島根と言えば、まず思い浮かぶのは縁結びの最強スポット「出雲大社」ではないでしょうか。しかし出雲大社の知名度とは裏腹に「どこにあるか分からない県ランキング」の1位になってしまったこともある島根県。
今回は、中国地方在住のトラベルjp ナビゲーター 広島らっこが、出雲大社だけじゃないおすすめ観光地、パワースポット、温泉地など、たっぷり30選ご紹介します!
神々からパワーをいただく旅に出かけてみませんか?
キング・オブ・縁結びと言えば島根県の「出雲大社」。恋愛だけでなく様々な“良いご縁”をたぐりよせる神社として有名な観光名所です。
出雲大社の神様は、神話『因幡の白兎』でサメに襲われたウサギに傷を治す方法を教えたという、優しさと癒しの神様です。また、出雲大社の神様は、あらゆる「ムスビ」の神様なので、男女の縁、子宝の縁、仕事やお金の縁など、さまざまな縁を結んでくれるでしょう。
<基本情報>
住所:島根県出雲市大社町杵築東195
電話番号:0853-53-3100
参拝時間:6時〜19時
※16時半以降は、十九社から北側(素鵞社など)へは行けなくなります
アクセス:JR出雲市駅からバスで約25分、「出雲大社」下車
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島根県の出雲地域は、古くは出雲風土記にその名前を見ることができ、数々の神話と密接に関わってきました。国譲り神話はすべて出雲が舞台となっていおり、今でもその名残を見ることができます。
「稲佐の浜」はオオクニヌシとアマテラスが遣わした使者である、タケミカヅチが国譲りの交渉をした場です。稲佐の浜でひときわ目立つ島は「弁天島」と呼ばれ、島の上には鳥居が祀られています。この島をバックに見る夕日や星空はとても美しく、たくさんの観光客がカメラ片手に訪れます。
<基本情報>
住所:島根県出雲市大社町杵築北稲佐
アクセス:出雲大社から徒歩15分
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「足立美術館」は、美術館がある島根県安来市出身の実業家・足立全康が収集した美術品をもとに設立された美術館です。「大観美術館」と呼ばれることがあるほど、近代日本画を代表する横山大観の名品が数多くコレクションされています。
足立美術館の日本庭園は、米国の日本庭園専門誌で21年連続で庭園日本一と称されるほどの美しい庭園で、レストラン評価で有名なミシュランの観光スポット版『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』でも最高評価の三ツ星を獲得しています。
<基本情報>
住所:島根県安来市古川町320
電話番号:0854-28-7111
営業時間:
(10〜3月)9時〜17時
(4〜9月)9時〜17時半
アクセス:JR安来駅から無料シャトルバスで約20分
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島根県の「美保神社」は、全国3385社ある恵比寿様の総本宮。ここで祀られているのは、出雲大社の大国主命の子供(恵比寿様)と妻(三穂津姫命)2人の神様です。昔から島根では、出雲大社(親の神様)→美保神社(妻と子の神様)の順で両方の神社をお参りすると良いと言われてきました。
出雲大社を訪れるなら、ぜひ美保神社へも足を運んでみてください。両参りをすれば、縁結びのご利益がさらに増すと言われています。
<基本情報>
住所:島根県松江市美保関町美保関608
電話番号:0852-73-0506
アクセス:松江だんだん道路「川津IC」より車で約40分
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「石見銀山」が世界遺産として評価された理由の一つに“環境に配慮し、自然と共生していたこと”があげられます。銀の採掘から精錬をすべて手作業で行い、木の伐採後には植林をしてきた為、鉱山をとりまく自然が大幅に損なわれなかったのです。
木々に囲まれた遊歩道の先には、見学ができる「龍源寺間歩」(間歩=坑道)があります。森の美しさとは打って変わって、暗くて狭い坑道内には、ノミの跡がそのままの状態で残っており、当時の様子を伺い知ることができます。
