小江戸「川越」は、ノスタルジックな蔵造りの街並みが魅力的な観光地。近年は、お洒落なカフェやパワースポットも増えており、訪日外国人からも注目を集めています。内からのアクセスも抜群で、日帰り旅行にも最適。
ここでは、元旅行会社スタッフのトラベルjp ナビゲーター Nami Kita が現地取材を基に、おすすめ観光スポットや川越ならではのグルメ情報をご紹介いたします。
提供元:街画ガイド
http://komekami.sakura.ne.jp/まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような、蔵造りの街並みが残る「川越一番街」。重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。瓦屋根に黒しっくいの壁、分厚い観音開きの扉が並ぶ通り沿いには、数多くの飲食店や土産物屋がズラリ。
中でも1792年に建てられた大沢家住宅は周辺では最古の建物で、国の重要文化財にも指定されています。
<基本情報>
住所:埼玉県川越市幸町
アクセス:西武新宿線・本川越駅から徒歩10分
東武バス(神明町車庫行、桶川行、城西川越高校行 他)「一番街」にて下車
公式サイト(外部リンク)
東武東上線の川越駅から徒歩15分。「時の鐘」は、江戸時代の初期から町の人々に時を告げてきた川越のシンボルです。環境庁主催の「残したい日本の音風景100選」に選出され、今もなお現役稼働。鐘が鳴るのは毎日午前6時・正午・午後3時・午後6時の計4回です。訪れれば、あたたかみのある音色に川越の歴史を感じることできるはずですよ!
<基本情報>
住所:埼玉県川越市幸町15番地7
アクセス:西武新宿線「本川越駅」から徒歩15分
JR川越線・東武東上線「川越駅」から「蔵の街経由バス」乗車、「一番街」バス停で下車、徒歩2分
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1500年の歴史を持ち、縁結びのパワースポットとして知られる「川越氷川神社」。出雲大社の縁結びの神様と同じ「大己貴命(おおなむちのみこと)」が祀られています。地元だけでなく、全国からの参拝客が絶えない人気の神社。毎年夏には境内に約1500個の江戸風鈴が飾られる“縁むすび風鈴”という祭事が行われます。
<基本情報>
住所:埼玉県川越市宮下町2-11-3
電話番号:049-224-0589
アクセス:川越駅から東武バス・7番乗場「川越氷川神社」下車徒歩0分
公式サイト(外部リンク)
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“おくまんさま”の呼び名で地元の人々から親しまれている「川越熊野神社」。天正18年(1590年)に神社の道向かいにある蓮馨寺の二世然誉文応僧正(ねんよぶんおうそうじょう)が熊野信仰の聖地である紀州熊野から勧請したことがはじまりです。明治2年、神仏分離により蓮馨寺から独立することで、現在の熊野神社に。
銭洗い弁財天が祀られており、宝池でお金を洗うと金運アップのご利益があるといわれています。
<基本情報>
住所:埼玉県川越市連雀町17-1
電話番号:049-225-4975
アクセス:西武新宿線・本川越駅から徒歩7分
公式サイト(外部リンク)
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メイン通りである蔵造りの街並みからちょっと外れた場所に位置する「菓子屋横丁」は、お菓子を製造販売する店舗や駄菓子屋さんの並ぶストリート。明治初期から変わらぬどこか懐かしい雰囲気が魅力です。甘い香りがふんわり漂うことから環境省の定める“かおり100選”にも選出。食べ歩きやお土産ショッピングが楽しめます。
<基本情報>
住所:埼玉県川越市元町2丁目
アクセス:JR・東武東上線「川越駅」下車バスにて「菓子屋横丁」下車すぐ
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扇谷上杉持朝が長禄元年(1457)に太田道真(資清)・道灌(資長)父子ら家臣達に命じて築城した「川越城」。県指定文化財の本丸御殿は江戸時代末の弘化3年(1846)に二ノ丸御殿が火災で焼失してから建てられました。櫓跡や掘跡といった様々な遺構もみどころ。川越を訪れたらぜひとも立ち寄りたいスポットです。
<基本情報>
住所:埼玉県川越市郭町2-13-1
電話番号:049-222-5399(川越市立博物館)
アクセス:JR川越線・川越駅もしくは西武新宿線・本川越駅下車
東武バス「札の辻」より徒歩8分
営業時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:毎週月曜日(休日の場合は翌日)、第4金曜日(休日は除く)
年末年始(12月29日から1月3日)
入館料金:一般100円(80円)、高校生・大学生50円(40円)、中学生以下無料
