皆さんはモンゴルといえば何を思い浮かべますか?どこまでも広がる雄大な草原、空一面に広がる星など、大自然を満喫できる国というイメージが強いですよね。
実はそれだけではなく、モンゴルには独特な雰囲気をまとうチベット仏教の寺院や、全長約40mもある巨大なチンギスハーン像など、歴史が感じられるスポットもたくさんあります。
今回は元旅行会社スタッフのトラベルjpナビゲーター 木内つばめが、モンゴルに行ったらぜひ訪れたい人気観光スポットをご紹介します。『VIVANT』のロケ地も要チェック!
政府宮殿の正面に広がる「スフバートル広場(チンギスハーン広場)」は、ウランバートル屈指の観光名所。広場内にはチンギスハーンの像があり、外国人観光客だけでなく、多くのモンゴル人も訪れます。さまざまなイベントが行われるほか、軍事パレードなどの重要な行事が開催される場所です。
周囲にはモンゴル国立博物館や国立オペラ劇場などがある、ウランバートルの中心部となるスポット。TBSドラマ『VIVANT』のロケ地としてもおなじみです。
<基本情報>
住所:Peace Avenue Ulaanbaatar
アクセス:ウランバートル駅から車で約20分
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スフバートル広場の横にある「国立オペラ劇場」は、モンゴル伝統の曲と舞踏が楽しめる場所。モンゴル各地の色鮮やかな民族衣装に身を包んだ踊りや、馬頭琴の調べを堪能することができます。
演目の中で特に注目したいのが、モンゴル独自の歌唱法である“ホーミー”の生歌。低くうなる声ととても高い声の2つを1人で同時に出すという、かなりの訓練が必要な技法です。聴き終わった後は、つい真似したくなるでしょう。
<基本情報>
住所:Ghengis Kahn Square, Ulaanbaatar
アクセス:スフバートル広場から徒歩すぐ
公式サイト(外部リンク)
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ウランバートルでお土産を探すなら、旧国営デパートの「ノミンデパート(State Department Store)」がおすすめ。モンゴルで最も歴史があり、規模が大きいデパートです。6階のお土産売り場には革製品や馬頭琴、モンゴル書道・絵画の作品などが豊富にそろいます。中でもイチオシは、軽くてお土産に持ち帰りやすいフェルト製品。このほか、1階のスーパーでバラマキ用にぴったりなお菓子やお酒などを購入できます。
<基本情報>
住所:CHD - 3 khoroo, Ulaanbaatar
アクセス:スフバートル広場から徒歩約15分
公式サイト(外部リンク)
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モンゴルの主な宗教はチベット仏教。そのチベット仏教の総本山が「ガンダン・テクチェンリン寺(ガンダン寺)」です。
チベット仏教らしい外観はもちろんですが、内部も必見。巨大な観音像が祀られており、見応えがあります。ガンダン寺に参拝するモンゴル人の姿を見ていると、モンゴルの宗教観を体感することができます。
<基本情報>
住所:Bayangol district, 16th Khoroo Ulaanbaatar City
アクセス:チンギスハーン国際空港から車で約30分
公式Instagram(外部リンク)
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モンゴルでは、はるか以前から信仰されていたシャーマニズムも未だ息づいています。ウランバートルから車で約20分のところには、“オボー”という交信のための柱が建てられた「シャーマンの聖地」があり、さまざまな祈りの儀式が執り行わています。
またオボーの近くの小高い岩山には、「イフ・チェンゲリン・アム(Ikh Tengeriin Am)のペトログリフ」という、紀元前3000年頃の壁画と古代文字が残されています。神秘的なスポットに興味のある方はぜひ訪れてみてくださいね。
<基本情報>
住所:Dunjingarav Street, Ikh Tengeriin Am, Bogd Khan Uul, Ulaanbaatar
アクセス:ウランバートル中心部から車で約20分
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ブランドショップや映画館のあるショッピングスポット「フンヌモール(Hunnu Mall)」は、モンゴルで近代的なお買いものを楽しめる場所。この1階の吹き抜けには、なんと本物の恐竜化石の全身骨格標本が展示されています。
ダイナミックな3体の恐竜化石は、いずれも南ゴビから運ばれたもの。ウランバートル市内には恐竜博物館もありますが、ショッピングモールで本物の恐竜の化石が見られるというギャップがたまりませんね。
<基本情報>
住所:Naadamchdyn street, Khan-Uul, Ulaanbaatar
アクセス:ウランバートル中心部から車で約30分
公式サイト(外部リンク)
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600段超の階段を登ったところにそびえ立つ、巨大な兵士の像とモニュメント「ザイサン・トルゴイ(Zaisan Tolgoi)」は、旧ソ連軍の偉業を称えるために建設されました。
