忘れてのんびりできる時間を持つことも旅の楽しみ方のひとつ。
今回は数ある絶景ポイントの中からガイドブックにあまり載らない場所を中心に、地元民の筆者がおススメの「素敵な景色と花の香りが楽しめる春色のビューポイント」をご紹介!
水仙・河津桜・椿・桜・ツツジ…四国側の「サンライズ糸山」を観光拠点にすれば、楽しい船旅を含めた春色の思い出がたくさんできるはずです。
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ゆるキャラ“バリィさん”の活躍で全国的に知名度も高まった愛媛県今治市。観光名所“しまなみ海道”の四国側玄関口です。
そんな今治市のご当地グルメが「焼豚玉子飯(やきぶたたまごめし)」。多くのお店で提供されています。
焼豚玉子飯はごはんにチャーシュー、タレ、目玉焼きというシンプルな作りですが、お店ごとにいろいろとアレンジされているのもB級グルメの楽しいところ。
今治市内で宿泊した場合にぜひとも訪れたいのが、来島海峡大橋の袂にある糸山公園の展望台。橋の向こう、海峡から登る日の出は絶景です。
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愛媛・松山と言えば「道後温泉」。日本三古湯の一つと称され、万葉集にも詠われた四国の名湯ですが、最近の道後温泉界隈は「ただ温泉に入るだけ」ではない様々な仕掛けが増え、観光客を楽しませてくれるようになりました。
日本有数の外湯「道後温泉本館」へは“坊っちゃん列車”で行く・「道後温泉本館」ではお湯に浸かるだけでなくその外観も楽しむ・食通として知られた吉田茂元首相が愛した「山田屋のまんじゅう」をいただく。
松山人のおもてなしの心をこの機会にご堪能ください。
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山口県・秋吉台、福岡県・平尾台とならぶ日本三大カルストのひとつ、「四国カルスト」。比較的低地にある他のカルストとは違い、四国カルストは標高1400メートル付近、四国の深い山奥に広がります。
雲の上に広がる風車が立ち並ぶ草原に立つと、まるで空に浮かんでいるかのような錯覚の連続。『天空の城ラピュタ』からの風景はこんな感じなんだろうかと思えるような観光スポットです。
四国カルストの大部分は牧場になっています。風車がゆっくりと回る下で牛たちがのんびりとくつろぐ姿は、まるでスイスのハイジの世界。
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その店は「明神丸(明神水産)」。
「カツオってこんなにうまかったのか・・」明神丸は、見慣れた鰹を初体験にするお店です。高知一のカツオ船団を所有する明神水産の直営店で、釣るも食べるもカツオ一本、魅力の全てがここにあります。
素材の良さ。カツオに感じる旨味、甘み。一口ですぐに感じます。臭みなんて言葉は無用、そんなものはありません。
焼きの良さ。心沸き立つ「藁焼き(わら焼き)」です。カツオが香ばしさをまといます。店頭に立ち昇る炎はただの飾りじゃありません。
四国・高知といえば坂本龍馬。特に龍馬が愛したと言われている場所が太平洋を一望できる「桂浜」です。
民謡「よさこい節」では月の名所として歌われ、「日本の朝日100選」や「日本の渚100選」にも選ばれていて、初日の出にはたくさんの人で混雑する場所なんですよ。
太平洋を見下ろす場所に坂本龍馬像が建っているほか、竜王岬にある海の神様を祀る「海津見(わたつみ)神社」、桂浜水族館、坂本龍馬記念館、国民宿舎・桂浜荘なども歩いてまわれるので、高知に行くならぜひとも行きたい観光地です。
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JR予土線の絶景車窓は四万十川が左へ右へ!by 風祭 哲哉
JR四国の予土線は、伊予の「予」と土佐の「土」。その名の通り、区間運行の列車を除き、伊予の宇和島駅と土佐の窪川駅を結んでいます。
四万十川に沿った風光明媚な車窓が楽しめる路線として知られています。特に予土線の高知県側は、トンネル、鉄橋、絶景の連続!四万十川は左に右に、目まぐるしく移り変わります。写真のように、トンネルを出た直後に鉄橋を渡る絶景シーンが何度も満喫できます。
最近ではトロッコ列車やホビートレイン「ユニークトレイン3兄弟」などの観光列車が走ることでも人気です。
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高知県土佐清水市。観光地足摺岬で知られる四国最南端の地に、あしずり温泉郷は位置しています。その温泉郷の中でもっとも高台に位置し、ひときわ目を引く白亜の建物がここ「足摺テルメ」。
リピーターが多いことでも有名な足摺テルメの自慢は、癒しの温泉と新鮮な地元の食材を生かしたフレンチ。さらに屋上テラスでは満点の星たちが宿泊者を待っています!
朝ごはんは和洋食ビュッフェスタイルで地元食豊かなもの。中でも「土佐ジロー卵かけ御飯」は高知の地鶏「土佐ジロー」の卵を使ったもので必食。
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高知県の”川”と言ったらどこを思い浮かべますか? だいたいの方が「四万十川!」と答えると思うのですが、実は四万十川よりもはるかに美しい、いや美しすぎる川があるのです!
それは仁淀川(によどがわ)という、四国の人でも知る人ぞ知る川。愛媛県から高知県の7市町村を跨いで太平洋へと流れ込む清流です。「仁淀ブルー」の名で観光客にも知られるように。
その美しさたるや、まるで青いインクをそのまま溶かしたかのよう。透明度が高すぎるため、波がなければ深い川底の石までくっきりと見えてしまいます。
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四国はお住まいの場所によっては遠く感じたり、「阿波踊り」「坂本龍馬」のようなイメージは持っていても、いざ旅行先にしようとすると「…いまひとつよくわからない」というのが率直なところなのかもしれません。
バラエティに富んだ観光スポットやグルメに、一度行ってみれば必ず満足して帰ることができるのが四国。しかも、普段忘れていたような日本の原風景や癒し、暖かい気候に、ほっとできることうけあいです。
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(2023/12/8更新)
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