宮城県の北東端の太平洋沿岸に位置する三陸のリアス式海岸の地形に恵まれた人気観光地、気仙沼。太平洋に面していることから壮大な景色が楽しめるこの場所では、JR気仙沼駅や魚市場などの定番観光地を巡ったり、気仙沼リアス・アーク美術館も楽しめます。LINEトラベルjp ナビゲーターが徹底現地取材した、おすすめ観光スポットをご紹介します。
「JR気仙沼線」は宮城県の石巻市にある前谷地駅から、南三陸町を経て気仙沼駅に至る全長72.8キロのローカル線です。震災により大きな被害を受けていましたが、気仙沼線は2012年8月よりBRT(Bus Rapid Transit:バス高速輸送システム)という新システムで仮復旧を果たしました。かつての路線をバスで通るというユニークなシステムを楽しんでみてはいかかでしょうか。 この写真の記事を見る ≫
「しごと場・あそび場ちょいのぞき」は文字通り気仙沼市内にあるしごと場やあそび場をちょっとだけのぞいて体験できるミニツアーです。気仙沼ならではのしごと場・あそび場のプログラムがなんと10種類以上も用意されており、家族で楽します。その季節にあったプログラムも用意されています。
<基本情報>
電話番号:0226-25-7115
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「リアス・アーク美術館」は気仙沼の町を見下ろす高台にあります。ここにしかない東日本大震災の直後から、自らも被災した学芸員たちが2年にわたって命懸けで撮った被災写真や収集した被災物の数々が展示されています。学芸員が被災現場から拾い集め、展示されている被災者の家財や思い出の品を、ここでは「被災物」と呼んでいます。
<基本情報>
住所:宮城県気仙沼市赤岩牧沢138-5
電話番号:0226-24-1611
開館時間:午前9:30〜17:00(最終入館 16:30)
休館日:月・火・祝日の翌日(土日を除く)
アクセス:気仙沼駅から気仙沼西高行きバスで約30分、リアス・アーク美術館下車
写真提供:リアス・アーク美術館
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「唐桑半島ビジターセンター」は気仙沼市の東部に位置する「唐桑半島」の先端にあります。唐桑半島の自然や人々の暮らしの歴史を紹介する施設。3・11以降は東日本大震災に関するパネル展示も多数設置、また日本最初となる「津波体験館」も併設しており、津波の疑似体験を通じてその恐ろしさを伝える役割も担っています。
<基本情報>
住所:宮城県気仙沼市唐桑町崎浜4-3
アクセス:東北自動車道一関ICより国道284号・国道45号経由で約1時間30分
気仙沼市街地から国道45号線利用で約30分
開館時間:8:30〜16:30
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震災を乗り越え、海と生きる気仙沼!圧巻の魚市場と出船送りby 風祭 哲哉
「魚市場」は気仙沼の中心にあり、毎日大量に水揚げされる旬の魚介類が、市場の広い構内にズラリと並ぶ景観は圧巻の一言です。朝7時に入札が行われるので、その時間に一番多くの魚が並んでいます。また、観光ボランティアガイドによる案内ツアーもあります。ですが日曜日を中心として、魚市場の休日がありますのでご注意下さい。
<基本情報>
住所:宮城県気仙沼市魚市場前8-25
電話番号:0226-22-7110
アクセス:電車の場合、一ノ関から大船渡線で1時間10分
車の場合、一関ICから国道284郷で1時間20分
写真提供:気仙沼つばき会
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気仙沼はユニークなJR気仙沼線があり、震災関連の施設も観光することができます。震災で大きな被害を受けましたが、少しずつ復興を進めています。潮風を感じながら、魚市場などの活気のある気仙沼の姿を目で見て、体感してみてはいかがでしょうか。
2018年10月の現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事を書いたナビゲーター
トラベルjp 編集部
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