2015年に北陸新幹線が開業し、さらに近くなった富山県。「立山黒部アルペンルート」は、黒部ダムや雪の大谷はもちろん、紅葉も素晴らしく、ダイナミックな自然が魅力。富山随一の名湯「宇奈月温泉」では、美肌の湯。世界遺産の「五箇山合掌造り集落」では、日本の原風景が味わえます。
そんな魅力いっぱいの富山の観光スポットを、元旅行会社スタッフのYoko Andersが一気に30選ご紹介！富山旅行の参考にしてみてくださいね。
昭和38（1963）年に完成した黒部ダムは、高さ186m、長さ492mもある日本最大級のアーチ式コンクリートダムです。毎年初夏から秋にかけて実施される観光放水が目玉で、10月中旬頃には紅葉とダムを楽しみに多くの観光客が訪れます。
えん堤を歩いたり、展望台から眺めるのもよいですが、黒部湖を一周する遊覧船「ガルベ」に乗船するのもおすすめ。「くろよん記念室」で黒部の歴史を学んだり、人気のご当地グルメ「黒部ダムカレー」を食べたり、1日たっぷり観光しましょう。
＜基本情報＞
住所：富山県中新川郡立山町芦峅寺
電話番号：0261-22-0804（くろよん総合予約センター）
営業時間：7時半～17時（関電トンネル電気バス運行時間による）
定休日：12月1日～4月14日
アクセス：扇沢駅から電気バスで約16分「黒部ダム駅」から徒歩約5分
この写真の記事を見る ≫
長野県の大町市と富山県の立山町を結ぶ「立山黒部アルペンルート」は、トロリーバスやケーブルカー、ロープウェイなどを乗りついで移動する山岳ルート。動く展望台のような「立山ロープウェイ」、北アルプスで最も美しい火山湖と言われる「みくりが池」、迫力満点の「雪の大谷」など、人気の絶景スポットが目白押しです。
立山黒部アルペンルートの中でも美しい山岳気分が味わえると人気の「室堂」でプチ登山気分を楽しみたい方には、室堂ターミナルを出発して雷鳥荘へ向かうコースがおすすめ。往復で2時間もかからないお手軽コースで、足元は整備されているのでスニーカーでも大丈夫です。
他にもアップダウンの少ない遊歩道を1時間ほど歩くコースなどがあるので、滞在時間に合ったコースを選びましょう。
＜基本情報＞
住所：富山県中新川郡立山町～長野県大町市
アクセス：富山地方鉄道「立山駅」から立山ケーブルカーで7分「美女平」下車、立山高原バスに乗り約50分「室堂ターミナル」下車（室堂まで）
この写真の記事を見る ≫
「称名滝」は、立山黒部アルペンルートに入る前にぜひ寄っておきたいところ。350mという日本一の落差を誇る四段構成の滝です。国指定の名勝および天然記念物であり“日本の滝百選”にも選定。浄土宗の宗祖・法然上人が、滝の轟音を“南無阿弥陀仏”という称名念仏の声と聞いたことに、その名が由来すると伝えられています。
＜基本情報＞
住所：富山県中新川郡立山町芦峅寺
通行可能期間：5月上旬～11月中旬頃
通行時間：7時～18時（7月～8月）6時～19時
定休日：冬季閉鎖
アクセス：富山地方鉄道「立山駅」からバスで約15分、下車後徒歩約30分
この写真の記事を見る ≫
富山県にある「黒部峡谷」は、日本三大渓谷・日本の秘境100選にも選ばれている人気観光地です。宇奈月駅からエメラルドグリーンに輝く黒部川に沿って、日本一深いＶ字峡谷の中をいくつもの橋を渡り、トンネルをくぐり抜けるトロッコ電車は、絶景は勿論のことスリルも味わえます。
トロッコ電車に乗って10分ほどで見えてくるのは、ヨーロッパの美しい古城のような建物。湖に浮かぶ西洋の城をイメージして設計された「新柳河原発電所」ですが、このような素敵な発電所は、他ではなかなか見ることができませんよね。
