日本の真ん中に位置する岐阜県は、飛騨山脈を擁する自然豊かな県で、観光資源が盛り沢山。大ヒット映画『君の名は。』の舞台「飛騨古川」や世界遺産「白川郷」、朝市も楽しい「飛騨高山」、極上のブランド牛「飛騨牛」、天下の名湯「下呂温泉」などが代表的。また、日本の原風景が色濃く残る町は外国人観光客からも大人気なんです。
ここでは、中部地方出身のトラベルjp 編集部 赤木が岐阜観光厳選スポットをご紹介します。
岐阜県・飛騨高山で一番人気の観光スポットの「さんまち(古い街並み)」とは、高山市街の中心、上一之町・上二之町・上三之町と、下一之町・下二之町・下三之町の町並みの総称です。
さんまちには古い建物がたくさん並び、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような雰囲気。春と秋に開催される高山祭は約400年の歴史があり、たくさんの観光客で賑わいます。
<基本情報>
住所:岐阜県高山市上三之町ほか
アクセス:JR高山駅から徒歩15分
この写真の記事を見る ≫
岐阜県高山市は江戸時代の歴史・文化を肌で感じることができる日本屈指の観光名所。城下町として栄えた町並みは、多くの観光客を魅了しています。中でも見逃せない観光スポットは「高山陣屋」。江戸時代に官公庁の役目を果たしていた陣屋で、現在その姿を当時のまま残しているのはここだけなんです。
3000坪を超える敷地には数々の見どころがあるため、観光の際は予約制のガイドツアーを利用するのがおすすめです。
<基本情報>
住所:岐阜県高山市八軒町1-5
電話番号:0577-32-0643
アクセス:JR高山駅から徒歩10分
この写真の記事を見る ≫
岐阜・飛騨高山で有名な「朝市」は、市内を流れる宮川沿いで行われている「宮川朝市」と、陣屋前広場で行われている「陣屋前朝市」の2ヶ所で開催され、観光客に大人気。
宮川朝市は午前7時から12時まで毎日開催され、白いテントが40店舗ほど並び、新鮮な野菜や果物、漬物や生花、手作りの雑貨や民芸品などが売られています。高山ならではの朝市の風情を味わってみましょう。
<宮川朝市の基本情報>
住所:岐阜県高山市下三之町
アクセス:JR高山駅から徒歩10分
この写真の記事を見る ≫
高山市の東端・標高900mの位置にあるのが「飛騨大鍾乳洞」。日本一高い場所に位置する観光鍾乳洞で、ここの全長はおよそ800m。洞内は3つのブロックに分かれていて、それぞれ異なった趣があります。
第1洞は比較的広く、様々な色の照明でライトアップされた幻想的な空間。繊細な鍾乳石が多いのもこの第1洞の特徴です。神秘的な竜宮の夜景や夢の宮殿、ストローと呼ばれる白い鍾乳管が無数に垂れ下がる中千本は必見。
<基本情報>
住所:岐阜県高山市丹生川町日面1147
電話番号:0577-79-2211
アクセス:JR高山駅から車で約40分
この写真の記事を見る ≫
高山市の山間部には多数の温泉があり、「奥飛騨温泉郷」と呼ばれます。平湯・福地・新平湯・栃尾・新穂高の5つの温泉地で構成され、豊かな自然を感じながらの入浴が楽しめます。
露天風呂が沢山ある事から、露天風呂天国と呼ばれる新穂高温泉はもちろん、他の温泉にも露天風呂が多く、冬には雪見露天風呂が楽しめます。
<基本情報>
電話番号:0578-89-2614(奥飛騨温泉郷観光協会)
アクセス:高山濃飛バスセンターから平湯バスターミナルまで約60分
この写真の記事を見る ≫
観光で北アルプスの壮大な景色を楽しむなら、「新穂高ロープウェイ」西穂高口駅にある、標高2,156mの展望デッキがおすすめ。西穂高口駅へは、起点の新穂高温泉駅から第1・第2ロープウェイを乗り継ぎ20分ほどで行くことができるんです。
新穂高ロープウェイの山頂・西穂高口駅にある屋上展望台から眺める北アルプスの景色は、日本のマッターホルンとも呼ばれる槍ヶ岳を筆頭に笠ヶ岳や北穂高岳など、標高3000m級の山々が連なり、まさに圧巻!
