小樽観光の楽しみ方 専門家おすすめの観光スポットとグルメ28選

小樽観光の楽しみ方 専門家おすすめの観光スポットとグルメ28選

更新日:2024/09/17 15:08

トラベルjp 編集部のプロフィール写真 トラベルjp 編集部

「北の商都」として栄えた北海道小樽。観光客に一番人気の小樽運河や「北のウォール街」と呼ばれる歴史的建造物はその名残です。小樽駅では数々のランプが出迎え、レトロでロマンチックな街に来たことを実感します。その上スイーツやグルメも素晴らしい!札幌から日帰り観光も可能ですが泊まって温泉や夜景を堪能するのもおすすめ。

今回は元旅行会社スタッフで北海道在住のトラベルjp 編集部 佐藤が、小樽のおすすめ観光スポットをご紹介します。

目次

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1.小樽を代表する観光名所「小樽運河」

1.小樽を代表する観光名所「小樽運河」
渡部 洋一

北海道を代表する観光名所「小樽運河」!ライトアップからクルーズまで徹底ガイド!by 渡部 洋一

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明治期から商都として栄えた小樽は、札幌から電車で約30分とアクセスが良好な北海道を代表する観光都市です。毎年多くの観光客が訪れる小樽の街のシンボルと言えるのが、石造りの倉庫が立ち並ぶ「小樽運河」。

倉庫の重厚な質感が堪能でき、外壁を覆う苔が青々と輝く日中の運河も素晴らしいですが、特におすすめしたい時間は夜。散策路に並ぶ63基のガス灯に明かりが灯り、ライトアップされた倉庫群の姿が運河の水に映り込む光景は、息を呑むほどの美しさです。運河を約40分かけて巡る“小樽運河クルーズ”に乗船し、ゆったりと観光するのもいいですね。

<基本情報>
住所:小樽市港町5 小樽運河
電話番号:0134-33-1661(運河プラザ観光案内所)
アクセス:JR小樽駅から徒歩約10分 この写真の記事を見る ≫

2.明治45年築の観光スポット「小樽オルゴール堂」

2.明治45年築の観光スポット「小樽オルゴール堂」

秋の小樽は南小樽駅で下車!小樽運河まで散策しよう

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明治時代に建てられたレンガ造りの建物に、国内外から集められた約80,000点ものオルゴールが煌びやかに並ぶ「小樽オルゴール堂」。メルヘン交差点にある、小樽を代表する観光スポットのひとつです。オルゴールはとにかく種類が多いので目移り必至!ここでしか買えないオリジナル商品もあり、観光の記念におすすめです。

本館の入り口前では、名物の蒸気時計(時計塔)が15分おきに豪快な汽笛を鳴らし、白煙を上げる様子が名物となっています。交差点を挟んだ向かいには2号館、その他にも体験工房やミュージアムなど複数の直営店があるので、時間の許す限り回ってみてはいかがでしょうか?

<基本情報>
住所:北海道小樽市住吉町4-1
電話番号:0134-22-1108
営業時間:9:00〜18:00
アクセス:
JR南小樽駅から徒歩約7分
小樽ICから車で約10分 この写真の記事を見る ≫

3.小樽のガラスはここから「北一硝子 三号館・北一ホール」

3.小樽のガラスはここから「北一硝子 三号館・北一ホール」
ろぼたん

ブラタモリにも登場!小樽「北一ホール」はハリーポッターの世界!?魔法のランプが灯…by ろぼたん

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小樽ガラスの先駆者である「北一硝子」は市内にショップ、美術館、酒蔵など多くの直営店を構えています。中でも代表的な店舗となるのが「北一硝子 三号館」。明治中期に建てられた倉庫を再利用した館内に、所狭しと並ぶガラス製品の数々は圧巻!質の高い細工はグラスや醤油差しなど種類も豊富で、お土産におすすめです。

