更新日:2025/04/08 11:54
視界一面に広がるお茶畑に水平線が眩しい静岡県は、多種多様な気候と地形に恵まれています。浜松を含む西静岡は、浜名湖や御前崎など海の恵みを堪能できるうえに牧之原台地周辺で育まれたお茶文化も魅力。名所が広範囲に広がっているので、移動手段は車のほうが好きなように巡ることができ、寄り道も自由自在です。その際に定額の高速乗り放題プランを利用すれば、首都圏からも気軽にドライブできますよ!(PR)
写真:浅井 みら野
広い静岡県内をドライブするのに心強いのが「速旅」というプラン。個人向けETCカードを持っていれば誰でも利用することができ、事前にウェブサイトから申し込むだけで静岡県内の高速道路が定額で乗り降り自由になります。
最大2日間利用できるので、週末を使った1泊2日間の旅行でも適用。普段は高速道路を使わない短距離でも速旅なら気にせず使えるので、時間が短縮になった分、より多くの場所に訪れることができます。
写真:浅井 みら野
今回、速旅を使って訪れるのが静岡の西エリア。1日目は東京から東名高速道路と新東名高速道路を経由して島田金谷ICへ移動し、日本三大茶の1つ、静岡茶で有名な島田市を巡ります。そこから浜松いなさICへ移動し、郷土食を食べたり、神秘の大鍾乳洞と呼ばれる竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)を探検したり。最後は浜名湖の景色が一望できるかんざんじ温泉に宿泊です。
2日目は浜名湖散策からスタート。浜名湖ガーデンパークで四季折々の草木を堪能し、うなぎパイファクトリーで長年愛されている地元銘菓の秘密に接近。その後は東名高速道路の浜松西ICから掛川ICへ移動し、掛川花鳥園で愛くるしい鳥の姿にほっこりしたら、相良牧之原IC経由で御前崎の新鮮な海鮮を堪能。最後は灯台や砂丘など海沿いの景色で締めくくり、相良牧之原ICから東京に戻るといった、まさに2日間で静岡県の花鳥風月を満喫するドライブコースです。
写真:浅井 みら野
地図を見る1日目はまずレンタカーショップへ。速旅はETCさえあればマイカーはもちろんレンタカーでも利用可能です。マイカーを持っていない人でも利用できるのはうれしいですね!そこで今回は東京からレンタカーを借りて旅をしてみました。
レンタカーは事前にインターネットで予約ができるので、自宅近くの営業所へ向かうだけ。当日は運転免許証を提示して最終確認を行います。ちなみに速旅は、高速道路の利用を開始する前までに申し込みが必要なので注意しましょう。レンタカーを借りる前に申し込むことも可能です。
写真:浅井 みら野
地図を見るその日にレンタルする車の簡単な説明を受け、車体の傷の有無も確認。今回は高速道路を運転するので、速旅の申込みの際に登録したETCカードの挿入もお忘れなく。準備ができたら、いよいよ出発です。
写真:浅井 みら野
毎回いろいろな車を運転できるのがレンタカーの魅力。ドキドキワクワクしながら、いざ静岡へ!
ちなみに今回は東京からのロングドライブですが、飛行機で静岡県を訪れる方には、レンタカーを利用したお得なキャンペーンがあるのでぜひチェックしてみてください!