<基本情報>
住所:島根県大田市大森町ニ183(龍源寺間歩)
電話番号:0854-89-0347(石見銀山龍源寺間歩 管理棟)
営業時間:9時〜17時
定休日:1月1日(龍源寺間歩)
アクセス(龍源寺間歩):石見銀山公園から徒歩45分
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稲佐の浜から車で約20分。石積の灯台としては高さ日本一の「日御碕灯台」から遊歩道を利用して港のほうへ向かうと、鮮やかな朱色に彩られた「日御碕(ひのみさき)神社」が見えてきます。
ここは下の宮「日沈宮(ひしずみのみや)」と上の宮「神の宮」という上下二宮があり、両宮を総称して「日御碕神社」と呼んでいます。
この神社には「砂守り」という最強の厄除けと伝わる御守りがあります。興味があれば日御碕訪問時には社務所に立ち寄って手に入れましょう。
<基本情報>
住所:島根県出雲市大社町日御碕455
電話番号:0853-54-5261
営業時間:
(授与所)8時半〜16時50分
(祈祷受付)8時半〜16時
アクセス:JR出雲市駅からバスで約60分、「日御碕」下車
※2024年7月の大雨の影響により、県道29号大社日御碕線の一部が崩落したため、日御碕にアクセスする道路が全面通行止めになっていましたが、9月7日(土)より、観光客等を含む一般車両(大型車両を除く)の通行(片側交互通行)が可能となりました
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全国に現存する12天守のひとつ「松江城」。2015年には国宝に指定され、日本で5つ目の国宝天守となりました。
優美で力強い天守閣は4重5階地下1階、複合式望楼型です。その外壁の大部分は黒く厚い雨覆板で覆われた「下見板張り」。重厚感を生み出し、名城の風格を漂わせています。木彫銅張りの大きな鯱鉾(しゃちほこ)は高さ2.08メートルで、現存の木造では日本最大の大きさを誇っています。
<基本情報>
住所:島根県松江市殿町1-5
電話番号:0852-21-4030
営業時間:
(4〜9月)8時半〜18時半
(10〜3月)8時半〜17時
アクセス:JR松江駅からバスで約10分「国宝松江城 (大手前)」下車、徒歩2分
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宍道湖畔にある「松江フォーゲルパーク」は、世界でもめずらしい花と鳥のテーマパーク。入り口の自動ドアが開くとまず飛び込んでくるのが色とりどりの南国の花々!センターハウスと呼ばれるこのフロアは、世界最大級の室内ガーデンです。
様々な施設が屋根付き回廊でつながっているので、雨の日でも快適に楽しめるのも魅力。バードショーやペンギンショーなどのイベントも充実していて、一日中楽しめる施設となっています。
<基本情報>
住所:島根県松江市大垣町52
電話番号:0852-88-9800
営業時間:
(4〜9月)9時〜17時半
(10〜3月)9時〜17時
アクセス:一畑電車「松江フォーゲルパーク駅」より徒歩1分
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出雲大社といえば、日本を代表する古社として知らない人はいないはず。その本殿の形式は「大社造り」と呼ばれ、国宝に指定されています。しかし、実は現存する大社造の社殿のうち最も古いのは「神魂(かもす)神社」の本殿と言われています。
出雲大社本殿との建築構造の共通性と差異をじっくり見られるので、建築ファンにもおすすめの観光スポットです。
<基本情報>
住所:島根県松江市大庭町563
アクセス:JR松江駅からタクシーで約15分
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可愛いシロイルカのパフォーマンスを見ることができる「島根県立しまね海洋館 アクアス」。島根観光で外せないスポットの一つです。
今やアクアスの代名詞ともなった「幸せのバブルリング」は、好奇心旺盛なシロイルカたちの遊びから生まれたもの。遊びで作り出したバブルリングを意識的に訓練するために、トレーナーの方々は、口の中に空気をためることを教えて、吐き出すというトレーニングをし、次第にあの「幸せのバブルリング」ができたのでした。