＜基本情報＞
住所：富山県黒部市黒部峡谷口11（黒部峡谷トロッコ電車）
電話番号：0765-62-1011（黒部峡谷鉄道）
営業時間：宇奈月始発8時17分～終発14時56分（時期によって変更あり）
定休日：12月～4月中旬不通
アクセス：富山地方鉄道「宇奈月温泉駅」から徒歩約5分
この写真の記事を見る ≫
富山湾沿岸の道「立山シーサイドライン」からは、海の上に浮かんでいるような北アルプスを眺めることができます。
ドライブ途中に立ち寄りたい観光名所は、富山県氷見市の「雨晴（あまはらし）海岸」。日本海には珍しい白浜青松の海岸で、奇岩や大小の岩も多く、海越しの“女岩”と立山連峰はまさに絶景スポット。
万葉ゆかりの景勝地でもあり、大伴家持が雨晴海岸を題材にした歌を残したことでも知られています。
＜基本情報＞
住所：富山県高岡市太田雨晴
電話番号：0766-53-5661（道の駅雨晴）
アクセス：JR氷見線雨晴駅から徒歩約5分
この写真の記事を見る ≫
黒部川の渓谷に沿ってたくさんの温泉宿が軒を連ねる「宇奈月温泉」は、富山を代表する温泉地。そんな宇奈月温泉の町並みは、昔懐かしい温泉街の雰囲気も残しています。
宇奈月温泉はコンパクトな温泉街なので、浴衣を着てそぞろ歩きするのも楽しいですよ。老舗和菓子屋はもちろん、おしゃれなカフェなどもあります。
観光案内所やフリースペースを備えた総湯「湯めどころ宇奈月」で、宇奈月温泉の情報を集めるのもおすすめです。
＜基本情報＞
住所：富山県黒部市宇奈月温泉
電話番号：0765-62-1126（湯めどころ宇奈月）
アクセス：黒部宇奈月温泉駅より富山地方鉄道本線にて約18分「宇奈月温泉駅」下車
この写真の記事を見る ≫
富山でも有数の観光名所、国宝「瑞龍寺（ずいりゅうじ）」。広い境内を包み込む回廊、規則的に並ぶ障子、白壁、古い梁等が創り出す景観は息をのむほどの素晴らしさです。
加賀藩二代藩主・前田利長公は、藩主の座を引退した後、高岡でその生涯を終えました。加賀百万石を譲られた三代藩主・前田利常公は、兄である利長公の菩提を弔うために瑞龍寺を建てました。
一般の寺院とは少し趣の異なった雰囲気を持つ「瑞龍寺」で、障子文化の良さを再確認してみては。
＜基本情報＞
住所：富山県高岡市関本町35
電話番号：0766-22-0179
営業時間：9時～16時半（12月10日～1月31日は16:00閉門）
アクセス：あいの風とやま鉄道「高岡駅」から徒歩約10分
この写真の記事を見る ≫
民家の建築様式にはいろいろあるのですが、五箇山・白川郷の集落が世界遺産に登録されて“合掌造”という用語はすっかり有名になりました。登録されたのは富山県五箇山の相倉と菅沼、岐阜県白川村荻町の3集落です。
「相倉合掌造り集落」には23戸の合掌造りの家屋が現存。その多くが建てられたのは江戸時代末期から明治時代ですが、最も古いものは17世紀に建てられたと言われています。高台から見下ろすことができる展望スポットがあるので、観光しながらお気に入りの場所を探してみて下さい。
＜基本情報＞
住所：富山県南砺市相倉
電話番号：0763-66-2123（相倉合掌造り集落保存財団）
営業時間：8時半～17時
アクセス：JR城端駅から世界遺産バスで25分「相倉口」下車、徒歩5分
この写真の記事を見る ≫
「富山市ガラス美術館」は複合施設“TOYAMAキラリ”内に設立された、現代グラスアートを中心とした美術館。ユニークな建築は、新国立競技場の設計者でもある隈研吾氏の設計です。