167個の石油ランプの温かな灯りに照らされた喫茶スペースの「北一ホール」は、小樽観光でのひと休みにぴったり。毎朝開店から30分間は、石油ランプにひとつひとつ火を灯していく様子も名物となっています。いつもより少しだけ早起きして、ぜひ訪れてみてください。

<基本情報>
住所:北海道小樽市堺町7-26
電話番号:0134-33-1993
営業時間:9:00〜18:00
北一ホールの営業時間:9:00〜17:30
アクセス:
JR南小樽駅から徒歩約10分
小樽ICから車で約7分 この写真の記事を見る ≫

4.海獣公園がワイルド「おたる水族館」

4.海獣公園がワイルド「おたる水族館」

参加型のショーは必見!海の地形を利用した「おたる水族館」

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「おたる水族館」は、海の町の地形を利用した北海道最大の水族館。約250種・5,000点の生き物を見ることができます。館内にはミズダコやヒトデ、ウニなど北海道の海で暮らす生き物と触れあえるタッチエリアも。

そして本館から坂を下ること約5分。そこにはなんと海をそのまま仕切っただけ、という海獣公園があります。海獣公園では海の風に当たりながら、トドやアザラシ、ペンギンたちのショーが楽しめます。大きな体のダイブ等で楽しませてくれるので、見ごたえは抜群です。

<基本情報>
住所:北海道小樽市祝津3-303
電話番号:0134-33-1400
営業時間:9:00〜17:00(冬季は短縮あり)
アクセス:
JR小樽駅前ターミナルからバスで約25分
小樽ICから車で約20分 この写真の記事を見る ≫

5.小樽で一番にぎやか「堺町通り商店街」

5.小樽で一番にぎやか「堺町通り商店街」
月宮 うさ

JR南小樽駅から小樽駅へ!情緒あふれる街を歩く小樽観光by 月宮 うさ

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「堺町通り商店街」は、古い商家などを改装したガラス店や洋菓子店などが立ち並ぶ、小樽で一番賑やかな通り。札幌に開拓使が置かれた明治、そして大正時代からの歴史を残す町です。

運河沿いの大通りから一本内側の、多くの観光客で賑わう約1.3kmの通りには見所がいっぱい。バラエティ豊かなお店が約120軒もあるので、お土産物探しにも観光にもたっぷりと時間を取るのがおすすめです。

<基本情報>
住所:北海道小樽市堺町6−11
電話番号:0134-27-1133
アクセス:
小樽運河から徒歩約5分
JR南小樽駅から徒歩約7分 この写真の記事を見る ≫

6.小樽観光で迷ったらここへ「メルヘン交差点」

6.小樽観光で迷ったらここへ「メルヘン交差点」

異国情緒あふれるフォトスポットが目白押し!小樽市の洋風建築群を巡る

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堺町通りの端にある「メルヘン交差点」は正式には堺町交差点といい、交差点前の広場は連日観光客で賑わうスポットです。明治から昭和初期にかけて小樽の目抜き通りとして栄えた歴史を感じることができます。

メルヘン交差点の周辺には“小樽オルゴール堂”や“ルタオ(LeTAO)本店”など、人気観光スポットが集中。シンボルの常夜灯は、待ち合わせ場所や撮影スポットとしても親しまれています。

<基本情報>
住所:北海道小樽市堺町8-8
電話番号:0134-32-4111(小樽市観光振興室)
アクセス:JR南小樽駅から徒歩約5分 この写真の記事を見る ≫

7.小樽の絶品スイーツ「ルタオ(LeTAO)本店」

7.小樽の絶品スイーツ「ルタオ(LeTAO)本店」
月宮 うさ

小樽の香り漂う紅茶と絶品スイーツ「小樽洋菓子舗ルタオ本店」by 月宮 うさ

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連日多くの観光客で賑わう“メルヘン交差点”にそびえる、まるで塔のような建物。ここが、北海道を代表する洋菓子店「小樽洋菓子舗ルタオ(LeTAO)」の本店です。ショップにはふわとろ食感が人気のチーズケーキ“ドゥーブルフロマージュ”のほかに、本店限定のスイーツも。

2階にはメルヘン交差点を眺めながら、ティータイムを楽しむことができるカフェもあり、休憩にもぴったりです。洋菓子だけではなく、実は紅茶も美味しいルタオ。小樽の香り漂う絶品紅茶もおすすめですよ!