<基本情報>
住所:島根県浜田市久代町1117番地2
電話番号:0855-28-3900
営業時間:9時〜17時(※7/20〜8/31は9時〜18時)
定休日:火曜日(※GW・夏休み・冬休み・年末年始・春休みは無休)
アクセス:JR波子駅より徒歩10分
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「島根県立美術館」は“水と調和する美術館”をテーマとした、山陰地方最大規模の美術館。ここから観る宍道湖に沈む夕陽が「日本の夕陽百選」に選出されていて、その夕陽を鑑賞できるように、西側の窓は全面ガラス張りになっています。夕陽が鑑賞できるロビーは一般開放されているので、誰でも美しい夕景を望むことができますよ。
美術館の芝生広場には、「宍道湖うさぎ」名づけられた12羽の兔が展示されていて、縁結びのパワーがあると有名な観光スポットです。
<基本情報>
住所:島根県松江市袖師町1-5
電話番号:0852-55-4700
営業時間:
(3〜9月)10時〜日没後30分
(10〜2月)10時〜18時半
定休日:火曜日・年末年始(12月28日〜1月1日)
アクセス:JR松江駅からバスで約6分「県立美術館前」下車
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島根県松江市玉造町にある「玉造温泉」は、奈良時代に開湯され、松江藩主静養の地としても知られる由緒正しい温泉地。玉造の名前のとおり、勾玉などの製造が盛んだったため、町のあちこちに勾玉をモチーフにしたオブジェなどがあります。
玉造温泉の泉質は、ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉です。無色透明でにおい等のクセも無く、サッパリとしています。この源泉は、古くから美肌の湯としても有名で、化粧水代わりになるほどなんですよ。
<基本情報>
住所:島根県松江市玉湯町玉造
電話番号:0852-62-3300(松江観光協会 玉造温泉支部)
アクセス:JR玉造温泉駅からタクシーで約5分
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出雲といえば縁結びを求めて多くの女性が集まる観光地ですが、玉造温泉にも恋愛成就で有名なパワースポット「玉作湯神社」があります。
玉作湯神社の参拝は2つの石の霊力を利用して行う独特の参拝方法で、社務所で授かるのは「叶い石」。中の石の色は選べませんが、石のほうがあなたを選んでくれるのです。
神社前を流れる玉湯川に架かる、赤い欄干の「宮橋」も記念撮影ポイントとして人気があります。
<基本情報>
住所:島根県松江市玉湯町玉造508
電話番号:0852-62-0006
営業時間(社務所窓口):(平日)9時〜12時、13時〜17時(土日祝)8時半〜17時
アクセス:JR玉造温泉駅からタクシーで約5分
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隠岐諸島にある島後(隠岐の島町)の北西に位置する「ローソク島」は、天候などの条件が揃えば、その名の通り、ろうそくに明かりが灯ったかのような姿を見ることができる絶景スポット。ローソク島に沈む夕日を観に行くには、毎年3月から11月まで運航されている「ローソク島遊覧船」に乗る必要があります。
ローソク島は少しずつ根元部分の浸食が進んでいると言われています。自分の目で見てみたい!という方は、どうぞ早めのチャレンジを!
<基本情報>
住所:島根県隠岐郡隠岐の島町福浦
電話番号:08512-2-0787(隠岐の島町観光協会)
アクセス:西郷港から車で約40分、重栖港の福浦岸壁から出航
※終了後に島前へ移動する船はないので、隠岐の島町での宿泊が必須となります
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隠岐諸島は全体がユネスコのジオパークに認定されており、その風景の美しさはお墨付きです。その中でも西ノ島は、島の大自然が満喫できる絶景ポイントが目白押し!