ここはウランバートル市街が一望できる場所としても有名。展望台の中央には灯火台「トルガ」があり、周囲の壁にはモンゴル軍と旧ソ連軍が共に歩み平和を勝ち取ったというサクセスストーリーがモザイク画で表現されています。
<基本情報>
住所:Zaisan Tolgoi(Zaisan Memorial) hill, 11th, Khan-Uul district, Ulaanbaatar
アクセス:市内バス「ザイサン」行きに乗車し、終点で下車
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日本人としてぜひ訪れてほしい「ダンバダルジャー日本人墓地」。第二次大戦の敗戦直後、旧ソ連軍の捕虜となりシベリアへ移送隔離されて強制労働させられた日本軍兵士。祖国から遠く離れたモンゴルの地で命ついえた、その日本人たちの魂が眠る場所です。
ウランバートル市内には当時の日本人捕虜らが築いたモンゴル証券取引所や国立中央図書館、市役所など現役で活躍する建築群を見ることができます。ぜひ近くを通った際には、彼らの偉業と今ある平和をかみしめてください。
<基本情報>
住所:Dambadarjaa Memorial complex of Japanese soldiers, Ulaanbaatar
アクセス:ウランバートル中心部から車で約40分
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1733年頃、チベット仏教僧によって建てられた「マンズシル寺院」。20の僧院と300人もの僧侶が暮らす一大仏教寺院でしたが、1930年代の宗教弾圧により、原形を留めないほどに破壊されてしまいました。無残な姿になってしまった寺院遺跡が今もなお残されています。
物悲しさ漂う祠からは、スイスのような美しい景観が眺めることができます。時の流れが生み出したコントラストは、不思議な感覚を与えてくれるでしょう。
<基本情報>
住所:Manzushir, Bogd Khan Mountain, Zuunmod, Tov Province
アクセス:ウランバートル市内から車で約1時間
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ウランバートルから日帰りツアーでも行ける「ホスタイ国立公園」は、野生動物の宝庫。中でも注目は野生馬の“タヒ(モウコノウマ)”。タヒは一度は絶滅しかけた馬ですが、ホスタイ国立公園で保護・繁殖に成功。タヒが悠々と暮らす姿は、まさにモンゴルの原風景です。
<基本情報>
住所:Tariat valley, Argalant sum, Tuv aimag(Hustai tourist resort)
アクセス:チンギスハーン国際空港から車で約1時間40分
公式サイト(外部リンク)
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「テレルジ国立公園」は、ウランバートルから北東50km程の場所にある国立公園。春から夏にかけては緑に覆われ、標高2,000m級の山々に囲まれた渓谷には高山植物が咲き誇ります。7月以降はエーデルワイスの花畑を見ることも!
敷地内にはアリヤバル寺院や巨大な亀岩など、見どころがたくさん。モンゴル遊牧民の伝統住居ゲルに宿泊できるツーリストキャンプも複数あります。
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テレルジ国立公園では、乗馬体験をすることもできます。モンゴルの馬は、日本の道産子に似ていて、高さがなく、小さいのが特徴。そのため、初心者でも乗りやすいと評判です。冬は犬ぞり体験もできますよ!
<基本情報>
住所:Terelj National Park, Mongolia
アクセス:ウランバートルから車で約2時間
公式サイト(外部リンク)
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かつて圧倒的な戦闘力で世界を征服したモンゴルの覇者チンギス・ハーン。その巨大な騎馬像が見られるのが「チンギスハーン騎馬像テーマパーク」です。
2008年に完成したこの像は台座も含めて全長約40mと世界最大級。モンゴルの人々にとってどれだけ偉大な人物かが伺えます。騎馬像のたてがみは展望台になっており、そこからチンギス・ハーンのご尊顔、そしてモンゴル平原を一望できます。
<基本情報>
住所:Chinggis Khaan Statue Complex, Tsonjin Boldog, Ulaanbaatar
アクセス:テレルジ国立公園から車で約30分
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ウランバートル郊外、エルデネ村の「13世紀村」は、モンゴル帝国時代の生活文化を再現したテーマパークです。敷地内ではフェルト作りや馬頭琴の演奏などの体験が可能。レストランでは13世紀当時を再現した伝統料理が味わえます。
宿泊できる本格的なゲルも完備!電気、Wi-Fiのない空間で非日常体験を楽しんでみては?
