モンゴル観光で行くべき!おすすめスポット15選 大自然も街歩きも!

モンゴル観光で行くべき!おすすめスポット15選 大自然も街歩きも!

更新日:2024/11/08 14:21

トラベルjp 編集部のプロフィール写真 トラベルjp 編集部

皆さんはモンゴルといえば何を思い浮かべますか?どこまでも広がる雄大な草原、空一面に広がる星空など、大自然を満喫できる国というイメージが強いですよね。

実はそれだけではなく、モンゴルには独特な雰囲気をまとうチベット仏教の寺院や、全長約40mもある巨大なチンギスハーン像など、歴史が感じられるスポットもたくさんあります。

今回は元旅行会社スタッフのトラベルjpナビゲーター 木内つばめが、モンゴルに行ったらぜひ訪れたい人気観光スポットをご紹介します。

1.テレルジ国立公園

1.テレルジ国立公園
大川原 明

遊牧民体験を堪能!大草原のモンゴル・テレルジ国立公園ツーリストキャンプby 大川原 明

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「テレルジ国立公園」は、ウランバートルから北東50km程の場所にある国立公園。敷地内には、モンゴル遊牧民の伝統住居ゲルに宿泊出来るツーリストキャンプが複数あります。

ゲル宿泊ツアーはモンゴルの醍醐味を味わえる体験!夜になると大自然のど真ん中で無数の星が煌めく夜空を見上げることができます。モンゴルで見る満天の星空は、一生の思い出になること間違いなしです。 この写真の記事を見る ≫

1.テレルジ国立公園
大川原 明

遊牧民体験を堪能!大草原のモンゴル・テレルジ国立公園ツーリストキャンプby 大川原 明

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テレルジ国立公園では、乗馬体験をすることもできます。モンゴルの馬は、日本の道産子に似ていて、高さがなく、小さいのが特徴。そのため、初心者でも乗りやすいと評判です。

<基本情報>
住所:Terelj National Park, Mongolia
アクセス:ウランバートルから車で約2時間 この写真の記事を見る ≫

2.チンギスハーン騎馬像テーマパーク

2.チンギスハーン騎馬像テーマパーク
Mayumi Kawai

悠久のモンゴル高原に巨像立つ!チンギス・ハーン騎馬像テーマパークby Mayumi Kawai

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かつて圧倒的な戦闘力で世界を征服したモンゴルの覇者チンギス・ハーン。その巨大な騎馬像が観られるのが「チンギスハーン騎馬像テーマパーク」です。

2008年に完成したこの像は台座も含めて全長約40mと世界最大級。モンゴルの人々にとってどれだけ偉大な人物かが伺えます。騎馬像のたてがみは展望台になっており、そこからチンギス・ハーンのご尊顔、そしてモンゴル平原を一望できます。

<基本情報>
住所:Chinggis Khaan Statue Complex, Tsonjin Boldog, Ulaanbaatar, Mongolia
アクセス:テレルジ国立公園から車で約30分 この写真の記事を見る ≫

3.チンギスハーン広場

3.チンギスハーン広場
大川原 明

チンギスハーンの国!モンゴルの首都ウランバートルで訪れたい5つの場所!by 大川原 明

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ウランバートルの中心部にある観光スポット「チンギスハーン広場」。広場内にはチンギスハーンの像があり、外国人観光客だけでなく、多くのモンゴル人も訪れる場所です。

チンギスハーンはモンゴル人にとって民族の誇り。そのため、結婚式の際には、新郎新婦がチンギスハーン広場を訪れます。タイミングがあれば、その光景を見ることもできるでしょう。

<基本情報>
住所:Peace Avenue Ulaanbaatar, Mongolia
アクセス:ウランバートル駅から車で約20分 この写真の記事を見る ≫

4.国立オペラ劇場

4.国立オペラ劇場

草原の国モンゴルの大都会!ウランバートルで半日あれば楽しめる市内観光厳選スポット

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チンギスハーン広場の横にある「国立オペラ劇場」は、モンゴル伝統の曲と舞踏が楽しめる場所。モンゴル各地の色鮮やかな民族衣装に身を包んだ踊りや、馬頭琴の調べを堪能することができます。

演目の中で特に注目していただきたいのが、モンゴル独自の歌唱法である“ホーミー”の生歌。低くうなる声ととても高い声の2つを1人で同時に出すという、たいへん訓練された技法です。聴き終わった後は、つい真似したくなるでしょう。

<基本情報>
住所:Ghengis Kahn Square, Ulaanbaatar, Mongolia
アクセス:チンギスハーン広場から徒歩すぐ この写真の記事を見る ≫