<基本情報>
住所:岐阜県高山市奥飛騨温泉郷新穂高温泉
電話番号:0578-89-2252
アクセス:高山濃飛バスセンターから平湯経由で約100分
この写真の記事を見る ≫
高山の奥座敷とも呼ばれる飛騨古川。2016年公開の映画『君の名は』に登場した飛騨古川駅をはじめ、聖地巡礼先としても人気のエリアです。
「瀬戸川と白壁土蔵街」は飛騨古川を代表する観光スポット。約500m続く白壁土蔵街を背に色とりどりの鯉が優雅に瀬戸川を泳ぐ光景はとても情緒があります。円光寺や本光寺、真宗寺などの歴史あるお寺や手作り和ろうそくの老舗店と一緒に巡ってみましょう。
<基本情報>
住所:岐阜県飛騨市古川町壱之町
電話番号:0577-73-2111(飛騨市商工観光部観光課)
アクセス:JR飛騨古川駅から徒歩5分
日本三名泉の一つ「下呂温泉」は美肌の湯として有名です。アルカリ性単純温泉で、無色のお湯は触れると少しとろりとする、まろやかな質感です。下呂の街は優しい情緒の温泉街で、のんびり散策を楽しむのもおすすめ。温泉スイーツを満喫したり足湯スポットも充実しています。
昼は飛騨川や飛騨の山々の風景を、夜は温泉街の夜景を、露天風呂からゆったり楽しむのもいいですね。
<基本情報>
住所:岐阜県下呂市
電話番号:0576-24-1000(一般社団法人 下呂温泉観光協会)
アクセス:JR高山駅から電車で約45分
この写真の記事を見る ≫
ユネスコ世界文化遺産に登録されている「白川郷」は岐阜県の庄川流域の呼称で、合掌造りという日本の原風景を今に伝えています。最も大きい家屋の和田家は、国の重要文化財に指定されている内部見学ができる観光スポットです。
集落の北東部にある城山展望台(萩町城跡)からは新緑や紅葉、雪景色の合掌集落を見渡すことができます。季節ごとに表情を変える白川郷ですが、純白の雪に覆われ、夜にはライトアップも行われる冬は特に幻想的な風景を見られます。
<基本情報>
住所:岐阜県大野郡白川村鳩谷
アクセス:高山濃飛バスセンターからバスで約50分
この写真の記事を見る ≫
岐阜・長野県境にある「乗鞍岳剣ヶ峰」は、わずか90分ほど登るだけで山頂に立てるお手軽登山が魅力の山です。飛騨高山と奥飛騨温泉郷の中間に位置し、アクセスのしやすさも魅力。
乗鞍岳の山頂3026mの高さから見る風景は、登山の疲れを一瞬で吹き飛ばします。登山を終えてバスで平湯バスターミナルに戻ったら、温泉で疲れを癒すこともできますよ。
<基本情報>
電話番号:0577-78-2345(飛騨乗鞍観光協会)
アクセス:ほおのき平駐車場または平湯バスターミナルから乗鞍スカイライン・シャトルバスに乗車
この写真の記事を見る ≫
岐阜県の中部にある郡上市八幡町は、夏に行われる“郡上踊り”が有名な観光地。清流長良川に注ぐ吉田川沿いに開けた城下町は、町の至るところに清らかな水が流れ、鮎などの川魚料理が楽しめるお店が多く点在しています。
道路の両脇に水路が流れ、絶えず水が流れる音が聞こえるほど水に囲まれた町の中心地から、少し離れたところにある路地「やなか水のこみち」。玉砂利が敷き詰められた道と水路、大きな家屋敷と柳の木。郡上八幡で必ず訪れたい観光スポットのひとつです。
<基本情報>
住所:岐阜県郡上市八幡町新町
電話番号:0575-67-0002(郡上八幡観光協会)
アクセス:郡上八幡ICから車で約5分
この写真の記事を見る ≫
美濃和紙の産地として有名な美濃市には、国の伝統的建造物群保存地区に選定される「うだつの上がる町並み」があります。うだつとは、屋根の両端にある防火壁のことで、一段高くすることで隣の家に火が燃え移るのを防ぐ役割をしています。
裕福でないと上げることができなかったうだつ。家によってデザインが異なるので、観光しながら比べて見てみると面白いですよ。毎年秋にはあかりアート展が2日間にわたって開催されます。
<基本情報>
住所:岐阜県美濃市加治屋町1959-1
電話番号:0575-35-3660(美濃市観光協会)
アクセス:長良川鉄道美濃市駅から徒歩10分
この写真の記事を見る ≫
岐阜県関市にある“モネの代表『睡蓮』”のようと称され一躍有名になった通称「モネの池」。透明度の高い湧水に咲く睡蓮がとても美しいスポットです。
池にはたくさんの鯉が泳いでおり、ハート模様がある鯉や頭に“victory”の“v”の字がある必勝祈願の鯉、全身金色の金運アップの鯉など、効果はわかりませんが有難い鯉を見つけるのも楽しみの一つとなっています。特に初夏の睡蓮の花が咲く時期には絶景が見られると人気です。
<基本情報>
住所:岐阜県関市板取白谷