2階から4階までの「グラス・アート・パサージュ」では、壁面に富山ゆかりのガラス作家によるおよそ50点のガラス作品を展示。写真は、6階の「グラス・アート・ガーデン」に展示している、現代ガラスの巨匠デイル・チフーリ氏の工房「チフーリ・スタジオ」が制作したインスタレーション（空間芸術）作品です。
＜基本情報＞
住所：富山県富山市西町5-1
電話番号：076-461-3100
営業時間：9時半～18時（金・土は20時まで）
定休日：第1・3水曜日、年末年始（12月29日～1月1日）
アクセス：富山駅から市電で約12分「西町」下車、徒歩約1分
写真提供：富山市ガラス美術館 / デイル・チフーリ
この写真の記事を見る ≫
『ドラえもん』や『オバケのＱ太郎』といった数々の代表作を持つ、藤子・F・不二雄氏の出身地は富山県高岡市。その高岡の玄関口、北陸新幹線・新高岡駅から歩いて15分程度の場所に「高岡おとぎの森公園」があります。
この公園を訪れる観光客のお目当ては、日本唯一の「ドラえもんの空き地」。空き地の中心ではドラえもんとのび太が笑顔で手を振り、その後ろにジャイアンとスネ夫、そしてしずかちゃんとドラミちゃんが向かい合い、テレビや漫画の中からそのまま出てきたようなイキイキとした姿で遊んでいます。
高岡の街中を走る路面電車「万葉線」にはラッピングトレイン「ドラえもんトラム」が運行しているので、観光の際には時刻表をチェックしてぜひ乗ってみてくださいね。
＜基本情報＞
住所：富山県高岡市佐野1342
電話番号：0766-28-6500（管理事務所）
アクセス：JR新高岡駅から徒歩約15分
この写真の記事を見る ≫
富山県射水市にある「海王丸パーク」は、帆船・海王丸を中心とした海浜公園です。海王丸は昭和5年に進水した商船学校の練習船で、内部は歴史海洋博物館として公開。現役当時のままで保存された船内を見学することができます。
また、周囲には海洋文化を学べる施設や野鳥園、ピクニック広場や遊具、レストランなどもあるので、ファミリーで観光すれば1日たっぷり遊べますね。
夜はイルミネーションが行われるので、デートにもピッタリ。海王丸の向こうにはライトアップされた新湊大橋も見ることができます。
＜基本情報＞
住所：富山駅射水市海王町8番地
電話番号：0766-82-5181
アクセス：高岡駅から万葉線電車で約40分「海王丸駅」で下車、徒歩約10分
この写真の記事を見る ≫
日本三大仏のひとつ、「高岡大仏」は高岡に来たら必ず訪れたい観光スポット。昭和8（1933）年に造立され、その高さは約16m。高岡のシンボルとして知られ、また地元民からも愛される存在です。出来栄えの素晴らしさから“日本一の美男”と呼ばれるほど！
台座の内部は回廊になっていて、1900年の大火で類焼した2代目高岡大仏のご尊顔や、仏画などを見学できます。
＜基本情報＞
住所：富山県高岡市大手町11-29
電話番号：0766-23-9156
営業時間：（台座）6時～18時（寺務所）9時～18時
定休日：不定休
アクセス：万葉線「坂下町」電停下車、徒歩約3分
この写真の記事を見る ≫
メルヘンな公共建築が多いことで知られる、富山県西部に位置する小矢部市。人気の観光スポット「クロスランドおやべ」はホールやミュージアム、パターゴルフ場などの複合施設です。
広い芝生広場や大型の遊具もあるので、ファミリーでの観光におすすめ。施設のシンボルともいえるのが、高さ118mの「クロスランドタワー」。国内で2カ所しかない、高速道路が十字交差するスポットなので“クロスランド”と名付けられました。
展望フロアは地上100mの場所にあり、散居村や立山連峰、富山湾などを望むことができます。
＜基本情報＞
住所：富山県小矢部市鷲島10