<基本情報>
住所:北海道小樽市堺町7番16号
電話番号:0120-31-4521(9:00〜18:00)
営業時間:9:00〜18:00
アクセス:JR南小樽駅から徒歩約5分 この写真の記事を見る ≫

8.小樽の繁栄を支えた「北のウォール街」

8.小樽の繁栄を支えた「北のウォール街」
渡部 洋一

小樽の繁栄を支えた「北のウォール街」!ライトアップも美しいレトロ建築巡りを楽しも…by 渡部 洋一

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明治期、官営幌内鉄道の開通により北海道の物流の拠点となった小樽。かつて商都として賑わった往時の繁栄が忍ばれる光景がそこかしこに点在する街で、その代表格は「北のウォール街」の歴史的建造物の数々です。

中でも主役と言えるのが、「日本銀行旧小樽支店金融資料館」。魅力的なレトロ建築が立ち並ぶこのエリアでも、この建物の洗練されたデザインと存在感は別格です。現在は銀行業務を引退し、日本銀行の歴史や金融の仕組み等を紹介する資料館として第二の人生を歩んでいます。

<基本情報>
住所:北海道小樽市色内1-11-16
電話番号:0134-21-1111
4〜11月の営業時間:9:30〜17:00
12〜3月の営業時間:10:00〜17:00
アクセス:JR小樽駅から徒歩約10分 この写真の記事を見る ≫

9.小樽駅前で海鮮丼に舌鼓!「小樽三角市場」

9.小樽駅前で海鮮丼に舌鼓!「小樽三角市場」
帆村 由花

SLニセコ号で行く小樽!穴場グルメ、三角市場で豪快な海鮮丼に舌鼓!by 帆村 由花

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建っている土地も屋根も三角形であることから名付けられた「小樽三角市場」は、戦後まもなくから続く歴史の長い市場。安くて美味しい新鮮な魚介類や塩干物、野菜、お菓子などのお店が建ち並び、市民の台所かつ、人気の観光スポットとして愛されています。

「三角市場」に出店する15店舗のうち、6店舗は朝から夕方まで営業する飲食店。中には市場で買った新鮮魚介をその場でオリジナル丼にしてくれるお店も!JR小樽駅前かつ年中無休という行きやすさで、到着してすぐに“海鮮丼”が食べたい!という願いを叶えてくれますよ。

<基本情報>
住所:北海道小樽市稲穂3丁目10-16
電話番号:0134-23-2446
営業時間:7:00〜17:00(店舗により異なる)
アクセス:
JR小樽駅から徒歩約1分
小樽ICから車で約15分 この写真の記事を見る ≫

10.レトロな屋台村「小樽出抜小路」で小樽グルメを味わう

10.レトロな屋台村「小樽出抜小路」で小樽グルメを味わう

提供元:公益社団法人北海道観光振興機構

https://travel-navi.visit-hokkaido.jp/library/inde…

小樽運河随一のフォトスポット“浅草橋”を訪れて、道の反対に目を向けるとそこにあるのが「小樽出抜小路」。2005年にオープンした比較的新しい屋台村ながら、大正・明治時代へタイムスリップしたようなノスタルジックな雰囲気が魅力です。

狭い路地には、小樽地鶏で出汁をとったラーメンが人気の“丸麺 うんが”や、ニッカウイスキーをゆっくりと嗜む“ニッカバー リタ”など、ジャンルもさまざまな20店舗が並びます。火の見やぐらを模した2階の展望台から臨む小樽運河の眺めも必見です。

