秋田県仙北市にある田沢湖は、水深が423.4メートルと日本一! 美しい瑠璃色の湖水と、金色に輝く辰子姫像がシンボルです。さかなクンが山梨県の「西湖」で発見した、絶滅したとされていた幻の魚「クニマス」の故郷としても有名です。今回は田沢湖周辺のおすすめスポットと、ドライブコースをご紹介! 北国秋田の観光に嬉しい日帰り温泉もありますよ。
田沢湖刺巻湿原・ミズバショウ群生地で秋田の春をしっとり大人散歩!by 浮き草 ゆきんこ
地図を見る東北自動車道盛岡ICを降りて国道46号線の仙岩峠を秋田県側に抜けると、左手側に「田沢湖刺巻湿原・ミズバショウ群生地」が現れます。純白のミズバショウが咲き乱れるのは4月中旬から5月初旬。「刺巻水ばしょう祭り」が開催され、秋田民謡やおはやしなどのイベントや、山の芋鍋など秋田名物料理のブースも出展! 楽しいひとときを過ごすことができます。
<基本情報>
住所:秋田県仙北市田沢湖刺巻
電話番号:0187-43-2111(仙北市田沢湖観光情報センター「フォレイク」)
アクセス:JR田沢湖線「刺巻駅」下車徒歩15分
またはJR田沢湖駅より羽後交通バス「生保内線」「刺巻駅前」下車徒歩15分
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赤いロンドンバスが目印の「山のはちみつ屋」は、田沢湖周辺で採れたフレッシュな蜂蜜の直売所。あらゆる種類のはちみつの試食が自由にできます。名物の「はちみつソフト」は、アカシヤの蜂蜜を使ったソフトクリームで、訪れた人のほとんどが頼むという大人気商品! 隣には本格ピッツァが味わえる「PIZZA工房」も併設、こちらもまた大人気です。
<基本情報>
住所:秋田県仙北市田沢湖生保内字石神163-3
電話番号:0120-038-318
アクセス:国道46号線から国道341号線へ入り北へ5km 先達沢交差点(田沢湖入口)を田沢湖方面へ左折してすぐ
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「ペンションサウンズグッド!」は、ジャズが流れるおしゃれでリーズナブルなプチ・リゾート。アットホームな雰囲気で人気のペンションです。毎日18時30分から23時までのディナー・バータイムと、土日祝日限定のランチタイムは宿泊者以外も利用可能。「サウンズグッド!」自慢のお料理とオシャレな雰囲気を堪能してみてはいかがですか。
<基本情報>
住所:秋田県仙北市田沢湖田沢字潟前160-58
電話番号:0187-43-0127
アクセス:国道46号「野中」交差点から国道341号に右折し10分、先達沢交差点(田沢湖入口)を左折し田沢湖へ。湖畔一周道路(県道38号)を反時計周りで3分。
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深さ日本一!コバルトブルーの湖、秋田県・田沢湖をめぐるby やまざき にんふぇあ
地図を見る日本で一番深い湖である田沢湖。その深さと透明度ゆえに湖は鮮やかなコバルトブルーの色をしています。湖畔をドライブで一周すると、昭和レトロ感あふれる「思い出の潟分校」などのスポットがあります。金色に輝く「たつこ像」は、県道60号線から分岐する県道247号線に入ってすぐ。ここで駐車場に一度車を駐めて、景色を楽しむのもオススメです。
<基本情報>
住所:(たつこ像付近)秋田県仙北市西木町西明寺字潟尻
電話番号:0187-43-2111 (仙北市田沢湖観光情報センター「フォレイク」)
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「たつこ茶屋」は、「クニマス未来館」の目の前にあるグルメスポット。味噌たんぽ発祥の店といわれていて、甘辛い自家製味噌と自家栽培米で作られた味噌たんぽはこちらの名物となっています。たつこ茶屋を訪れると、すぐにその香りに惹かれてしまう「イワナの炭火焼き」は、皮はパリッ!中はフワッ!よくある観光地のお土産屋さんとは全く違う、本格的な味わいでオススメです。
<基本情報>
住所:秋田県仙北市田沢湖潟中山40-1
電話番号:0187-43-0909
アクセス:JR田沢湖線・田沢湖駅から羽後交通バス「田沢湖一周線」「大沢バス停」下車、徒歩2分
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日本一大きい秋田・西明寺栗「佐々木栗園」のくり拾いの楽しみ方by 浮き草 ゆきんこ
地図を見る秋は田沢湖から15分ほどの国道105号線沿いにある、仙北市西木町の「佐々木栗園」で、日本一大きい栗で知られている「西明寺栗」の栗拾いをするのもオススメ。西明寺栗は赤ちゃんのこぶし大、1個60gほどもある大振りの栗。大きいだけでなく、食べ応えもばっちり! 季節になると仙北市内のカフェやレストランなどでは、西明寺栗を使ったスイーツが登場することもあるんですよ。
<基本情報>
住所:秋田県仙北市西木町小山田字鎌足186
電話:0187-47-3046
アクセス:秋田自動車道「大曲IC」から、国道105号線を仙北市方面へ約1時間ほど。