西ノ島を代表する絶景の「摩天崖」は、ナイフで切り取ったような高さ257mの大絶壁。海につきだした部分には「通天橋」と呼ばれる岩の架け橋があり、どちらも長年の海食作用で大自然が創りだしたものです。海の蒼さと絶壁の力強さ、それに牧草の緑とのコントラストが美しい絶景スポットです。
<基本情報>
住所:島根県隠岐郡西ノ島町浦郷
アクセス(摩天崖遊歩道):七類港または境港から、フェリーまたは高速船に乗り「別府港」下船。別府港から車で約25分
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島根県松江市からバスで25分ほどのところにある「八重垣神社」は、神話『八岐大蛇(ヤマタノオロチ)』に登場する、素盞鳴尊(スサノオノミコト)と稲田姫命(イナタヒメノミコト)が夫婦となり、新居を構えた場所ということから縁結びの神社として知られています。
八重垣神社を有名観光地にしたのが、境内にある鏡の池でのコイン占いです。占い和紙にコインを載せて、沈むまでの時間で良縁の訪れを占うというもの。沈む時間が早ければ、良縁の訪れも早いと言い伝えられ、ご縁を求める多くの人が訪れます。
<基本情報>
住所:島根県松江市佐草町227
電話番号:0852-21-1148
営業時間:9時〜16時半
アクセス:JR松江駅からバスで約20分「八重垣神社」下車
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日本五大稲荷の一社「太鼓谷稲成神社(たいこだにいなりじんじゃ)」は、山々に囲まれ、その鮮やかな朱色の神殿とのコントラストが実に美しく、遠くからでも一目でわかるほど。表参道から続く朱塗りの千本鳥居も見事です。
「稲が成る」と書いて「稲成」と表記するのは唯一ここだけで、失せものがこの神社で祈願して出てきたことにより、願望成就の御神威が高いということで、当時のお殿様がつけたと言われています。
<基本情報>
住所:島根県鹿足郡津和野町後田409
電話番号:0856-72-0219
アクセス:JR山口線津和野駅から車で約5分
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石見銀山のある島根県大田市には、銀の道とその積出港として栄えた「温泉津(ゆのつ)」と呼ばれる温泉と港があるのをご存知でしょうか?
往時の佇まいを色濃く残すこのエリアは「石見銀山」と共に世界遺産として登録され、なかでも「温泉津温泉」は山陰地方でも指折りの湯質と湯量を誇る観光地です。
温泉津温泉には「薬師湯」「泉薬湯(せんやくとう)」という2か所の湯元があります。特に「薬師湯」は、日本温泉協会からオール5という最高の評価を得ている数少ない温泉です!
<基本情報>
住所:島根県大田市温泉津町温泉津
電話番号:0854-88-9950(大田市観光協会)
アクセス:温泉津駅からバスで約5分「温泉前」下車
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島根県の奥出雲といわれる雲南市にある「須我神社」から約2km離れた八雲山(御室山/みむろやま)の中腹に、奥宮として鎮座する「夫婦岩」。ここは大中小の磐座がまるで親子のように、迫力ある姿で鎮座しています。ここは古代祭祀場でもあり、昔から地元の人の崇敬の場所でもありました。
なかなかディープな場所なので、まずは一度須我神社に参拝してから向かいましょう。行き方は、須我神社で案内の地図をもらえますよ。
<基本情報>
住所:島根県雲南市大東町須賀
電話番号:0854-43-2906(須我神社 社務所)
アクセス:松江駅よりバスに乗り「須賀」バス停下車、徒歩30分
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島根県大田市の国立公園「三瓶(さんべ)山」は、6つの峰からなる活火山。『出雲国風土記』では国引き神話にも登場する由緒ある山です。
登山をはじめ、散策、サイクリング、キャンプ、バーベキューなど多彩なアウトドアアクティビティが楽しめるほか、周辺に点在する、三瓶温泉をはじめとした個性的な秘湯も魅力。麓には、噴火によって埋もれた4000年前の森がそのまま保存されている「さんべ縄文の森ミュージアム」があります。
<基本情報>
住所:島根県大田市〜邑智郡美郷町〜飯石郡飯南町
電話番号:0854-88-9950(大田市観光協会)
アクセス:山陰自動車道「大田中央三瓶山IC」より車で約30分
