イギリス旅行といえばまずロンドンが思い浮かぶかもしれませんが、地方の町にこそ英国らしい魅力が詰まっています。
イギリスの文化を体感したいのであれば、地方の町に宿泊してみることをおすすめします。かつて文豪や画家、貴族が暮らした歴史的な町に滞在をすれば、タイムスリップしたような感覚を味わえること間違いなしですよ!
それでは人気の観光地に立つ、こだわりホテル7選を紹介します。
英国のテキスタイルにあこがれる人なら誰しもが知る、老舗ブランドのローラアシュレイ。同社が手掛ける「ローラアシュレイ ベストフィールズ」は人気観光地の湖水地方ウィンダミアにあります。1845年築のエレガントな外観をもつホテルの前には、ひろびろとした庭園が、その先には湖が広がります。
客室は壁紙から家具、照明、ドアノブ、小物に至るまで全てローラアシュレイで統一されており、洗練された内装は自宅のインテリアの参考にもなります。また、地元の天然水やオーガニックのバスアメニティが用意されており、細部までこだわったサービスが提供されています。
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ロンドン郊外の自然豊かなリッチモンドに立つ「ピーターシャムホテル」。ロンドン市内とヒースロー空港の中間に立地しており、リッチモンド駅からはバスで約10分の距離にあります。1965年に創業されたこのホテルは、ビクトリア様式の重厚かつ華やかな外観です。周囲には画家ターナーも愛したテムズ川や牧草地が広がる、さながら絵画のような風景があります。
客室はクラシカルな趣きがあり、エレガントな柄の壁紙や絵画がかけられるなど、とても英国らしい雰囲気です。さらに部屋によっては窓からふんだんの光が入り、素晴らしい景色が望めます。
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「ファルコン ホテル」英国ストラトフォード・アポン・エイボンに現存する中世の旅籠by Lady Masala
地図を見るシェークスピアゆかりの地、ストラトフォード・アポン・エイボンに立つ「ファルコン ホテル」。16世紀に建てられたといわれるテューダー様式の建物はかつて旅籠でした。その伝統に倣い、現在も1Fにラウンジやパブを備え、2Fが宿泊施設となっています。
ホテルは新館と旧館に分かれており、フロントのある新館はモダンに改装をされている一方で、旧館の客室はシェークスピアが暮らした時代の構造をそのまま活かしており、木製の梁と土壁に囲まれています。歴史建築ではあるものの、水周りは新式のものを取り入れるなど、新旧のよいところを取り入れた英国らしい発想のホテルです。
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英国北部スコットランドの中心地エディンバラに立つ「ザ・プリンシパル・エディンバラ・ジョージストリート」。ホテルの立つジョージ通りは18世紀から19世紀の重厚な建物が立ち並び、世界遺産にも登録されています。さらに旧市街地やエディンバラ城へのアクセスがよく、カフェやレストランも周辺にたくさんある便利なロケーションです。
客室はシックな雰囲気でありながら、キルトなども使用されており地元らしさが感じられます。バスタブ付きの浴室(英国ではシャワールームのみのホテルが多い)があるので、湯船につかることのできる日本人にはありがたいホテルです。
イングランド南東部の競馬場で有名なアスコットに立地をする、馬をテーマにしたラグジュアリーホテルの「コワース パーク」。240エーカー(東京ドーム約20個分)におよぶ広大な敷地に、宿泊施設が点在します。本館のほかに、厩舎を改築した棟や納屋を改装したコテージなど個性的な部屋が用意されています。
ホテル内は“馬”をモチーフにした絵画やベッドリネン、食器などのインテリアがここそこに見られます。客室はさまざまなコンセプトで設計されており、木の枝をイメージしたベッドのある客室では、備品もナチュラルな素材で作られたものが置かれています。乗馬体験やSPAなどの施設も充実しており、家族連れでも楽しむことができます。
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イングランド中部の丘陵地帯、コッツウォルズ地方に立つ「ワットリー・マナー」は19世紀に海軍少尉の邸宅として建てられました。周辺は自然あふれる環境で、バラの香る庭や羊が放牧される草原、小川のほとりを散策しながらのんびりとした時間を過ごせます。併設するレストラン「ザ・ダイニング・ルーム」はミシュランに2つ星として掲載されており、食事にも満足できること間違いなしです。
全23室の客室はそれぞれに異なりますが、アンティーク家具や装飾が英国貴族の邸宅を思わせるゴージャスな内装です。全英のスパランキングトップ10に入るスパも備えた、究極のリラックス空間です。
イングランド西部の世界遺産の街バース(Bathの語源)に立つ「アビー ホテル」。バースの見所ローマン・バス(古代ローマ人の浴場跡)やバース・アビー(寺院)が徒歩約5分と便利な場所に立地します。
建物は、華美ではないアパートメントのような外観とカジュアルな内装の機能的なホテルです。客室はそれぞれデザインが異なりますが、暖色のインテリアで温かみがあり、天井が高く、窓も大きく取られているので、広く感じられます。
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観光地の昼間はデイトリップの観光客でにぎわいます。ホテルに滞在をすれば人の少ない夜や早朝の町をゆっくりと眺めることができる上、写真も撮りやすくなるのでおすすめです。注意していただきたいのは、行き先が小さな町の場合は必ずしもアクセスが良くないので、レンタカーなどの交通手段も検討してみてくださいね。
それではどうかよい旅を!
2018年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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