電話番号：0766-68-0932
営業時間：10時～18時（土日祝）10時～21時
定休日：水曜日、12月29日～1月3日
アクセス：北陸自動車道「小矢部IC」から車で15分
砺波地方はチューリップの球根生産に適した自然条件で、富山県はチューリップ球根生産日本一！「砺波（となみ）チューリップフェア」が春に開催される「砺波チューリップ公園」では、国内最多およそ650品種、250万本のチューリップが楽しめます。
そしてチューリップが楽しめるのは、なんと春だけではありません。隣接する「チューリップ四季彩館」は、世界で唯一チューリップが一年中咲く花園。500本のチューリップに包まれるタワー型オブジェは、写真映えも抜群です。
＜基本情報＞
住所：富山県砺波市花園町1-32
電話番号：0763-33-7716
アクセス：JR砺波駅から徒歩15分
この写真の記事を見る ≫
「富山県美術館」は、無料スペースが充実していて、子供から大人まで楽しめる、親しみやすいアートがいっぱい！富山県の木材やアルミを贅沢に使った美しい建物は、日本を代表する建築家・内藤廣氏による設計です。
子供が遊べる屋上庭園や立山連峰が見渡せる吹き抜けは無料開放されていて、夜には夜景スポットとして人気。ガラス張りの窓が開放感あふれるカフェやレストランもあり、女子会やデートにおすすめです。
＜基本情報＞
住所：富山県富山市木場町3-20
電話番号：076-431-2711
営業時間：（美術館）9時半～18時（屋上庭園）8時～22時
定休日：12月1日～3月15日休業
アクセス：JR富山駅新幹線改札口（南口）から徒歩約17分
この写真の記事を見る ≫
八つの山の尾に開かれた町という由来を持つ富山市八尾町（やつおまち）は“坂の町”とも呼ばれ、飛騨の山々へと通じる街道沿いにある閑かな町。ここで9月1日から三日三晩、唄と踊りで酔いしれる民謡行事「おわら風の盆」が開催されます。
「越中おわら節」という八尾町の伝統的な民謡を、熟練の弾き手が奏でる旋律にのせて、編笠を深くかぶり踊ります。期間中は昼夜踊りが行われますがそれぞれ楽しみ方が異なり、3日間で合計25万人もの観光客が山沿いの小さな街・八尾にやってきます。
＜基本情報＞
住所：富山県富山市八尾町
電話番号：076-454-5152（おわら風の盆行事運営委員会）
開催期間：毎年9月1日～3日
アクセス：JR越中八尾駅で下車
この写真の記事を見る ≫
運河と街、水と人との調和をコンセプトとした「富山富岩（ふがん）運河環水公園」。運河、二つの展望塔を繋ぐ橋、木々と芝生の緑が映えるスロープ、泉と滝をイメージした水盤など、ヨーロッパにいるかのようなオシャレな空間はデートスポットとしてもおすすめ。
「世界で最も美しいスターバックス」と言われているガラス張りのスターバックスコーヒーや、“フレンチの鉄人”坂井宏之監修のレストラン、そして夜にはイルミネーションも。ロマンチックなひとときを過ごすのにぴったりですよ。
＜基本情報＞
住所：富山県富山市湊入船町
電話番号：076-444-6041」
イルミネーション：日没～22時の毎正時・20分・40分に一度5分間（5分間光の演出→15分間通常照明を繰り返します）
アクセス：富山駅北口から徒歩約9分
この写真の記事を見る ≫
富山湾は古くから“天然の生け簀”と呼ばれる程豊かな漁場です。「氷見漁港場外市場ひみ番屋街」は、見て食べてお買い物も楽しめる魚好きにはたまらない道の駅！お食事からおみやげまで30店が一堂に集結していて、氷見漁港直送のお魚を使ったお寿司や氷見うどん、氷見牛などの地元グルメが楽しめます。