写真:浅井 みら野
地図を見る東京から約3時間、「ふじのくに茶の都ミュージアム」に到着です。館内には静岡とお茶の歴史だけでなく、お茶の文化についても展示されています。
写真:浅井 みら野
地図を見る特に60種類にも及ぶ茶葉は直接触れられ、香りも嗅げるなど五感で楽しめるのが魅力。日本庭園を眺めながらの茶室も人気です。
<ふじのくに茶の都ミュージアムの基本情報>
住所:静岡県島田市金谷富士見町3053番地の2
電話番号:0547-46-5588
営業時間:9:00〜17:00(最終入館16:30)、茶室9:30〜16:00(最終入館15:30)
休館日:毎週火曜(祝日の場合は翌日休館)、年末年始
アクセス: 東名高速道路・相良牧之原ICより車で10分。新東名高速道路・島田金谷ICより車で13分
「大井川鐵道」はSLやアプト式電車の走る風光明媚な日本有数の山岳鉄道。沿線には古き良き日本の風景や奥大井の絶景車窓、秘境寸又峡温泉の夢の吊り橋など見どころも満載です。 この写真の記事を見る ≫
「蓬莱橋」は1879年1月13日に完成した、世界最長の木造橋で全長897.4mあります。「蓬莱」という名前の由来は牧之原を訪れた徳川家達が「ここは蓬莱、宝の山だ」と言ったことから。この蓬莱橋は1997年(平成9年)12月30日にギネスブックに「世界一の長さを誇る木造歩道橋」として認定されました。 この写真の記事を見る ≫
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地図を見るランチは豊かな森林に囲まれた「てんてんゴーしぶ川」で。この地域では五平餅がお祭りで食べられていたり、子供たちのおやつなどで長年親しまれてきました。炭火でじっくりと焼かれた五平餅は香ばしく、ふっくらもっちりな食感が特徴。
写真:浅井 みら野
3日前に予約すれば、食材を施設側が用意するサービス「手ぶらでBBQ」もできますよ。
<てんてんゴーしぶ川の基本情報>
住所:静岡県浜松市北区引佐町渋川237-1
電話番号:053-545-0452
営業時間: 11:00〜13:30
定休日:不定休
アクセス: 三遠南信道・渋川寺野ICより車で7分(浜松方面からのみ利用可能)
写真:浅井 みら野
地図を見る東海地方で最大規模を誇る鍾乳洞「竜ヶ岩洞」。400mで洞窟内を一周するコースは、石柱のカーテンに囲まれたり、吹き抜けから流れ落ちる滝に圧倒されたりと地上では見られない景色が続々と登場。
写真:浅井 みら野
地図を見る1日目の終わりは、浜名湖が見渡せる「奥浜名湖展望公園」。知る人ぞ知るスポットで、360度に広がったパノラマビューは抜群の眺望です。
写真:浅井 みら野
地図を見るすぐ先には東名高速道路・浜名湖SA、かんざんじ温泉も一望できます。そのままこの日は、かんざんじ温泉で宿泊。塩分濃度の高い温泉は湯冷めしにくく、日頃の疲労もしっかりと癒してくれます。
<奥浜名湖展望公園の基本情報>
住所:静岡県浜松市北区細江町気賀
アクセス: 国道362号線沿いにある、奥浜名湖展望公園の看板が目印。竜ヶ岩洞より車で40分。
井伊直虎ゆかりの地!奥浜名湖「龍潭寺」by 麻生 のりこ
奥浜名湖エリアの名刹「龍潭寺」の歴史は古く、行基菩薩により奈良時代の天平5年(733年)に開山されたと伝わります。本堂の北側には国指定名勝の池泉観賞式庭園があり、季節や時間の移ろいとともに変化するのが魅力。
提供元:浜松・浜名湖観光情報サイト〜浜松だいすきネット〜
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浜松市郊外にある「はままつフルーツパーク時之栖」は、1年中フルーツ狩りができる複合施設。園内で人気のフルーツバイキングでは園内で採れた新鮮なフルーツをはじめ、普段なかなか食べることができないトロピカルフルーツをお腹いっぱい食べることができます。 この写真の記事を見る ≫
「方広寺」は浜松市の北、引佐町奥山にある歴史ある古刹。広い境内には五百羅漢が点在し、樹齢600年を超える大木や、パワースポットとも言われる130年も生きた大木の切り株などがあり、深山の中の静かなお寺といった趣きがあります。 この写真の記事を見る ≫
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2日目の始まりは、「かんざんじ温泉」から。せっかく訪れたなら地名の由来にもなった舘山寺や浜名湖の湖畔沿いも散策してみたいところ。舘山寺には縁結びで有名なお地蔵さんがいて、所狭しと奉納された絵馬から絶大な支持が伺えます。
写真:浅井 みら野