<基本情報>
住所:北海道小樽市色内1丁目1
営業時間:店舗により異なる
アクセス:
JR小樽駅から徒歩約10分
小樽ICから車で約5分

11.北海道三大夜景のひとつ「小樽天狗山」

11.北海道三大夜景のひとつ「小樽天狗山」
月宮 うさ

アクセス良好!パウダースノー&絶景の「小樽天狗山スキー場」by 月宮 うさ

北海道三大夜景のひとつとしても有名な「小樽天狗山」。ロープウェイを降りたらすぐに目に飛び込んでくるのは、眼下に広がる小樽の街並みと日本海、そして街を包み込むような山々の緑です。“ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン”で一つ星を獲得した絶景を、思う存分堪能することができます。

夏にはジップラインやボブスレーでの滑走が楽しめるレジャースポット、冬にはスキー場として、どの季節に訪れても楽しめるのが「天狗山」の魅力。初心者から上級者まで満足できる多彩なコースを揃えた“小樽天狗山スキー場”は、市街地の展望を眼下に望みながらウィンタースポーツを楽しめると人気です。

<基本情報>
住所:北海道小樽市最上2丁目16-15
電話番号:0134-33-7381
営業時間:9:00〜21:00(時間短縮営業の場合あり)
アクセス:
JR小樽駅からバスで約17分
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12.神秘的な「青の洞窟」を巡るクルージング

12.神秘的な「青の洞窟」を巡るクルージング

提供元:公益社団法人北海道観光振興機構

https://travel-navi.visit-hokkaido.jp/library/inde…

ニセコ積丹小樽海岸国定公園内にある「青の洞窟」は、断崖絶壁に囲まれた美しい洞窟。暗い洞窟内に光が差し込み、神秘的な情景を形作ります。陸からはアクセスできないので、クルージングがおすすめ!祝津や北運河のそばには、複数の観光船乗り場があります。

所要時間は1時間〜1時間半程度。運行会社ごとにグラスボートの底から水中を眺めたり、トド岩などの奇岩を巡ったりとさまざまな体験が用意されています。当日予約もできるので、天気がいい日はぜひクルージングも行程に入れてみてください。

<基本情報>
住所:北海道小樽市塩谷1丁目
電話番号:0134-32-3911

13.北海道の雄大な自然「祝津パノラマ展望台」

13.北海道の雄大な自然「祝津パノラマ展望台」

小樽の街と海を見下ろそう!写真に収めたい絶景スポット5選

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“ニセコ積丹小樽海岸国定公園”内に位置する「祝津パノラマ展望台」は、標高70.9m。一面に広がる広大な日本海を一望でき、朝日・夕日の美しさは絶景!天気が良ければ積丹半島、暑寒別岳、増毛岳などの北海道の雄大な自然が一望できます。

手前にはおたる水族館と鰊御殿、その向こうには石狩湾の絶景が広がるこちらの展望台。北海道の自然を全身で感じながら、のんびりとハイキング気分で登るのがおすすめです。

<基本情報>
住所:北海道小樽市祝津3丁目
電話番号:0134-32-4111(小樽市観光振興室)
アクセス:
JR小樽駅前ターミナルからバスで約25分
JR小樽駅から車で約15分 この写真の記事を見る ≫

14.贅の限りを尽くした大豪邸「旧青山別邸(小樽貴賓館)」

14.贅の限りを尽くした大豪邸「旧青山別邸(小樽貴賓館)」
月宮 うさ

庭園に咲く大輪の花々「小樽貴賓館」牡丹・芍薬まつりへ行こう!by 月宮 うさ

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国登録有形文化財に登録されている「小樽貴賓館」は、北の美術豪邸といわれる「旧青山別邸」と「貴賓館」、そして美しい庭園で構成されています。旧青山別邸は、明治〜大正時代にかけてニシン漁で巨万の富を築き上げた青山家の別荘。この時代の北海道ではニシン漁が最盛を極め、漁で財を成した網元達が競うように木造建築物の鰊御殿を建てました。