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「鰐淵寺(がくえんじ)」は島根半島の西側、北山の山中に位置するお寺。室町時代頃までは修験道の霊地として広く知られていた場所で、松江生まれの武蔵坊弁慶が様々な伝説を残している場所としても有名です。
周辺の自然はとても美しく、境内はその自然の中に溶け込んでしまっているかのような神秘的な雰囲気を醸し出しています。その自然の美しさが最高潮を迎えるのは秋!11月中旬から下旬にかけて開催される「紅葉まつり」に合わせて訪問するのがおすすめです。
<基本情報>
住所:島根県出雲市別所町148
電話番号:0853-66-0250
営業時間:8時〜16時15分
アクセス:一畑電車「雲州平田駅」より路線バスで約25分「鰐淵寺駐車場」下車、徒歩15分
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「津和野」は、“山陰の小京都”と呼ばれる美しい町並みが魅力。200mほど続く石畳沿いには、藩校養老館跡・郡役所跡など白壁やなまこ壁が美しい建物や、津和野カトリック教会などが建ち並び観光客の目を楽しませてくれます。
「津和野百景図」は、江戸時代の終わり頃の津和野の名所や風習、四季の景観や食文化などが描かれた百枚の絵と解説の付いた画集。その半数以上の風景が、現在の津和野でも目にすることができ、風習や食生活までも昔と変わらない形で残っていることが評価され、日本遺産にも選定されました。
<基本情報>
住所:島根県鹿足郡津和野町後田イ66-1(津和野駅内観光案内所)
電話番号:0856-72-1771(津和野駅内観光案内所)
アクセス:中国自動車道「六日市IC」から車で約40分
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「島根ワイナリー」は、国道431号線沿いにある地元産ワインの大型テーマパーク。出雲市大社町は、全国でも有数のハウスぶどうの名産地で、その良質なぶどうを生かしオリジナルブランドのワインの製造を行っています。
出雲市内随一の品揃えを誇るお土産コーナーには、ワインはもちろん、スイーツや和菓子、島根の特産品などが揃っていて、お土産選びにピッタリ!運転をしない方は、試飲コーナーでテイスティングも楽しめます。
<基本情報>
住所:島根県出雲市大社町菱根264-2
電話番号:0853-53-5577
営業時間:10時〜17時
アクセス:出雲大社から車で約5分
石見銀山は信仰の場所としても、大きな役割を果たしていました。銀山で働いて亡くなった人々とその先祖の霊を供養するため、江戸時代に発願されたのが、こちらの「羅漢寺(らかんじ)」。石工たちが25年の歳月をかけて彫り上げた、五百羅漢が安置されているお寺です。
左右の石窟の中に250体ずつ安置されている五百羅漢像は、さまざまな表情と姿勢をしているのが特徴。泣いていたり、笑っていたり、天を仰いでいたりと、その様子は愛らしささえ感じさせてくれます。
<基本情報>
住所:島根県大田市大森町イ804
電話番号:0854-89-0005
営業時間:9時〜17時
定休日:不定休
アクセス:JR大田市駅からバスで約28分「大森」下車すぐ
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島根県・出雲地方と言えば、出雲大社に象徴される古代出雲世界の地。なかでも、「荒神谷遺跡」は、加茂岩倉遺跡と並び、古代出雲世界のありようを考えるのに欠かせない遺跡です。
遺跡が発見されるきっかけとなったのは、広域農道の建設。1984年に周辺を発掘したところ、近くから358本もの大量の銅剣が見つかりました。翌年に銅鐸6個、銅矛16本も出土。これらは、現在、国宝に指定されています。
現在、遺跡とその周辺は「荒神谷史跡公園」として整備されていて、園内には荒神谷遺跡の概要を学べる「荒神谷博物館」も設置されています。
<基本情報>
住所:島根県出雲市斐川町神庭873番地8
電話番号:0853-72-9044
アクセス:出雲市駅から車で約20分
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島根県安来市にある「清水寺(きよみずでら)」は、1400年以上の歴史を誇る由緒正しい寺院。境内には山陰唯一の三重の塔をはじめ、貴重な文化財が多数保存されています。
清水寺のシンボルとも言える三重の塔は、高さ約33メートルの総ケヤキ造り。安政6年(1859年) に建立され、島根県の有形文化財に指定されている大変貴重な木造建築です。