5.ガンダン寺

5.ガンダン寺
大川原 明

チンギスハーンの国!モンゴルの首都ウランバートルで訪れたい5つの場所!by 大川原 明

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モンゴルの主な宗教はチベット仏教。ウランバートル市内に数あるチベット仏教寺院の中で最も由緒正しいのが「ガンダン寺」です。

チベット仏教らしい外観はもちろんですが、内部も必見。巨大な観音像が祀られており、見応えがあります。ガンダン寺に参拝するモンゴル人の姿を見ていると、モンゴルの宗教観を体感することができます。

<基本情報>
住所:Bayangol district, 16th Khoroo Ulaanbaatar City, Mongolia
アクセス:チンギスハーン国際空港から車で約30分 この写真の記事を見る ≫

6.シャーマンの聖地とイフ・チェンゲリン・アムのペトログリフ

6.シャーマンの聖地とイフ・チェンゲリン・アムのペトログリフ
Mayumi Kawai

ショッピングモールに恐竜も?モンゴル・ウランバートル穴場探訪by Mayumi Kawai

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現在モンゴルではチベット仏教が主流ですが、はるか以前から信仰されていたシャーマニズムも未だ息づいています。ウランバートルから車で約20分のところには、“オボー”という交信のための柱が建てられた「シャーマンの聖地」があり、さまざまな祈りの儀式が執り行わています。

またオボーの近くの小高い岩山には、「イフ・チェンゲリン・アム(Ikh Tengeriin Am)のペトログリフ」という、紀元前3000年頃の壁画と古代文字が残されています。神秘的なスポットに興味のある方はぜひ訪れてみてくださいね。

<基本情報>
住所:Dunjingarav Street, Ikh Tengeriin Am, Bogd Khan Uul, Ulaanbaatar
アクセス:ウランバートル中心部から車で約20分 この写真の記事を見る ≫

7.フンヌーモール

7.フンヌーモール
Mayumi Kawai

ショッピングモールに恐竜も?モンゴル・ウランバートル穴場探訪by Mayumi Kawai

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ブランドショップや映画館のあるショッピングスポット「フンヌーモール(Hunnu Mall)」。モンゴルで近代的なお買いものを楽しめる場所ですが、この一階の吹き抜けには、なんと本物の恐竜化石の全身骨格標本が展示されています。

ダイナミックな3体の恐竜化石は、いずれも南ゴビから運ばれたもの。ウランバートル市内には恐竜博物館もありますが、ショッピングモールで本物の恐竜が見れるというギャップがたまりませんね。

<フンヌーモールの基本情報>
住所:Naadamchdyn street, Khan-Uul, Ulaanbaatar この写真の記事を見る ≫

8.ザイサン・トルゴイ

8.ザイサン・トルゴイ
Mayumi Kawai

ショッピングモールに恐竜も?モンゴル・ウランバートル穴場探訪by Mayumi Kawai

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600超の階段を登ったところにそびえ立つ、巨大な兵士の像とモニュメント「ザイサン・トルゴイ(Zaisan Tolgoi)」。旧ソ連軍の偉業を称えるために建設されたもので、モンゴル軍と旧ソ連軍が共に平和を勝ち取ったというサクセスストーリーが伺える場所です。

ここはウランバートル市街が一望できることでも有名。高層ビルや住宅地が山肌まで迫って開発されいる景色からは、モンゴルの都市化が進んでいることを感じさせられます。

<基本情報>
住所:Zaisan Tolgoi(Zaisan Memorial) hill, 11th, Khan-Uul district, Ulaanbaatar
アクセス:市内バス「ザイサン」行きに乗車し、終点で下車 この写真の記事を見る ≫

9.ダンバダルジャー日本人墓地

9.ダンバダルジャー日本人墓地
Mayumi Kawai

ショッピングモールに恐竜も?モンゴル・ウランバートル穴場探訪by Mayumi Kawai

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日本人としてぜひ訪れてほしい「ダンバダルジャー日本人墓地」。第二次大戦の敗戦直後、旧ソ連軍の捕虜となりシベリアへ移送隔離されて強制労働させられた日本軍兵士。祖国から遠く離れたモンゴルの地で命ついえた、その日本人たちの魂が眠る場所です。

ウランバートル市内には当時の日本人捕虜らが築いたモンゴル証券取引所や国立中央図書館、市役所など現役で活躍する建築群を拝むことができます。ぜひ近くを通った際には彼らの偉業と今ある平和をかみしめてください。

<基本情報>
住所:Dambadarjaa Memorial complex of Japanese soldiers, Ulaanbaatar
アクセス:ウランバートル中心部から車で約40分 この写真の記事を見る ≫