庭園は毎年5月中旬頃から7月上旬にかけて紫陽花や牡丹、芍薬のお花で埋め尽くされ、見頃には北海道内外からたくさんの観光客が訪れます。庭園を臨む「貴賓館」では、にしんの甘露煮や旬の食材を使った名物料理を味わってみるのもおすすめです。

<基本情報>
住所:北海道小樽市祝津3-63
電話番号:0134-24-0024
アクセス:
JR小樽駅前ターミナルからバスで約20分
小樽ICから車で約15分 この写真の記事を見る ≫

15.小樽の鰊御殿「旧田中福松邸」

15.小樽の鰊御殿「旧田中福松邸」

小樽市鰊御殿「旧田中福松邸」は岬の上に!祝津の古民家を訪ねよう

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おたる水族館近くの岬の上にも、かつて鰊業(にしんぎょう)で栄えた網元の古民家があります。その名称は「小樽市鰊御殿」。昔から「旧田中福松邸」と呼ばれていた建物で、北海道有形文化財に指定されています。

中では当時の生活に関する様々な展示がされていて、鰊業が盛んであった当時について知ったり、畳部屋でゆったりくつろいだりと、味わい深い魅力があります。さらには、岬からの景色を堪能できるなど、観光客に嬉しいポイントが満載の場所です。

<基本情報>
住所:小樽市祝津3丁目228番地
電話番号:0134-22-1038(小樽市鰊御殿)
営業時間:改修工事のため臨時休業中
アクセス:
JR小樽駅からバスで約25分
祝津港から徒歩約10分 この写真の記事を見る ≫

16.桜と紅葉が映えるレトロな駅舎「南小樽駅」

16.桜と紅葉が映えるレトロな駅舎「南小樽駅」

秋の小樽は南小樽駅で下車!小樽運河まで散策しよう

小樽中心部の観光と言うとJR小樽駅からスタートというイメージですが、徒歩での観光なら1つ前の「JR南小樽駅」で下車するのが便利!海と灯台の美しい景色を眺めながら三本木急坂を道なりに進むと、メルヘン交差点に差し掛かる頃、視界は人々で賑わい歴史情緒あふれる風景に変わります。ショッピングやグルメの拠点“堺町通り”までは、実はJR南小樽駅からのほうが近いんです。

昔ながらの駅舎は、桜と紅葉が映えるレトロなフォトスポットとしても話題。今後北海道新幹線が開業する際には、新幹線"新小樽駅(仮称)"への最寄駅となることでも注目を集めています。

<基本情報>
住所:北海道小樽市住吉町10-7
電話番号:0134-23-0362 この写真の記事を見る ≫

17.北海道の鉄道遺産「手宮線跡」

17.北海道の鉄道遺産「手宮線跡」

小樽市の「手宮線跡」を歩く!北海道の鉄道遺産にある遊歩道空間

北海道小樽市を通っている鉄道路線といえばJR北海道の函館本線ですが、国鉄時代には「手宮(てみや)線」という路線が走っていました。廃線後の今では、線路や踏切などその多くが保存されており、線路の横には遊歩道が整備されています。

JR小樽駅から中央通りを海に向かって歩いていくと、10分もかからず手宮線跡に到着。中央通りをまたがって、線路がそのまま残されています。通常、廃線跡の線路は撤去されるのですが、ここまでしっかりとした状態で残っているのはかなり貴重!廃線跡を辿っていった先には、2011年に復元された「旧色内(いろない)駅」も。風情があり、鉄道好きだけでなく、レトロ好きの方にもおすすめの観光スポットです。

<基本情報>
住所:北海道小樽市色内1丁目15-14
電話番号:0134-33-2510(小樽観光協会)
アクセス:JR小樽駅から徒歩約15分 この写真の記事を見る ≫