湖畔に架けられた「志ぶき橋」は朱色に染まった姿が印象的。浜名湖の青とのコントラストが際立ち、記念撮影にぴったりなスポットです。
写真:浅井 みら野
地図を見る地元の人たちも一年中訪れる「浜名湖ガーデンパーク」は、爽やかな空気漂う午前中の訪問がおすすめです。
写真:浅井 みら野
モネが造った庭をイメージした庭園では春から秋にかけて季節の花々が咲き誇り、まさに花の美術館という名前にぴったり。中心には存在感を放つ展望塔があり、50mの高さから浜名湖の全景が見渡せます。
<浜名湖ガーデンパークの基本情報>
住所:静岡県浜松市西区村櫛町5475-1
電話番号:053-488-1500
開園時間:8:30〜17:00(7・8月8:30〜18:00)
休園日:年末年始(12/29〜1/3)
アクセス:東名高速道路・浜松西ICより車で約25分
写真:浅井 みら野
地図を見る「うなぎパイファクトリー」では、浜松の名産品うなぎパイの製造工程を見学できます。自由見学なら予約不要ですが、事前予約をするとコンシェルジェによる案内が(どちらも無料)。実はうなぎパイは9,000層もの生地が重なっている……などのこだわりを教えてくれ、その徹底さはため息が出るほど。
写真:浅井 みら野
おみやげを買える直売店もあり、うなぎパイを使ったデザートが食べられるカフェはここだけです。
<うなぎパイファクトリーの基本情報>
住所: 静岡県浜松市西区大久保町748-51
電話番号:053-482-1765
開館時間: 9:30〜17:30(7・8月9:30〜18:00)、カフェのラストオーダー17:00
定休日:不定休
アクセス: 東名高速道路・浜松西ICより車で15分
平安時代、810年に弘法大師・空海が全国を修行しながら旅していた際、舘山を訪れた時に開創された「舘山寺」。近年では、恋愛成就や縁結びのパワースポットとしても注目を浴び、テレビや雑誌で取り上げられています。 この写真の記事を見る ≫
1960年より営業を開始した「かんざんじロープウェイ」。麓のかんざんじ駅から山頂の大草山駅まで距離723mを結び、2基のゴンドラが10分間隔で運行しています。かんざんじ駅には、子供たちが大好きな遊園地「浜名湖パルパル」が隣接しており、入園券と乗車券がセットになったチケットも販売されています。 この写真の記事を見る ≫
2017年にNHKで放映された大河ドラマ『おんな城主 直虎』の舞台となった静岡県浜松市。中には大河ドラマを見ていない、歴史はそこまで好きじゃない、という方もいるでしょう。「直虎歴史探訪クルーズ」は、そんな人でも楽しめるように、終始船長さんが軽快なトークで乗客を盛り上げてくれます。 この写真の記事を見る ≫
航空自衛隊浜松基地の中に航空自衛隊浜松広報館、通称「エアーパーク」があります。エアーパークは見て体験して楽しむ、航空自衛隊のテーマパークです。装備品やシミュレーター、シアターも完備された無料の施設で、航空自衛隊について理解を深めることができます。 この写真の記事を見る ≫
浜松には、かの有名な徳川家康がその若き日を過ごした「浜松城」があります。家康は29歳から45歳までの17年間、浜松城を居城としました。ここは、若き日の家康が野望を抱き、天下統一への礎を築いた、日本史上非常に重要な場所なのです。 この写真の記事を見る ≫
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地図を見る浜名湖から東へ約50分に位置する「掛川花鳥園」。広々とした温室に一歩足を踏み入れれば頭上を自由に羽ばたくインコに目を奪われ、鳥たちの楽園に迷い込んだようです。
写真:浅井 みら野
120種類の鳥ほとんどと触れ合え、自分の手で直接餌やりができるのが醍醐味。飲食スペースでは赤や紫、白のインパチェンスがお出迎え!天井を覆う景色は迫力いっぱいです。
<掛川花鳥園の基本情報>
住所:静岡県掛川市南西郷1517
電話番号:0537-62-6363
開園時間:平日9:00〜16:30(最終入園16:00)、土・日・祝9:00〜17:00(最終入園16:30)
定休日:年中無休
アクセス: 東名高速道路・掛川ICより車で5分
写真:浅井 みら野
地図を見るさらに東へ進み、御前崎港で水揚げされたばかりの海の幸が並ぶ「御前崎海鮮なぶら市場」へ。地産のカツオやしらす、わかめはぷっくりと肉厚なのが魅力。海遊館には魚介以外のおみやげも充実していて、おみやげのまとめ買いもできます。隣にはレストランが並ぶ食遊館があり、人気メニューは午前中で完売することもしばしば。御前崎自慢の海鮮丼やカツオのたたきが食べられます。