10.マンズシル寺院

10.マンズシル寺院
Mayumi Kawai

ここモンゴル?スイスのような美しき絶景寺「マンズシル寺院」by Mayumi Kawai

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1733年頃、チベット仏教僧によって建てられた「マンズシル寺院」。20の僧院と300人もの僧侶が暮らす一大仏教寺院でしたが、1930年代の宗教弾圧により、原形を留めないほどに破壊されてしまいました。無残な姿になってしまった寺院遺跡が今もなお起こされています。

物悲しさ漂う祠からは、なんとスイスのような美しい景観が広がっています。時の流れが生み出したコントラストは、不思議な感覚を与えてくれるでしょう。

<基本情報>
住所:Manzushir, Bogd Khan Mountain, Zuunmod, Tov Province, Mongolia
アクセス:ウランバートル市内から車で約1時間 この写真の記事を見る ≫

11.ホスタイ国立公園

11.ホスタイ国立公園
SAORI GRAPH

野生馬「タヒ」に会いに行こう!モンゴル・ホスタイ国立公園by SAORI GRAPH

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ウランバートルから日帰りツアーでも行ける「ホスタイ国立公園」は、野生動物の宝庫。中でも注目していただきたいのが野生馬の“タヒ(モウコノウマ)”。タヒは一度は絶滅しかけた馬ですが、ホスタイ国立公園での保護・繁殖が成功。タヒが悠々と暮らす姿は、まさにモンゴルの原風景です。

<基本情報>
住所:Tariat valley, Argalant sum, Tuv aimag(Hustai tourist resort), Mongolia
アクセス:チンギスハーン国際空港から車で約1時間40分 この写真の記事を見る ≫

12.エルデニゾー

12.エルデニゾー

モンゴルの古都カラコルムの「エルデニゾー」でチベット仏教に触れる

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広大な勢力圏を持っていたモンゴル帝国時代の首都・カラコルム。そこには「エルデニゾー」というモンゴル最古のチベット仏教寺院があります。

エルデニゾーは100を超える白い仏塔に四角く囲まれており、遠景からして印象的。カラコルムの街に入ると、エルデニゾーがすぐにわかるくらい独特な雰囲気を放っています。

<基本情報>
住所:Kharkhorin, monglia
アクセス:ウランバートルからバスで約6時間 この写真の記事を見る ≫

13.カラコルム博物館

13.カラコルム博物館

モンゴルの古都カラコルムの「エルデニゾー」でチベット仏教に触れる

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エルデニゾーの近くには、日本のODAによって建設された「カラコルム博物館」があります。この博物館では新石器時代以降の遺跡や国々の変遷の歴史などを知ることができます。

栄華をきわめた時代のカラコルムの再現模型を見ると、現在との違いにびっくり。都市の繁栄と衰退を現実味を持って体感することができます。

<基本情報>
住所:Khushuu Tsaidam Rd, Kharkhorin
アクセス:ウランバートルから車で約6時間 この写真の記事を見る ≫

14.ツァガーン・スワルガ

14.ツァガーン・スワルガ
Mayumi Kawai

絶景!モンゴル版グランドキャニオン「ツァガーン・スワルガ」by Mayumi Kawai

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「ツァガーン・スワルガ」は、モンゴル版グランドキャニオンともいえる絶景スポット。赤と白のマーブル模様の地層が剥き出しになった台地で、自然の彫刻とも言えるような美しさを形成しています。

特に朝日が斜面を真っ赤に染めあげる瞬間は息をのむ光景。大地が織りなすショーは感動的です。

<基本情報>
住所:Tsagaan Suvarga, Ulziit soum, Dundgovi province, Mongolia
アクセス:ウランバートルからは車で約12時間 この写真の記事を見る ≫

15.フブスグル湖

15.フブスグル湖

提供元:Pixabay

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「フブスグル湖」はモンゴル最大の淡水湖。世界的にも珍しい古代湖の一つで、その透明度はバイカル湖に次いで世界第二と言われています。晴れた日には水面に空の青さが映り込み、夜にはここで満天の星空を眺めることもできます。

また湖周辺には野鳥をはじめとする多様な野生生物が生息しています。双眼鏡があるとより充実した時間を楽しめるでしょう。

<基本情報>
住所:Murun Province
アクセス:チンギスハーン国際空港から飛行機で約1時間でムルン空港へ。ムルン市内から車で約3時間(湖が広いため、ツアー参加がおすすめ)

モンゴル観光はこれでキマリ!

草原や星空などの大自然を思い切り楽しみながら、魅力的な歴史的建築物も目にすることができるモンゴル。特にチベット仏教の寺院からは、モンゴルの宗教観や文化を肌で感じることができます。ぜひ、モンゴルで刺激あふれる旅を計画してみてくださいね。

2024年11月の現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

(文:トラベルjp ナビゲーター 木内つばめ

掲載内容は執筆時点のものです。

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