18.小樽の歴史巡りなら「運河公園」

18.小樽の歴史巡りなら「運河公園」
月宮 うさ

見ごろはゴールデンウィーク!桜色の風景を巡る春の小樽観光by 月宮 うさ

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観光客で賑わうエリアから北に進んでゆくと、昔のままの景観が色濃く残された“北運河”と呼ばれるエリアが広がっています。その北運河沿いにある「運河公園」は、歴史をいまに伝えるノスタルジックな雰囲気の公園です。明治、大正時代の石造倉庫をそのまま転用された遊具棟があるので、小さな子ども連れにもおすすめ。

敷地内には国指定重要文化財“旧日本郵船株式会社 小樽支店”や“旧日本石油株式会社 倉庫”などの歴史的建造物が残り、春には桜が咲き誇ります。運河の北側は観光客も少ないので、静かにゆっくりとお花見を楽しむことができますよ。

<基本情報>
住所:北海道小樽市色内3丁目6
電話番号:0134-32-4111
アクセス:
JR小樽駅から徒歩約20分
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19.「おたるワインギャラリー」で北海道ワインを堪能!

19.「おたるワインギャラリー」で北海道ワインを堪能!
帆村 由花

小樽&余市でワイナリー巡り♪北海道のワインにどっぷり浸る大人旅by 帆村 由花

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小樽市郊外に位置する「おたるワインギャラリー」は、北海道最大規模のワイナリー。リニューアルを経て2024年にグランドオープンしたこちらの施設では、見学ツアーやテイスティングが充実しています。特に事前予約で参加できるワイナリーツアーは所要時間や立ち入りできるスポットが異なる5種類が用意され、ワイン好きを唸らせる内容の濃さ。

ショップには定番の“おたる”シリーズをはじめとした100種もの品揃えがあり、テイスティングバーも充実!お手頃価格で試飲ができるので、自分好みの一本がきっと見つかるはずです。

<基本情報>
住所:北海道小樽市朝里川温泉1丁目130
電話番号:0134-34-2187
営業時間:9:00〜17:00(年末最終日は15:00まで)
休業日:年末年始
アクセス:
JR南小樽駅から車で約15分
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20.おすすめアートスポット「市立小樽文学館・市立小樽美術館」

20.おすすめアートスポット「市立小樽文学館・市立小樽美術館」

カップルで行きたい!小樽&札幌のおすすめデート旅スポット

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小樽運河から少し脇に入ると、旧日本銀行のレトロモダンな建物の向かいにあるのが「小樽市立文学館」。ここには小林多喜二や伊藤整、小熊秀雄など小樽にゆかりの深い文学者・詩人の資料はもちろん、作家のすべてを解説したパネルや貴重な写真の数々を展示。

併設の「市立小樽美術館」にも、小樽にゆかりのある美術家の作品を中心に展示されています。さまざまな特別展やイベント、ワークショップなどが開催され、心和むスペースが広がっています。

<基本情報>
住所:北海道小樽市花園2丁目12番1号
電話番号:0134-32-4111
営業時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:毎週月曜日、祝日の翌日、年末年始
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21.知る人ぞ知る名水の街の象徴「ふれあいの泉」

21.知る人ぞ知る名水の街の象徴「ふれあいの泉」

知る人ぞ知る名水の街。水がつくり出す小樽の景観美を巡る!

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小樽運河の最南部、浅草橋にある小樽観光案内所。観光に来たら必ず立ち寄るこの定番フォトスポットの隣には、ほとんどの人が素通りしてしまうほどひっそりと「ふれあいの泉」が設置されています。

かつて小樽市では市内のあちらこちらに共同で使う共用栓があり、水道として使われていました。その共同水栓を再現した「ふれあいの泉」は、昔の小樽市の日常を垣間見れる貴重な史跡です。もちろん、ここから出る美味しい水道水は飲むこともできますよ。観光の際はぜひ飲んでみてください。

<基本情報>
住所:北海道小樽市 浅草橋街園
電話番号:0134-33-2510(小樽観光協会)
浅草橋観光案内所の営業時間:9:00〜18:00(12月末〜1月初旬は変更あり)
アクセス:
JR小樽駅から徒歩約15分
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22.名水の街が生んだ地酒の製造所見学「田中酒造 亀甲蔵(きっこうぐら)」

22.名水の街が生んだ地酒の製造所見学「田中酒造 亀甲蔵(きっこうぐら)」

知る人ぞ知る名水の街。水がつくり出す小樽の景観美を巡る!