電話番号:0581-57-2111(板取事務所)
アクセス:バス停モネの池前下車、徒歩150m
この写真の記事を見る ≫
関の孫六で有名な岐阜県関市の観光スポット「関鍛冶伝承館」の館内では日本刀の歴史が紹介され、刀工名人による古式日本刀作刀工程実演が見学できます。
実演では、伝統の日本刀鍛錬で“トン・トン・チーン”と刀工達の槌音が響きます。1300℃の炉から飛び散る火花、勇壮さと整然さ、刀匠が全神経を集中する日本刀の作刀鍛錬は、刀剣女子ならずとも必見です。
<基本情報>
住所:岐阜県関市南春日町9番地1
電話番号:0575-23-3825
アクセス:長良川鉄道せきてらす前駅から徒歩5分
この写真の記事を見る ≫
岐阜県養老町の養老山麓には自然の地形を生かした養老公園がありますが、ここで必見なのが滝の水が酒に変わったという伝説が残る「養老の滝」です。日本の滝百選にも選定されている、高さ30m、幅約4mの名瀑です。付近にある菊水泉と共に日本の名水百選にも指定されるほど、水が美しいことでも知られています。
養老公園内には巨大な体験型アート作品の養老天命反転地もあり、まるで不思議の世界へ迷い込んだような気持ちを味わえます。
<基本情報>
住所:岐阜県養老郡養老町高林1298-2
アクセス:
養老鉄道養老駅から徒歩10分
養老ICから車で約10分
この写真の記事を見る ≫
岐阜県大垣市墨俣(すのまた)町、長良川のほとりに立つ「墨俣一夜城」は、平成3年4月に開館した比較的新しいお城。もともとこの地には、織田信長の美濃侵攻の際に豊臣秀吉が一夜にして建てたと言われる砦“墨俣城”がありました。
現在は天守閣のある城郭として建てられており、城内は豊臣秀吉関連の資料館として公開されています。城の入り口には豊臣秀吉の像が鎮座しており、この地が豊臣秀吉と深いつながりがあることがうかがい知れますね。
<基本情報>
住所:岐阜県大垣市墨俣町墨俣1742-1
電話番号:0584-62-3322
アクセス:バス停「墨俣」から徒歩12分
この写真の記事を見る ≫
「岐阜城」は金華山山頂にそびえる山城で、岐阜県屈指の絶景スポット。戦国時代には斎藤道三の居城として、小説『国盗り物語』の題材としても取り上げられています。その後、織田信長がこの城を攻略し城主となり、この地で信長は天下布武の名の下に天下統一を目指します。
現在の城は、1956年に復興され、鉄筋コンクリート造り3層4階構造で、岐阜市のシンボルとなっています。夜景のきれいなスポットとしても有名。
<基本情報>
住所:岐阜県岐阜市金華山天守閣18
電話番号:058-263-4853
アクセス:バス停「岐阜公園歴史博物館前」下車、徒歩3分のロープウェーのりばから山頂まで約4分
この写真の記事を見る ≫
日本歴史遺産の第1号に登録された岐阜市。岐阜城がそびえる金華山の麓には緑あふれる岐阜公園が広がっています。岐阜公園の南端近くにある「岐阜市歴史博物館」では、岐阜市の歴史や伝統工芸品が紹介されています。
信長時代の楽市場を原寸大で復元した展示コーナーは、まさに戦国時代へタイムスリップしたかのよう。気軽に戦国時代の衣装を着ることができるコーナーもあるので、親子で信長の時代を体験して楽しめます。
<基本情報>
住所:岐阜県岐阜市大宮町2丁目18-1(岐阜公園内)
電話番号:058-265-0010
アクセス:バス停「岐阜公園歴史博物館前」から徒歩5分
この写真の記事を見る ≫
岐阜市の夏の風物詩といえば、約1300年前より今に伝わる古典漁法「鵜飼」です。「長良川」の川べりで鵜飼を見学するという人も多いようですが、それでは暗闇に浮かぶ篝火の様子しか見えません。鮎を捕らえる鵜と手綱を操る鵜匠の一体の妙技は、観光船に乗って間近で楽しむのが絶対におすすめ!黄昏時に、長良川をゆらゆらと進む観光船は夕涼みに最高です。
織田信長や徳川家康も見て楽しんだといわれる鵜飼は、絶対に体感したい観光スポットと言えるでしょう。
<岐阜市鵜飼観覧船事務所の基本情報>
住所:岐阜県岐阜市湊町1-2
電話番号:058-262-0104
アクセス:バス停「長良橋」から徒歩1分
この写真の記事を見る ≫
商店街活性化のモデルケースとしてメディアに取り上げられることも多い、岐阜県の柳ヶ瀬商店街。その活性化の拠点とも言えるのが、若いクリエーターたちの集まる「やながせ倉庫」です。
築50年の古い空きビルを改装して作られたアパートメント型の複合ビルで、各店舗の営業時間や定休日はまちまち。なんとも緩くて不思議な場所ですが、手作り雑貨のお店が多いので、自分だけのお宝を探したい雑貨好きには堪らないスポットです。