写真:浅井 みら野
地図を見る御前崎海鮮なぶら市場でランチをするなら、市場の名前にもなっている“なぶら”は外せません。御前崎の方言でカツオの群れのことを指し、その水揚げ量は全国でも有数。藁で炙ったカツオをひと口食べれば、まずは香ばしさがさっと口の中に広がり、最後にはカツオ本来の味が残るという味の変化を楽しめます。
<御前崎海鮮なぶら市場の基本情報>
住所:静岡県御前崎市港6099-7
電話番号:0548-63-6789
営業時間:平日9:00〜17:00/土・日・祝8:30〜17:00(海遊館)、9:00〜21:00(食遊館)
定休日:毎週火曜、1/1
アクセス: 東名高速道路・相良牧之原ICより車で20分、新東名高速道路・島田金谷ICより車で50分
写真:浅井 みら野
地図を見る御前崎海鮮なぶら市場のすぐ横にある「マリンパーク御前崎」は、芝生に寝転んだり、海沿いを散歩したりできる海浜公園。入江になっている海水浴場は波が穏やかで、夏には多くの人たちが訪れます。
写真:浅井 みら野
小高い港の見える丘では御前崎港や駿河湾が見渡せ、天気が良ければ悠然とそびえる富士山が見えることも。
<マリンパーク御前崎の基本情報>
住所:静岡県御前崎市港6104-9
アクセス:御前崎海鮮なぶら市場より車で3分
写真:浅井 みら野
地図を見る灯台としては江戸時代からの歴史がある御前埼(おまえさき)灯台。高さ22mとちょっと小ぶりな外観は可愛らしいですが、展望デッキからの眺めは格別。
写真:浅井 みら野
絶壁の上に建てられた灯台なので、らせん階段を上った先には左右一面に広がる大海原が目に飛び込んできます。階段を移動する際は、明治時代に建設されたレンガ造りの内部が分かる小窓にも注目です。
<御前埼灯台の基本情報>
住所:静岡県御前崎市御前崎1581
電話番号:0548-63-2550
営業時間:9:00〜16:00
定休日:悪天候時
アクセス:東名高速道路・相良牧之原ICより車で30分
写真:浅井 みら野
地図を見る静岡の自然をたっぷり満喫するドライブは、優しい波の音と柔らかな砂に包まれた「浜岡砂丘」で終盤を迎えます。天竜川から流れた土砂が強い西風によって堆積した砂丘は、どこか異世界のような雰囲気。水と風によって形成された自然の造形美は、しばし時間を忘れて眺めていたくなります。
<浜岡砂丘の基本情報>
住所:静岡県御前崎市池新田9124
アクセス:東名高速道路・相良牧之原ICより車で30分
「焼津さかなセンター」は焼津港など近海から水揚げされた新鮮な魚介類や水産加工物を取り扱う産地卸売市場です。約50を超える店舗が軒を連ね、マグロや静岡県特産の桜エビ、しらすなどを中心に鮮魚や干物、珍味、お茶などを販売。 この写真の記事を見る ≫
「ディスカバリーパーク焼津天文科学館」は、プラネタリウムをはじめとして、東海地区最大級の大型天体望遠鏡など、宇宙と科学の謎を解くためのアイテムが充実した施設。プラネタリウムはいたる所にありますが、「天文科学館」と謳っている施設は、実は日本に数軒しかありません。 この写真の記事を見る ≫
写真:浅井 みら野
気になる場所を好きなように周遊できる速旅は、気ままなドライブ旅行の心強い味方。申し込み方法は、出発する前までにNEXCO中日本公式ウェブサイトで当日利用するETCカードの情報や出発日などを入力するだけというのも嬉しいポイント。その後、登録したメールアドレス宛に速旅の内容やドライブ中に使える高速道路のSA(サービスエリア)、PA(パーキングエリア)の優待特典も届きます。
普段なら高速道路を利用するごとに生じる料金ですが、今回使った速旅プラン「A首都圏発着エリア@ 静岡県周遊(普通車 9,100円)」を使えば約30%もお得になることも。
静岡の道を運転していると、まるで景色のフルコースが給仕されているかのように次々と豊かな自然と出会えます。静岡県をあたたかく見守る富士山はもちろんのこと、瑞々しいお茶畑の間をかきわけたり、鍾乳洞や海岸線に砂丘を巡ったり……途中、四季折々の花や愛くるしい鳥に癒され、自慢の名産品や海産物を食せば心身共にリフレッシュしてくるのが感じられるはず。ぜひこのプランを利用して、静岡を思いつくまま縦横無尽に走り抜けてみてはいかがでしょうか。
※2018年10月現在の情報です。高速料金、各施設などの最新の情報は公式サイトでご確認ください。上記の高速道路料金は東京ICなどの首都圏の発着エリア内ICから静岡県内までの往復と静岡県内の乗り放題エリアの料金が全て含まれます。
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