天然温泉の温浴施設や無料の足湯、富山湾を一望できる展望台も併設していて、「氷見の寒ブリ」で知られる氷見市の魅力を満喫できますよ。
＜基本情報＞
住所：富山県氷見市北大町25-5
電話番号：0766-72-3400
営業時間：8時半～18時※店舗により異なる
定休日：1月1日
アクセス：加越能バス・わくライナー「ひみ番屋街」下車
この写真の記事を見る ≫
富山湾のサファイアとも呼ばれる滑川市の名物といえば、ほたるいか。「ほたるいかミュージアム」は、ほたるいかを見て、触れて、食べて楽しめる、世界にひとつのホタルイカ専門の体験型ミュージアムです。
ほたるいかの発光ショーが見られる「ライブシアター」や、深層水で飼育している富山湾の生きものと触れ合える「深海不思議の海」をはじめ、ほたるいかの生態や棲息する富山湾の神秘について楽しく学ぶことができます。
令和5年からは新たに「VRホタルイカ」がスタート！最新のVR機器によるリアリティあふれる深海の世界が体験できます。
＜基本情報＞
住所：富山県滑川市中川原410
電話番号：076-476-9300
営業時間：9時～17時
定休日：6月1日～3月19日の火曜日、年末年始、1月最終月曜日から3日間
アクセス：北陸自動車道「滑川IC」から車で約10分
写真提供：株式会社 WAVE滑川
この写真の記事を見る ≫
富山県は“くすりの都”とも言われていますが、そのキッカケを作ったのは、江戸時代に富山藩だけで作られていた、丸薬・反魂丹（はんごんたん）。この薬を製造販売している「池田屋安兵衛商店」では、女子が喜びそうなレトロかわいいパッケージの薬を購入できる他、昔ながらの薬の作り方を無料体験できます。
無料体験できるのは、かつての丸薬製造機を使った丸薬づくり。現役丸薬師さんに手ほどきを受けて薬のもとを丸めます。丸薬づくりに成功した人には、紙風船のお土産も。
２Fには薬膳料理のカフェもあって、ランチや休憩もOKです。
＜基本情報＞
住所：富山県富山市堤町通り1-3-5
電話番号：076-425-1871
営業時間：9時～18時（2階「薬都」）11時半～14時
定休日：年末年始 （※「薬都」は火・水）
アクセス：JR富山駅前から市内電車に乗り「西町」下車、徒歩3分
この写真の記事を見る ≫
美味しい鮎が食べられる富山県の庄川町は、北陸自動車道・砺波インターから車で約20分程。「水記念公園」は庄川の観光の拠点となる施設で、遊歩道や水資料館「アクアなないろ館」、庄川清流温泉を使った足湯など、庄川町の魅力がいっぱいです。
水記念公園のあらたなパワースポット「鯉恋の宮」も要チェック。おみくじや、なで鯉、開運絵馬、スリルたっぷりの「KOI恋の鐘」など、いろんな体験ができる楽しいスポットとなっています。
＜基本情報＞
住所：富山県砺波市庄川町金屋1550
電話番号：0763-82-5696
アクセス：北陸自動車道「砺波IC」から車で約20分
この写真の記事を見る ≫
「散居村（さんきょそん）」をご存じでしょうか。水田の中に、屋敷を木々で囲んだ屋敷林が点在する風景のことです。国内に残る散居村の中で比較的昔の姿を残しているのが富山県の砺波平野。島根県の出雲平野や岩手県の胆沢平野と並んで「日本三大散居村」に数えられています。
砺波平野の周辺にはいくつかの展望台がありますが、最も観光にお勧めしたいのが、となみ夢の平スキー場近くにある「散居村展望台」。駐車場に車を停めた後、展望が広がる高さまで階段を登る必要がありますが、登り詰めた先では散居村を一望することができます。
散居村の古民家を見たいという方は、「となみ散居村ミュージアム」で復元した建物を見学することができます。