<基本情報>
住所:岐阜県岐阜市弥生町10金川ビル
電話番号:058-265-2123
アクセス:JR岐阜駅から徒歩20分
この写真の記事を見る ≫
岐阜・金華山ドライブウェイの起点、岩戸公園の傍にある「岩戸弘法弘峰寺」。岩戸弘法は奥行き18mの岩窟に囲まれた本堂で、両部曼荼羅の世界を表現しています。
本堂左手の洞窟の奥には“胎蔵界大日如来”が鎮座しています。大日如来は宇宙そのもの、森羅万象の祖であり、すべての命あるものは大日如来から生まれたとされています。この岩窟は胎蔵界曼荼羅を表し、母親の母胎のように優しさに包み込まれる様を意味します。
<基本情報>
住所:岐阜県岐阜市長森岩戸944-99
電話番号:058-245-6621
アクセス:バス停「東興町」または「北一色」から徒歩15分
この写真の記事を見る ≫
中山道の43番目の宿場町「馬籠宿」は、以前は長野県の宿場町だったのですが、2005年に岐阜県中津川市と越県合併されました。もちろん岐阜県になっても、「馬籠宿」の魅力は変わらず残されており、石畳の坂道の両側に、土産物屋やそば屋、民宿などが立ち並んだ賑やかな雰囲気が味わえる宿場町です。
馬籠宿のちょうど中間地点にある馬籠茶屋は観光の合間の休憩にピッタリ。五平餅やおやきの食べ歩きも楽しめます。
<基本情報>
住所:岐阜県中津川市馬籠
電話番号:0573-69-2336(馬籠観光協会)
アクセス:バス停「馬籠」下車、中津川ICから車で約20分
この写真の記事を見る ≫
岐阜県南東部に位置する中津川市には、「付知峡」という美しい峡谷があります。水の透明度が非常に高く、下流の付知川は鮎釣りの名所として有名です。その美しい付知峡の中でも、特に話題を集めている絶景スポットが不動滝。エメラルドグリーンの滝壺は雑誌などでも取り上げられ、近年人気が急上昇しています。
周辺は付知峡遊歩道として整備されているので散策を楽しむこともできます。
<基本情報>
住所:岐阜県中津川市付知町1区下浦地内
電話番号:0573-82-4737(付知町観光協会)
アクセス:中央道中津川ICから車で約50分
この写真の記事を見る ≫
国道からそれほど遠くないにもかかわらず静けさが広がる「永保寺」。臨済宗南禅寺派の寺院で創建は1313年という歴史あるお寺です。僧堂では雲水が禅の修行に励むことも多く、修業中はお寺の入り口に“修業中につき私語厳禁”の注意書きが掲示されます。一般の方も修業の雰囲気を坐禅にて体験することができますよ。
庭園は鎌倉時代から南北朝時代の高名な夢窓国師の造形で国の名勝にも指定。国宝と名勝を一度に観光できる心落ち着くお寺です。
<基本情報>
住所:岐阜県多治見市虎渓山町1丁目-40
電話番号:0572-22-0351
アクセス:バス停「虎渓山(こけいざん)」から徒歩5分
この写真の記事を見る ≫
2016年6月、モザイクタイル発祥の地 多治見市笠原町に“まちとタイルの新しい風景”をコンセプトとした「モザイクタイルミュージア厶」がオープン。じゃがいものような外観は、タイルの原料となる粘土山をイメージして作られています。
ここの設計デザインを手がけたのは、人気建築家・藤森照信氏。笠原町は茶碗で発展してきた町でもあることから、外壁にはカラフルな茶碗のかけらとタイルの両方が埋め込まれています。
<基本情報>
住所:岐阜県多治見市笠原町2082-5
電話番号:0572-43-5101
アクセス:バス停「モザイクタイルミュージアム」下車
この写真の記事を見る ≫
岐阜県恵那市と中津川市をまたぐ景勝地「恵那峡」。大正9年に地理学者の志賀重昴によって命名された四季折々の渓谷美が美しいスポットです。恵那峡遊覧船・恵那峡クルーズに乗船すれば、峡谷の両側に断崖絶壁が広がる迫力満点の景色を楽しめます。
数々の奇岩や怪石を見ることができますが、恵那峡ワンダーランドの大観覧車や恵那峡大橋などの見所も。
<基本情報>
住所:岐阜県恵那市大井町恵那峡
電話番号:0573-25-4058(恵那市観光協会)
アクセス:バス停「恵那峡」下車、恵那ICから車で約10分
この写真の記事を見る ≫
日本有数の焼き物の産地、岐阜県東濃地方。多治見市・土岐市・瑞浪市は現在でも多くの窯が残り、美濃焼を地場産業として栄えてきました。千利休が好んだ瀬戸黒や古田織部の好みを色濃く反映した織部なども、この地で作られ、長い焼き物文化の歴史を持つ地域です。
陶町大川にある「八王子神社」は別名“狛犬神社”とも呼ばれ、たくさんの狛犬が奉納されています。鳥居の隣に鎮座する巨大な狛犬は迫力満点!