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1000年もの歴史を誇る「川越八幡宮」。当時の有名武士・源頼信が、この場所で必勝を祈願したところ三日三夜で敵陣を鎮圧できたことから創祀されたと伝わります。境内では目の神様にぐち聞き様などユニークな神様が。本殿のすぐ右横にある御神木「タラヨウ」の木の葉っぱにお願いごとを書くと願いが叶うと言われる話題のスポットです。
<基本情報>
住所:埼玉県川越市南通町19-3
電話番号:049-222-1396(9:00〜17:00)
アクセス:西武新宿線・本川越駅より徒歩7分
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1200年近くの長い歴史を持つ「川越大師 喜多院」は、10以上もの建築物や展示物が国指定重要文化財に指定されている、江戸文化財の宝庫。中でも徳川家光誕生の間のある客殿や春日局化粧の間のある書院、日本三大東照宮のひとつ仙波東照宮がその代表格です。
石仏がズラリと並ぶ五百羅漢は迫力満点!天明2(1782)年から約50年間にわたって建立されました。
<基本情報>
住所:埼玉県川越市小仙波町1-20-1
電話番号:049-222-0859
アクセス:西武新宿線・本川越駅より徒歩15分
公式サイト(外部リンク)
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喜多院の直ぐ南方に位置する「仏地院(中院)」、正式名称・天台宗別格本山中院。古くは星野山無量寿寺仏地院と呼ばれ、鎌倉時代の終わり頃に喜多院に天海僧正が来往するまでは、この地の中心的な寺院であったと言われています。
境内には川越市の文化財に指定された島崎藤村ゆかりの茶室・不染亭があり、現在は茶道を楽しむ人々も。桜の名所としても名高く、春には多くの花見客で賑わいます。
<基本情報>
住所:埼玉県川越市小仙波町5-15-1
アクセス:西武新宿線・本川越駅から徒歩12分
公式サイト(外部リンク)
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“川越のお不動さま”と親しまれている「成田山 川越別院」は、江戸時代末に石川照温師によって開創されたお寺。成田山新勝寺の最初の別院でもあり、御本尊は不動明王です。
祈願をすればどんなご利益でも受けることができると言われる、川越で人気のパワースポット。毎月28日には蚤の市が開催され、約100店ほどの出店で賑わいます。
<基本情報>
住所:埼玉県川越市久保町9-2
電話番号:049-222-0173
アクセス:西武新宿線・本川越駅から徒歩20分
公式サイト(外部リンク)
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江戸時代の頃から川越の名物として知られるさつまいも。現在でもさつまいもを利用した食べ物が数多く販売されています。蔵造りの町並みにある「川越プリン」は、川越初のプリン専門店。地元産のサツマイモを練り込んだ、川越ならではのプリンが食べられます。
さつまいも味のプリンに、川越芋のモンブランソフトをのせた「どんだけ〜芋プリン」は、食べ歩きに特化した人気のメニュー。観光のお供に最適です。
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さつまいもを揚げた「おいもチップ」は、素材の自然な甘さが味わえる食べ歩きフード。時の鐘から30メートル程の場所にある「小江戸おさつ庵」で購入できます。
シンプルな塩味の他にもバラエティ豊かなディップソースが販売されていることも人気のポイント。パリパリとした食感が癖になります。
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サツマイモやパンなどを配合した餌を食べて育つ小江戸黒豚。そんなブランド豚を使用した「長〜いソーセージ」は、一番街の札ノ辻交差点近くにあるハム・ソーセージ工房「ミオカザロ」で購入できます。
ジューシーな粗びきソーセージに至福のひとときを。長〜いソーセージをパンで挟んだ「黒豚ドッグ」も、お腹を満たしてくれる一品です。
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街並みを思う存分に堪能するもよし、お洒落なカフェ巡りを楽しむもよし!小江戸川越には多種多様な楽しみ方が待ち受けています。都内からのアクセスも良いので、気軽に立ち寄ることができるのも嬉しいポイント。川越観光の際は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね!
(文: Nami Kita)
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