＜基本情報＞
住所：富山県砺波市五谷160
アクセス：北陸自動車道「砺波IC」から車で20分
この写真の記事を見る ≫
富山県魚津市にある「ミラージュランド」は、入園無料の遊園地。アトラクションを利用する分だけのりもの券を購入するシステムになっています。
ミラージュランドのシンボルは、日本海側で最大級の大観覧車で高さは何と66m！大観覧車からは目の前に広がる富山湾と北アルプス立山連峰が一望できます。
この他にも立体迷路やメリーゴーランドなどのアトラクションが楽しめ、無料で遊べる広場やキッズコーナーもあります。隣には魚津水族館があるので、併せて観光してみてはいかがでしょうか。
＜基本情報＞
住所：富山県魚津市三ヶ1181-1
電話番号：0765-24-6999
営業時間：10時～16時半（アトラクションは16時まで）
定休日：水曜日・臨時休園日、冬季休園期間（12月上旬～3月中旬）
アクセス：富山地方鉄道「西魚津駅」から徒歩15分
富山県魚津市にある「魚津水族館」は、日本最古の水族館として、一世紀の歴史に培われたこだわりの展示が楽しめる観光スポット。およそ330種1万点の生物展示は、バラエティに富んでいます。
北アルプス源流のイワナから富山湾の深海魚ゲンゲまで、高低差4,000mの多種多様な“富山の魚”を観察できますが、特に期間限定で観察できる「ホタルイカの発光実験」は必見。そしてメイン施設は、日本初の全面アクリル製のトンネルがある「富山湾大水槽」！まるで海の中を歩いているような気分が味わえます。
＜基本情報＞
住所：富山県魚津市三ヶ1390
電話番号：0765-24-4100
営業時間：9時～17時
定休日：12月1日～3月15日までの月曜日、年末年始（12月29日～1月1日）
アクセス：あいの風とやま鉄道「西魚津駅」から徒歩20分
この写真の記事を見る ≫
富山駅南口から徒歩7分ほどの場所にある、富山市のランドマーク的な建物「富山市役所」。高さ70mの最上階には、美しい立山連峰のパノラマビューが広がる展望台があり、なんと無料で楽しめます！
日中はもちろん、夕暮れや夜景まで楽しめるのも魅力。ライブカメラが設置されているので、訪問前に眺望をチェックすることもできますよ。
＜基本情報＞
住所：富山県富山市新桜町7-38
電話番号：076-443-2023（富山市管財課）
営業時間：
（4月～10月）平日9時～21時・土日祝10時～21時
（11月～3月）9時～18時・土日祝10時～18時
定休日：12月29日～1月3日
アクセス：JR富山駅から徒歩約7分
この写真の記事を見る ≫
富山県黒部市には、ファスナーのメーカーとして有名なYKKの広大な工場施設があり一部を一般公開しています。施設内には、YKKのものづくりに関する解説、ファスナーの歴史やしくみ、サッシについての説明等があり、楽しい社会科見学ができます。
事前に予約すれば、約60分の「ファスナー手作り体験」も楽しめますよ。工場ならではのオリジナル製品や、YKKブラジル農園直輸入の自家焙煎コーヒーが飲めるカフェも人気。
＜基本情報＞
住所：富山県黒部市吉田200
電話番号：0765-54-8181
営業時間：9時～16時半
定休日：月曜日・年末年始・特定日
アクセス：あいの風とやま鉄道「生地駅」より徒歩で約15分
この写真の記事を見る ≫
日本海側には、新潟県から富山県にかけて「ヒスイ」の原石が打ち上げられる海岸があります。その富山県側は下新川郡朝日町宮崎から境に位置する「宮崎・境海岸」で、通称「ヒスイ海岸」と呼ばれています。