<基本情報>
住所:岐阜県恵那市明智町1400-1
電話番号:0573-54-2345
アクセス:明知鉄道明智駅から徒歩6分
この写真の記事を見る ≫
「岩村城」は、戦国時代に聡明な女城主が守り通した城としても知られています。標高717mの地に本丸があり、諸藩の居城の中では最も高地にある山城。明治の廃城令により石垣以外は残っていませんが、大変見ごたえのある観光スポットです。
別名“霧が城”とも呼ばれるほど霧の発生しやすい箇所にあり、霧に包まれるとより幻想さが増します。歴史ある城下町も風情があり、岩村駅から続く岩村本通は、国の重要伝統的建造物郡保存地区に選定されています。
<基本情報>
住所:岐阜県恵那市岩村町字城山
電話番号:0573-43-3231(恵那市観光協会岩村支部)
アクセス:明知鉄道岩村駅から徒歩60分
この写真の記事を見る ≫
岐阜県海津市平田町にある「おちょぼさん」。正式名称は「千代保稲荷神社」といって室町時代の豪族・森八海(もりはっかい)が、先祖の霊を“千代に保つため”にこの神社を造ったことが始まりといわれています。
商売繁盛・家内安全の神様として広く信仰され、多くの参拝客が訪れます。参拝客数は年間、なんと約200万人にのぼります。週末や月末は参道も賑やかになり、お正月には身動きが取れないほどの混雑ぶりです。
<基本情報>
住所:岐阜県海津市平田町三郷1980
電話番号:0584-66-2613
アクセス:バス停「お千代保稲荷」下車、羽島ICから車で約15分
「関ヶ原ウォーランド」は約1万坪という広い園内で人形を使って、関ヶ原の戦いを再現したテーマパークです。人形を作ったのは浅野祥雲という有名なコンクリート人形作家で、愛知県の五色園や桃太郎神社、そしてここ関ヶ原ウォーランドが三大聖地として有名です。
本格的な甲冑をきて、園内で撮影ができるレンタル甲冑撮影では模造刀や火縄銃のオプションもあり本格的なコスプレが楽しめます。お子様用の軽量タイプもあるので家族での撮影にも!
<基本情報>
住所:岐阜県不破郡関ケ原町関ケ原1701-6
電話番号:0584-43-1177
アクセス:関ヶ原ICから車で約10分
この写真の記事を見る ≫
2016年「第2回ジャパン・ツーリズム・アワード」(主催:日本観光振興協会・日本旅行業協会)で、飛騨高山国際誘客協議会の「官民協働での外国人観光客の誘致・受入」が大賞を受賞!これは、外国人旅行者をひきつける、地道で息の長い取り組みが認められた結果です。
日本で普通に暮らしていると、あまり意識することはないかもしれませんが、実は岐阜県には「飛騨高山」に限らず、古き良き日本を感じられる観光スポットが沢山あるんです。「白川郷」「郡上八幡」「馬籠宿」など、昔ながらの伝統を引き継ぎ、きちんと保存された観光地が多いので、どこへ行っても懐かしい日本の原風景が広がっています。
外国人旅行者も認める“ニッポン”の原風景を探しに岐阜へ、Let’s go!
(文:トラベルjp 編集部 赤木)
2024年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2025/2/10更新)
- 広告 -