<基本情報>
住所:HQCV+XWV, Arkhust
アクセス:ウランバートルから車で約2時間
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モンゴルの世界遺産、“オルホン渓谷の文化的景観”はウランバートルから西へ約300kmの場所にあり、広大な勢力圏を持っていたモンゴル帝国時代の首都カラコルムもその一部に含まれます。
カラコルム遺跡の中で一番の見どころは、モンゴル最古のチベット仏教寺院「エルデニゾー」。100を超える白い仏塔に四角く囲まれており、遠景からして印象的。カラコルムの街に入ると、エルデニゾーがすぐにわかるくらいの独特な雰囲気を放っています。
<基本情報>
住所:Kharkhorin, monglia
アクセス:ウランバートルからバスで約6時間
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エルデニゾーの近くには、日本のODAによって建設された「カラコルム博物館」があります。この博物館では新石器時代以降の遺跡や国々の変遷の歴史などを知ることができます。
栄華をきわめた時代のカラコルムの再現模型を見ると、現在との違いにびっくり。都市の繁栄と衰退を現実味を持って体感することができます。
<基本情報>
住所:Khushuu Tsaidam Rd, Kharkhorin
アクセス:ウランバートルから車で約6時間
公式サイト(外部リンク)
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「ツァガーン・スワルガ」は、モンゴル版グランドキャニオンともいえる絶景スポット。赤と白のマーブル模様の地層が剥き出しになった台地で、自然の彫刻とも言えるような美しさを形成しています。
特に朝日が斜面を真っ赤に染めあげる瞬間は息をのむ光景。大地が織りなす大迫力のショーは感動的です。
<基本情報>
住所:Tsagaan Suvarga, Ulziit soum, Dundgovi province
アクセス:ウランバートルから車で約12時間
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「フブスグル湖」はモンゴル最大の淡水湖。世界的にも珍しい古代湖の一つで、その透明度はバイカル湖に次いで世界第二位と言われています。晴れた日には水面に空の青さが映り込み、夜にはここで満天の星を眺めることもできます。
また湖周辺には野鳥をはじめとする多様な野生生物が生息しています。双眼鏡があるとより充実した時間を楽しめるでしょう。
<基本情報>
住所:Murun Province
アクセス:チンギスハーン国際空港から飛行機で約1時間でムルン空港へ。ムルン市内から車で約3時間(湖が広いため、ツアー参加がおすすめ)
提供元:Pixabay
https://pixabay.com/ja/モンゴルから中国にかけて広がる「ゴビ砂漠」は、TBSドラマ『VIVANT』のロケ地となり一躍脚光を浴びた観光スポット。ウランバートルからゴビ砂漠観光の拠点となるダランザドガドまでは、バスで7時間ほどかかります。
砂丘を訪れたりラクダに乗ったりと、砂漠でアクティビティを楽しむならツアー参加がおすすめ。実際に遊牧民が暮らすゲルを訪問して、生活や文化を学べるツアーも人気です。
2025年6月現在、成田・関空(夏季のみ)からウランバートルまで直行便が運航しています。直行便利用なら最短4日間でも楽しめますが、ウランバートル郊外の観光スポットも回るなら、5日間以上は日程を取りたいところ。5日間のモデルコースをご紹介します。
<1日目>
日本からウランバートルへ。夕食がてらウランバートル中心部を散策
<2日目>
チンギスハーン騎馬像テーマパークを観光後、テレルジ国立公園へ。夜は星空観賞を楽しみ、ツーリストキャンプのゲルで宿泊
<3日目>
乗馬体験を楽しんだ後は、午後にウランバートルへ。スフバートル広場周辺を観光
<4日目>
ザイサン・トルゴイなどウランバートル市内を観光、ノミンデパートでショッピング
<5日目>
ウランバートルから日本へ
初めてのモンゴル旅行なら、ウランバートルにプラスしてテレルジ国立公園でモンゴルの自然と文化を楽しむプランがおすすめ。鉄道が好きな方は4日目に、モンゴル縦貫鉄道に1時間30分ほど乗車して、マンダル駅まで行くプチ鉄道旅を組み込んでもいいでしょう。
また、ウランバートル市内にはチョイジンラマ寺院博物館やチンギス・ハーン博物館、ボグドハーン宮殿博物館などミュージアムが多いので、行きたい施設が含まれる市内観光ツアーに参加すると効率よく回れます。
都市部を満喫しつつゲルにも泊まりたい、という方は、HSハーンリゾートホテル(HS Khaan Resort)など、ウランバートル郊外のラグジュアリーなゲルに滞在するプランがおすすめです。
写真提供:HS Khaan Resort
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草原や星空などの大自然を思い切り楽しみながら、魅力的な歴史的建築物も目にすることができるモンゴル。特にチベット仏教の寺院からは、モンゴルの宗教観や文化を肌で感じることができます。
なお、毎年7月に開催されるモンゴル最大の祭典「ナーダム(Naadam)」の期間は多くのお店が休業するので、この時期の旅行を計画する際はご注意を。モンゴル相撲、弓、競馬のイベントが国内各所で行われるので、モンゴル文化を肌で感じたい方は、あえてこの時期を狙ってみてもいいかも?
2025年6月の現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
(文:トラベルjp ナビゲーター 木内つばめ)
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