東西約4kmに及ぶ海岸は海水浴場としても整備され、夏には海水浴を楽しむことができます。さらに貴重なヒスイの原石が打ち上げられることから、夏以外でもヒスイ探しを楽しむ観光客で賑わっています。
＜基本情報＞
住所：富山県下新川郡朝日町宮崎・境
アクセス：あいの風とやま鉄道「越中宮崎駅」から徒歩約1分
この写真の記事を見る ≫
富山城は、室町時代に越中の守護代であった神保氏が築城したとされています。現在の富山城は、城郭の多くは戦災や都市開発で消失してしまいましたが、本丸付近のみ遺構が残り「富山城址公園」として整備されています。
城址公園への東側の入口には、「千歳（ちとせ）御門」が移築現存しています。総欅造りの三間薬医門で、同様式の城門は、東京大学の「赤門（重文）」など数少なく、大変貴重な遺構です。
＜基本情報＞
住所：富山県富山市本丸1-62
電話番号：076-432-7911（富山市郷土博物館）
営業時間：9時～17時
定休日：年末年始(12月28日～1月4日)
アクセス：富山駅から徒歩10分
この写真の記事を見る ≫
山岳信仰の広がりとともに、古くから多くの登拝者が訪れてきた霊峰、立山。その玄関口にある芦峅寺（あしくらじ）にあるのが、富山県「立山博物館」の施設「まんだら遊苑」。ここは、立山信仰を現した立山曼荼羅の世界を五感で体験出来る場所です。
写真は、地獄の苦しみをダイナミックに体感できる通路。ほかにも、“高くて揺れる恐怖”を感じる「精霊橋」や、お母さんのお腹の中をイメージした「天の卵宮」など、地獄や極楽浄土を現したアートの数々に触れられます。
＜基本情報＞
住所：富山県中新川郡立山町芦峅寺93-1
電話番号：076-481-1216（立山博物館）
営業時間：9時半～17時
定休日：月曜日、祝日の翌日、年末年始（※まんだら遊苑は12月1日～3月末冬期休苑）
アクセス：富山地方鉄道「立山駅」から車で15分
この写真の記事を見る ≫
富山県第2の都市・高岡市には、2代目藩主前田利長が隠居した高岡城跡が「高岡古城公園」として保存されています。古城公園には城の建物はまったく残っていませんが、築城当時から残る貴重な石垣が見所。公園敷地内にある射水神社に向かう道の左手のお濠に、それが残っています。
お濠には季節限定で運航する遊覧船、公園内には他にも入園無料の動物園、博物館や広大な芝生広場などが点在。市民だけでなく観光客も立ち寄る憩いの場となっています。
＜基本情報＞
住所：富山県高岡市古城1-1
電話番号：0766-20-1563
営業時間：（三の丸茶屋）9時～17時（おみやげグッズ販売所）9時～17時
定休日：月曜日（おみやげグッズ販売所）
アクセス：あいの風とやま鉄道「高岡駅」から徒歩15分
この写真の記事を見る ≫
「黒部ダム」や「立山黒部アルペンルート」といった日本を代表する観光スポットから、「YKKセンターパーク」や「宮崎・境海岸（ヒスイ海岸）」といったちょっとニッチなスポットまで、たっぷり紹介しましたが、気になる観光スポットは見つかりましたか？
春なら「砺波チューリップフェア」、秋なら「おわら風の盆」など、季節ごとに楽しめるイベントも充実していますよ。子連れ旅行やカップル旅行、女子旅など、旅のスタイルにぴったりな観光スポットを集めて、思い出に残る富山旅行を楽しんでくださいね。
2024年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
（文・Yoko Anders）
この記事の関連MEMO
このスポットに行きたい！と思ったらトラベルjpでまとめて検索！
条件を指定して検索
(2024/12/13更新)
- PR -
- 広告 -