“名水の街”小樽の街では、清らかな水を使った酒蔵が多く生まれました。「田中酒造」そのひとつ。1899年の創業以来、北海道米100%の銘酒“宝川(たからがわ)”をはじめとした地酒を造り続けています。

JR南小樽駅から徒歩約5分の「田中酒造 亀甲蔵(きっこうぐら)」では、その製造過程を毎日無料で見学可能。製造場を見学したあとの試飲は、より一層美味しく味わえること間違いなしです。さらに豊富な品揃えを誇る小樽運河近くの本店も、あわせて訪れたいスポット。どちらも小樽の歴史的建造物に指定されています。

<基本情報>
住所:北海道小樽市信香町2番2号
電話番号:0134-21-2390
見学可能時間:9:05〜5:30
定休日:なし
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23.レトロな建築美「カトリック小樽教会 富岡聖堂」

23.レトロな建築美「カトリック小樽教会 富岡聖堂」

提供元:小樽市産業港湾部観光振興室

https://www.city.otaru.lg.jp/kankou/eizo_gazo/libr…地図を見る

小樽市内の高台にある「カトリック小樽教会 富岡聖堂(旧名:カトリック富岡教会)」は、1929年に献堂。小樽市歴史的建造物にも指定された、レトロなゴシック様式の建物が人気の観光スポットです。

2階にある聖堂は一般に開放されており、自由に見学、写真撮影が可能。色ガラスがはめ込まれた窓や扉や椅子に施された細工など、内部の細かな作りも必見です。

<基本情報>
住所:北海道小樽市富岡1-21-25
電話番号:0134-22-2587
営業時間:9:00〜17:00(見学自由)
アクセス:
JR小樽駅から徒歩約15分
小樽ICから車で約20分

24.四季折々の景色に癒される「天上寺」

24.四季折々の景色に癒される「天上寺」
月宮 うさ

見ごろはゴールデンウィーク!桜色の風景を巡る春の小樽観光by 月宮 うさ

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1890年に建てられた本堂が、小樽市指定歴史的建造物にも指定されている「天上寺」。5月上旬には約30本のソメイヨシノが境内をピンク色に染める美しい風景に出会える、桜の名所です。JR南小樽駅から徒歩圏内なので、散策がてら立ち寄るのもおすすめ。

長野県の善光寺の外観を模して造られた本堂は必見。入母屋妻入り造りで、軒下には裳階(もこし)が付けられています。紅葉の季節には、落ち着いた佇まいの本堂と周囲の紅葉のコントラストが絶妙です。

<基本情報>
住所:北海道小樽市入船4丁目32番1号
電話番号:0134-23-0975
参拝時間:8:00〜17:00
アクセス:
JR南小樽駅から徒歩約15分
​JR小樽駅から車で約8分 この写真の記事を見る ≫

25.幻想的な冬の風物詩「小樽雪あかりの路」

25.幻想的な冬の風物詩「小樽雪あかりの路」

幻想的な冬の風物詩!温もりあふれる「小樽雪あかりの路」

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2月の小樽を舞台に開催される「小樽雪あかりの路」は、舞い落ちる雪と燈火が旅人を幻想的な世界へ誘うイベント。小樽運河や旧国鉄手宮線など、市内数十か所の会場に雪のオブジェが設営され、暖かみのあるスノーキャンドルが灯ります。