京都の清水寺と同じく、お花見スポットとしても有名なので、春に訪れるなら外せない観光地スポットです。
<基本情報>
住所:島根県安来市清水町528
電話番号:0854-22-2151
営業時間:9時〜17時
アクセス:山陰自動車道「安来IC」より車で約10分
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島根県西部と広島県北西部にて伝わる「石見神楽」は、古来からの伝統芸能でありながら、豪華絢爛な衣装と、時に見る者の度肝を抜くような大胆なパフォーマンス、そしてわかりやすいストーリーが魅力。2019年には、日本の伝統・文化を語るストーリーとして「日本遺産」に登録されました。
様々な会場で石見神楽にふれられますが、初心者には2019年3月にオープンした石見神楽専用劇場「舞乃座」での鑑賞がおすすめ。石見地方の食材をふんだんに使ったグルメを味わいながら鑑賞できるのもうれしいですね。
<基本情報>
住所:島根県江津市後地町3348-113
電話番号:090-8065-0002 ※公演中などで電話に出られない場合あり
定期公演:
(第1・3日曜日)16時〜18時
(第2・4金曜日)20時〜21時
アクセス:JR黒松駅からバスで約5分「道の駅サンピコ」下車すぐ
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“石見銀山遺跡とその文化的景観”として世界遺産に登録され、歴史的な町並みが残る島根県大田市大森町。その大森町の氏神として、大国主命(おおくにぬしのみこと)が祀られているのが「城上神社(きがみじんじゃ)」です。
拝殿内には、一際目を引く、極彩色の天井絵“鳴き龍”。龍の描かれた天井の下に立ち、手を叩くと“リン、リン”と澄んだ音が聞こえます。聞こえにくい場合には、少し強めに区切って柏手を打ってみてくださいね。
<基本情報>
住所:島根県大田市大森町イ1477
アクセス:JR大田市駅よりバスで約26分「大森代官所跡」下車、徒歩3分
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奥出雲の船通山を源流とし、宍道湖へと流れる「斐伊川」は、ヤマタノオロチ伝説と密接に関わっています。
斐伊川は古くから度々洪水を起こしていました。この荒ぶる川をオロチにみたて、治水していく様子がスサノオがオロチを退治したという伝説となったと言われています。
斐伊川堤防には800本ものソメイヨシノが植えられていて、桜の名所としても人気。夏になると水位が低くなり、堆積した砂がまるで龍のウロコのように浮かび上がります。
<基本情報>
住所:島根県奥出雲町船通山〜島根県松江市宍道湖
アクセス:JR木次駅から徒歩1分(斐伊川堤防桜並木)
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「平田本陣記念館」は、島根県出雲市に復元されている江戸時代の豪商屋敷です。この地方特有の出雲流庭園を中心に、豪華な建築物や装飾品の展示などさまざまな見どころがある施設となっています。
なかでも、額縁で切り取ったような日本庭園の風景は必見!来館者がゆっくりと鑑賞できるように椅子が設置されており、心ゆくまで庭園を眺められるようになっています。
<基本情報>
住所:島根県出雲市平田町515番地
電話番号:0853-62-5090
営業時間:9時〜17時
定休日:火曜日、年末年始、展示替日
アクセス:一畑電鉄「平田本陣記念館入口」下車後、徒歩7分
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旧暦の10月(神無月)、出雲大社に全国八百万の神様が集まるという言い伝えは有名ですが、島根県には10月以外でも観光に集まりたくなる魅力がいっぱいです。
さすが「神々の国」だけあって、神社、パワースポットの多さは日本トップクラス!温泉や川など思いがけないところに神話にまつわるエピソードが隠れているので、神話を巡る旅もおすすめです。知る人ぞ知る良質の温泉が多いので、秘湯巡りなども温泉好きにはたまりません。
「縁結び」とは男女の縁だけではなく、人を取り巻くあらゆるつながりを結ぶことと言われています。島根県と皆さんが、旅を通じてすばらしいご縁で結ばれますように。
(文・広島らっこ)
2024年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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