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4月中旬から5月初旬にかけて見ごろを迎えるのが、仙北市西木町の「谷津のかたくり群生の郷」。東京ドーム4つ分、20haもの土地にカタクリの花が群生している様子は壮観のひとこと。カタクリ群生の広さや密度は日本一と言われています。「かたくり群生の郷」は、国道105号線沿いの「かたくり館」が入園の受付所になっています。
<基本情報>
住所:秋田県仙北市西木町小山田字八津・鎌足
電話:0187-47-3535(仙北市かたくり館)
アクセス:秋田内陸線八津駅から徒歩約5分
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西木町までドライブしたら、国道105号線から角館方面へ向かい、国道46号線角館バイパスから帰路につくのがおすすめ。国道46号線を岩手県方面に向けて走っていくと、紅葉の名所「抱返り渓谷」入り口の看板があります。
抱返り渓谷の遊歩道は、トンネルや橋などで立派に整備され、ずっと平坦で歩きやすくなっています。遊歩道終点の回顧の滝までの所要時間は徒歩約30分程。現代的な遊歩道と紅葉がコラボして、一層絶景に感じられますよ。
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暑い夏には天然クーラー!秋田「抱返り渓谷」で涼感ハイキングby Mayumi Kawai
地図を見る抱返り渓谷は、うだる暑さで脳みそもとろけそう…そんな暑い夏にもオススメです。森の木陰、川のせせらぎ、吹き抜ける涼風はまさに天然クーラー!そして滝のマイナスイオンミストが涼感をさらにアップしてくれます。
<基本情報>
住所:秋田県仙北市田沢湖卒田(田沢湖卒田〜角館町広久内)
電話番号:0187-54-2700(仙北市観光情報センター「角館駅前蔵」直通)
アクセス:角館から車で約15分、秋田市内からは車で約1時間10分、田沢湖からは車で約20分
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田沢湖の景観を楽しんだ後は、田沢湖を背に秋田駒ヶ岳を車で登り、田沢湖高原温泉や、乳頭温泉郷で日帰り入浴を楽しむのもオススメ。
秋田駒ケ岳の山麓に立つホテル「プラザホテル山麓荘」の大浴場は「仙人の湯」といい、とても雰囲気があります。田沢湖高原の天然温泉の源泉100%の掛け流しで、寝湯もあり、日帰りでも楽しむことができます。
プラザホテル山麓荘から歩いていける日帰り入浴施設「アルパこまくさ」は、田沢湖を一望できる露天風呂があり、こちらもとてもおすすめです。(写真は「アルパこまくさ」露天風呂から見た田沢湖の風景です。)
<基本情報>
住所:秋田県仙北市田沢湖生保内字駒ヶ岳2-32
電話番号:0187-46-2131
アクセス:JR田沢湖線 田沢湖駅から羽後交通バス「乳頭温泉行き」杉谷地バス停下車、徒歩2分
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秘湯なのに近代的?2種の湯を楽しめる・秋田「休暇村乳頭温泉郷」by 温泉ソムリエぐっち
地図を見るプラザホテル山麓荘からさらに車で15分ほど山の奥に行くと、秘湯で有名な「乳頭温泉郷」があります。「乳頭温泉郷」には7軒の温泉宿がありますが、その中で1軒だけ大きく近代的な建物が「休暇村 乳頭温泉郷」。日帰り入浴もあり、ブナが生い茂る自然豊かな環境で、乳頭温泉郷の中でも珍しい泉質の温泉を楽しめます。
<基本情報>
住所:秋田県仙北市田沢湖生保内駒ヶ岳2-1
電話番号:0187-46-2244
アクセス:JR田沢湖駅から 羽後交通バス・乳頭温泉行「休暇村」下車、徒歩0分
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秘境といわれる乳頭温泉郷の中でも、「鶴の湯温泉」は人気が高く、なかなか宿泊予約が取れない温泉宿。日本一の秘湯としてメディアでも多く取り上げられています。日帰り温泉なら泊まることなくお得なお値段で、有名宿の雰囲気も感じられますよ。 この写真の記事を見る ≫
「鶴の湯」の、乳頭温泉特有の青白く濁った湯と「混浴露天風呂」は体験してみる価値あり。女性専用露天風呂もあるので、混浴に抵抗のある方も大丈夫です。異なる源泉が使われた趣たっぷりの内湯もあり、乳頭温泉の魅力を存分に堪能できますよ。
<基本情報>
住所:秋田県仙北市田沢湖田沢字先達沢国有林50
電話番号:0187-46-2139
アクセス:国道341号線 先達沢交差点(田沢湖入口)から13km
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秋田県にある田沢湖周辺は見どころある観光スポットがいっぱい! 今回はドライブでのおすすめスポットをご紹介しました。
宿泊して観光するなら、今回ご紹介したペンションや温泉宿のほか、田沢湖湖畔のホテルや、武家屋敷で有名な仙北市角館町とその周辺の宿泊施設も、田沢湖観光にとても便利です。春夏秋冬、どの季節も見どころ満載の秋田県・田沢湖とその周辺を、ぜひ一度訪れてみてくださいね。
※2018年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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