浮き玉キャンドルが浮かぶ運河は、ロマンティックな雰囲気で人気のフォトスポットです。特に風がなく深々と雪が降る日の夜は、絶好の観光日和。雪の結晶は平たく光を反射するので、キャンドルの灯りや月明かりに照らされ光り輝き、さらに美しい夜景が鑑賞できます。 この写真の記事を見る ≫

26.小樽マリーナを一望「ウイングベイ小樽」

26.小樽マリーナを一望「ウイングベイ小樽」
ろぼたん

札幌から日帰りで楽しめる!! 初めての小樽攻略ガイド!!by ろぼたん

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小樽港マリーナを一望する眺めを堪能するなら、JR小樽築港駅直結の大型ショッピングモール「ウィングベイ小樽」を訪れてみるのはいかがでしょうか?暖かい季節なら目の前の築港臨海公園の散策、寒い時期にはウィングベイ小樽の建物内や駐車場からの眺めを楽しめる絶好のハーバービューポイントです。

周辺にはJR南小樽駅からわずか1駅3分、札幌からはわずか30分とは思えない港町が広がっています。「ウィングベイ小樽」内にはフードコートやシネコンなどがあり、ゆったりデートを楽しむこともできますよ。

<基本情報>
住所:北海道小樽市築港11番
電話番号:0134-21-5000
営業時間:10:00〜20:00 (一部店舗を除く)
アクセス:JR小樽築港駅から直結 この写真の記事を見る ≫

27.小樽の街を横から眺める「毛無山展望所」

27.小樽の街を横から眺める「毛無山展望所」

小樽の街と海を見下ろそう!写真に収めたい絶景スポット5選

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「毛無山展望所」は、小樽市から赤井川村へと向かう国道393号線の途中にある展望台です。夜景や夕日が美しいスポットとしても知られているので、昼夜を問わず多くの観光客で賑わっています。

小樽天狗山が小樽の街を真後ろから見下ろすことができる場所だとすれば、「毛無山展望所」は横から見下ろすような感覚。なかなか見ることができない角度からの景色が楽しめますよ。

<基本情報>
住所:北海道小樽市天神4-1
電話番号:0134-32-4111(小樽市観光振興室)
アクセス:
JR小樽駅から車で約40分
朝里ICから車で約15分 この写真の記事を見る ≫

28.ループ橋も見どころの緑豊かな「朝里ダム」

28.ループ橋も見どころの緑豊かな「朝里ダム」

定山渓〜小樽間の爽快ドライブ!「定山渓レイクライン」の絶景ルート

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「朝里(あさり)ダム」は堤高73.9mの重力式コンクリートダムです。朝里川温泉からすぐの場所にあり、ダムへ向かうまでにぐるっと360°カーブするループ橋(朝里大橋)を渡ります。ダムの堤頂部に入ることができ、上からの眺めは最高!ループ橋、ダム湖、日本海を一望することができます。秋は紅葉の名所としても有名なんですよ。

この北海道道1号線「定山渓レイクライン」は小樽市〜定山渓温泉を結ぶ絶景ルート。レンタカーを借りて、札幌へ向かうこんなドライブもいいですね!

<基本情報>
住所:北海道小樽市朝里川温泉2丁目
アクセス:JR南小樽駅から車で約15分 この写真の記事を見る ≫

海と運河が小樽観光のポイント!

海と港を中心に栄えた小樽。港からの積荷を倉庫まで運ぶのに使われたのが小樽運河でした。当時の面影を残す運河は小樽の観光名所としてあまりにも有名ですが、昼と夜、季節によっても印象が変わるので、何度か足を運んでみるのがおすすめです。

ゆくゆくは北海道新幹線もやってくる小樽の街。その頃になってもきっと、今のレトロモダンな街並みは変わることがないでしょう。国内外の観光客を惹きつけてやまないその魅力を、ぜひ現地でご堪能ください。

(文:トラベルjp 編集部 佐藤

2024年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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